前のページへ |
このコンテンツの 年度別一覧ページへ |
No. 232 | |
「ネタバレ」ネタとアンケート | |
冒険風ライダー(館長) | 2004/09/25 02:29:36 |
ところで、ここで皆さんにひとつ質問したいことがあるのですけど、皆さんはあの「山本弘」という名前を持ついかがわしい物体の存在を、どのようなきっかけで知ることになったのでしょうか? 私の場合、とにもかくにも山本弘の名前を「初めて見た」のは山本弘の著書ではなく、タナウツでも話題になった創竜伝8巻文庫版の対談だったのですが、当時の私は「と学会」の存在も知らず、当然山本弘など全く眼中にもなかったので、山本弘については「ああ、田中芳樹がどこの馬の骨とも知らない対談者Aと架空戦記について論じているな」という程度の認識しかなく、その時は名前すらも記憶に残らなかったほどで、タナウツで例の対談が話題になっているのをみて初めて「ああ、アレって山本弘という名前を持つ人間で、と学会の会長とやらを務めているのか」と分かったくらいに、山本弘については関心も興味も全くなかったんですよね。当然「と学会」という組織の存在を知ったのもこの時が初めてでした。 その後、タナウツでしばしば山本弘が話題になることがあっても、思想的傾向が左寄りらしいということ以外は知識がないこともあって相変わらず関心も興味も抱けず、公式サイトがオープンしたらしいという情報を得た後も、アニメや特撮系の話についていけなかったこともあってすぐにROMを止めてしまったものでした。そんなわけで、山本弘に関する私の基本スタンスは「思想的には相容れないが、特に関わるべき価値もない余所の世界の住人」という程度のものでしかなかったんですよね。 その私の認識が大きく変わることになった最大のきっかけは、やはり何と言っても、私が初めて山本弘に言及することとなった「田中芳樹問題 & 第二次アルマゲ論争」スレッドでしたね。私はあの議論を見て初めて「『田中芳樹の付属物』としてではない山本弘」という存在に興味を抱き、ちょうど同時期に山本弘問題連絡会のサイトを知ることができたので、ほとんど付け焼刃的に山本弘問題連絡会で保存されていた過去ログを漁って、あの「山本弘ダブルスタンダード論」を書き上げたわけです。 まあ正直、私もタナウツでのあの投稿が山本封殺板に転載された時は、まさかあれほどまでに支離滅裂かつ爆笑ものの3流喜劇が観賞できるとは夢にも考えていなかったのですけどね(笑)。私の事前予想は「信者達がひとしきり騒ぎ立てるだけで、御本尊は無視を貫き通すだろう」というものだったのですから、全く期待していなかった「御本尊からのレス」が、それも私がそれまで見たこともなかったくらいに自滅的かつツッコミどころ満載の内容で飛んできた時は、いくつもの意味で笑いが止まりませんでした。 そしてあの論争以降、私はすっかり「天然お笑いネタ製造機・山本弘」の「ファン」になってしまいまして、ついには「山本弘トンデモ資料展」なるコーナーまで立ち上げるに至ったわけです。まあこのコーナーを設置する直接的な動機は、それまで「山本弘論争顛末記」のページから直接リンクを貼っていた山本封殺板のログが消失しているという事実が判明したので、その過去ログを保全・公開するついでに他のネタも収録してしまおう、というところから始まったのですが。 そんなわけで、私の山本弘の関わりは「田中芳樹の付属物 → 天然お笑いネタ製造機」という流れを経て現在に至っているわけなのですが、皆様方はどうなのか、もしよろしければ教えて下さい。 |
No. 236 | |
はてはて | |
不沈戦艦 | 2004/09/27 23:47:06 |
> 私の山本弘の関わりは「田中芳樹の付属物 → 天然お笑いネタ製造機」 私の場合は「と学会」に興味も関心もなかったので、タナウツで話が出たことによって知ったということですね。 |
No. 238 | |
自分としては | |
平松重之 | 2004/09/28 01:36:51 |
<皆様方はどうなのか> 自分はテーブルトークRPG(TRPG)というゲームをやっていましたので、その関係で知りました。 山本氏は以前「グループSNE」というゲーム・小説関連の組織に所属していましたが(現在は脱退)、その時期に氏が編集した「盗賊たちの狂詩曲」(富士見書房)というソードワールドRPGのリプレイ集(TRPGの途中経過を読みやすく編集した上で記述した本)を読んだのが山本氏の名を意識したきっかけだったと思います。 ですが、「と学会会長」としての氏を知ったのは、と学会が設立されてから大分後の事でした。古本屋で「トンデモ本1999」(光文社)という本を何気なく手に取って見たら、帯の部分の著者一覧に「山本弘」の名があり、「え、これってあの山本弘?」と思って著者略歴を見たら、確かに同一人物だったので、「こんな事にも手を付けていたのか」と思った記憶があります。 |
No. 239 | |
アンケート回答 | |
千春 | 2004/10/01 03:26:24 |
『トンデモ本の世界』を読んでからですね。其のときはただ面白がっていただけなんですが、『創竜伝』の対談を読んでから見方が変わりました。戦中の体制を批判したら「架空戦記もの」というジャンルを論理的に批判したことになるのでしょうか。なんかズレた人だなと。まぁ、それから色々あって今に至ります。
|
No. 242 | |
回答へのレス | |
冒険風ライダー(館長) | 2004/10/02 01:05:18 |
>不沈戦艦さん <私の場合は「と学会」に興味も関心もなかったので、タナウツで話が出たことによって知ったということですね。> これは私と同じパターンですね。 まあタナウツでは「何故山本弘は田中芳樹および創竜伝をトンデモ認定しないのか?」という、むしろ山本弘の立場を思いやるかのような論調で盛り上がっていましたけど、今の私の考えとしてはむしろ逆に「山本弘が田中芳樹および創竜伝の擁護に走ってくれて本当に良かった」というのが正直なところではあるのですけどね(苦笑)。「あんなの」が自分達と同じ陣営にいるなど、考えただけでもぞっとしますもの。 「敵に回したらこの上なく頼もしいが、味方にすればこれ以上ないほどに恐ろしい存在」というのが、山本弘に対する客観的な評価というものなのですからね~(爆)。 >平松さん <自分はテーブルトークRPG(TRPG)というゲームをやっていましたので、その関係で知りました。 山本氏は以前「グループSNE」というゲーム・小説関連の組織に所属していましたが(現在は脱退)、その時期に氏が編集した「盗賊たちの狂詩曲」(富士見書房)というソードワールドRPGのリプレイ集(TRPGの途中経過を読みやすく編集した上で記述した本)を読んだのが山本氏の名を意識したきっかけだったと思います。> 「グループSNE」と聞いて私が真っ先に連想するのは、「ロードス島戦記」と作者の水野良氏くらいなものですね。「ロードス島戦記」および水野良氏は田中芳樹とほぼ同時期に知り、田中作品と並んで結構ハマっていた時期もあったのですけど、その背後にあった「グループSNE」やTRPGに関しては「そういうのもあるのか」という程度に聞き流していましたし。 まあそれにもかかわらず、作品のファングッズ兼ブランド的価値につられたのと、プレイヤー同士の掛け合いが面白いからという理由で、TRPGなど全くやらなかったはずの私が「ロードス島戦記」および「クリスタニア」シリーズで文庫として刊行されたリプレイ集をほとんど全て持っているという、奇妙なエピソードがひそかに存在したりするのですけど(^^;)。 そう言えば、これは山本弘問題連絡会の過去ログを読みふけっていた時期に知って驚いたことなのですけど、その「ロードス島戦記」のTRPGで、小説版のメインヒロインとなるエルフのディードリット役を演じていたのが、他ならぬ「あの」大将軍様なんですよね。私はてっきり女性が演じているものとばかり思っていたので、初めて知った時は昔の思い出を汚されたようなショックを受けると共に、「山本弘ってもしかしてオカマの気でもあるの?」などとついつい勘ぐってしまったものでした(-_-;;;)。 >千春さん <『創竜伝』の対談を読んでから見方が変わりました。戦中の体制を批判したら「架空戦記もの」というジャンルを論理的に批判したことになるのでしょうか。なんかズレた人だなと。> あれは私も同じことを思いましたね。「架空戦記」の面白さはIFシミュレーションの醍醐味と爽快感にあるのであって、戦前・戦中の体制を礼賛するから面白いわけではないし、そもそも全ての架空戦記が戦前・戦中を無条件に礼賛しているわけではないばかりか、むしろ逆に戦前・戦中の体制や作戦を批判すらしているものの方が数的には多いくらいなのですから。 で、そういう疑問を山本弘にぶつけてみると、こういう返答が返ってくるんですよね↓ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5814/material2003_04_a.html ☆ Re: 架空戦記について / 山本弘 [近畿] No.11506 - 2003/06/17(Tue) 12:17 [zaq3dc0692b.zaq.ne.jp] > 引用箇所の前半で僕が言っているのは、実際の歴史では悪行も愚かな作戦もいっぱいあったのに(もちろん、日本軍だけじゃなく、連合軍にもいっぱいありましたが)、それを無視するのは、たとえフィクションでも変じゃないのか、ということです。 > 歴史をちょっと変えたぐらいで、歴史の中から悪行や愚行がすべて消滅するとは、僕には信じられません。だって、登場人物はほとんど同じなんですから。 > いや、実際の歴史よりも悲惨なことになっていたかもしれない。 > アンダースン&ビースンの『臨界のパラドックス』という長編SFがあります。1940年代のロスアラモスにタイムスリップした女性が、広島の悲劇を食い止めようと、マンハッタン計画を妨害しようとするが、その結果かえって恐ろしいことが起きてしまう……という物語です。 > 僕の知る限り、日本の架空戦記ものにはこうした悲惨な話はないようです(あったらごめんなさい)。なんでみんな、いい結果ばかりを書くんでしょう? 歴史を変えたら、いいことだけじゃなく悪いことだって起きるかもしれない……と考えるのが当然なんじゃないでしょうか? > 「質の高い架空戦記を書くことは十分に可能です」という点については、田中氏も「まじめに思考実験している人もいますけど」と言っておられますし、僕も架空戦記すべてを否定しているわけではありません。 > 史実や当時の軍事技術を無視したもの、幼稚な現実逃避の目的で書かれた質の低いものが多い、ということが問題なんですよ。 ……しかし、あの対談のどこをどう読んでも、件の投稿で山本弘が言っているような論調には解釈できないのですけどね。「架空戦記にも反感あるんです。旧日本軍をカッコよく描いてどうする。」から「今、我々が小説書けてるのは日本が敗けたせいですよ」までの流れは事実上一体化しているのですから、それを普通に読んでいけば、誰だって「日本が敗けた戦争をカッコよく描いて勝利に導いている架空戦記そのものを否定している」としか解釈のしようがありませんもの。私は当然そう解釈しましたし、件のスレッドを立てた人もそう思ったからこそ、山本封殺板で疑問を呈したのでしょうに、こんなアクロバットかつ苦しい解釈を駆使してまで自己弁護を図ろうとする山本弘が、私は醜悪に思えてなりませんでしたね。 しかもさらに山本弘は、自分の足元を切り崩しかねないこんなタワゴトまで堂々とのたまう始末↓ > でも、それは架空の話ではないのですか? 理想的な架空戦記を書けば、戦争に勝って、なおかつ良い戦後日本が実現するであろう、ということでしょ? > 引用箇所の後半で、僕と田中氏が言っているのは、架空戦記の中の話じゃなく、実際に日本が勝っていたらどうなっていたかということです。もちろん、本当はどうなっていたかは誰にも分かりませんが、それがあなたの頭の中にある理想的な架空戦記と同じように進むとはかぎらない。むしろ悲惨な状況になっていた可能性のほうが高いんじゃないでしょうか? > 現実とフィクションをごっちゃにしてはいけません。 「現実とフィクションをごっちゃにしてはいけません」とはよくもほざいたもの。そのアンタが対談している相手が、創竜伝と薬師寺シリーズで「現実とフィクションをごっちゃにした評論」を作中で大量に開陳し、しかもそれによって作品の質を著しく劣化させているA級戦犯であることを知りながら、それに対してこんな「手垢のついた詭弁論法」を駆使して必死に弁護しようとしたのは一体何なのですかね↓ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5814/material2003_03_a.html ★ 田中芳樹問題 / 山本弘 [近畿] > もしあなたが「田中芳樹は本当に無知なのだ。慣性の法則も知らずにデタラメな宇宙戦闘を描いている」と主張されるのであれば、それこそ証拠を示さなくてはならないのではありませんか? > そうではなく「慣性の法則ぐらいは知っているかもしれないが、他にも間違っているところがあるだろう」と言われるのであれば、「確かにそうですね。でも面白いからいいでしょ?」と言っておきます。 > > 小説家というのは嘘をつくのが商売です。僕だってしょっちゅう嘘を書きます。 > だから、小説家の書くことはとりあえず信じないのが、読者として正しい態度です。先のオウム信者の例のように、安易に信じこまれてしまうのは大変に迷惑ですから。 架空戦記と田中作品でこういうダブルスタンダードな態度を平気で取るからこそ、タナウツでも山本弘が話題になったり、私に第二次アルマゲ論争を勃発させられたりしてしまうのですけどね。まあこんなことは、あの山本弘大将軍様には理解することすら永遠にできないことなのでしょうが(笑)。 全く、こんなのが田中芳樹擁護に回ってくれたことは、私にとってもタナウツにとっても、この上ない幸運だったとしか言いようがありませんね。 |
No. 243 | |
ちょっと長めのレス | |
千春 | 2004/10/02 01:54:10 |
> ……しかし、あの対談のどこをどう読んでも、件の投稿で山本弘が言っているような論調には解釈できないのですけどね。「架空戦記にも反感あるんです。旧日本軍をカッコよく描いてどうする。」から「今、我々が小説書けてるのは日本が敗けたせいですよ」までの流れは事実上一体化しているのですから、それを普通に読んでいけば、誰だって「日本が敗けた戦争をカッコよく描いて勝利に導いている架空戦記そのものを否定している」としか解釈のしようがありませんもの。私は当然そう解釈しましたし、件のスレッドを立てた人もそう思ったからこそ、山本封殺板で疑問を呈したのでしょうに、こんなアクロバットかつ苦しい解釈を駆使してまで自己弁護を図ろうとする山本弘が、私は醜悪に思えてなりませんでしたね。 そうですよねぇ。其の部分をどう読んでも「架空戦記に反感がある。それは旧日本軍を美化しているからだ」としか解釈できないんですよ。で「今、我々が小説書けてるのは日本が敗けたせいですよ」とまで書いてるんですから、論のまとめは「架空戦記は旧日本軍を美化する小説ジャンルであり、小説家がそのような作品を書くのはどうか」ということに当然成るはずなんですが、なんでそこから「現実とフィクションをごっちゃにしてはいけません」という話になるのでしょうかね。 第一、「架空戦記を書く」→「戦前の日本の体制を美化する」という論が成り立たないのは明白です。架空戦記ものの代表作である『紺碧の艦隊』でも冒頭で東条内閣を打倒するクーデターがなされ、大東亜戦争中の政治体制を否定するところから物語が始まっています。 > 「敵に回したらこの上なく頼もしいが、味方にすればこれ以上ないほどに恐ろしい存在」というのが、山本弘に対する客観的な評価というものなのですからね~(爆)。 (笑)。笑いました。田中氏お得意のブラックジョークが、まさか山本氏にこんな形で帰ってくるとは…。 |
No. 244 | |
それじゃまるで・・・・ | |
不沈戦艦 | 2004/10/02 13:48:37 |
> 「敵に回したらこの上なく頼もしいが、味方にすればこれ以上ないほどに恐ろしい存在」というのが、山本弘に対する客観的な評価というものなのですからね~(爆)。 第二次大戦のイタリア軍ではないかと。こんな冗談がありますけどね。 ----------------------------------- 「総統閣下、イタリアが参戦しました!」 しかし、ヒトラーは全く慌てず。 「そうか。2~3個師団も送って対処すれば十分だろう」 「いえ、違います総統閣下。イタリアは我々の側に立って参戦したのです!」 先ほどの平然とした態度はたちまち崩れ、ヒトラーは真っ青になる。 「大変だ!20~30個師団を送って援護しなければならん!!」 ----------------------------------- こっちの「大将軍様」は援護のしようがないようですけどね。まあ、彼と彼の信者の間では「脳内勝利」し続けていることになっているんでしょうから、問題ないんでしょうけど。 > 第一、「架空戦記を書く」→「戦前の日本の体制を美化する」という論が成り立たないのは明白 「戦前の日本の体制を美化」しているものって、そんなにありましたっけ?山本五十六やら小沢治三郎、山口多聞らに焦点を置いて活躍させる話はたくさんありますけど、石原完爾ならまだしも東條英機マンセーものなど、見た記憶もありませんよ。それに「史実とは違ったが、やっぱり日本は負けました」って作品だって、少なくはないですし。 |
No. 245 | |
知らずに書いているのが見え見え | |
不沈戦艦 | 2004/10/02 23:55:45 |
> 僕の知る限り、日本の架空戦記ものにはこうした悲惨な話はないようです(あったらごめんなさい)。なんでみんな、いい結果ばかりを書くんでしょう? 歴史を変えたら、いいことだけじゃなく悪いことだって起きるかもしれない……と考えるのが当然なんじゃないでしょうか? 前に「タナウツ」でも話に出た、檜山良昭氏の「日本本土決戦」では、オッペンハイマーらが「科学者としての良心」に目覚め、非協力的態度を取ったことにより原爆の開発が史実より遅れ、広島と長崎の悲劇が発生しません。しかし、原爆がなかったことも影響し、終戦の動きに猛反発した陸軍強硬派が、8月9日にクーデターを敢行。阿南陸相を首班としての継戦内閣が成立し、本土決戦が始まるという筋書きです。南九州上陸作戦を行ってきた米軍に対し、日本軍は特攻につぐ特攻。国民義勇戦闘隊の名のもとに民間人も動員して徹底抗戦を行います。その後南関東上陸作戦も行われ、最後は松代に避難した大本営も天皇もろとも自爆し、大日本帝国政府は消滅。数千万人に及ぶ犠牲者、国土も完全に荒廃し、近代文明はなくなってしまいます。また、同じ作者の現代戦もの「日本潰滅」では、朝鮮半島に起こった戦乱を発端に最後は米ソの直接対決となり、全面核戦争が起こって世界が滅びるという話でした。 横山信義(と学会会員のようですが)氏の「八八艦隊物語」では、戦艦中心の軍備となった史実と違う世界で、緒戦はアメリカ海軍に大勝する日本海軍ですが、首脳部の愚かさの為にその後は失敗を重ね、最後はアメリカの物量に押し切られて史実と同じく昭和20年8月15日に降伏するという筋でした。 また、佐藤大輔氏の「征途」では、レイテ沖海戦で史実と違ってシブヤン海で「武蔵」が生き残ったことと、サマール島沖海戦で「大和」の艦橋に命中弾があった為に栗田司令部が全滅した影響で「謎の反転」がなく、「大和」と「武蔵」が米旧式戦艦部隊を撃破しレイテ湾に突入。湾内の米輸送船団に壊滅的被害を与えてマッカーサー元帥も戦死させ、米軍の対日戦スケジュールが半年遅れるという筋でした。でも、結局その為にソ連が対日戦を実行する時間が長く、樺太と北海道の半分からなる「日本民主主義人民共和国」という名の「赤い日本」が成立してしまうんですよね。朝鮮半島のように日本も分断国家になってしまう訳で。最後は90年代以降に日本統合戦争が起こって南北日本は統一されます(もちろん「赤い日本」が滅びる)が、「民族分断の悲劇」が日本で起こる訳ですので、「いい結果」とは言えないでしょう。 「悲惨な話はないようです(あったらごめんなさい)。」と、ロクに調べもせず自分の印象だけで好き勝手な放言を行っているだけなのが見え見えですので、みっともないこと夥しいとしか言えませんねぇ。まあ、山本弘らしいと言えばらしいんですがね。 |
No. 246 | |
自分を顧みない山本弘 | |
冒険風ライダー(館長) | 2004/10/03 17:17:32 |
<第一、「架空戦記を書く」→「戦前の日本の体制を美化する」という論が成り立たないのは明白です。架空戦記ものの代表作である『紺碧の艦隊』でも冒頭で東条内閣を打倒するクーデターがなされ、大東亜戦争中の政治体制を否定するところから物語が始まっています。> <「悲惨な話はないようです(あったらごめんなさい)。」と、ロクに調べもせず自分の印象だけで好き勝手な放言を行っているだけなのが見え見えですので、みっともないこと夥しいとしか言えませんねぇ。> そして、そこまで架空戦記に関する知識も何もないままに好き勝手な放言を乱発する山本弘大将軍様は、「と学会会長」という地位以上にこだわり続けている「SF」というジャンルになると、一転して以下のごとき御託宣を述べておいでになられるんですよね↓ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5814/material2004_04_a.html ☆ Re: SF1000冊読破していない人は語る資格無し / 山本弘 [近畿] No.16992 - 2004/02/14(Sat) 12:49 [zaq3dc0692b.zaq.ne.jp] > 確かに、SFについての知識がろくにない人が、「SFとは何ぞや」とか語りだしたり、「この作品は最高のSFだ」とか言い出したら、「ちょっと待て」と言いたくなりますね。1000冊はちょっと敷居が高いけど、せめて100冊(『ペリー・ローダン』と『宇宙大作戦』は除く(^^;))は読んでからでないと、偉そうに語っちゃいかんでしょう、そういうことは。 > これは別にSFに限ったことじゃないと思います。 > 先日も『トンデモ本』シリーズの新作(まもなく出版予定)で取り上げたんだけど、『いまどきのブンガク』(宝島社)というムックがありまして、その中で、それまでライトノベルをまったく読んだことのなかったライター(現代美術の評論をやっているという人で、このジャンルにまったく無知)が、たった5冊だけ読んでライトノベル界全体の傾向みたいなことを論じてるんですよ。これには仰天し、腹が立ちました。 > 5冊だけ読んでライトノベルを語るなあ! > せめて100冊読んでからにしろ! > たとえばミステリ・マニアだって、ミステリを5冊しか読んだことのない素人が「ミステリとは」みたいなことを論じ出したら、腹が立つと思うんですよね。 この「SFを語る」云々のやり方が、一体何故話が架空戦記になると途端にかなぐり捨てられ、自らの偏見だけで「架空戦記は戦前・戦中の日本の体制を礼賛している」などと、それこそ「偉そうに語」るような「蛮行」が許されることになるのですかね~。しかも当の本人でさえ「これは別にSFに限ったことじゃないと思います」とまではっきり明言しているというのに。 架空戦記についての知識がロクにない自称SF作家が、「と学会会長」という地位を振り回しながら、「旧日本軍をカッコよく描いてどうする」とか語り出したり、「悪行も愚かな作戦もいっぱいあったじゃないですか。それを無視しちゃうのはねえ」とか言い出したりしたら、架空戦記ファンとしては「ちょっと待て」と言いたくなるに決まっているではありませんか(笑)。たとえばミステリー・マニアだって、ミステリー小説をほとんど読んだことのないド素人が「殺人犯をカッコ良く描いてどうする」みたいなことを論じ出したら、腹が立ってくるのではないかと思うのですけどね(爆)。 で、さらに山本弘は、自分の足元が自分の手によって切り崩されていくことも自覚できないまま、調子に乗ってこんなタワゴトまでほざく始末↓ > ただ、初めてSFを読んだ人が、その作品についてどんな感想を抱くのも自由だと思っています。たとえそれがどんなにトンチンカンな感想であっても、初心者ならば許されるって部分もありますし。 > それどころか、そういう初心者を「間違ってる!」「これを読め!」と厳しく指導するのは、逆効果になりかねない。 > 実際、僕の若い頃、年長のSFファンの間では、「ブラウン」とか「ブラッドベリ」なんて名をうかつに出すと、「けっ」と嘲笑されるような風潮がありました。『レンズマン』とか『キャプテン・フューチャー』とか言おうもんなら、そりゃもう(^^;)。 > でも、 自分も昔はスペオペに熱中していただろうに、「スペオペが好きです」という初心者をバカにするのはおかしいと思うんです。 > 初心者にいきなりNWとかサイバーパンクなんか読ませたって、分かるわけないじゃないですか。まずはスペオペでも、ブラウンでも、あるいは『ドラえもん』でもいいから、SFを好きになるきっかけがあればいい。好きになれば、その人は自然に、たくさんのSFを読むようになりますよ。 > 現代のSF界が沈滞している大きな理由の一つは、そうした初心者を取りこむ努力を怠ってきたからだと思います。 > 「正しい指導」というのは、「これを読め」と強要することじゃなくて、初心者の成長を暖かく見守ってあげることじゃないんでしょうか。 ……これを初めて読んだ時、3度にわたるアルマゲ論争やタイムライン問題で、映画制作者だけでなくファンに対してまで「そんな奴が作った映画に感動する観客も問題あり」だの「誰でもみんなそれぞれ理解力の限界があるということを言いたいのです」だのと「素人なファン」をバカにし、その行動を問題にしていたような身の程知らずのキチガイ野郎が、何を今更「良い子ちゃん」ぶろうとしているのかと、その厚顔無恥ぶりに私はつくづく感心せずにはいられませんでしたね。「お前が言うか、お前が」と。 こんな自分の過去の発言も顧みずに支離滅裂かつダブルスタンダードな妄言を繰り出して醜態を曝け出し続けるからこそ、「敵に回したらこの上なく頼もしいが、味方にすればこれ以上ないほどに恐ろしい存在」などという評価が、山本弘に定着することになってしまうのですけどね~。 |
No. 247 | |
会員作家の作品も知らんのか | |
わりと常連 | 2004/10/04 18:56:05 |
改めて見てみましたが、自分とこの会員でかつSF大会でトンデモ本大賞やってた頃は客側の常連でもあった横山信義氏の出世作を題名すら知らないで架空戦記を語っていたんですねぇ。 ちなみに横山氏の作品は、日本軍GoGoなノリはかなり控えめだし、ifの入れ方も抑え目なので、けっこう好きな作家です。 それにしても、トンデモ架空戦記というのを扱う同人誌があるというのを知っているなら、「それが珍しいからネタになる」と何故思わないんでしょうね?たしかにブッチャケ有りえないことだらけの作品はあるのですが、ジャンルごと偏見を持った目でよくSFを語れるものだと思います。SFだってそういう偏見に苦しんでいるジャンルなのに‥ |
No. 248 | |
イタリア軍の方がマシ?(w | |
ポルトエシュタード | 2004/10/04 20:54:59 |
> 「敵に回したらこの上なく頼もしいが、味方にすればこれ以上ないほどに恐ろしい存在」 これは名言ですね。 「黙っておれ!」(byムーア中将)と言いたくなるような、無能を通り越して低能な輩は、邪魔にならないようにせいぜい横でお茶でも飲んでいて欲しいものです(笑)。というかこういう人、私の会社には掃いて捨てるほどおります(-_-)。 これからは彼らのことを「山本さん」とか「会長さん」とか呼ぼうかな(笑)。しかし、・・・それでも何とかなっている私の会社も凄い! >山本弘氏を知ったきっかけ 遅レスですが、タナウツで話題に出て初めて知りました。しかも、認知したのは何回か過去ログを見てからだったような気がします。当初は気にも留めていませんでした(笑)。 |
No. 250 | |
サイト更新&諸々レス | |
冒険風ライダー(館長) | 2004/10/07 00:41:05 |
>わりと常連さん <改めて見てみましたが、自分とこの会員でかつSF大会でトンデモ本大賞やってた頃は客側の常連でもあった横山信義氏の出世作を題名すら知らないで架空戦記を語っていたんですねぇ。> 山本弘の知ったかぶりは別に今に始まったことではありませんので、今更そんなに驚くようなことではないでしょう(笑)。「いつものことながら自分で墓穴を掘っている阿呆な発言だ」とは私も思いますけど(爆) むしろ私としては、その横山信義氏が件の山本弘の発言を知っているのか、知っているならばその発言に対してどう考えているかについて興味がありますね。かの大将軍様の発言は、当然のことながら、横山信義氏が携わっているジャンルおよび職業そのものを全面的に否定していることになるわけですから、本来ならば山本弘に対して何らかのリアクションを起こしていてもおかしくはないはずなのですが。 <それにしても、トンデモ架空戦記というのを扱う同人誌があるというのを知っているなら、「それが珍しいからネタになる」と何故思わないんでしょうね?たしかにブッチャケ有りえないことだらけの作品はあるのですが、ジャンルごと偏見を持った目でよくSFを語れるものだと思います。SFだってそういう偏見に苦しんでいるジャンルなのに‥> どうせいつもの「自分の嗜好や保身に基づいてコロコロ変わる作品評価基準」を、ただひたすら感情の赴くままにその場凌ぎで当てはめているだけでしかないのでしょう。自分の架空戦記評価手法をSFに当てはめたらどうなるのかについては、想像力の欠如で全く考えてもいないのか、全て承知の上で目を瞑っているのか……。いずれにしてもこの件に関して山本弘が醜悪なダブルスタンダードを発揮しているのは間違いないのですけどね。 >ポルトエシュタードさん <遅レスですが、タナウツで話題に出て初めて知りました。しかも、認知したのは何回か過去ログを見てからだったような気がします。当初は気にも留めていませんでした(笑)。> まあ山本弘のことを知らなかったのであれば、それが当然の反応ではあるでしょうね。かくいう私自身、例の創竜伝8巻文庫版対談の一件を事前に知っていなかったら、「山本弘? 誰それ?」で終わっていたと思いますし、知っていてさえ、最初はロクに関心も興味も抱くことなく聞き流していたくらいでしたから(苦笑)。 >平松さん <いや、山本氏がディードリットを演じたと思われる時期(今から20年近く昔)は、TRPGがまだ現在ほど日本では普及していなかった上、ゲーム人口も圧倒的に男性が多かったみたいです。 なので、ゲームの中までも野郎ばかりでは味気ないので、やむなく男性プレイヤーが女性キャラクターを演じるという事も珍しくはなかったという事でしょう。> なるほど、そういう事情がありましたか。それならば、件のディードリットのような事例も納得できますね。 ただ、そのTRPG(角川文庫「RPGリプレイ ロードス島戦記1」)で山本弘は、ディードリット役を演じる際にご丁寧にもわざわざ女性的な口調を使いまくっているんですよね(「あたし」という一人称を使ったり、語尾に「~わね」や「~よ」といった言葉がついていたりしている)。私が「TRPGのディードリット役を演じたのは女性」と考えた理由のひとつがこれだったのですけど、山本弘と一緒にTRPGをプレイしていた他の人達は、そんな山本弘をどのような目で見ていたのかな~、と考えたのが、前の投稿における「山本弘オカマ疑惑」の元ネタでして。 声優などと違って、TRPGという複数の人達が「顔を合わせて」遊ぶゲームの中では、キャラクターを演じるプレイヤーの素顔がはっきりと見えていますからね。見た目どう見てもいかつい顔の男性プレイヤーが女性キャラクターを熱心に演じると、なまじ顔見知りなだけに、他のプレイヤーには相当なまでの違和感と気色の悪さが付きまとうのではないかと、まあTRPGを一度もプレイしたことのないド素人が余計な感想を抱いた次第です(^^;;;)。 この辺り、自身もTRPGで女性キャラクターを演じたことがあるらしい平松さんにも意見を伺いたいところなのですが、その女性キャラクターを自身で演じた時の感想および周囲の反応というのはどんなものだったのでしょうか? |
No. 251 | |
TRPG話 | |
平松重之 | 2004/10/07 01:39:44 |
<ただ、そのTRPG(角川文庫「RPGリプレイ ロードス島戦記1」)で山本弘は、ディードリット役を演じる際にご丁寧にもわざわざ女性的な口調を使いまくっているんですよね(「あたし」という一人称を使ったり、語尾に「~わね」や「~よ」といった言葉がついていたりしている)。> えーと、少々誤解があるみたいですね。 山本氏がディードリットを演じたのは「コンプティーク」という月刊ゲーム誌の1986年9月号から1987年4月号までに掲載された「D&D」(ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)というTRPGのリプレイでの事と思われます。 一方、冒険風ライダーさんの挙げられた「RPGリプレイ ロードス島戦記1」は1989年に出版された、「ロードス島戦記RPG」という、上記のリプレイをベースにしたTRPGのリプレイで、この二つのリプレイは別物です。 そして、「RPGリプレイ ロードス島戦記1」でのディードリット役のプレイヤーは、冒頭で役を受ける際に「大役だわ」(P15)と言っていますので、山本氏とは別人(おそらくは女性)と考えられます。(また、リプレイに収録・編集する際に、男性プレイヤーが演じた女性キャラクターの台詞回しを女性っぽく修正するケースも考えられます。) なので、冒険風ライダーさんの感想は失礼ながら的外れなものではないかと。 <この辺り、自身もTRPGで女性キャラクターを演じたことがあるらしい平松さんにも意見を伺いたいところなのですが、その女性キャラクターを自身で演じた時の感想および周囲の反応というのはどんなものだったのでしょうか?> いや、自分の場合は「ドワーフ(ずんぐりむっくりな亜人間)のオバさん」でしたので、別にどうって事はなかったですね(^^;)。 ただ、他のプレイヤーが女性キャラを演じ、女らしい言葉遣いを使った場合は、当初は違和感を感じましたが、慣れればどうという事もないです(^^;;)。やっている方も気が引けるのか、そんな気になるほどに女言葉を連発したりはしませんでしたし。 |
No. 252 | |
山本弘 ディードリットで | |
平松重之 | 2004/10/07 02:06:51 |
検索してみたら、こんなの見つけました。 ttp://www.trpg.net/ron/log/TRPGFREE/019.html <98年08月10日:23時09分12秒 ディードリットは山本氏ですね / 大蛇丸 山本氏自身がファンロードで言ってましたから確実です。「文庫版の方は僕じゃない」とも言われてましたが。フォローしとかないと商売に差支えるんでしょうか(笑) > |
No. 253 | |
山本弘がディードリットだったなどということは絶対に認められません。 | |
蜃気楼 | 2004/10/07 04:46:57 |
ロードス島戦記リプレイD&D版においてディードリットはこんな感じでしゃべっています。 ディードリット(山本) あっわかった、答えは雲でしょ? ディードリット(山本) 簡単じゃありませんか。 お前なんかディードじゃねーよ(泣) |
No. 254 | |
う~む×2 | |
冒険風ライダー(館長) | 2004/10/08 00:46:35 |
>ディードリットの件 う~む、「山本弘がディードリットを演じていた」というネタ元のTRPGって、私が挙げたあの本のことではなかったのですね。「コンプティーク」誌は名前こそ知っているものの、立ち読みでさえほとんど読んだことがないので、そっちは完全にノーマークでした。 山本弘以外の誰かは知りませんが、あのリプレイ本の中で本当にディードリットを演じていた人には悪いことをしてしまいました。いくら知らなかったこととはいえ、関係がないにもかかわらず「あの」山本弘ではないかという根も葉もない冤罪をかぶせてしまったわけですから。無知とは罪なもので、本当に申し訳ないことをしたと反省することしきりです(-_-;;)。 >蜃気楼さん ようこそおこしやす~。 <ロードス島戦記リプレイD&D版においてディードリットはこんな感じでしゃべっています。> う~む、ほんの2行の中に滲み出ている絶妙かつまったりとした山本風味が何ともたまりませんね~(笑)。まあ私もこんなディードリットはさすがに願い下げではありますが(>_<)。 ところで、No.252で平松さんが紹介されていたURL先の記事に、山本弘の迷言「心はいつも15歳」が元になって、ディードリットの年齢設定が155歳に設定されたという話があったのですが、こんなところにまでかの偉大なる大将軍様の暗い影が忍び込んでいるかと思うと、なまじ好きな作品とキャラクターであるだけに、ますますもって憂鬱な気分にさせられてしまいますね (-_-;;)。第一、あの山本封殺板における山本弘の御乱心ぶりを見ていると、あの御仁の精神年齢は「15歳」でさえ過大評価もいいところで、本来ならせいぜい1.5~2歳児と評価されるのが妥当なところだろうとさえ思えてくるのですが(笑)。 |
No. 255 | |
といっても・・・・ | |
不沈戦艦 | 2004/10/09 00:13:12 |
>http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/ww2-04.html >イタリア軍の方がマシ?(w 第二次大戦のイタリア軍ってのは、こんなもんですからねぇ(URL参照)。「大将軍様と似たようなもの」でいいんじゃないかと。 |
No. 248 | |
不沈戦艦さんに脱帽です(笑) | |
ポルトエシュタード | 2004/10/11 14:44:43 |
>>不沈戦艦さん 面白いサイト紹介、ありがとうございます。 最初、URLから移動したとき、論文調なサイトと予想していたのにソフィア先生が出てきたので目がテンになりました(笑)。 内容的には非常にユーモラスでありながら、ためになることが書かれており楽しく勉強できました。 >バカンス これは知りませんでしたが、大笑いしました。 「タラント港で一夜にして3隻のイタリアの戦艦がソードフィッシュ20機(複葉機の超旧式)に沈められた。」 「降伏直前のフランスに侵攻するも反撃にあい撤退」 というように、イタリア軍が第2次世界大戦中は連戦連敗でダメダメなのは知っているつもりでしたが、これほどとは・・・。 ということで、前言を撤回して以下に賛成します(笑)。 > 「大将軍様と似たようなもの」でいいんじゃないかと。 |
No. 258 | |
まあこれは | |
不沈戦艦 | 2004/10/12 00:46:24 |
> イタリアの戦艦がソードフィッシュ20機(複葉機の超旧式)に沈められた」 ドイツ戦艦「ビスマルク」もこの機体に攻撃され、舵故障で英艦隊に捕捉され、最期を迎えていますので、さほどヒドイとも言えないのでは。それに、タラント軍港攻撃は夜襲ですからね。当時艦載機が夜に襲ってくるとまでは、到底思えなかったことでしょう。そういうことなので、イギリス人はソードフィッシュは誇りに思ってますよ。後継機のアルバコア(これも複葉)はダメダメ(速度は上だったが操縦性が悪いので現場に嫌われ、結局ソードフィッシュより先に退役)でしたし。もっとも、ソードフィッシュは海軍航空が皆無の独伊相手だから通用した(太平洋じゃ無理)ようなもんですが。 > ソフィア先生が出てきたので目がテンに うーん、実は私、「ソフィア先生」の元ネタ知らないんですよ。まあ、サイトとしては面白かったもので。 > イタリア軍が第2次世界大戦中は連戦連敗でダメダメ 「ドイツの足を引っ張る」以外何もしてませんからねぇ。イタリアが勝った相手って、ロクに近代的戦力のないエチオピアだけですから。イタリアが余計な真似していなければ、東部戦線が崩壊しなかったかも知れませんし、シシリー島にマフィアが戻って来られなかった(ムッソリーニはマフィアを弾圧したので、連中はアメリカに逃げたんですが、米軍に協力してシシリー島で道案内をし、結局戻ってきた)でしょうしね。「ジョーク」としてドイツ人が日本人に、「よう戦友、今度はイタ公抜きでやろうな」と言いたくなる気持ちは分かりますねぇ。「ネタ」かも知れませんけど、これを知っていた日本人が向こうに行った時に、ドイツ人の爺さんに「今度はイタリア抜きでやりましょうね」と言ったらコワイ顔をして「ちょっとこっちへ来い」と、誰もいない部屋に連れていかれたので「こりゃあ冗談にしても拙いことを言ったのかな?」と焦ったら、「その素敵な提案については、今度誰もいないところでゆっくりと語り合おうじゃないか」とニヤリと笑いながら言われ、「奴らマジだったのね・・・」とびっくりしたというのを見たことありますわ。某小説での元ドイツ軍人のセリフとして「北アフリカで、無敵のロンメル軍団を撃破したのはイギリス軍ではない。イタリア軍だ。お前らは、敵にすれば心強いが、味方にすればこれほど手ごわい相手はいない」なんてのもありましたね。 |
前のページへ |
このコンテンツの 年度別一覧ページへ |
殿堂入り作品一覧へ |
奇説珍説博物館 トップページへ |
部門毎ガセビア作品賞へ |