銀英伝舞台版第二章「自由惑星同盟編」始動&ヤン役に河村隆一
2011年10月4日18時より放映されたニコニコ生放送の河村隆一×田中芳樹対談。
その冒頭で、銀英伝舞台版第二章「自由惑星同盟編」が、2012年4月14日~22日に東京国際フォーラムのホールCで上演されることが正式発表されました。
また、その主役となるであろうヤン・ウェンリー役が、今回の対談に出演している河村隆一に決定したことも併せて公表されています。
銀英伝舞台版の公式サイトでも、同日19時過ぎ頃から情報が解禁された模様です↓
銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
第二章 自由惑星同盟編 トップページ
http://www.gineiden.jp/doumei/
第一章の舞台公演以降、外伝の舞台ばかり発表してお茶を濁していた感のある銀英伝舞台版が、ようやく次の章へと進んでくれることが決定したわけで、まずは朗報ですね。
ヤン役に抜擢された河村隆一については、これまでのキャストの大多数の事例と同じく、個人的には今回の対談まで存在すら知らなかった人物だったりします(^^;;)。
なのでまたWikipediaと公式サイトを調べに行くことになったわけなのですが、それらを見る限りではアーティストとしての活動をメインとしている人物のようで、TVドラマや映画・舞台などといった「俳優としての仕事歴」はあまりないみたいですね。
ラインハルト役の松坂桃李や、キルヒアイス役の崎本大海と同じく、舞台俳優としての実績よりも「客寄せパンダ」としての役回りが期待された、といったところなのでしょうか?
さすがに主人公クラスは一般的にも知名度がある人物を起用する必要があるでしょうから、営業・宣伝戦略としては当然の措置なのかもしれませんが……。
あと、件のニコニコ生放送では当然のごとく田中芳樹も出演していたのですが、やたらと緊張している様子ではありましたね。
ネットメディア、それも生放送に出るのはこれが初めてなのでしょうし、そうでなくても「露出度」が低い田中芳樹なのですから当然ではあるのかもしれませんが。
4年前のサイン会の時と同じく、見た目もしゃべり方も「善良そうな一般人」でしたし、あまりの緊張ぶりに「緊張で喉が乾いているだろうから早く水を飲ませろ!」と他のニコ生閲覧者達からも心配されていたりしていました。
ただ出演の終盤頃に、今更のごとく自らの遅筆の言い訳をしていたのは正直「自爆」としか評しようがありませんでしたが(苦笑)。
遅筆の言い訳は2種類あって、ひとつは「私だって遅れさせたくて遅筆なわけじゃないんだ」と「今度出る新刊は出版社の都合で遅れた」というもの。
しかし、悪意があろうがなかろうが「あの」遅筆は十二分に問題なシロモノと言わざるをえないところですし、「今度出る新刊」こと「髑髏城の花嫁」は、執筆開始(2009年5月~6月頃?)から脱稿(2011年5月)まで実に2年近くもかかっているわけなのですが。
もっとも、今年の5月上旬に脱稿しているのに小説の刊行が10月末までズレ込んでいる原因は、確かに出版社側にあるのでしょうけどね。
脱稿から半年近くも経たないと小説が刊行できない、というのは充分に「遅い」と言える部類に入るのでしょうから。
まずはヤン役が決定した銀英伝舞台版第二章では、他のキャストはどうなるのか、ストーリーはどの辺りを扱うことになるのかなど、まだまだ気になる情報が目白押しです。
公式発表の材料も少なく控えめな宣伝に徹した外伝舞台と異なり、こちらは第一章の時と同様、小出しに情報を出していきつつ積極的な宣伝戦略を展開してくるでしょうから、しばらくはまた公式サイトが賑わうことになりそうですね。
葵猫
こんばんは、お久しぶりです。
ええと、こう言ってはなんですが、河村さんは有名人ですよ、結構。
歌手として、ですが。
ふかきょんと金城武の悲恋ものの主題歌なんてすごくヒットしましたし、いい曲でした。
それとついこの間ですが、銀英伝よりメジャーな舞台、ミュージカル嵐が丘に主演されてます。
相手役の安部なつみの方が今やメジャーかもしれませんけれど。
正直復讐に生きるワイルドなヒースクリフ役とはキャラ違いだと思い、観にはゆきませんでしたが、彼のキャラならヒースクリフよりヤンの方が嵌ると思います。
あと中川晃教君、素晴らしいミュージカル俳優で、彼がでるとなると観に行く知人も増えると思います。
それと西岡徳馬さんと大澄賢也、こちらはテレビでもご活躍ですし、一度ずつ舞台も拝見しましたが実力はかなりの方々。
かなりの豪華キャスト、と言えると思います。
四月が楽しみになりました。
あ~でも、チケ取るは戦争になるかもしれません。