日韓首脳会談における韓国大統領の脅迫言動
2011年12月18日に日韓首脳会談が開催されたのですが、その際、日韓両首脳は従軍慰安婦問題についてこんなことを語っていたのだとか↓
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011121800074
> 【従軍慰安婦】
> 李明博韓国大統領 両国関係の障害になっている慰安婦問題を優先的に解決する真摯(しんし)な勇気を持たなければならない。
> 野田佳彦首相 わが国の法的立場は決まっている。決着済みだ。人道的な見地から、これまでもわれわれもさまざまな努力をしてきた。これからも人道的な見地から知恵を絞っていこう。(市民団体が日本大使館前に設置した少女像について)誠に残念。早期に撤去してほしい。
> 大統領 日本政府がもう少し関心を示してくれれば、起きなかった。誠意ある措置がなければ、第2、第3の像が建つ。
この間起こった在韓日本大使館前の慰安婦像設置問題について、日本政府高官は当初「韓国政府に直接抗議はしない」との見解を示していました。
それが一転して抗議したことについては一定の評価も可能でしょう。
何しろ、これまでの民主党の傾向から考えたら、慰安婦増設置問題について何も言及しないばかりか、相手方の言うがままにカネの支払いを約束するなどということすら充分に起こりえたことなのですから。
震災の後遺症に苦しむ東北の復興をロクに進めないばかりか増税すら画策する民主党&野田政権が、韓国に対しては5兆円もの通貨スワップを気前良く約束した事例も過去にはあったりしますし↓
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011101900346
> 日韓両国は19日の首脳会談で、韓国銀行(中央銀行)と政府・日銀が結んでいる外貨融通協定(スワップ協定)の限度額を現在の5倍強の700億ドル(約5兆4000億円)まで拡大することで合意した。韓国では欧州債務危機に端を発した世界的な金融市場の混乱で通貨ウォンが急落し、ドルなどの外貨不足が懸念されている。日韓両国は今後の緊急時の備えとして融通枠を拡充し、東アジアの金融為替市場の安定強化を目指す。
しかし、日本側の抗議に対する韓国側の回答がこれまた振るっていますね。
「日本政府がもう少し関心を示してくれれば、起きなかった。誠意ある措置がなければ、第2、第3の像が建つ」
って、一種の脅迫か何かですか?
アレって当の韓国国内の行政区にすら無許可に建造されているというのに、一国の大統領ともあろうものが、日本攻撃のために自国民の違反行為を積極推奨しているとしか思えない発言なのですが。
経済的に援助し、韓国向けの談話などを発表して日本側がどれだけ譲歩しても、当の韓国には日本に感謝するつもりなど毛頭ないばかりか、「まだ足りない」と更なる譲歩を迫り続けるだけでしかありません。
世界最大の反日国家としても有名な韓国と外交関係を続けていても無益どころか有害ですらあるのですし、いっそのこと国交を断絶しても良いのではないかという意見が出てくるのも当然ですね。
そうなって困るのは日本以上に韓国側でしょうし。