1月17日は阪神・淡路大震災記念日&竜堂兄弟の誕生日
1月17日は阪神・淡路大震災記念日であり、同時に創竜伝の竜堂兄弟一同の誕生日です。
両者がたまたま同じ日ということを田中芳樹はよくネタにするのですが、今年は1995年の阪神・淡路大震災から16年目に当たります。
阪神・淡路大震災は、それまでの日本の危機管理がまるで杜撰極まりないシロモノであったという事実を白日の下に晒してくれたという点で、実は創竜伝にとっても大打撃な災厄だったりします。
何しろ、創竜伝がそれまで散々強調していた「自衛隊は軍国主義の象徴」論は、阪神・淡路大震災で完全に瓦解してしまい、それまで刊行されていた9巻までの社会評論はその正当性を壊滅的になくしてしまったわけなのですから。
ただ、田中芳樹はそれでも反省どころかメゲることすらなく、軽々と掌を返して今度は10巻および13巻で阪神・淡路大震災における自衛隊および日本政府の対応を「人命軽視」「非常識」と罵り倒していたりします(苦笑)。
まあさすがの田中芳樹にも一定の羞恥心はあるようで、創竜伝は2003年の13巻刊行以降、全く新刊を出さないようにしているようなのですが。
何しろ、2006年には新刊を刊行すると「らいとすたっふ」社長氏が公式に表明していたにもかかわらず、1年後には何ら事情説明すらなく一方的に撤回する始末でしたからねぇ(笑)。
1巻初刊行から今年で24年目に突入しているにもかかわらず、一向に完結の目処が立たない創竜伝。
その14巻が刊行される日は果たして本当に来るのでしょうか?