民主党&カンガンス内閣の支持率急落
フジテレビ系「新報道2001」の首都圏世論調査によると、自民党の政党支持率が民主党のそれを5ヶ月ぶりに上回ったのだそうです↓
さらに、菅直人ことカンガンス内閣の支持率も急落しているのだとか↓
私個人としては、政治を行う際に支持率を気にするのはナンセンスであると考えています。
政治的結果と国民の支持というのは必ずしも連動しているものではなく、立派な政治的結果を挙げていても国民からソッポを向かれることもあれば、政治がズタズタな惨状を呈しているにもかかわらずパフォーマンスだけで国民から好かれる、ということが事実としてありうるからです。
今回の支持率低下は、人民解放軍野戦軍司令官の肩書を持つ小沢一郎の起訴問題や、中国漁船衝突事件における対応の支離滅裂ぶりが主な要因となっているわけですが、これと全く同じパターンの支持率低下が、かつての自民党政権時代には「カップラーメンの値段」だの「ボールペンのキャップ」だのといったシロモノで発生していたわけです。
また、政党や内閣の支持率が、マスコミ毎にその調査方法が全く異なることから、10%近くも数値に差が出る結果になったりする、というのも今更言うまでもない有名な話でしょう。
その時その時の国民の気分、もっとはっきり言えば「空気」やマスコミの調査方法などで、政治的結果と関係なくいくらでも変わってしまう支持率などというシロモノは、せいぜい「ひとつの目安」程度に考えておけば良いだけのものでしかありえないのです。
ただ、そういう支持率をあたかも絶対的な神託であるかのごとく神聖視し、ことある毎にかつての自民党政権の挙げ足取りを行い、執拗なまでに政権交代を迫った民主党や日本のマスコミにとって、今回の結果はまさに因果応報もいいところでしょうね(^-^)。
連中が今更「政治的結果と国民の支持率は全く別物だ」などという正論を主張したところで、誰も聞く耳など持ちはしないでしょう。
そもそも民主党は肝心要の政治的結果すらマトモに出せていないわけですし(苦笑)。
民主党の支持率アップに少なからず貢献してきたであろう「事業仕分け」とやらも、回数が嵩むにつれて加速度的にメッキが剥がれてきていますからねぇ。
今後民主党がどこまで「堕ちていく」のか、心の中でせせら笑いつつ、生暖かい目で見守っていこうと思います(爆)。