週刊少年ジャンプのイロモノ漫画「究極!!変態仮面」が実写映画化
かつて週刊少年ジャンプで連載されていたマンガ「究極!!変態仮面」が、「HK/変態仮面」というタイトルで実写映画化されるとのことです。
全国的な劇場公開は2013年4月13日なのだそうで↓
http://www.cinematoday.jp/page/N0050235
> [シネマトゥデイ映画ニュース] 1990年代に「週刊少年ジャンプ」誌上で連載され、常識を超越したヒーロー像が話題を呼んだ人気コミックを実写化した『HK/変態仮面』の公開が決定し、予告編も公開された。原作を「世界で最も愛する」という俳優・小栗旬の声掛けをきっかけに実現した企画で、小栗は脚本協力に名を連ねる。
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> 原作の「究極!!変態仮面」は、1992年から1993年まで連載された、あんど慶周のギャグ漫画。SMの女王である母と刑事でドMの父を持つ男子高校生・色丞狂介が、女性のパンツをかぶった正義のヒーロー「変態仮面」となり、悪と戦う姿を描く。頭のパンツに、ブリーフと網タイツという変態仮面のビジュアルや、「それはわたしのおいなりさんだ」などの名セリフが、ジャンプ読者の間で一大ブームを巻き起こした。
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> 実写化のきっかけとなったのは人気俳優の小栗旬。自身のラジオにあんどを呼ぶほどの原作ファンで、本作の映画化を熱望する小栗の気持ちに、福田雄一監督が共鳴し、映像化に挑むことになった。脚本の打ち合わせで小栗は、パンティーをかぶる衝動を抑えられない変態仮面ならではの哀しみや、変態的で風変わりなアクションの再現に本格的に取り組むことの重要性などを、熱く語ったという。
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> 変態仮面を演じるのは、そんな小栗が「ほかには考えられない」と指名した鈴木亮平。役のため1年にわたる肉体改造に取り組んだという鈴木は、「迫力ある生身のアクションはもちろん『俺は変態じゃないんだ!』という思春期の悩みに苦しむ少年の心を真摯(しんし)に演じきりたい」とコメント。またヒロイン・愛子を演じるのは「仮面ライダーフォーゼ」の清水富美加。鈴木の肉体を「ほんとに良い体で、気分はエクスタシー! でした」と振り返る清水は、清純派の役に抵抗があったとしながら「女の子女の子した子はこんな感じ! としゃべり方や仕草を気にしながらやるのは面白かったです」と語っている。
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> 予告編では、忠実な再現度の変態仮面に感心させられるばかり。映画『コドモ警察』『俺はまだ本気出してないだけ 』を手掛けるなど、人気監督として活躍する福田監督が、この変態的な世界観を小栗や、キャスト陣とどのように再現するのか、公開が楽しみだ。(編集部・入倉功一)
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> 映画『HK/変態仮面』は4月6日より新宿バルト9にて先行公開 4月13日より全国公開
週刊少年ジャンプの中でも相当なまでにイロモノかつマイナーな作品を、しかもよりによって実写映画化とは、小栗旬の「究極!!変態仮面」への愛情はなかなかに凄まじいものがあると言わざるをえないですね(苦笑)。
「究極!!変態仮面」は連載が1年弱と短かった上、内容がPTAから目の敵にされても不思議ではないほどに過激過ぎたために、これまでアニメ化すらもされていないのが実情だったというのに、ひとっとびに実写化を達成したというのですから。
アニメ化よりも実写化が先行した事例としては「デスノート」があるのですが、これは元々社会現象を起こしたほどの人気作品だった上、内容的にもアニメより実写向けの作品だったことが大きかったのに対し、「究極!!変態仮面」はどう考えてもアニメの方が向いている作品でしょう。
女性のパンティを顔に被って活躍する、などという設定自体が何らかの規制に引っ掛かりそうなシロモノでしかないのですし(爆)。
まあ、宣伝効果や話題性としては面白いものがあると思うのですが、原作ファンや映画ファンにとって問題なのは「映画そのものの出来が如何なるものなのか?」ですね。
いくら奇抜な宣伝で衆目を集めたとしても、内容がゴミであれば論外もいいところなのですし。
ただ私としては、内容がどうであれネタとしては面白そうな感じではあるので、熊本でも公開されるのであれば観に行こうかとは考えてもいるのですが。
小栗旬の決断が果たして吉と出るか凶と出るのか、注目の作品ですね。