Windows7版IE10のリリースとWindows8の販売不振問題
- 2013/02/28 00:15
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
Windows7版のInternet Explorer 10がリリースされたようです。
以下のページからダウンロードが可能です↓
Windows7版 Internet Explorer 10のダウンロードサイト
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/downloads/ie-10/worldwide-languages
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2701J_X20C13A2000000/
> 米Microsoftは現地時間2013年2月26日、Windows 7用の新しいWebブラウザー「Internet Explorer 10(IE10)」を、日本を含む全世界で正式に提供開始した。IE10はWindows 8では標準搭載されており、普及率が高いWindows 7向けにもIE10を新たに提供することになる。
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> Windows 7用IE10は動作パフォーマンスの向上を図っており、Webサイト閲覧時の速度は従来比で20%程度の向上を期待できるという。また、最新のWeb技術に対応し、「CSS3」や「HTML5」といった新しいWeb標準仕様への適用度を高めている。
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> 利用者のプライバシーにも配慮。Chromeなど競合Webブラウザーと同様に、Webサイト運営者による利用者の行動追跡を防止する「Do Not Track(DNT)」オプションを実装している。
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> Windows 7用IE10は当面の間、MicrosoftのWebサイトから直接ダウンロードして利用できる。いずれWindows Updateの自動更新機能を介してIE10をインストールできるようにする予定だ。IE9以前のWebブラウザーでなければ動作しないアプリケーションを利用している企業ユーザー向けに、「自動配布の無効化ツールキット」も用意した。
早速ダウンロードしてみたのですが、確かにIE9と比較してもかなりサクサクに動いてくれますね。
Webサイトを一度に何ページも開いて閲覧するという用途にも充分に耐えられる性能で、使い勝手はかなり良いものを持っていると言えます。
一方で問題点を挙げるとすれば、スクロールバー等の表示の仕様がIE9から変更されているらしく、同じページでも見た目が異なる要素があるため、慣れるまでは若干違和感が残るかもしれない点となるでしょうか。
Windows7版のInternet Explorer 10がリリースされた背景には、Windows8の売れ行き不振があるみたいですね。
Windows8の販売状況は、「Microsoft社の黒歴史」とまで言われるほどに悪名高い「あの」Windows Vistaと比較してさえも芳しくないのだとか。
やはり、スタートメニューの削除や互換性の問題が、相当なまでに尾を引いていると考えるべきなのでしょうねぇ。
これまでのWindowsシリーズに慣れていた人であればあるほど、最初に混乱させられるのが必至な上、最新バージョンでないとインストールできないソフトが、よりによってMicrosoft社製のそれに多いとかいった問題もありますし。
動作保障外ながらもWindows7ではOffice2000が無事インストール&稼働してくれたものなのですが、Windows8では無理っぽいみたいですし。
他にも、データベースソフトのSQL Serverが、Windows7では2005でもOKだったのに、Windows8では2005も2008もダメで2012からしか対応していなかったり。
このままいくと、Windows8はVistaをも超える「黒歴史OS」にもなりかねないのではないですかねぇ。