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映画「コクリコ坂から」感想

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映画「コクリコ坂から」観に行ってきました。
1963年の横浜の港町を舞台に繰り広げられる青春ドラマ系のスタジオジブリ作品。
この映画、当初観に行く予定はなかったのですが、映画公開がちょうど1ヶ月映画フリーパスポート有効期間中だったことから、急遽映画観賞リストに追加されました。
「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズで主演を演じている岡田准一が声優をやっているという点も大きな観賞動機になりましたし(^^)。
私のスタジオジブリ作品の映画観賞は、1997年公開映画「もののけ姫」以来途絶えていたので、実に14年ぶりのこととなります。

今作の主人公・松崎海は、仕事でアメリカに渡っていた母親に代わり、下宿屋であるコクリコ荘を切り盛りする16歳の少女。
彼女は船乗りを生業とし航海途上で船が遭難し行方不明になった父親の帰還を夢見てか、毎朝海に向かって「安全な航行を祈る」という意味を持つ国際信号旗を掲げるのが日課になっていました。
しかしある日、松崎海が通っている高校で発行されている「週刊カルチェラタン」という学生新聞の記事の片隅でそのことがネタにされ、「これってあなたのことじゃないの?」と親友達と話題になります。
親友達以外の誰が自分の習慣のことを知り、ネタにしたのか?
松崎海はその記事と作成者のことが気にかかるようになるのでした。

そんな松崎海が通っている高校では、高校の文化部が部室として使っていた通称「カルチェラタン」と呼ばれる建物を取り壊し、新しいクラブハウスに建て替えるという話が持ち上がっていました。
文化部を中心に反対運動が起こるのですが、「週刊カルチェラタン」が行っているらしい全学生対象のアンケート調査では取り壊し容認が大勢を占めており、反対運動派にとって状況は圧倒的に不利。
そしてある日の昼食時、彼らは自分達のカルチェラタン取り壊し反対運動をアピールするためなのか、各校舎の窓から垂れ幕を流しつつ、校舎の屋根から学生食堂の脇にある貯水池に飛び込むという挙に出ることとなります。
その貯水池に飛び込んだのが、松崎海より1歳年上の男子生徒・風間俊。
貯水池から浮上してきた風間俊を松崎海は手を差し出して引き上げようとしますが、周囲のはやし立てる声に戸惑った松崎海は引き上げようとしていた手を離してしまいその場から逃げてしまいます。
これが2人の最初の出会いでした。

学生食堂での一騒動の後、松崎海より1歳年下の妹である松崎空が、現場で撮られた風間俊の飛び込み写真を30円で購入したと姉に見せつけてきます。
そして、「この人に会いに行きたいから一緒に付いてきて!」と姉に頼みごとをするのでした。
家事に忙しいこともあり、松崎海は最初妹からの頼みを断るのですが、何度もしつこく頼んでくる松崎空についに根負けしたのか、風間俊がいるカルチェラタンの建物へ一緒に向かうことになります。
カルチェラタンは老朽化が著しく進んでおり、壁は内外を問わずペンキが剥がれ落ちて汚れも目立ち、各部屋や廊下も物が乱雑に置かれている上に埃を被りまくっており、確かにこれでは取り壊し容認が大勢を占めるのも当然といった趣をしていました。
そんなカルチェラタンを歩きつつ、風間俊がいるらしい部屋に辿り着きます。
そこは考古学研究会と新聞部の2つが入っている部室。
風間俊は新聞部の部長であり、「週刊カルチェラタン」を執筆・発行していた張本人でもあったのでした。
そして、これがきっかけとなって、2人は次第に惹かれあっていくことになるのです。

しかし、相思相愛になりつつあった2人に試練が襲い掛かります。
松崎海に家に招待され、そこで松崎海の父親の写真を見た風間俊は、次第に松崎海と距離を置くようになってしまいます。
その態度を不審に思い、雨が降るある日の放課後に風間俊を問い質した松崎海は、そこで衝撃的な事実を聞かされることになります。
「俺達は兄妹かもしれない」
2人の父親は共に澤村雄一郎という人物で、戸籍謄本でもそのように登録されているのでした。
松崎海にしてみれば、この話はショックもいいところだったでしょうね。
兄妹だから結ばれないという事実もさることながら、あれだけ昔から慕っていたはずの父親が実は「母親以外の他所の女と寝て子供を作った挙句捨てたろくでなし」だった可能性も否定できないわけですから。
この問題は写真に登場していた父親以外の人物が解決のカギを握っているのですが、さて2人の恋愛の結末は果たしてどうなるのでしょうか?

映画「コクリコ坂から」は、時代背景は異なるものの、同じスタジオジブリ作品で1995年公開の映画「耳をすませば」とかなり雰囲気が似ていますね。
カップル2人の出会い方も微妙に似ていますし、「原作が少女漫画」という点も両作品で共通しています。
「コクリコ坂から」ではそこに、「カルチェラタンの取り壊し反対運動」という1960年代の学生紛争を彷彿とさせる要素を大量に盛り込んでいるのが大きな特徴です。
ただ、物語中盤で松崎海と風間俊の仲がゴタゴタしていたこともあって、本来ストーリーの軸になるはずの恋愛話的な要素が薄れてしまい、どちらかと言えば反対運動話の方がメインで展開されているような感がありました。
カルチェラタン絡みの話はやたらと細かく描写されていますし。
上映時間が91分と映画としては比較的短い部類に入るわけですし、反対運動話よりも恋愛話の方にもう少し力を入れてもらいたかったところなのですけどね。

あと、タイトル名が「コクリコ坂から」となっているにもかかわらず、作中ではコクリコ坂という名前は一切出てきません。
坂自体は何度か出てきているので、その中のどれかがコクリコ坂ではないかとは思うのですが。

ただ、映画を製作した監督である宮崎吾朗は、前作「ゲド戦記」で散々なまでの酷評を受けていたようですが、映画「コクリコ坂から」に関する限りはそういうこともないのではないでしょうか?
個人的には、「耳をすませば」がスタジオジブリ作品の中では1・2を争うお気に入り作品だったこともあり、同様の傾向を持つ作品として充分に楽しむことができましたし。
すくなくとも、少女漫画的な恋愛話や、1960年代的な雰囲気が好きという方にはそれなりにオススメできる作品ではないかと。

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コクリコ坂から from LOVE Cinemas 調布

1980年に「なかよし」に連載された同名漫画を『ゲド戦記』の宮崎吾朗監督が映画化。企画・脚本を父親の宮崎駿が務めている。60年代に生きる高校生の男女の青春物語だ。主人公の少女の声をを長澤まさみ、少年の...

  • 2011/07/18 00:15:00

少女よ君は旗をあげる なぜ。『コクリコ坂から』 from 映画雑記・COLOR of CINEMA

注・内容、台詞に触れています。「なかよし」に連載(1980年1〜8月号)された高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミック『コクリコ坂から』を原作に宮崎駿が企画・脚本(脚本・丹羽圭子)「ゲド戦記」に続いての第2作

  • 2011/07/18 00:21:00

映画 「コクリコ坂から」 from ようこそMr.G

映画 「コクリコ坂から」

  • 2011/07/18 00:32:00

映画「コクリコ坂から」@ニッショーホール from 新・辛口映画館

 日曜日、昼間の試写会、客入りは若干空席がある9割くらい。スタジオジブリ作品と言う事で小さなお子さんから年配の方まで幅広い客層だ。

  • 2011/07/18 00:48:00

コクリコ坂から from うろうろ日記

試写会で見ました。子供が多かったですね。お話は、高校のカルチェラタンという建物を

  • 2011/07/18 04:24:00

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コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)◆プチレビュー◆ファンタジックな要素を排したストーリーは、ジブリとしては新機軸。ビビッドな色彩が目を引く。 【60点】 1963年、横浜。高校 ...

  • 2011/07/18 04:29:00

劇場鑑賞「コクリコ坂から」 from 日々“是”精進! ver.A

“あの時代”を生きてみたくなる作品でした詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201107160004/ コクリコ坂から サウンドトラック posted with amazlet at 11.07.12武部聡志 徳間ジャパンコミュニケーションズ

  • 2011/07/18 05:05:00

【アニメ】コクリコ坂から from ★紅茶屋ロンド★

<コクリコ坂から を観て来ました>製作:2011年日本試写会にて、ちょっとだけ早く鑑賞してきました。最近ジブリ映画は試写会やDVDでの鑑賞になっちゃってる。昔は超超超好きだったんだけど…「なかよし」(講談...

  • 2011/07/18 08:00:00

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  • 2011/07/18 10:07:00

コクリコ坂から from Akira's VOICE

じわりじ〜んわりと効能を発揮する良作。 

  • 2011/07/18 10:41:00

コクリコ坂から from トクサツ(?)な日常

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コクリコ坂から from あーうぃ だにぇっと

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 【ネタバレ注意】 マンガ『コクリコ坂から』が少女マンガ誌『なかよし』に連載されたのは、1980年である。もちろん、その時代を背景に、その時代の少女たちを対象に描かれたマンガだから、映画のよう...

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【緊急記事】アニメ映画「コクリコ坂から」のもう一つの見方 (ネタバレ) from ふぉすたらんど

twitterでいろいろ呟いたけど、それはこの映画の一面的な見方で、実はこの映画

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☆嗚呼! 非の打ちどころのない傑作でした。 しっとりと感動しました。 『もののけ』『千と千尋』の頃から、『ハウル』『ポニョ』と、面白いけど物語が破綻しまくっていた宮崎駿が、この作品では見事な伏線と収束...

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本作はお釜で炊いたご飯や洗濯機の絞り機が手回しのロールだったことを覚えている、中高年向けの内容だと思う。その時代の記憶がない人には、当時の風俗が全く共感できないかもしれない。ガリ版で印刷物を作り、肉屋...

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東京オリンピックを目前に控えた日本。舞台は横浜。純真な少女と少年の恋模様は途中ドキリとするような展開も交えつつ、それでも最後は実に清々しい希望あるエンディングへとつながってゆく。ジブリならではのファン...

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  • 2011/07/19 13:26:00

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----これって、宮崎吾朗監督の新作だよね。「うん。実を言うと、この監督の前作『ゲド戦記』のとき、ぼくはけっこうほめちぎって、周りの信用(?)を失ったことが…(汗)。そのせいもあって、今回は、少し引いて観て...

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  • 2011/07/20 12:28:00

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  • 2011/07/21 11:16:00

コクリコ坂から from 食はすべての源なり。

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  • 2011/07/21 12:46:00

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  • 2011/07/21 20:50:00

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《コクリコ坂から》 2011年 日本映画 1963年、横浜にある港の見える丘にあ

  • 2011/07/22 20:07:00

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昨年『アリエッティ』でガッカリしてしまったので、ジブリだからといって絶対面白いかどうかはわからないし、映画館に足を運ぶことさえかなり迷っていました。なので、あんまり事前にいろんな情報を見る...

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□作品オフィシャルサイト 「コクリコ坂から」 □監督 宮崎吾朗□脚本 宮崎 駿□原作 高橋千鶴□キャスト(声) 長澤まさみ(メル:松崎 海)、岡田准一(風間 俊)、竹下景子(松崎 花)、石田ゆり子(北斗美樹...

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「コクリコ坂から」運命的な出会いをした先にみた両親から受け継がれたそれぞれの想い from オールマイティにコメンテート

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スタジオジブリの最新アニメ映画です。

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月日というのは恐ろしい物で、『ゲド戦記』を結構肯定的に書いていた事をすっかり忘れ、「えー宮崎吾朗でしょ?あんまり興味ないわ」と否定から入って観に行かないつもりでいた『コクリコ坂から』をひょんな切欠で観...

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今年のジブリ作品は宮崎吾朗監督作品。原作は高橋千鶴がなかよしに掲載した作品・・・あら、高橋千鶴の漫画だったんだ・・・覚えてないし『GoodMorningメグ』とかは読んでいたけどなぁそっかそっか・・・懐かしいな~~...

  • 2011/07/24 23:27:00

コクリコ坂から from ダイターンクラッシュ!!

2011年7月20日(水) 21:00~ TOHOシネマズスカラ座 料金:1100円(レイトショーvit購入) パンフレット:600円(買っていない) 『コクリコ坂から』公式サイト 旗をあげた少女に向かって透き通った少年が降ってくる予告...

  • 2011/07/25 00:09:00

コクリコ坂から from マー坊君の映画ぶろぐ(新装版)

「コクリコ坂から」監督:宮崎吾朗出演:長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之配給:東宝概要:東京オリンピックの ...

  • 2011/07/26 00:49:00

【映画評】<!-- こくりこざかから -->コクリコ坂から from 未完の映画評

戦後の混乱期を経て高度成長期へ駆け上がる時代の横浜の街を舞台に、少女の恋心を描いた青春映画の佳作。

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スタジオジブリ 最新作【コクリコ坂から】を観て・・・(笑)。 from MY ALL

当ブログにご訪問の皆様、こんばんは!!今日は、曇り空が広がり、湿度が高く蒸し暑かったですね。時間が経つにつれ、太陽が顔をだし、私を干し柿にするような強い日差しのジリジ ...

  • 2011/07/28 18:31:00

コクリコ坂から(2011-050) from 単館系

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映画「コクリコ坂から」 from FREE TIME

話題の映画「コクリコ坂から」を鑑賞しました。

  • 2011/07/30 12:35:00

コクリコ坂から from voy's room

1963年の横浜が舞台。東京オリンピックの開催を目前に控え、古いものはすべて壊し、新しいものを作ることだけが素晴らしいと信じていた時代、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた──。主人公、16歳の少女・海の声...

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ブログネタ:うまく歌えたらイイナ!と思う曲は? 参加中COPDのイベントの後、会場の近くの映画館で観ました。宮崎吾郎氏のジブリ作品第二段ですね。最近のジブリ作品は今一つだし、吾郎氏の最初の作品も然りだったの...

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シネトーク71『コクリコ坂から』●良くも悪くないんだけど・・・・何かが足りない from ブルーレイ&シネマ一直線

三度のメシぐらい映画が好きなてるおとたくおのぶっちゃけシネトーク●今日のてるたくのちょい気になることシネ言「レディースデーがあるのにメンズデーがないのは男女差別じゃね?」シネトーク71『コクリコ坂から』...

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コクリコ坂から from 青いblog

スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」 コクリコ坂から サウンドト

  • 2011/08/10 18:15:00

『耳をすませば』以上に濃い! 〜映画『コクリコ坂から』・感想〜 from 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常

すくなくとも『ゲド戦記』より面白い。 上映時間91分とのことだけど、時間を感じさせない密度の濃さだった。僕は友達と一緒に見たけど、友達曰く、『登場人物が皆さん熱い』とのこと。まあ、学生運動...

  • 2011/08/27 02:20:00

映画:コクリコ坂から from よしなしごと

 個人的にはゲド戦記が微妙だったので見ようかやめようか迷っていたのですが、ネットでも今回の作品はおもしろい!との評判。と言うことでコクリコ坂からを見てきました。

  • 2011/09/07 19:36:00

コクリコ坂 朝鮮戦争の日本への影響、光と影 from もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

【序】もっきぃです。(映画は)約1ヶ月ぶり、元気ですかーっ。昨日、久々に映画をみてきました。今年の56本目「コクリコ坂」です。会社の「ALWAYS三丁目の夕日」が大好きな同僚(60年代生れ)が『同監督の「...

  • 2011/09/19 02:11:00

コクリコ坂から from 銀幕大帝α

11年/日本/91分/青春ロマンス/劇場公開(2011/07/16)−監督−宮崎吾朗過去監督作:『ゲド戦記』−プロデューサー−鈴木敏夫−企画−宮崎駿−脚本−宮崎駿−主題歌−手嶌葵『さよならの夏〜コクリコ坂から〜』...

  • 2012/06/20 23:56:00

コクリコ坂から from いやいやえん

少女漫画が元になっているようなので、少女漫画として観ませう。いやーそれにしても、ジブリの描くヒーロー(ヒロインの相手役)の男の子ってどうしてみんなこうカッコイイんでしょうね!ヒロインの海、ヒーローの俊...

  • 2012/06/21 10:02:00

コクリコ坂から(’11) from Something Impressive(KYOKOⅢ)

昨夜日テレ金曜ロードショーで、一昨年公開の「コクリコ坂から」放映、オンタイムと録画で見ました。当時気にはなりつつ未見のままだったジブリ新作、いずれはTV放映もあるだろう、と思ってたのが、ようやく、とい...

  • 2013/01/16 11:31:00

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コメント

ジブリ好き人

ジブリが作る映画じゃないな!
他人の原作なんだから実写て作れよジブリは、ラピュタやもののけ姫や千と千尋の神隠しなど、実写が不可能な作品にしてください!
でも、今は実写不可能な作品はないか!
りぐらしのアリエッティと一緒で、コクリコ坂からは興行的には失敗ですね。
宮崎吾朗の作品はゲド戦記に続き失敗です!

  • 2011/07/26 11:55:00

冒険風ライダー(管理人)

「耳をすませば」なども「他人の原作」で「実写でも可能」なスタジオジブリ作品ですが、これもダメなのでしょうか?
それに、興行成績的に見たら「コクリコ坂から」は3位とのことですし、上位はハリポタとポケモンなので、大成功とは言わないまでも「健闘している」程度のレベルには入るのではないかと。

http://www.cinematoday.jp/page/N0033953
http://www.cinematoday.jp/page/N0034101

ayanon

とても、感動しました。私は、何回見ても飽きないと思うほど面白くて感動します

  • 2011/08/16 20:41:00

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