1月14日はキルヒアイスの誕生日
1月14日は、銀英伝の登場人物であるジークフリード・キルヒアイスの誕生日です。
キルヒアイスといえば、現在公演中の銀英伝舞台版で配役として出演している崎本大海の身長問題が何かと取り沙汰されることが多い昨今ですが、さて、舞台における彼の活躍は果たして如何ほどのものなのでしょうか?
私は舞台を直接観に行くことができないので、当面公演DVDの発売待ちということになりますが。
銀英伝舞台版といえば、今頃になって気づいたのですが、総合監修という立場にあるらしい田原正利なる人物のブログの11月27日以降の記事に、銀英伝舞台版について言及されているものがいくつかあったようで。
2010年11月27日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-68.html
2010年12月7日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-71.html
2010年12月8日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-72.html
2010年12月9日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-73.html
2011年1月6日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-75.html
2011年1月7日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-76.html
2011年1月9日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-77.html
2011年1月12日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-79.html
これによると、舞台初日は少なからぬトラブルもあったのだそうで。
リアルタイムにチェックできなかったのが今となっては悔やまれますね(苦笑)。
それと、キルヒアイスといえば私個人にとっては結構思い出深いエピソードがひとつあるので、それについて少し。
キャリアソフトというゲームメーカーが開発したゲームソフトに「ラングリッサー」というシリーズ作品があります。
その3作目となる「ラングリッサーⅢ」のエンディング後に聴くことができる声優さんのフリートークの中に「作中の登場人物のひとりであるエマーリンクというキャラクターがキルヒアイスを元ネタに作られた」という主旨の発言があるんですよね。
作品名については何も言及されてなかったのですが、「キルヒアイス」でメジャーな存在といえば銀英伝のアレ以外にはありえないわけで、「ああ、ラングリッサーシリーズって田中作品から元ネタを抽出していたのね」と納得することしきりでした。
何しろ、「ラングリッサー」シリーズはその全作品に田中作品にある元ネタを加工して採用しているとしか思えない設定やストーリーが大量に存在していて、田中作品のファンであればネタ探しだけでも楽しめること請け合いなのですから。
特に「ラングリッサーⅣ」のパクリ具合は凄まじく、設定どころかキャラクターデザインからしてヤンそっくりの登場人物や、「アンジェリナ」という人名からしてマヴァール年代記のヒロインまんまの女性キャラクターがいたり、ストーリーは銀英伝1巻~2巻の流れをほぼ踏襲していたり、ラスボスはルビンスキー親子の設定が反映されていたりと、ゲーム性もさることながらそのパクリ内容だけで十二分に楽しめた作品だったりします。
「ラングリッサー」の後継ゲーム作品となっている「グローランサー」シリーズにもまた「ラングリッサー」ばりに田中作品からのパクリネタがあちこちに散見されるため、キャリアソフトの製作陣は絶対田中作品の愛読者に違いないという確信までもったものです。
舞台化についても言えることですが、小説に留まらず他の媒体や他作品にも波及するだけの影響力を持つ辺り、何やかや言っても往年の田中芳樹の小説は優れた質を誇る作品だったと言えるでしょう。
そんな田中芳樹が何故、他作品からパクリまくった薬師寺シリーズのごとき作品などを書き殴っているのか、私は今もって全く理解することができないのですが。
田中芳樹が大好きであろう「独創性」という観点から見たら「あの」創竜伝にすら遠く及ばない作品ですからねぇ、アレって。
葵猫
昨日、一昨日とトークショー付きの舞台銀英伝、楽しく楽しく鑑賞して参りました。
衣装にもっとお金かけてくれたらとか、お稽古にもう少し時間かけてくれたらとか色々思うところもありますが、舞台そのものは大変楽しめました。
立ち見席まで一杯の満員御礼状態でした。
一緒に行った友人たち共々、双璧編も行くことに決定しました。
松坂君、舞台のセリフに慣れてない感じ(この辺、お稽古に時間かけると違うんですよね。舞台長い白羽さんなんかは自然に上手いです。)ですが、ほぼ出ずっぱりに近い役を熱演、日々上手くなってる感じです。
踊る双璧はカッコ良かったですし、キルヒアイスは身長はあまりきにならず(姿勢は初日以降気をつけてるようです)むしろ長身のラインハルトの一歩後ろで芯の強さをみせてくれました。
絶命シーンは泣いてる方多数、私もうるっときました。
おじさま方は流石と言う感じで、特に皇帝陛下ははまり役で素敵でした。
心残りはコロスの動きを二階席から観られなかった事。
なかなか画期的で、特にヴェスターランドの表現は目を見張るものがありました。
役作り的唯一の不満は、ヒルダに凛々しさが足りず、女の子っぽ過ぎたことでしょうか。
昨日は皆でキルヒアイスの誕生日をお祝いしたりもしました。
本物のケーキにエアろうそくwでしたが、ハッピーバースデーを客席皆で歌いました。