「スターウォーズ」シリーズの新作製作発表&個人的な雑感
2015年を目途に全世界で新作エピソード7の公開を行うと発表した「スターウォーズ」シリーズの動向が話題となってます。
2012年11月現在では、ジョージ・ルーカスが経営しているルーカスフィルム社を買収したディズニーが製作を担うこと以外の情報は何も分かっておらず、特にストーリーについて色々な憶測を呼んでいるようです↓
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35023783.html
> ニューヨーク(CNNMoney) 米娯楽大手ウォルト・ディズニーは30日、「スター・ウォーズ」などを手掛けた映画制作会社ルーカスフィルムを40億ドル(約3200億円)相当の現金と株式で買収すると発表した。
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> 買収は、現金20億ドルとディズニー株約4000万株によって行う。これにより、ルーカスフィルム経営者のジョージ・ルーカス監督はディズニーの大株主となる。
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> ルーカスフィルムの特殊効果事業インダストリアル・ライト・アンド・マジックと、音響スタジオのスカイウォーカー・サウンドもディズニーの傘下に入る。
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> ルーカス監督は、「スター・ウォーズを新世代の映画制作者に託すべき時が来た」「私は常に、スター・ウォーズは私を越えて生き続けると信じており、自分が生きているうちに引き継ぐことが大切だと考えた」との談話を発表した。
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> ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、スター・ウォーズの新たなシリーズ3部作の第1作目となる「エピソード7」の制作に着手していることも明らかにした。ルーカス氏はこの作品でクリエーティブ・コンサルタントを務めるという。
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> スター・ウォーズの新作は2005年の「エピソード3・シスの復讐」以来。エピソード7は15年の公開を目指す。
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> 新たな3部作の後も、ディズニーは2~3年ごとにスター・ウォーズ・シリーズの新作を公開していく方針。必ずしも続編に限らず、これまでの作品に脇役として登場したキャラクターにスポットを当てる可能性もあるという。さらにテレビシリーズを制作する可能性にも言及した。
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> アイガー氏によると、ルーカス監督は数年前から自身の引退に向けた引き継ぎの計画を練っていたという。同監督の今後の作品への関与について、アイガー氏は「彼の意思は引退することだ」と述べている。
「スターウォーズ」シリーズと言えば、2012年の3月から1年毎にエピソード1から6まで3D化が施された【だけの】映画が劇場公開されるという、一体誰が得をするのか理解不能な企画が立ち上がっていたのが記憶に新しいのですが……。
「スターウォーズ」シリーズがエピソード6をもって完結するという話は私も以前に聞いたことがあったくらいですし、それが突然続編を作ると発表されたとなれば、驚きをもって迎えられるのが当然と言えば当然でしょうね。
続編制作の決定を喜ぶ人がいたかと思えば、「せっかくの名作に傷がつくかもしれない、余計なことをしやがって」と嘆く者がいたりと、反応は様々。
それだけ影響力が大きな作品なのだろうなぁ、とは傍目に見ても思わずにはいられないですね。
ただ、私自身は「スターウォーズ」シリーズに対してあまりこれといった思い入れがない、というのが実情だったりするんですよね。
「スターウォーズ」シリーズについては、私はエピソード1~3は映画館で、エピソード4はレンタルビデオでそれぞれ観賞している一方で、エピソード5と6は未視聴という経緯があったりします。
しかし私の場合、レンタルで観賞したエピソード4の評価がシリーズ全体の評価にまで悪影響を及ぼしていたりするんですよね。
エピソード4は何と言っても1977年の映画ということもあって映像自体が今の映画と比較してもチャチな上、画質自体も時間の経ち過ぎで劣化でもしていたのか非常に悪い状態で、正直「何故こんな作品に世界が熱狂したんだ?」とすら言いたくなったほどでした。
もちろん、1977年当時としてはあれでも最新鋭の技術を駆使していて画質も相応に良かったのでしょうし、ストーリーそのものはそれほど悪いものでもなかったのですが、ビデオ媒体の映像と画質のせいで作品としての評価が著しく低下してしまった、というのが実情だったりします。
エピソード1~3はその後に観賞しているのですが、そちらについては「悪くはないが飛び抜けて良いわけでもない、普通に楽しく観賞可能なハリウッドSF映画のひとつ」といったところ。
ただ、エピソード4の評価があまりにも惨憺たるものになってしまったために、その後の続きであるエピソード5と6はすっかり避けるようになってしまっていますねぇ(T_T)。
比較的近作のエピソード1~3はともかく、エピソード4~6はただ3D処理を後付するのではなく、現代のCGと特撮技術を駆使して最初から全部作り直して欲しいところです。
30年以上も前の映画なのですし、リメイクされても何の不思議もないどころか、むしろそうしないと今の御時勢には通用しなさそうな作品ではあるはずなのですが。
まあ「スターウォーズ」の新作エピソード7が劇場公開されたら、私は確実に観に行くことになるだろうとは思います。
ただその前に、未だ未視聴のエピソード5と6を、映像と画質が最悪なのを承知で観賞すべきなのか否か、少々悩みどころではありますね。
黒犬13号
元々スターウォーズシリーズは全9部作制作される
予定が途中で6部作に修正されたこと、
小説やコミック等の媒体でエピソード6(ジェダイの帰還)
以降のエピソードも制作されていることを考えますと
エピソード7が来るのは不思議ではないんですけどね。
まあ、観たいかと言われると、正直食指が動きませんが。
むしろ同じ日にニュースになった押井守監督の「G.R.M」
制作再始動の情報の方が(自爆