現代の「フォーク准将」を地で行くカンガンス
東日本大震災における福島第一原発事故の対処について、菅直人ことカンガンスが「私は原子力に強いんだ」と自称した挙句、「最悪の事態になったら、東日本がつぶれることも想定しなければならない。そういうことに対する危機感が非常に薄い」とひたすら東京電力に八つ当たりする発言を繰り出したのだそうです↓
……一体誰のせいで今の惨状を招いているのか、当のご本人はまるで理解できていないのではないですかね?
地震直後の初動対応でこいつが無為無用な政治パフォーマンスを目的に「陣頭指揮」にこだわった挙句、現場を引っ掻き回すようなことをしなければ、早期に解決した可能性だってありえたかもしれないのですが↓
http://megalodon.jp/2011-0317-0121-53/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n1.htm
http://megalodon.jp/2011-0317-0133-56/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n2.htm
http://megalodon.jp/2011-0317-0136-43/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n3.htm
カンガンスが実際にやったことはといえば、現場の活動を妨害しつつ、東電の社員を怒鳴りまくっただけではありませんか。
一連の愚劣な言動の数々からは、「最悪の事態」とやらを想定しているようにはとても見えないのですけどね。
無能なくせに自分の無能ぶりを自覚せず、やたらと動き回りたがる居丈高な上司など、誰にとっても有害無益以外の何者でもないでしょう。
そこに来て「私は原子力に強いんだ」などとまでほざくサマは、まるで銀英伝の「フォーク准将」をリアルで見ているかのような錯覚にすら襲われてしまいましたよ。
そのうちこいつは突然転換性ヒステリー症でも引き起こし、盲目になって倒れてしまったりするのではないですかね(爆)。
この未曾有の国難に際して、こんな「売国無能」な阿呆と、こんな阿呆を首相に据えた民主党が政権を担っていることは、日本にとって大変不幸なことであるとしか言いようがないのですが。
それにしても、今回の原発問題におけるカンガンスの言動ほど、田中芳樹御用達の持論である「お前が戦争に行け」論の破綻ぶりを実地で証明している事例もないですね。
確かにカンガンスは、放射能汚染というリスクを背負いつつ現地に直接赴き、「陣頭指揮」に当たったわけなのですが、その結果はというと「何もしない方がマシだった」としか評しようのない惨状を呈している始末です。
最高指揮官たる政治家が「前線」に出たところで全く無意味、それどころか有害ですらあることを、カンガンスは見事に実証してのけたわけです。
リアルで実例ができてしまった以上、今後田中芳樹はもはや愚論と化した「お前が戦争に行け」論は振り回さない方が良いのではないかと私は思えてならないのですが、当の田中芳樹自身は果たしてどう考えているのでしょうかね。