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2013年01月29日の記事は以下のとおりです。

「スターウォーズ」既存シリーズ作品の3D映像化が延期

「スターウォーズ」シリーズのエピソード2と3の3D映画版公開が、事実上の無期限延期になったそうです。
表向きは「エピソード7の製作に専念するため」と発表されていますが、去年公開されたエピソード1の3D版の興行収入があまり芳しいものではなかったことも背景にあるとのことです↓

http://www.cinematoday.jp/page/N0049785
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] 3D版『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の公開を延期するとルーカスフィルムが発表した。これらは2010年9月に発表された『スター・ウォーズ』全6作を最新の3Dでよみがえらせるという企画の一部で、2013年秋に全米公開されることが決まっていた。
>
>  延期決定の理由は、新作『スター・ウォーズ:エピソードVII(原題) / Star Wars: Episode VII』に集中するためとのこと。ルーカスフィルムは「われわれは現在、ファンが満足できる作品にするために『エピソードVII』に100パーセントの力を注いでいます」との声明を発表している。
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『スター・ウォーズ』シリーズ3D化企画の第1弾『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D』は昨年公開されたが、興行収入は全米で4,345万6,382ドル(約35億円)と振るわなかった。また、人気キャラクター「ヨーダ」をパペットからCGに差し替えるなどの改変が熱狂的ファンを激怒させていたこともあり、3D版を延期し、新作に打ち込むというのはベストな選択といえそうだ。(数字はBox Office Mojo調べ・1ドル80円計算)
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>  
『スター・ウォーズ:エピソードVII(原題)』の監督には、「LOST」などで知られるJ・J・エイブラムスが決定。ディズニーがルーカスフィルムを買収した際には公開は2015年と発表されたが、エイブラムス監督の起用によって公開時期は流動的になったと報じられている。(編集部・市川遥)

この辺りはやはり、「既存作品を3D化しただけで劇場公開」という手法自体に無理があったと評さざるをえないところでしょう。
過去作品の復習なんてレンタルDVDでも充分間に合っているのに、わざわざ劇場に、それも3D料金増しなどという条件で映画館に足を運ぶ物好きなんて、この不況時にそうそういるわけもないわけで。
「スターウォーズ」シリーズにそれなりの固定ファンがいることを勘案しても、こんな「取らぬ狸の皮算用」的なことを一体誰が考えついたのやら。

「スターウォーズ」全シリーズに限らず、全く何の儲けにもならず誰も得をしない既存映画の3D改変版は、可能なことなら今後も一切劇場公開しないでもらいたいところですね。
アレが上映されるだけで、映画館の貴重なスクリーンのひとつが占有され、結果として新作映画がその分ワリを食らうことになるのですから。
ただでさえ大都市圏と比べて映画公開事情がお寒い地方では、スクリーンの減少は死活問題にもなりかねないのですし。
どうにもハリウッド映画業界では、3D映像が「金のなる木」であるかのごとく見られているような気配すらありますね。
そんなのは既に効力を失った幻想の類に過ぎないのですから、いいかげんそんな固定観念から目を覚ましてもらいたいところではあるのですが。

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