「Windows Live Messenger」が2013年第1四半期に「Skype」に統合
- 2012/11/09 00:00
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
Microsoft社が提供している「Windows Live Messenger」が、2013年第1四半期に同社が買収した「Skype」に統合・廃止されることが決定しました。
同サービスは12年も続いてきたとのことですが、その歴史に幕が下ろされることになります↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/07/news023.html
> 米Microsoftは11月6日(現地時間)、メッセージングサービス「Windows Live Messenger(以下Messenger)」を「Skype」に統合し、2013年第1四半期に提供を完全に終了すると正式に発表した。約12年以上続いたサービスが終えんを迎える。
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> Microsoftは2011年10月に、Skypeを約85億ドルで買収した。Skypeは現在、Microsoftの1部門「Skype Division of Microsoft」となっている。
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> 同社は10月にSkypeのデスクトップ版のアップデートで、Microsoftアカウント(Windows Live Messenger、Hotmail、Outlook.com)あるいはFacebookのアカウントでSkypeにログインできるようにした。現在、ログインするアカウントとしてMicrosoft、Facebook、Skypeのいずれかを選べるが、いずれ(いつからになるかはまだ発表されていない)SkypeのアカウントをMicrosoftアカウントにマージする(つまりSkypeアカウントはなくなる)よう促されることになる。
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> Messengerのユーザーは、Skypeの最新版をダウンロードし、MicrosoftアカウントでログインすることでSkypeに移行できる。最初にログインした際に、Messengerの連絡先がSkypeに取り込まれる。
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> MicrosoftアカウントとSkypeの双方のアカウントを持っているユーザーは、ログイン画面でSkypeアカウントをMicrosoftアカウントにマージするよう促される。
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> アカウントマージ画面 アカウントマージ後のSkypeの連絡先 アカウントをマージしてログインすると、「連絡先」にMessengerの連絡先も表示され、相手も既にSkypeを使っていればMessengerの相手とSkypeの機能を使ってコミュニケーションできる。
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> Windows Live担当ジェネラルマネジャーのブライアン・ホール氏は、公式ブログ「Inside Windows Live」で「IMやMessengerを取り巻く環境は大きく変わった。人々は(PCでよりも)電話でメッセージングを使うことが多くなり、FacebookやTwitterを使うようになった。そして、Skypeが、音声および動画チャットとメッセージングのための最上の手段になった」と語り、Skypeに移行すればMessengerよりも多くの方法で、多くの端末、プラットフォームでユーザー同士がコミュニケートできると説明した。今後、SkypeとOutlook.comとの連係を改善していくという。
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> Messengerの会話履歴はOutlook.comに保存されるが、今のところSkypeの会話履歴はまだOutlook.comに保存できない。今後そうした機能が改善されるとみられる。
「Skype」を買収したMicrosoft社が「Skype」を自社サービスに活用しないわけもなかったのですが、それが従来の自社サービスを終了させることになるとは皮肉もいいところですね。
もっとも、個人的に「Windows Live Messenger」は、正直「何のために存在するの?」「パソコンに無駄な負担をかけているだけの常駐ソフト」的な認識しかなかったのですが。
チャット機能などはそもそも相手がいないために使いようがありませんでしたし、今までのパソコン環境では、映像や音声でのやり取りを行うことができませんでしたからねぇ(T_T)。
私のパソコンが映像・音声配信に対応できるようになったのは、この間パソコンを買い替えて以降のことだったのですし。
今までは特に必要とは考えていなかったのですが、「Skype」のテレビ電話機能には少々心動かされるものがありましたからねぇ(苦笑)。
まあ、今後使う機会があるのか否かは私にも全く分からないのですが(-_-;;)。
mixiやFacebookなどもそうなのですが、どうもリアルタイム系のコミュニケーションツールは私にはあまり向いていないみたいでしたね(T_T)。
テレビ電話&多人数会話ツールとしての「Skype」には色々な使用用途がありそうなものなのですが、今後は一体どうなっていくのでしょうかねぇ。