宝塚歌劇で銀英伝の舞台公演決定
銀英伝が宝塚版舞台として公演されるとの情報が、宝塚歌劇公式サイトにて発表されました。
情報ソースはこちら↓
2012年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<8月~11月・宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』>
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/fb6b5d97082c3e93437db31dc0797b01.html
舞台の名前は「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」。
公演は、2012年8月31日~10月8日までが宝塚大劇場、同年10月19日~11月18日までが東京宝塚劇場で行われるとのことです。
しかし、銀英伝の登場人物ってほとんど男性ばかりなのに、一体どうやって配役を設定&キャラクターを演じるつもりなのでしょうか。
銀英伝の宝塚版舞台の話自体は以前にもあったそうですが、確か当時は「女性の登場人物が少ないから」という理由で企画自体がお流れになっていたと記憶しています。
ラインハルトやキルヒアイスなどの「若い美形キャラクター」はまだ何とかなるかもしれませんが、ビュコックやメルカッツなどのジジイ系やルビンスキーなどのオヤジ系キャラクターは、すくなくとも宝塚系の「若く美形な女性」ではそもそも演じようがないでしょう。
まさか、付け髭とか白髪&禿頭のヅラなどをかぶって、わざわざ「男性の中年&老人」を演じたりでもするのでしょうか?
それもひとりや2人などではなく、主要人物以外の全ての脇役で。
宝塚の舞台の方向性と銀英伝のそれって、根本的に合わないような気がしてならないのですけどね。
今回の宝塚の決定は十中八九、今行われている銀英伝舞台版の成功を見て、宝塚独自に行われたものなのでしょう。
本家の銀英伝舞台版公式サイト&ブログの方でも、すくなくとも現時点では宝塚の発表について完全無視を決め込んでいるようですし↓
http://www.gineiden.jp/
http://ameblo.jp/gineiden-stage
はっきり言って現時点では、「宝塚も何を血迷ったのかなぁ」という感想以外は抱きようがないですね。
本職だからなのでしょうけど、舞台の公演期間も1劇場で1ヶ月単位と、これまでの銀英伝舞台版と比較してもかなり長いですし。
役者は当然真剣に演じることになるのでしょうが、それ故にどんな「笑える喜劇」になるのかと、怖い物見たさで一度見てみたい気はしますねぇ(苦笑)。
葵猫
こんばんは、一夜明けて、やや冷静さを取り戻しましたw
あちこち見て、宝塚ファンには待望していた人も結構いたらしいこともわかりました。
おじさんキャラ…管理人様は、昨今の宝塚が、かなり色々異色の演目を上演しているのはご存知ですか?
逆転裁判にオーシャンズ11、相棒(神戸尊編)
鑑識の米沢さんは八頭身の美形、でもメガネと髪型はあのまま、捜査一課トリオも美形揃い。
それなりに楽しめるものだったようです。
髭は風と共に去りぬの時、レット・バトラー役が大論争の末つけて以来、まあ普通になりましたし、多少おじさんキャラの人員整理をしつつ、なんとかやるのではないかと思います。
むしろ、多忙な演出家小池氏が原作ちゃんと読んでるのか、改編バリバリやる彼が、変なアレンジしないか心配です。
あとヒロイン、宝塚では主人公と恋愛関係が原則なので、アンネローゼは無理、でもヒルダの出番は序盤は少ないし、どうなるのか見えません。
気持ちが落ち着いてくると、やはり銀英伝なら興味ありますし、帝国編なら観てもいいかな、という感じになりつつあります。
女性の演じるヤンは観たくありませんが。
河村さんで満足していますし。