民主党がTwitterやブログ等の自粛を党員に要請
民主党が党に所属する国会議員に対し、ブログやTwitterなどを使い政策の審議経過や個人的な情報の発信をしないよう自粛を求める通知を出していたことが判明しました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120419/stt12041901010001-n1.htm
> 民主党が党所属国会議員に、ツイッターやブログを使って政策の審議経過や個人的な情報の発信をしないよう“自粛”を求める通知を出していたことが18日、分かった。同党では選挙活動でブログを多用する傾向が強く、党内からはさっそく「言論統制にあたる」との反発が出ている。
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> 通知は三井辨雄、桜井充両政調会長代理名で17日付で出され、「個人的見解が内閣、与党の見解のように誤解され、野党の攻撃材料になる恐れもあることに十分に留意ください」と記している。
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> 岐阜県下呂市長選で特定候補への支援を前田武志国土交通相に依頼した山田良司衆院議員が、ブログで前田氏と面会したことをあからさまに「告白」し、問責決議案の提出につながったことなどが念頭にあったとみられる。
今更の話ではあるのでしょうが、民主党ももう末期症状を呈しているとしか言いようがありませんね。
既に民主党のバカっぷりが津々浦々まで知れ渡っている中で、議員達の発言を封じることに一体何の意味があるのかと。
政権交代前に「開かれた政治」をスローガンに謳っていたのは一体何だったのかと、これまた今更問うても空しい限りなのでしょうけど。
今回のニュースは、
「自由民主党から『自由』を取ったのが民主党」
「民主党の『民主』とは民主主義ではなく、共産党の民主集中制のことを指す」
という揶揄をまさに地で行くものであると言えます。
現時点でも、民主党には個人単位でマスコミの報道に口出ししまくる連中が少なからずいるわけですし、そのうち「党ぐるみ」「行政府を挙げて」反民主党的な言動に対する徹底的な弾圧を、民主党は画策するようになるのではないでしょうかねぇ。
ところで、
「権力者の悪口が公然と言える国は世界を支配するのが当然である」
という持論をかつて創竜伝の作中で展開していた田中芳樹が、この民主党の対応についてどのように考えているのか、是非とも知りたいものですね。
田中芳樹も2009年8月の衆議院選挙では当然のごとく民主党に入れたのでしょうし、有権者のひとりとして責任は免れないのではないかと思うのですが(苦笑)。