野田佳彦こと野駄目カンタービレの衆議院解散?発言
少々遅くなりましたが、新年、あけましておめでとうございます。
2012年もよろしくお願い致しますm(__)m。
さて、新年冒頭から、3代連続で無能な総理を排泄し続けている汚らしい民主党の3代目無能総理・野田佳彦こと野駄目カンタービレが、消費税増税についてこんなことをのたまっていたのだそうで↓
http://megalodon.jp/2012-0103-1536-24/sankei.jp.msn.com/politics/news/120103/plc12010309230005-n1.htm
> 野田佳彦首相が先月中旬、自らの指南役である首相経験者をひそかに首相公邸に招き、消費税増税関連法案が成立しなかった場合、衆院解散に踏み切る意向を伝えていたことが2日、分かった。複数の首相周辺が明らかにした。
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> 首相は、消費税増税に向け「不退転の決意」を表明しており、3月に関連法案を閣議決定し、通常国会で成立を期す構えだが、衆参ねじれに加え、民主党に反対論が強く成立は困難な情勢。首相は解散権を振りかざすことで事態を打開したいようだが、早期解散にかじを切った自民、公明両党の協力を得るのは難しく、3月にも政権は重大な局面を迎える公算が大きい。
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> 首相は首相経験者との会談で「首相の座に延々ととどまり続ける気は毛頭ない。ただ、消費税率の引き上げは任期中に必ず成し遂げたい」と強調。「もし不成立となった場合は総辞職をすることはない。衆院解散・総選挙で国民の信を問いたい」と語ったという。
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> これを聞いた首相経験者は「首相は本気だ。解散すれば民主党は分裂するかもしれないが、政界再編が進むならばそれでよい」と感じたという。
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> 消費税増税をめぐり、政府は先月30日、消費税率を平成26年4月に8%、27年10月に10%と2段階で引き上げることを柱にした社会保障と税の一体改革大綱素案を決めた。
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> ただ、民主党内で小沢一郎元代表に近い勢力が「消費税増税はマニフェスト違反」と反発しており、強引に法案提出に踏み切れば離党者がさらに増え、採決で大量造反を招きかねない。
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> 一方、首相は2日放送の政府広報ラジオ番組で「国民に負担をお願いする以上、政府だけのそろばん勘定だと思われぬように、きちっと説得をしないといけない」と強調。「行政改革もしないといけない。議員定数削減も不退転の決意でやる」と語った。
この不景気の最中に増税などしたところで効果が薄いどころか、さらに消費を冷え込ませて減収の憂き目に遭う可能性すらありえるのに、努力の方向性が根本的に間違っているとしか言いようのない低能バカですね、あのカンタービレは。
第一、カンタービレは以前から「全く効果のない市場注視と為替介入をやるしか能のない経済オンチ」として勇名を馳せているようなシロモノですし、実際に円高問題に対して無為無策もはなはだしいのですから。
そもそもカンタービレを擁する民主党自体、元々「増税はしない」というマニフェストを国民に公約することで政権交代を果たした政党のはずですよね?
それが増税路線に転じるというだけでも立派な公約違反もいいところなのですし、本来ならばその時点で当時「消費税増税」を謳っていた自民党に政権を移譲するか、公約の破棄および増税の是非を問うための解散総選挙を行うのが民主主義的な正しい手続きというものでしょう。
カンタービレをはじめとする民主党の連中がのうのうと政権の座に居座り続けて「消費税増税」を唱える行為自体が、民主主義を全否定する所業でしかないのですが。
それに、今の民主党を取り巻く政治情勢から考えると、この発言の信憑性自体からして大いに疑問を付けざるをえないところではあります。
今解散総選挙を行えば、これまでの公約違反や失政の数々、震災における愚劣な対応の数々に対する批判がここぞとばかりに噴出した挙句、民主党は最低でも政権の座から追われるのは確実、最悪は旧社会党のごとく党自体が瓦解せざるをえない事態に追い込まれることにもなりかねません。
無論、カンタービレも責任を問われ首相の座を追われる羽目になるわけですし、自ら解散に打って出るのは自殺行為以外の何物でもないでしょう。
また、先代のカンガンスのごとく「口先だけの解散総選挙」をちらつかせて党内を結束させた挙句、自らの不信任案が否決されるや否や発言を翻して首相の座に居座り続ける可能性もゼロとは言い切れません。
カンガンスのみならず民主党の人間の言うことに信用など置けないことは、アレだけ大々的に吹聴していたマニフェストがことごとく自身の手で覆されていることでも証明済みですし。
発言を翻すこと自体が一種の存在意義と化している感すらある民主党の前科を鑑みると、実際に衆議院を解散させるまで油断することはできないですね。
しかも今民主党で了承されている消費税増税方針自体、2014年4月から税収アップ実施という、明らかに2013年の衆議院の任期切れ後を見越していることがミエミエなシロモノだったりします。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111230/t10014990431000.html
> 政府は、30日、税制調査会の総会を開き、社会保障と税の一体改革に関連し消費税を2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げるなどとした民主党の税制改革案を了承し、これによって政府・与党案が固まりました。
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> 総会では、「消費税率を2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げる」などとした党の税制改革案が提示され、政府税調もこれを了承し、政府・与党案が固まりました。一方、これに先だって、安住財務大臣と川端総務大臣が会談し、消費税率を10%まで引き上げた場合、増税分の5%のうち1.54%を地方に配分することで合意しました。30日の決定を受けて、政府・与党は、来週に野田総理大臣も出席して「政府・与党社会保障改革本部」を開き、先にまとめた社会保障制度の改革案とともに、「社会保障と税の一体改革」の素案を正式に決定します。その後、与野党協議を経て、来月末には大綱をまとめ、今年度中に、消費税法の改正法案など引き上げに必要な法案を国会に提出することにしています。
解散しなくても2013年には確実に行われるであろう衆議院総選挙でもし政権交代が発生した場合は、自分達が決定した消費税増税を一種の「時限爆弾」として起爆させることで時の政権に「消費税増税の結果と責任」を擦り付け糾弾できると共に、それによって自身の責任回避を図る、という打算を働かせた結果が「2014年4月以降からの増税」なのでしょう。
もちろん、政権交代が起こらなかった場合は「国民の信を得たから」という理由で今までと同じように堂々と政権に居座り続けるわけで。
無能なくせに、こういう自己保身と責任回避のための欺瞞とテクニック「だけ」は得意と来ていますからねぇ、民主党は(-_-;)。
今の民主党政権では、仮にカンタービレが首相を辞めたところで4人目の「無能な働き者」が排泄されるだけでしかありませんし、こんな政党に一刻も早く消滅してもらうことこそが最大の景気対策にして日本再生の第一歩になるのではないかと、あの連中を見るたびに思えてならないのですけどね。
ところで増税と言えば、かつて創竜伝10巻にこんなことが書かれていましたね↓
創竜伝10巻 P145下段~P146上段
<「まあ考えてみれば官僚も気の毒なところはあるな。子供のころの社会体制が永遠に続くと信じこんで、ひたすらよい大学、よい職場をめざして、やっと人の上に立ってみると、これまでの価値観が通じなくなっている。誰もどうしたらよいか教えてくれず、途方にくれてオロオロしているのかもしれない」
次男坊がおだやかに異議をとなえた。
「ぼくは彼らに同情する必要なんかないと思いますよ。誰に強制されたわけでもない、自分で選んだ道なんですからね。思惑とちがって、うまい汁を吸いにくくなった、といっても、それは自分達に将来を洞察する能力がなかったからです」
優美な糾弾というものがあるとすれば、これこそがまさにそれだった。
「ましてや、自分たちが責任逃れをするために、背任罪の時効が成立するまで真相を隠していたり、御用文化人を動員して『責任は日本人みんなにある、官僚だけを責めるのは魔女狩りだ』などと言わせているような卑劣な連中に同情する必要なんてありませんよ。だいたい、財源がたりない、だったら増税だ、ということなら大蔵省なんて必要ありません。終君にだって大蔵大臣が務まりますよ。すくなくとも終君だったら血税を費う前に悪党どもを刑務所に放りこむでしょう」
「たしかにな」>
こんな調子で過去に当時の大蔵省と政治家を糾弾しまくった論調を作中キャラクターに展開させていた田中芳樹的には、まさに文字通りの「財源がたりない、だったら増税だ」路線を公然と表明しているカンタービレなどは、本来徹底的な罵倒のターゲットにしてもおかしくはないのではないかと(苦笑)。
何しろ、現在執筆中らしい薬師寺シリーズ9巻は、2011年末時点ではまだ第一章しか出来上がっていないらしいので、いくらでもカンタービレ批判を後付で挿入することができるわけで。
田中芳樹が熱烈に望み、かつ支持していたであろう政権交代と民主党政権が引き起こした結果なのですから、「作中では政権交代など全く起こっていない」などと逃げることなく、是非とも民主党とカンタービレを名指しの上、同じ論調で罵って頂きたいものなのですけどね。