カンガンスの「俺は辞めるつもりはない」発言
内閣不信任案否決後における菅直人ことカンガンスが周囲に漏らしていた「俺は辞めるつもりはない」という発言が悪い意味で話題を呼んでいます。
http://megalodon.jp/2011-0603-1855-29/www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00200720.html
とんち小僧の一休さんのごとき「言葉遊び」を、まさか政治の世界で垣間見ることになるとは思ってもいませんでしたが、わざわざあんな「勝利宣言」など出してカンガンスに何の利益があったというのでしょうか?
辞める時期を明確にした上での辞意表明であればまだ評価もされたでしょうに、アレではただの権力亡者以外の何物でもありませんし。
与野党問わず反発が強まり、風当たりがこれまで以上に悪くなったという点でも、カンガンスにとっては大いにマイナスでしょう。
日本国首相としても、「首相の言うことは信用できない」と国民のみならず外国からも見られるようになってしまったわけで、日本の国益の観点から言っても多大な損失とならざるをえません。
この期に及んでもカンガンスが首相でいることをなお支持する人が、今の日本にどれだけいるというのでしょうか?
創竜伝世界における首相、いやそれ以下のレベルですらある一国の総理大臣というシロモノを、まさか現実の世界で目の当たりにするとは思ってもいませんでしたし、そんな現実は招来して欲しくもなかったのですがね。
そんな男の政権基盤が、よりによって自分が熱烈に支持しているであろう民主党政権だというのは、作者である田中芳樹にとっては何よりの皮肉だったでしょうけど(苦笑)。