「髑髏城の花嫁」7月31日時点進捗状況
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/07/post-223c.html
<本人としては、次に編集さんにお渡しするときは、第3章と第4章をまとめてお渡ししたいなあ、と言っていました。頑張ってほしいです。はい。>
これまでの「髑髏城の花嫁」の執筆状況をまとめてみると、4月で初荷、6月に第2章まで完成、そして8月は3章の終わり~4章の始め付近?を執筆中ということになるのですが……。
何と言うか、今までにないくらい執筆のスピードが遅いですね。
創竜伝13巻などは、刊行3ヶ月前のイラク戦争の社会評論があったことから、執筆開始から3~4ヶ月前後で完成したと推察されますし、田中小説版キング・コングなども同じくらいの時間で完成しています。
「髑髏城の花嫁」の前巻となる「月蝕島の魔物」も、その前に刊行されたアルスラーン戦記12巻の発売日から換算すると、約8ヶ月で完成し刊行されています。
それに対し「髑髏城の花嫁」は、「らいとすたっふ」社長氏のブログを読む限りでは今年に入ってからずっと執筆を続けているはずなのに、全8章の未だ半分にも到達しない始末。
ただでさえ去年は体調不良とやらでロクに執筆していないというのに、それから回復してさえこの惨状って……。
下手すると、今年は田中芳樹直筆の作品が1作も出ない年になってしまうかもしれませんね(T_T)。
ストレス解消目的の薬師寺シリーズも、かつては筆がノリにノって仕方がないと言わんばかりの刊行ペースだったというのに、ここ2年半ほどは続巻が止まった挙句、垣野内成美女史によるマンガに追いつかれてしまう始末ですし。