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燃費向上で巻き返しを図るホンダのハイブリッド車戦略

ハイブリッド車でトヨタの後塵を拝しているホンダが、新たなハイブリッドシステムを2013年に販売する新モデル車に搭載すると発表しました。
燃費を従来よりも30%以上向上させ、価格もトヨタのアクアより安く抑える方針なのだとか↓

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD120IL_S2A111C1TJ1000/
>  ホンダは主力のハイブリッド車(HV)用システムを刷新すると発表した。低・中速走行時にエンジンと切り離す仕組みなどを採用し、燃費を従来より30%以上高める。2013年に発売する小型車「フィット」の次期モデルから搭載する見通しだ。
>
>  現在はモーターがエンジンと直結するHVシステム「IMA」をフィットなど7車種に搭載している。新システムは低・中速走行時にクラッチでエンジンを切り離し、モーターだけで走行する仕組みを採用。従来のニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更し、燃費効率を高める。
>
>  2つのモーターを使うHVシステムも開発。
中型セダン「アコード」に搭載して充電可能なHV「プラグインハイブリッド車」として13年1月に発売する。後輪駆動用も含めて3つのモーターを使うHVシステムの開発も進め、15年にも発売する高級スポーツ車「NSX」に搭載する。

ハイブリッド車についてホンダは、「安かろう悪かろう」的なイメージがすっかり定着してしまっていますからねぇ(苦笑)。
ホンダのハイブリッド車「フィット」も、せっかく安い価格帯を実現したにもかかわらず「車体が小さいのにプリウスより燃費が悪い」とそっぽを向かれる始末でしたし。
その欠点が是正されることになれば、確かにホンダにも逆転の目はあると言えるでしょう。
ただ、ホンダは今までトヨタに対ハイブリッド車商戦で負けが続いてますから、その負のイメージを払拭することも少なからず求められることになるかもしれませんが。
この手の販売商戦では、商品の品質や性能とは別に「これまでのイメージ」という要素も結構重要だったりしますからねぇ。
ハイブリッド車商戦におけるホンダの巻き返しは果たしてあるでしょうか?

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