自民党が自国国旗損壊罪の刑法改正案を提出する方針を決定
自民党が、自国の国旗を損壊した場合に処罰することを可能とする刑法改正案を国会に提出する方針を固めました↓
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2877767/8941162
> 自民党は24日、日本を侮辱する目的で日の丸を傷つけたり汚したりした場合に処罰できる「国旗損壊罪」を新たに盛り込んだ刑法改正案を、今国会に提出する方針を固めた。25日の党総務会で了承した上で来週にも提出する。
> 同改正案は、日の丸を「損壊、除去、または汚損」した場合、2年以下の懲役または20万円以下の罰金とする「国旗損壊罪」を新設する内容。現行法には外国の国旗に対する損壊罪が定められているが、日の丸に関する規定はない。(2012/05/24-23:11)
外国の国旗を損壊した罪と刑罰は規定されているのに、自国の国旗に関する規定がないというのは意味不明な状態もいいところです。
普通は自国・外国の国旗双方の損壊について規定があるか、自国の国旗のみ規定があるかのいずれかであり、また前者でも、自国の国旗損壊の方が刑罰を重くしているのが常なのですから。
この長年放置されていた不自然極まりない状態を改善するための第一歩がようやく踏み出されることになるわけで、自民党の決断は歓迎したいですね。
そして、その不自然な状態を維持すべく、これまで日本の国旗国歌についてヒステリックなまでに反対の声をがなり立て続けてきた朝日新聞や日教組をはじめとするサヨクな面々は、この法案について一体どのような反応を示すことになるのでしょうか?
すくなくとも外国国旗損壊罪が既にある時点で「表現の自由が損なわれる」云々を主張するのは不可能でしょうし(苦笑)。
考えられる反応としては、いつものごとく中韓朝特定アジア3国の国民感情が云々かんぬんというのがありそうではありますが、今となってはもう誰も見向きもしないシロモノでしょうからねぇ(爆)。
是非とも法改正が実現して欲しいものです。
藤岡真
別に「国旗国歌についてヒステリックなまでに反対の声をがなり立て」るつもりはありませんが。
既に、1990年に「国内での自国国旗損壊禁止は違憲」という最高裁判断が確定しています。「表現の自由、思想信条の自由」が優先するとして禁止法は違憲という判例が確定しているのです。
他国の人間が日本の国旗を損壊したら、これは日本への侮蔑であり国際問題ですが、日本人が同様の行為に及ぶ場合は、国家への意志の表明であって、これを権力で抑えこむのは「思想信条の自由」に反することです。
諸外国では常識、というご意見のようですが、あのアメリカですら、2006年に自国国旗の損壊禁止法が上院での絶対過半数を取れず廃案になっています。