九州電力玄海原発2・3号機の「再開は問題ない」という見解
- 2011/05/16 20:00
- カテゴリー:その他色々, 九州・熊本ローカル事情
定期検査で停止中の九州電力玄海原発2・3号機の運転再開問題で、経済産業省原子力安全保安院は、佐賀県玄海町町議会の原子力対策特別委員会に対し「再開は問題ない」との見解を伝えました。
http://megalodon.jp/2011-0516-1941-18/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242277
カンガンスの単なる政治パフォーマンス以外の何物でもない浜岡原発の停止が全国各地の原発再稼動に多大な悪影響を与えている中、電力不足と電力料金値上げを防ぐためにも、一刻も早い原発再開が待たれるところです。
以前にも述べたことなのですけど、原発の廃止というのは、原発に代わる代替の発電システムの商用実用化を達成して初めて検討すべきものなのであって、一時の感情から原発を止めたところで、電力不足と電気料金値上げに翻弄された挙句、結局原発を再稼動する羽目になるのは最初から目に見えています。
原発に賛成している人達も、それによって電気料金が値上げされ、結果として自分達の生活が困窮しても構わない、などと考える人は極少数派でしょう。
突然ドラスティックな代替エネルギーが商用実用化された、などという夢物語的なことでも起きない限り、当面の間は代替エネルギーの開発に全力を注ぎつつ、地震および津波の対策を強化しながら原発を使っていく以外にはないと思うのですけどね。
その場凌ぎの感情に訴えるだけの人気取りしか能のない民主党などのために、何故国民が不便な生活を強いられなければならないのでしょうか?
カンガンスの浜岡原発全面停止の決定は、決して賞賛されるべきものなどではないのです。
想定内
---2011.6.29-------------------------------------------------------
*日本一危険な老朽化した玄海1号機は150気圧に耐えながら現在稼働中です
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http://cnic.jp/files/roukyuuka20110312.pdf
玄海町(総人口:6738人)の歳入の65%が原発による歳入(交付金)で
1機稼動すれば20億円 4機稼動すれば80億円
この小さな部落の玄海町へ国から巨額の交付金が過去より支払われてます
"玄海町町長は経済的に必要を"繰り返し再稼動を要請してますが
6738人の過疎地の町にこのような巨額な交付金は
はたして経済的に必要な額でしょうか?
自分たち(玄海町)さえ 財政的に潤えば他人を犠牲にしていいのでしょうか?
一旦事故が起きたら広域に汚染し立ち入り禁止区域となりますが
他人の生命財産仕事を脅かす行為は許される行為ではありません。
http://cnic.jp/files/Genkai3MOX_20060421.pdf
*危険なプルサーマル事業を2009年最初に始めたのはこの玄海町からです
その後次々と他県もプルサーマルを始めました
今回も同じく安全より経済を選択した玄海町を選び
海江田経産相は"国が責任を負う"と稼動既成事実を作る為の指示活動でした。
(国が責任を負うとは将来の事故の際の損害金を国民の税金で支払う事,
すなわち全国民が増税を強いられる事となります)
★地元の行動に連帯して、全国から
ファックスや電話による緊急抗議を集中しましょう!
↓ ↓ ↓
10万人のファックス抗議を経済産業省(相)と佐賀県へ!
「玄海原発再開にNO!」「海江田経産相のアリバイ訪佐にNO!」
<経済産業省へ抗議!>
・原子力発電立地対策広報室
FAX:03-3580-8493
TEL:03-3501-1511
<海江田万里経産相へ抗議!>
・国会事務所 FAX:03-3508-3316
TEL:03-3508-7316
<佐賀県>
・秘書課 FAX:0952-25-7288
TEL:0952-25-7007
・原子力安全対策課
FAX:0952-25-7269
TEL:0952-25-7081
メールアドレス:genshiryokuanzentaisaku@pref.saga.lg.jp
・原子力安全・保安院 (広報課) TEL:03-3501-5890
・古川康佐賀県知事 ツイッターアカウント:@furukawayasushi
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・玄海町 TEL:0955-52-2111
・九州電力 TEL:092-761-3031
・九州電力社長室 FAX:092-761-6944