SEOの完成形のひとつであるgoogleサイトリンク
- 2010/12/21 00:00
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
googleには「サイトリンク」と呼ばれるものが存在します。
「サイトリンク」とは、特定の検索キーワードで1位表示されたウェブサイトの個別ページへのショートカットリンクを表示する機能のことです。
具体的には、以下のようなリンク表示のことを指します↓
「サイトリンク」は、サイトがgoogle 独自のアルゴリズムによって「ユーザーに頻繁に利用されている」「ユーザーの役に立っている」と判断された場合のみ自動生成される傾向にあります。
「サイトリンク」は全てのサイトで表示されるわけではありません。
「サイトリンク」は「特定キーワードで検出されやすい&アクセス数が多い」サイトに生成される傾向にあるため、必然的にアクセス数が多い有名サイトには生成されることが多々あります。
しかし、それも絶対な法則というわけではなく、マイナーな検索キーワードでしか表示されないサイトで生成されることもあれば、誰もが知っている大手サイトで全く出現しない事例も少数ながらあったりします。
また、2chやTwitter、ニュース速報系などといった「頻繁に更新が行われアクセス数も多いサイト」では、検索結果が2位以下であっても「サイトリンク」が付加表示されることがあります。
ただ、「サイトリンク」が表示されるサイト=googleに認められているサイトとして一般的に評価される傾向があるのは間違いないでしょう。
「サイトリンク」が検索結果に表示されると単純に見栄えも良いですし、自サイトにおける複数の個別ページで検索上位を独占することもできるようになります。
「サイトリンク」の生成はSEOの完成形ないしは最終到達地点とすら呼べるものであり、また「あの」googleから特別待遇を受けているということで相当なブランディング効果が期待できます。
営利企業の公式サイトなどにとって「サイトリンク」は、まさに垂涎の的といえるものでしょう。
タナウツSEOでも「googleサイトリンクの獲得」は大きな目的のひとつとなっていて、そのためにサイト改造等の様々なSEOをこれまで行ってきたのですが、そのかいあってか、今年の12月に入った頃になってめでたくタナウツでもサイトリンクが設置できるようになったんですよね。
「田中芳樹を撃つ」でgoogle検索をすると、タナウツサイトの検索表示に「サイトリンク」が付加されていることを確認することができます↓
実は2010年12月20日時点では、あの「らいとすたっふ」公式サイトでさえ「サイトリンク」は未だ生成されていません。
「らいとすたっふ」でgoogle検索すると当然のようにあの公式サイトが1位表示されるのですが、そこには「サイトリンク」が存在しないのです↓
「らいとすたっふ」が持つ「公式」という肩書の重さと権威ぶりは、サーチエンジンの世界でも如何なく発揮されており、タナウツ以上の検索上位表示を実現させています。
にもかかわらず「サイトリンク」が存在しない、という事実を鑑みれば、タナウツの「サイトリンク」付加はSEO的にはなかなかの好成績であると考えて良いでしょう。
まあ現時点では、「田中芳樹を撃つ」以外の検索キーワードで「サイトリンク」を表示させることはできないのですけどね(T_T)。
本当は「田中芳樹」検索で「サイトリンク」が表示されるようになれば万々歳なのですが。
日本におけるサーチエンジン市場の98%が、互いに手を組んだgoogleとYahoo!Japan連合によって占められている現状では、googleが持つ「サイトリンク」のブランディング効果は今後ますます重要なものとなっていくのではないでしょうか。