Facebookの世界総ユーザー数6億人突破と今後の対日戦略
- 2011/01/25 21:00
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
世界最大のSNSであるFacebookの総ユーザー数が6億人を突破し、日本国内限定のアクティブユーザー数も200万人の大台に到達しました。
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2011/01/facebook6200-1d.html
ここ1ヶ月ほど180万人前後で停滞していたアクティブユーザー数が突然200万人を突破したのは、やはり映画「ソーシャル・ネットワーク」の宣伝効果が少なからず貢献しているのでしょうか?
Facebookは2012年に株式上場するとの噂も囁かれていますし、まさに「飛ぶ鳥を落とす」勢いといったところですね↓
http://megalodon.jp/2011-0125-2032-57/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000273-yom-bus_all
ただ現時点では、Facebookの隆盛はあくまでも「日本を除いて」という注釈がついてしまうのが何とも言えないところですね。
同じく日本に進出していながら、世界第2位のアクティブユーザー数と投稿数を誇るTwitterとは、対日戦略のやる気と成果が雲泥の差です。
日本3大SNSであるmixi、GREE、モバゲータウンの牙城を崩すためには、Facebookにしかない「売り」と「使いやすさ」が必要になると思うのですが、今のFacebookにそんなものはありませんし。
Facebookが日本で広まらない要因としてよく挙げられる「実名登録」については、言われているほどに徹底しているルールではありませんし、かつてのmixiも実名推奨主義を取っていながら今の形に落ち着いたわけですから、それほど大した障害にはならないでしょうが、私が以前論じていた「言語の壁」の問題はそういうわけにはいきませんからねぇ。
今回の一時的なプチブームに乗じて、どこまで対日本人向けのアプリやサービスを充実させられるのか?
それが、Facebookの今後の対日戦略の成否を左右することになるのではないでしょうか。