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映画「SP 革命篇」が震災の影響で赤字必至

映画「SP 革命篇」が震災の影響で赤字の危機に直面しています。
公開前日に震災が発生し話題性が全てそっちに持っていかれ、イベントも中止された挙句、「自粛」ムードで客足も鈍く、最終的な収益は15億円(前作「SP 野望篇」の半分)もいけば御の字という惨状なのだとか↓

http://megalodon.jp/2011-0328-1747-29/news.livedoor.com/article/detail/5446479/

せっかくTVで「SP 革命前日」やスペシャルアンコール特別編を放送して前準備も万端に整えていたというのに、公開前日になってあの震災ですからねぇ(T_T)。
映画の成功は公開1週間の観客動員&興行収益が全てを決めると言っても良いのですが、その1週間で盛大にコケる羽目になってしまったのですから。
私が公開初日に熊本の映画館で観賞した際には観客も多かったのですが、被災地となってしまった東北・関東地方では当然それどころではなかったでしょうし。
作品そのものはストーリー・演出共にハリウッドにも引けを取らない良作であるだけに、その不運なめぐり合わせが何とも惜しまれてならないですね。

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コメント

葵猫

こんばんは、本当にスタッフ、キャスト一同には大変な災難ですよね。
でもSPの方々だけではありません。
私が観に行く予定だったお芝居「戯伝写楽 その男十郎兵衛」は興業二日目に震災、結局初日のみで上演中止となりました。
人気劇団新感線の座付き脚本家中島かずきさんの作品で、去年ミュージカルで上演されたものをストレートプレイで上演、しかもミュージカル版で40代の方が演じた役を20代の役者さんが演じると言うことで楽しみにしてました。
確かに震災で日本中が大変な時、それどころではなくなったというのは充分わかりますが、準備を重ね、一生懸命お稽古をしてきたキャストスタッフの方達の無念を思うと何とも言えない気持ちになります。
特に20代の宮野真守君、多分初めての座長公演だったと言うのに。
震災津波に加え、原発関連で当分震災前のままの日本に戻ることはないかもしれませんし、そうなるとエンタメ関連は苦しい展開になる事でしょう。
でも火を消すことは避けたいですよね。
映画やお芝居の公演を楽しみに窮乏生活に耐えてらっしゃる方々もいることですし。

  • 2011/03/28 21:21:00

冒険風ライダー(管理人)

> 確かに震災で日本中が大変な時、それどころではなくなったというのは充分わかりますが、準備を重ね、一生懸命お稽古をしてきたキャストスタッフの方達の無念を思うと何とも言えない気持ちになります。

私もその気持ちはよく理解できます。
スタッフやキャストだけでなく、観客にとっても残念な気持ちは間違いなくあるでしょう。
「SP 革命篇」と同じ日に全線開業した九州新幹線も、本来華々しいデビューを飾ると共に九州経済の起爆剤となるはずだったのに、やはり話題性を全部震災に持っていかれた挙句に祝賀イベント全部中止となりました。
確かに震災直後でもありましたし、被災者のことを考えれば……という主旨は理解できるのですが、全線開業イベントの準備をしていた人、それを楽しみにしていた人がどれほどまでに無念な気持ちだったであろうことは想像に難くありません。
かくいう私自身、心の中で祝おう程度のことくらいは考えていたクチでしたからねぇ(-_-;)。
「今までの努力は全て無駄だった」ということくらい、人間を落胆・絶望させるものはありませんし。

> 震災津波に加え、原発関連で当分震災前のままの日本に戻ることはないかもしれませんし、そうなるとエンタメ関連は苦しい展開になる事でしょう。
> でも火を消すことは避けたいですよね。
> 映画やお芝居の公演を楽しみに窮乏生活に耐えてらっしゃる方々もいることですし。

「自粛」ムードについて言及している記事でも何度か述べていますが、むしろこういう時こそイベントを大々的に開催したりエンターテイメントを積極的に展開したりして経済を回しつつ、チャリティーで募金を募り被災者を支援すべきなんですよね。
それこそが、被災者のためにも自分のためにもなることだと思います。

葵猫

こんばんは。
今日帝劇で行われたイベントに行ってきました。
頑張れ東北、夢見た明日がきっと来るコンサート、現レミゼカンパニーとスペシャルキャスト(20年以上前初演のキャストの方々です)、初代マリウス野口五郎さん、コゼット斉藤由貴さんといった面々で行われたチャリティーイベントです。
この状況の中でエンタメに出来ることは何か、のひとつの答えの形であったと思います。
若いアンサンブル、プリンシパル、子供店長ら子役達、
ハードな舞台の合間をぬって、しかも決定から短期間であったとは思えない良いイベントでした。
皆とても真摯な姿でした。
本編をなぞったコンサートでは公演では観られない組み合わせで歌ってくれたり、初演キャストでのクライマックスシーン、ワンデイモアなどとよく考えられた構成でした。
私はオークションに参加(森公美子さん出品のバーキンバックが55万、キャスト全員に囲まれて民衆の歌を歌う権利が20万で競り落とされました。現金払いです)
出来るほど裕福ではありませんでしたが、ささやかに募金させていただきました。
今期デビューで素晴らしい歌唱力の新人上原理生君の、亡くなられた方々がエピローグの歌詞(我ら主の国で自由に生きる 鍬やくわを取り剣を捨てる 鎖は切れて皆救われる)のように天国で幸せでいると信じて歌う、という言葉が印象に残りました。

  • 2011/05/02 23:56:00

冒険風ライダー(管理人)

>葵猫さん
チャリティーイベントというのは自分のためにも被災者のためにもなる立派なエンターテイメント&社会奉仕活動にもなりえるのに、そういう動きって意外に少ないんですよね。
どちらかと言えば「被災者に対する配慮」と称した「自粛」ばかりやっているような印象があります。
当の被災者からして「自粛は止めてください」と動画をアップしてまで訴えている実情を鑑みる限り、「自粛」に「自己都合」以外の何らの意義もないことは自明の理なのですが。
チャリティーイベントの意義はもう少し見直されても良いのではないかと、私も思えてならないのですけどね。

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