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2013年01月17日の記事は以下のとおりです。

中国版味千ラーメンが減退傾向

中国の味千ラーメンが2012年に40店舗前後閉店していることが判明しました。
反日デモによる襲撃やボイコットに、上海市でスープ原料を巡る虚偽宣伝で行政処分を受けたことなどが響いたのだそうで↓

http://megalodon.jp/2013-0116-2024-25/sankei.jp.msn.com/world/news/130116/chn13011617480010-n1.htm
>  【上海=河崎真澄】中国で600店以上をチェーン展開する日本式の「味千(あじせん)ラーメン」が昨年、北京市や湖北省、福建省などで合わせて40店前後を閉店していたことが16日、分った。
>
>  地元紙によると、
昨年9月に暴徒化した反日デモや日本製品ボイコットの影響で、“日本ブランド”で知られる「味千」への客足が遠のいた。2014年に中国でチェーンを千店にする計画だったが、実施は1年以上延期される見通し。
>
>  10年の反日デモでは店舗が暴徒の襲撃対象となった。11年にはラーメンのスープ原料をめぐる虚偽宣伝で上海市工商局から行政処分を受けるなど、
中国で逆風が強まっていた。
>
>  味千ラーメンは熊本に本社を置く重光産業のチェーン。中国には1995年に進出し、香港法人が中心となって展開してきた。日系外食チェーンの店舗数では中国で最大規模という。

中国もつくづく「目先の反日」しか見えていないのだなぁ、としか思えない事象ですね。
中国の味千ラーメンというのは熊本本家の重光産業ではなく、重光産業とは資本関係がほとんどない香港系の企業でしかなく、そんな不買運動など展開したところで大打撃を受けるのは当の中国自身なのですが。
味千本家の重光産業は、味千中国ホールディングスの数%程度の株式を保有し、年間1.5億~2億程度のライセンス料や技術指導料などを受け取っているだけでしかないのですし。
中国の味千ラーメンの経営者も従業員も全て中国人なのに、それを攻撃して反日を誇示している「つもり」になっている中国人達の、何と浅はかなことでしょうか(苦笑)。
重光産業自身は中国への進出にあまり乗り気ではなかったとのことですが、一連の反日暴動や今回の件などを考えると、まさに先見の明があった以外の何物でもないでしょうね。
下手に中国に進出などしていたら、進退窮まってボロボロになっていたこと必至でしたし、今この時期にまさにそういう事態に陥っている日本企業って少なくないですからねぇ(-_-;;)。
私個人としても、熊本を代表するラーメン屋のひとつが消失するなんて事態は避けてもらいたいところです。

下手に日本ブランドを掲げたがために災禍を被っている味千中国ホールディングスは実にお気の毒としか言いようがありませんが、中国の反日な風潮は一体いつまで続くことになるのでしょうか?

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