自称「環境保護団体」グリーンピースがフランスの原発を占拠
環境保護運動と称したテロ行為を、グリーンピースがフランスでやらかしたそうです↓
http://megalodon.jp/2011-1205-2257-22/sankei.jp.msn.com/world/news/111205/erp11120519540007-n1.htm
> 国際環境保護団体グリーンピースの活動家グループが5日、フランス中部ノジャンシュルセーヌの原発に侵入、「安全な原発は存在しない」との横断幕を掲げた。
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> グループは間もなく、警備当局に拘束され、取り調べを受けている。フランス電力によると、原発の運転に影響は出ていない。
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> フランス公共ラジオによると、グリーンピースは同日、フランス国内にある他の複数の原発へも同時に侵入を試みたが、警備当局に阻止された。(共同)
グリーンピースやその親戚筋に当たるシー・シェパードなどは、こういう人の迷惑を顧みない暴力的な活動を、これまでも平気で行ってきています。
2001年にはオーストラリアのシドニーにある原発を、2003年にはイギリスのサフォーク州サイズウェルの原発を、それぞれ今回と同じ理由で同じように占拠する挙に出ており、欧米諸国では「エコテロリスト」として捜査当局から監視対象に指定されています。
そのグリーンピースと、今回原発を襲撃されたフランスは、過去にも核実験や原発問題で対立してきた因縁の間柄。
我らが田中芳樹御大も、こんな論でもってグリーンピースの肩を持った主張を展開しております↓
薬師寺シリーズ3巻「巴里・妖都変」 光文社ノベルズ版P7上段~下段
<だいたいフランスという国そのものが薬師寺涼子に似ている。
一九八五年、南太平洋で核実験を強行したとき、反対行動をおこなった環境団体の船をフランス政府の秘密工作員が爆破して、メンバーを殺害した。むろん各国から非難の声があがったが、フランス政府は謝罪なんぞしなかった。「警告を無視して領海を侵犯したむこうが悪い」というのである。
やっていることは悪辣で無反省なのに、堂々としていてカッコよくておシャレなものだから、ついだまされてしまう。涼子の正体を知りつくしているはずの私でさえ、何度だまされて後悔したことか。>
実際にはフランス政府はグリーンピースに謝罪どころか賠償までしていますし、その賠償金でもってグリーンピースは新しい船を購入しているのですけどね。
そのことは、当のグリーンピース自身が「フランスからの賠償で新しい船を購入した」と公式サイトで明言していますし↓
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/34411/
> 初代の虹の戦士号は1985年にフランスの太平洋核実験を止めようと活動していた際に、停泊していたニュージーランドの港でフランスの諜報機関(スパイ)によって爆破され沈没してしまいました。嘘のような話ですが、事実です。
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> このストーリーは「スパイバウンド」をはじめとして数々の映画やドキュメンタリーでも取り上げられました。
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> 2代目の虹の戦士号はフランス政府からの賠償金で購入され、初代の船の悔しさをばねにその熱き魂は引き継がれていきました。その後もフランス政府が続けた核実験の現場に向かい、世論を喚起し続け、ついには核実験を停止に導きました。
まあグリーンピースもシー・シェパードも、弱腰な日本についてはフランス以上のカモとでも考えているのか、反捕鯨や反原発を口実にロクでもない過激な行動を繰り広げまくっているので、その実態は比較的周知されてきてはいますが。
ただでさえ福島第一原発絡みで原発問題に世界中が敏感になっている昨今、ヨーロッパ諸国の電力供給最大手となりおおせているフランスにとって、グリーンピースの跳梁跋扈は頭の痛い問題でしょうね。
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そうですね。
田中芳樹も無責任ですね。
それにしても、これからは、
原発周辺の警備に苦労しそうですね。
そのコストも電気代に反映されるんでしょうね。