映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の製作者が当局に拘束
イスラム諸国で反米暴動の発端となった映画「イノセンス・オブ・ムスリム」を制作したコプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラが、保護観察下の状態で動画投稿サイトへ動画を投稿したとして、アメリカの司法当局に拘束された模様です↓
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120928/amr12092809550003-n1.htm
> 米司法当局は27日、イスラム諸国で激しい反米抗議デモを引き起こしたイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像の制作者とされるロサンゼルス近郊在住の男性を拘束した。米メディアが伝えた。
>
> 男性は米国で金融詐欺事件を起こし、現在は保護観察中。保護観察の担当官の許可なくインターネットを使用しないことなどを義務付けられていたが、司法当局は男性がこの義務に違反したと判断した。
>
> 男性はキリスト教の一派、コプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラ氏(55)。問題の映像を動画投稿サイトに掲載したと指摘され、義務違反の疑いがあるとして保護観察の担当官が15日に事情聴取。米メディアは再収監などあらためて厳しい処分が言い渡される可能性があると伝えていた。(共同)
件の映画製作者は、既に出演者からも、詐欺と「精神的苦痛を受けた」との理由から告訴されている状態にあります。
いよいよもって「年貢の納め時」な感が否めないところですね。
しかし、そういう事態になるであろうことは充分に予測できたはずなのに、それでもなおかつ「イノセンス・オブ・ムスリム」をあのような形で制作しなければならなかった理由とは如何なるものがあるのでしょうか?
今後の公判などでその辺りの理由も明かされていくのでしょうが、宗教的な理由以外の要素でもあったりするのでしょうかねぇ。
たとえば、イスラム諸国の敵意をアメリカに向けさせ、アメリカを窮地に陥れることが実は本当の目的とか。
そういうのがあれば、いよいよもって本当の「映画の世界」になってもくるのでしょうけどねぇ(苦笑)。