実は田中芳樹はマイナー映画の愛好家だった?
http://twitter.com/adachi_hiro/status/292834969280192512
<田中芳樹さんがマイナー映画が好きって言う話。同じような感覚を持つ人たちを集めて、それぞれが自分の推薦する映画のビデオを持ち寄って鑑賞する会を開いたら面白そう、と思ったけど、立ちあわされるのは私だと気付いて辞めた。>
田中芳樹って、実は映画そのものが嫌いなのではないかとすら私は考えていたくらいなのですけどね。
何しろ、過去にはこんなタワゴトをくっちゃべっていた経緯もあるわけで↓
イギリス病のすすめ・文庫版 P185
<田中:
政権交代があることを当然と思ってるところと、現実にないところではね、意識が全然違う。ぼくは映画の「インディペンデンス・デイ」に見られるようなアメリカ人のセンスをなにかと言うと笑い話のネタにしてるけども……。(笑)
土屋:
うん、ぼくもそうだから。(笑)>
アメリカの1映画、それも全体的な傾向を代表しているわけでもない作品を論って「アメリカ人のセンス」なるものを嘲笑っている人間のどこに、映画に対する理解や愛情などといったものが存在するのかと、何度も私は考えざるをえなかったくらいなのですが。
ディズニー映画についても、「既存作品の借り物」「独創性がない」などと散々な評価を叩きつけまくっていましたし。
田中芳樹は映画というものが大嫌いで、極端なことを言えば「映画のポスターを見ただけで映画批評をやっている」レベルの人間であろうとすら、私は偏見混じりに見做していたくらいだったのですけどね(苦笑)。
田中芳樹の映画評というのは、映画を観賞する手間すら惜しむ人間が、巷に溢れる俗説的な映画レビューをコピー改変しながら適当に殴り書きしたようなシロモノでしかなかったのですから(爆)。
そんな田中芳樹が実はマイナー映画の愛好家だったとは、逆の意味で驚きですね。
一体どんな映画が好みだったのやら。