民主党が子ども手当を廃止へ
民主党が子ども手当を、支給期限が切れる今年の10月をもって廃止する方向で調整に入ったそうです。
震災の復興に多額の予算が必要となるため財源確保は困難と判断したことを、その理由に挙げています↓
http://megalodon.jp/2011-0413-0859-49/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00001200-yom-pol
成立直後から外国人の子供にも配布されるなど多くの問題点が指摘されていたにもかかわらず、民主党のゴリ押しで強行採決された経緯を持つ曰くつきの子ども手当。
その廃止自体は大いに望ましいことですが、結局この手当が「人気取り」「選挙対策」などといった「民主党の政治パフォーマンス」以外の意味を何も持っていなかったという事実を、結果的に民主党は実地で証明してしまうことになったわけですね。
子ども手当に「子供の将来を支えるため」等の何らかの意義が本当にあったのであれば、この期に及んでもなお存続して然るべきだったはずですし。
2009年8月の衆院選以来、民主党にとってほとんど唯一のセールスポイントでもあった子ども手当の廃止は、当然のごとく民主党への大きなダメージとならざるをえません。
何しろ、これ「だけ」を理由に民主党を支持していた人も少なくはなかったわけですし。
まあ、あそこまでボロボロな惨状を呈していて今更な話ではあるのですが(苦笑)。