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2013年03月31日の記事は以下のとおりです。

銀英伝舞台版で二転三転するキャスト問題

銀英伝舞台版第三章「内乱」が、3月31日から4月13日まで東京の青山劇場で公演されています。
原作2巻の救国軍事会議クーデターをメインに扱っている今回の舞台、さて肝心の出来は如何ほどのものになるのでしょうか?

銀英伝舞台版は、外伝舞台における主要登場人物(特にラインハルト役の)キャストの二転三転ぶりが悪い意味で話題になっていますからねぇ。
そりゃ、本伝舞台に比べれば規模が小さな外伝舞台で大物俳優を使うわけにはいかないのでしょうけど、ここ1年程はそれが大きな仇となって、舞台全体の評価まで大きく下げる惨状を呈している始末です。
本伝舞台レベルの公演を頻繁に繰り広げるような経済的余裕はさすがにないのでしょうし、かといって1年に1度の公演では継続的な宣伝という観点から言ってもマズいのでしょうから、規模が小さい外伝舞台もそれなりの重要性はあるのでしょうけど。
当初から本伝とは別に外伝舞台もこなす予定だったのであれば、本伝・外伝を問わず、一貫して同じ配役で舞台公演ができるようなキャスト構成を最初から考えておくべきだったのではないかぁ、とは外野の視点から見る限りでは思わずにいられないところなのですが。
一定の話題性や集客が必要だから本伝舞台で大物俳優を使う、という戦略自体は充分に妥当なものではあるのでしょうけど、外伝舞台のみならず本伝舞台でさえもキャストが二転三転するのではねぇ。

銀英伝舞台版も、既に第三章まで展開しているのですから、本伝舞台ももう原作10巻のラストまで突き進むつもりではあるのでしょう。
しかし、そこまで舞台を続けるのであれば、キャストの二転三転問題はそろそろ解消させないと、今後の舞台にも暗い影を落とすことになりかねないのではないかと。
本伝と外伝でどうしても一貫性のあるキャスト構成が無理なのであれば、いっそどちらかを捨てる、という選択肢も真剣に検討すべきなのではないですかねぇ。

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