google検索でセーフブラウジング機能が誤作動?
- 2013/03/06 00:05
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
検索エンジン最大手の「google」の検索結果、およびGoogle Chrome・Firefox等のブラウザからアクセスすると「不正なソフトウェアが存在する可能性があります」としてブロックされる大手サイトが頻発する現象が発生しています↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/05/news079.html
> 3月5日、「毎日jp」「マイナビニュース」「ORICON STYLE」など大手WebサイトなどにGoogle検索やChromeブラウザ、Firefoxからアクセスすると「不正なソフトウェアが存在する可能性があります」などと警告され、一時ブロックされる事態が起きた。5日午後6時現在、ORICON STYLEなどへのアクセスは回復している。
>
> 編集部注
> •5日午後4時半時点でオリコンへの規制は解除されている。
> •5日午後6時15分時点でアクセスが一部回復していることを追記し、記事内容を一部差し替えました。
>
> Googleは不正プログラムについてユーザーに警告するセキュリティ対策機能「Safe Browsing」を提供しており、Google検索結果やChrome、Firefoxなどが利用している。サイトなどに問題が発生した可能性がある場合、Safe Browsing機能に基づき自動的にブロックされる仕組みになっている。
>
> アクセスのブロックは3月5日午前から報告され、複数の大手サイトのほか、まとめサイト大手や「piapro」(クリプトン・フューチャー・メディア)などもブロック対象になった。
>
> Chromeから各サイトにアクセスすると、「ウェブサイトの不正なソフトウェアを事前に検出しました」「現在アクセスすると、お使いのパソコンが不正なソフトウェアに感染する恐れがあります」と表示され、コンテンツは表示されない状態に。Google検索結果では「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と警告。アクセスすると「警告- このウェブサイトにアクセスすると、コンピュータに損害が生じる可能性があります」としてブロックされ、コンテンツには進めない。
>
> 実際にこれらのサイトに「不正なソフトウェア」が存在するかどうかは不明だが、警告が出た場合は念のためアクセスには注意する必要がある。
>
> 5日午後6時現在、ORICON STYLEへのアクセス規制は解除されているほか、毎日jpとマイナビニュースはChrome/Firefoxからアドレスを直接入力すれば閲覧できる状態になっている。
>
> ORICON STYLEはこの間、サイトのトップページに「現在、一部サイトからのアクセス及び一部ブラウザでの閲覧が不安定な状況となっております」との告知を掲載。その後復旧し、「ご不便をおかけして大変申し訳御座いませんでした」と謝罪した。
>
> 2月上旬にも、New York Timesなどの大手サイトへのアクセスがSafe Browsingに基づきブロックされる事態が起きた。この際は広告配信業者のWebサイトにマルウェアが仕込まれたとの情報が発端になっていた。
変態新聞こと毎日新聞の公式サイトがブロックを受けているのは、いっそ狙ってやっているのかとすら疑いたくなるくらいの笑いのネタではありますね。
HTMLのMETAタグに、よりにもよって「hentai」「japanese girls」「Japan sex」の文字を埋め込んだ前歴は伊達ではないわけで(苦笑)。
よくもまあ今までマトモなサイト運営ができたものだ、と逆に感心すらしてしまうほどに、一頃の毎日新聞の公式サイトの惨状は想像を絶するものがあったのですからねぇ。
毎日新聞に関しては、いっそ「仕様」ということでこのままセーフブラウジングを続けてくれても何の問題もないばかりか、むしろ「不健全なサイトをブロックする」という趣旨と照らし合わせても合致しているのではないかとすら思えてならないところなのですけどねぇ(爆)。
とはいえ、毎日新聞だけならまだしも、他のサイトまでもがセーフブラウジングの対象となるのであれば少々問題ではあります。
セーフブラウジングの適用対象が大手サイト限定とは限らない、というか普通に個人サイトなどもターゲットになるでしょうからねぇ。
何を基準にしているのか分からないということは、逆に言えばどんなサイトでも適用対象になる可能性があるということにもなるのですし。
googleのパンダアップデートのごときパターンで個人サイトが巻き込まれるのは、正直勘弁してもらいたいところなのですが。