プリウスが月間販売台数首位の座から遂に転落
- 2012/11/08 00:00
- カテゴリー:ゲーム・テレビ関連,
2012年10月の車名別新車販売台数月間ランキングで、16カ月連続で首位を維持していたトヨタのプリウスがついに3位へ転落しました。
1位は同じトヨタのハイブリッド車アクア、2位はスズキの軽自動車ワゴンRと続いています。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121106/biz12110611410006-n1.htm
> 日本自動車販売協会連合会などは6日、10月の車名別新車販売台数を発表し、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」が2万4192台で昨年12月の発売以来、初めて首位に立った。2位にはホンダの軽自動車「N BOX」が浮上、前月まで首位だったトヨタの「プリウス」は3位に後退、トップ3が大きく変動した。
>
> アクアは排気量1500ccエンジンと高出力モーターを組み合わせ、JC08モードでガソリン1リットル当たり35・4キロの燃費を達成した。価格も169万円からとプリウスより約50万円安い。
>
> プリウスは昨年6月以降、16カ月連続で首位を維持した。10月は前年同月比38・9%減の1万8116台。プリウスは3代目の現モデルが4年目に入り、販売ペースが鈍化している。
>
> 「N BOX」は1万8203台を販売、昨年12月の発売以来、初めて2位に浮上した。
>
> スズキの軽「ワゴンR」が50・6%増の1万5946台で4位。5位と6位にダイハツ工業の軽「ミラ」(1万3837台)と「タント」(1万2101台)が続き、エコカー補助金終了後も燃費性能の高いHVと軽の販売好調が浮き彫りとなった。
ハイブリッド車と軽自動車が好調というのは、やはりこの不況な御時勢の財政事情を反映してもいるのでしょうね。
クルマにそこまでの贅沢はできないから、できるだけ車体も燃費も安く抑えられるようにしたい、という思惑が当然のごとくあるのでしょうし。
かくいう私自身、今年のクルマ買い替えの際にはアクアとプリウスのハイブリッド車が共に候補に挙がり後者を選定していたのですし、車体はともかく燃費は安く抑えられるという思惑は当然のごとくありましたからねぇ(^^;;)。
逆に、スポーツカーのようなタイプのクルマは、昨今ではあまり流行のしようもないでしょう。
形はカッコ良く運動性や瞬発力は抜群でしょうが、如何せん燃費は食うし積載量も少なすぎるときているのですから。
そう考えると、ひたすら実用性が重視される昨今のクルマ販売の実情は、どことなく寂しいものがあると言わざるをえないですね(T_T)。
見た目のカッコ良さと装飾性がクルマに求められる時代なんて、今後来るのか否かも不明ではあるのですが。