親中企業や外国にすら牙を剥く中国の反日暴動
尖閣諸島問題を発端に中国各地で頻発している反日暴動。
中国に進出している日本企業にとっては災厄以外の何物でもないのでしょうが、元来親中どころか媚中ぶりすらアピールしてきた企業が攻撃を受けているというのは滑稽もいいところですね。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1503R_V10C12A9MM0000/?dg=1
> 【北京=島田学】中国では15日午前、日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化したことに反発するデモが北京、上海、重慶など各地で相次いだ。反日デモが一斉に起こるのは8月26日以来。北京の日本大使館前には数千人規模のデモ隊が押しかけ、投石するなど暴徒化している。過去の反日デモを上回る規模になったとみられ、日中関係がさらに緊迫し、日本企業の中国ビジネスなどに影響するのは避けられそうにない。
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> 15日のデモは、中国政府がデモを一部容認する姿勢を示したことや、中国メディアが尖閣を巡る日本批判を連日繰り返していることから、参加者が大胆になっている。中国では靖国神社や尖閣の問題を巡り、2005年と10年に大規模な反日デモが起きた経緯がある。
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> 山東省青島市の日本総領事館によると、青島では日系スーパーのジャスコを取り囲んだデモ隊の一部が店舗に乱入。設備を破壊し、略奪が続いている。日本時間午後1時現在では、在留邦人にけが人などが出たとの情報はない。
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> 大使館前でのデモは11日の尖閣の国有化以降、5日連続だが、規模は最大となった。参加者は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国のもの」「日本人は出て行け」などと叫び、石やペットボトルを投げ込んでいる。
中国に進出している日本企業は基本的に親日なわけですし、特にジャスコなどは特定アジア三国の忠実な奴隷である民主党に御曹司がいるほどの親中企業だというのに、それをわざわざ襲撃するというのも不思議な話ではありますね。
ユニクロの一部店舗では「尖閣は中国の領土であることを支持する」などという貼り紙まで店頭に貼っていたそうですし。
そこまでしてなお襲撃される日本企業も自業自得とは言え、ある意味まるで報われない哀れな存在ではあるのでしょうが、中国人は「恩は仇で返すべき」とでも教育課程で教わってきたりしているのでしょうかねぇ(苦笑)。
中国の反日暴動で被害に遭っているのは日本企業だけでなく、ロレックスやマクドナルドなどの外国企業、イタリア領事館の公用車などまでもが襲撃されたりしています。
もう反日や尖閣云々など関係なく「破壊と略奪」それ自体が目的化しているようにしか見えないですね。
中国政府としては、暴動の規模が拡大して国内の不満を外に逸らすことでも企図しているのでしょうが、一方では自身で拡大した暴動が反政府運動にまで拡大することをも警戒せざるをえないという二律背反的な状況に苦慮しているのでしょう。
しかし、ここまで問題が拡大してしまった事態を一体どうやって収拾させるつもりなのかと。
もう日本云々はまるで関係のない様相を呈していますし、一秘密結社の騒乱に引き摺られる形で諸外国へ宣戦布告までした「義和団事件」の後追いでもするつもりなのでしょうか?
いずれにしても、日本としては警戒せざるをえない事態ではありますね。