山本弘トンデモ資料展
2008年度版12-A
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懐疑的に超常番組に突っ込む トピック
まもなく放映される超常番組・2
2008年09月12日 10:53
山本弘
前のトピがいっぱいになったので、勝手に新トピを立てさせていただきました。
超常番組の通報場所です。
コメント(39件)
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最新の20件を表示
1
2008年09月12日 11:01
山本弘
速水もこみち 世界のピラミッドに登る!
7つの海を越えたピラミッド
~ピラミッドのルーツは海底にあった~
2008年9月17日(水) 夜9時00分~夜11時18分
テレビ東京系列
http://www.tv-tokyo.co.jp/pyramid/
人類史上に残された神秘、ピラミッド。しかし、ピラミッドがエジプトだけのものでないことは意外と知られていない。
アフリカにもアジアにもアメリカにもピラミッドは存在する。何万キロも海で隔てられた場所に、非常に似通った文化があるのはなぜなのか?単なる歴史上の偶然?それとも…?史上最大の謎、ピラミッドミステリーの秘密に、ドキュメンタリー初挑戦!気鋭の若手俳優・速水もこみちが迫る!
出演者
出演:速水もこみち語り:渡辺いっけい
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……マヤのピラミッドって、そんなに知られてないですか?
「ピラミッドのルーツは海底にあった」という副題も、すごく不安なんですけど。
2
2008年09月12日 11:08
山本弘
翌日、今度は日テレでも。
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モクスペ
緊急検証!
世紀の大予言スペシャル
~人類滅亡7の警告~
2008年9月18日(木)19:00~20:54
日本テレビ系列
http://www.ntv.co.jp/mokusp/contents/080918.html
“現実になるのか?!”今、注目されている「人類滅亡の予言」を一挙紹介!
番組では、中でも話題になっている、7つの予言をVTRで紹介してゆきます。
スタジオでは、科学者をまじえ、予言を大検証。その可能性を探る!
人類は、明るい未来をつかむことができるのか?!
★人類史上最高の科学者ニュートンが記したメモが発見された。
そこには、人類滅亡の年が書かれていた!ニュートンは、その年をどのようにして導き出したのか?!
そして、その数字にどれだけ信憑性があるのか?!
ユースケ・サンタマリアが、イギリスへ飛び、全ての真相を解き明かす!
全てが明らかになった時、驚愕の事実を知る!!
★さらに、ユースケは、レオナルド・ダ・ヴィンチの予言の真相を探る!
ダ・ヴィンチは、『モナ・リザ』に、人類滅亡のコードを描き込んでいたという!
それは、まさに“真のダ・ヴィンチ・コード”!
ダ・ヴィンチは、『モナ・リザ』のどこにコードを描いたというのか?!
★また、ヒトラー、聖徳太子も人類滅亡の予言を残していたという!
★驚異の的中率、預言者ジュセリーノ!
彼は、人類滅亡の日を予知夢で見たという。
一体、どんな夢を見たのか?!それは、正夢となるのか?!
★その他、“2012年に人類が滅亡するという「古代マヤ人の予言」”、
“現代に現われた未来人からの予言”など、大検証!
【ナビゲーター】
ユースケ・サンタマリア
【MC】
羽鳥慎一、夏目三久
【パネラー】
伊集院光、須藤元気、次長課長、大沢あかね、柳原可奈子、
木下優樹菜
【専門家】
大槻義彦、韮澤潤一郎、千葉正毅
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うわー、ツッコミどころ多そう(笑)。これは録画しなくては。
3
2008年09月12日 11:18
プレジデントマン
BS11のUFOサミットのメンツ。 「イオンド大学教授」…それ笑う所?
4
2008年09月12日 12:09
バーグマン教授
>>2
ジュセリーノは9月13日に中国でM9.1の大地震。30メートルの津波
発生。もしくは名古屋か東京で大地震、3万棟の家屋倒壊を予言してます。
やはり完全スルーですかね。
自分の予言が当たらないって前提でTV出演してますね。
中国ではこの予言が元でパニックになっています。
http://www.web-tab.jp/article/4201
これで怪我人が出たら全てジュセリーノや持ち上げてるメディアの責任
ですね。
5
2008年09月12日 12:48
くらげ
>>2
もう、どこから突っ込んでいいやら。。。。
といいながら、録画予約しちゃいましたが。
あれですかね、未来人からの予言って、ひょっとしていまさらタイターちゃんですかね?
6
2008年09月12日 13:21
たいき@鉄十字キラー
>2
録画予約完了しましたー
ジュセリーノは来週テレビ収録のため来日するそうですが、9月13日の直後にのこのこ来日するなんて、本当に図太い神経だなぁ
7
2008年09月12日 16:55
山本弘
>「イオンド大学教授」…それ笑う所?
「この中に、本物の大学教授、本当のことしか言わないUFO研究家、本当のことしか言わないTVプロデューサーがいたら私のところに来なさい。以上」
8
2008年09月12日 17:21
まさ
しかしヒトラーは予言業界で
人気ありますね(笑)
最近ダ・ヴィンチが猛迫してますが…
9
2008年09月12日 19:17
バーグマン教授
ニュートンの予言も捨てがたいですよw
しかしジュセリーノとか五島勉氏に比べれば捻りがたりませんなあ。
10
2008年09月12日 20:32
ジョルディ・滝音
何気にマヤ人の予言って
かつての2000年問題と同じで単に暦の都合上
それ以上表記できなかったってだけのことじゃないか?
と思ってるんですが
いかがなものでしょうか?
11
2008年09月13日 08:27
山本弘
単にマヤの暦が13バクトゥン(187万2000日)で一巡するってだけですね。
だったら、今から5100年ほど前にも人類は滅亡してたんかよ!? と、ツッコミを入れたくなります。
前にマヤの神話を読んだことがあるけど、人類滅亡の予言なんか出てきませんでしたね。ノストラダムスの「人類滅亡予言」と同じく、後世の人間の勝手な解釈でしょう。
12
2008年09月18日 14:59
山本弘
>速水もこみち 世界のピラミッドに登る!
>7つの海を越えたピラミッド
>~ピラミッドのルーツは海底にあった~
いちおう見ました。
最後に出てきたタイの海底ピラミッドって……ほんとにピラミッドか? なんかビミニ・ロードみたいな自然の造形物じゃないかと思えるんですが。
しかもそれが海底に沈んだ理由が「彗星が地球に衝突したため」って……なぜいきなり飛躍する!?(笑)
そりゃ彗星が海に落ちたら津波ぐらい起きるだろうけど、何十mもあるピラミッドが海に沈むほどの海面上昇も地盤沈下も起きないでしょう。そんな大異変があったら、世界中の地質に痕跡が残ってるはずだし。
13
2008年09月18日 23:55
バーグマン教授
緊急検証! 世紀の大予言スペシャル
~人類滅亡7の警告~
とりあえずニュートンの下りだけ見たのですが、彗星と隕石をごっちゃに
しないで頂きたいと。(笑)
あれじゃあエドモント・ハレーが浮かばれませんなあ(涙)
14
2008年09月19日 00:22
k
私もニュートンのところだけ、たまたま観ました。
ハレーがハレー彗星を発見したとか言ってるし。
彗星の太陽への衝突と地球への衝突をごちゃまぜにして論じてるところは、ミスリーディングな作り方してましたね。彗星が太陽に衝突してもなんてことないのは明らかなのに。
15
2008年09月19日 00:53
ナガト
「聖徳太子は実在しなかったという説もある」とか冒頭で言っときながら「聖徳太子の予言」って・・・
そんな、居たんだか居なかったんだか判らないヤツの予言を
どうやって信じろというのか。
さて、以下ちょっとマジですが。
いくらバラエティの体裁をとっているからといって、これだけ沢山の「人類滅亡予言」を
言いっぱなしってのは、いくらなんでもバラエティの度を過ぎて悪質ではないかと思うんですがねぇ。
16
2008年09月19日 01:11
プレジデントマン
「聖徳太子の記録の解明に」と、それを国文学者か古文博士に持ち込むかと思ったら、なぜか秋山真人! ズコーッ
秋山の言う解析法が全く説明も無く、かれの言い分を一方的に垂れ流す。 超能力の訓練と言い、カード手品をするエスパーに、どんな予言が解るのやら…あと「ノストラダムスの…五島勉氏も」とここで意外な人の名も出た。 10年前に壮大に外してる人の話を参考にしても…
ジョセリーノの外しに関しては総スルー。 否定派の形で大槻教授を引き出すのは、止めて欲しいですね。全く役不足だし
17
2008年09月19日 10:25
ジョルディ・滝音
秋山の肩書きが心理哲学博士とかいうのにびっくり
おまえの肩書きは「元インチキスプーン曲げ少年」だろーが!
古文とかもほんとに読めてるのか?
ただ指でなぞってただけにしか見えなかったぞ!
18
2008年09月19日 10:55
バーグマン教授
未然本紀にしてもヒトラーの予言にしても「なんで今更?」と首を傾げたく
なる内容でしたね。(五等勉つながりで聖徳太子の「未来記」も出せばよかったのに。あ、あれは実体が無いから本はともかくTVはキツいですか。)
目玉は半分を占めたはニュートンの予言なんでしょうが、あんな情けない内容
だったとは・・・ハレー彗星による終末って何時の時代でしょう(笑)
彗星の核が氷や塵で出来てるって子供でも知ってると思いますが。
ニュートンのメモとやらにどんな内容が書かれてるのか、興味がありますね。
19
2008年09月19日 11:21
塩田多弾砲
自分も昨日に見ました。
:ジュセリーノって、確か九月中に日本に大地震が起こるって予言をはずしたんじゃあねーか? っていうか、自分の見た夢だけを根拠に妄言吐いてるだけのおっさんにしか見えんのですが。
そんなあほな根拠で予言する厚かましさも驚きですが、そんな人を「信じる」などという人がいる事も驚き。
:ヒトラーのあれって、予言か? 単なる予想つーか、たわごとにしか聞こえません。こじつけ乙としか思えんのですが。
:2012年、2043年、2060年……いったい人類滅亡するのはいつだよ。少なくとも「滅亡」するんなら、一度に滅ぶもんじゃあないのか?
ていうか、「複数ある人類滅亡の予言」ってのがある時点で、誰か矛盾にツッコめ……と思ったけど、誰も突っ込まず。
:聖徳太子がなぜ予言者。ていうか、秋山氏って古文読めるの? 仮に読めたとしても、いつも勝手で一方的な意見ばっかりのたまって、それにツッコミ入れられたら怒ってスタジオから退散するような人の言う事の言う事って信用できるの?
:ジョン・タイターの書き込みって、あれ予言か? 単なる壮大な釣りじゃないのか?
つーか、あんな「タイムマシン」の写真と説明だけで未来人だと納得できる方が怖いんだけど、予言以上に。
自分としては、予言者の予言が当たるより、こんな内容のバラエティを平然と流す局、およびそのスタッフ、そしてこんな妄言を信じ込んでしまう人たちが存在する方が怖いです。
まー、TV局の人たちにとっては、視聴率さえ取れれば本当に人類滅亡しても構わんって思ってるんだろうけど。なんだかなあ。
20
2008年09月19日 12:39
k
>18 バーグマン教授さん、
ニュートンが実際どう書いていたのか確かに興味はありますが、彼の時代には太陽や彗星の正体についてはほとんどわかっていなかったので、今から見れば荒唐無稽な予言をしていたとしてもまったく不思議はありませんね。みかけから判断して、彗星が大きな質量をもつ天体と思われていたのかもしれません。
21
2008年09月19日 13:16
バーグマン教授
kさん
いやあ、私「ニュートン・コード」は読んでませんので何とも言えませんが、
番組内で肝心のメモの内容に2060という数字以外触れてないことから、
人類滅亡とは何の関係も無い事が書いてあったんじゃないかと(笑)
ハレーから聞いて「2060年頃にもハレー彗星接近すんのかなあ」とか。
22
2008年09月19日 13:48
ジョルディ・滝音
番組見てて意外だったのは
須藤元気がどの予言にも「信じない」の札を挙げてたこと
ケッコーまともだなあ
と思ったけど、もしかしたら
「信じたら現実になってしまうんです。引き寄せの法則が働いちゃいますから」
みたいなこと考えてたんじゃないだろうなあ?!
23
2008年09月19日 16:25
山本弘
予想通り、ツッコミどころ満載の番組で大笑いでございました。
・ジュセリーノの予言する疫病「エルス」
「ワクチンが効かず四時間で死亡する」
……そんなに早く死ぬんじゃ、感染の広まりようがないんじゃないのか?
他にも、2038年にアフリカ大陸が二つに割れて海面が300m上昇するとか、もうムチャクチャでございます。
・卑弥呼・吉田松陰・徳川家康が「予言というメッセージを残した者」として紹介されてましたが……。
松陰や家康って何を予言したの?
卑弥呼に至っては、本人が書いたものなんて残ってないはずだけど。
・ヒトラーの予言って、それ五島勉の本にしか出てこないやつじゃない? ヒトラーが本多美奈子や後藤久美子の登場まで予言していたというやつ(笑)。
どう見ても五島勉の創作でしょ?
・ハレー彗星が前回、太陽に最も接近したのは1986年2月5日。
ハレー彗星の周期は75・3年(75年と約100日)。
つまり次に太陽に接近するのは2061年。
嘘つくんじゃねーよ、日本テレビ!
・ハレー彗星がもし太陽に衝突したら……って言ってたけど、ハレー彗星が最も太陽に接近する際の距離は8800万km。太陽にぶつかるためには、ものすごい軌道変更が必要。
彗星の軌道が変わる原因として考えられるのは、惑星とのニアミスぐらいだけど、ハレー彗星の軌道面は黄道面から162度も傾いてるから、めったに惑星の軌道と交差しない。第一、そんな珍しいニアミスが起きるんだったら、天文学者が誰かとっくに気づいてる。
それとも彗星の軌道が何もしなくてもころころ変化すると思ってんだろうか。それこそニュートン力学を何だと思ってんだと言いたい。
・あと、彗星核ってせいぜい直径数十キロの氷の塊ですよ。地球にぶつかったら大変かもしれんけど、太陽にぶつかっても何も起きないよ。そもそもぶつかる前に蒸発するんじゃないかしらん。
シューメーカー・レビー彗星が木星にぶつかった時のこと、もうみんな忘れてるのかね?
24
2008年09月19日 17:19
山本弘
>:ジュセリーノって、確か九月中に日本に大地震が起こるって予言をはずしたんじゃあねーか?
9月の地震だけじゃありません。『ジュセリーノ未来予知ノート』(ソフトバンク)から、本の出版日から現在までの地震予言を抜粋してみると、
日本
・二〇〇八年二月一五~二八日 M六・三(川崎)
・二〇〇八年四月または五月一四日 M六・七(千葉)
・二〇〇八年八月六日 M六・五(東京)
・二〇〇八年九月一三日 M八・六(東海) 三万人が被災し、六〇〇人以上の死者。この地震は日本だけではなく、中国で起きる可能性もある。その場合は日本より拡大する
中国
・二〇〇八年九月一三日 M九・一 死者百万人以上。この地震は中国ではなく、日本の東海地方で起きる可能性もある
台湾
・二〇〇八年三月八日 M六・八(プーリー市)被災者三〇〇〇人以上
・二〇〇八年六月一六日 M七・四(プーリー市)死者数千人
モンゴル
・二〇〇八年九月六日 M六・四
メキシコ
・二〇〇八年三月六日 M六・七
ペルー
・二〇〇八年五月一五日 M六・六
フィリピン
・二〇〇八年七月一八日 M八・一
インドネシア
・二〇〇八年一月一五日 M七・五(バリ島)死者五〇〇〇人以上
トルコ
・二〇〇八年五月二四日 M六・三 死者三〇〇人以上、負傷者数千人
パキスタン
・二〇〇八年六月六日 M六・八
ギリシャ
・二〇〇八年四月三日 M六・六
イラン
・二〇〇八年三月七日 M七・三
コロンビア
・二〇〇八年三月八日 M六・八
エルサルバドル
・二〇〇八年五月二五日 M六・三
エクアドル
・二〇〇八年九月七日 M五・九
ロシア
・二〇〇八年五月九日 M六・八(ユジノサハリンスク)死者数千人
25
2008年09月19日 17:36
山本弘
実際に起きた地震のデータはこちら。
NGY地震学ノート
http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/sanchu/Seismo_Note/
日本
2008年5月8日茨城沖の地震(M6.4, M7.0)
2008年6月14日岩手・宮城内陸地震(M7.2)
2008年7月19日福島沖地震(M6.6)
2008年7月24日岩手県中部地震(M6.8)
2008年9月11日十勝沖の地震(M7.0)
中国
2008年5月12日中国四川省の地震(M7.8)
インドネシア
2008年2月20日スマトラ島沖の地震(M7.5)
中には「1か月ずれたけど、インドネシアでM7・5の地震が起きるって当てたじゃないか!」と強弁する人もいるかもしれませんが、地震が起きたシムルエ島はバリ島から2000km以上も離れてるんで、明らかにハズレです。
26
2008年09月19日 18:01
バーグマン教授
四川地震や岩手宮城内陸地震を後から「実は予言してた。」とか言い出す
最低の予言者ですからね。
宮城の地震の半月前に仙台市で講演会を開いており、全然関係ない予言の
話ばかりしてたとの事ですので予言などしてなかった事は明白なのに。
四川地震は「本に入れるのを忘れた。」そうです。(苦笑)
27
2008年09月19日 21:04
プレジデントマン
>須藤元気がどの予言にも「信じない」の札を挙げてたこと
「バシャールとチャネリングで話してみた所…」とか、かなりキテましたね
28
2008年09月19日 21:45
k
ネットでちらっと検索してみたところでは、ニュートンが2060年という数字を出した根拠は、終末論的に聖書を「解読」した結果ということらしいですね。科学とはなんの関係もないし、ましてや、ハレー彗星がどうのという話ではないようです(誰かのでっちあげ?)。
http://findarticles.com/p/articles/mi_qa3686/is_200312/ai_n9342144/
10ページ目にニュートンの原稿も引用されています。(私にはチンプンカンプンでしたけど(^_^))
29
2008年09月19日 21:55
k
もうちょっと調べたら、こういうblogがありました。
http://transact.seesaa.net/article/97251728.html
抜粋、翻訳してあるので、こちらを読まれたほうが良さそうです。上で引用した論文もこちらから辿ったほうが読みやすいフォーマットのものにリンクされてます。
30
2008年09月19日 23:38
ジョルディ・滝音
> 19
> :ジュセリーノって、確か九月中に日本に大地震が起こるって予言をはずしたんじゃあねーか?
スピリチュアルコミュでは祈りの力で回避できたとかいってます
31
2008年09月20日 00:15
塩田多弾砲
>山本弘様
>>:ジュセリーノって、確か九月中に日本に大地震が起こるって予言をはずしたんじゃあねーか?
>9月の地震だけじゃありません。『ジュセリーノ未来予知ノート』(ソフトバンク)から、本の出版日から現在までの地震予言を抜粋してみると
解説ありがとうございます。こんなに妄言を垂れ流してたんですか。
「彼の予言とやらは、インチキであたったためしがない」とは、なんとなく知ってはおりましたが、まさかここまでとは。
で、地震に限ってもこれだけハズしてるのに、「彼の予言は当たる」などと言ってる人がいるのは、まさに不思議大爆発。
で、こんだけ外した事実を覆い隠し、「彼の予言は当たる」と吹聴する人間もいれば、それを信じ込んでる人もまだいるだろうし。
どうせなら、もっと罪の無い面白い予言をしてくれないものか。
「数年後には、宇宙から美少女型ヒューマノイドインターフェースがやってくる」とか「狼が美少女となって働く若者のもとにやってくる」とか、「一家に一台、美少女メイドロボが支給される」「チョココロネ好きな美少女とその友人たちが神事に奉られる」などなど。
そういう予言だったら信じちゃいますよ自分。
>あと、彗星核ってせいぜい直径数十キロの氷の塊ですよ。地球にぶつかったら大変かもしれんけど、太陽にぶつかっても何も起きないよ。そもそもぶつかる前に蒸発するんじゃないかしらん
ですよね? 彗星の核は氷なんだから、そんなのが太陽にぶつかっても、べつにどうという事は起こらんじゃあないか……と思ったんですけど、誰もそれを指摘せず。
番組内では「彗星が太陽に衝突して、その時に発生した太陽のコロナが地球を襲う」みたいな事を言ってて、「ただの氷がなんで?」と突っ込んでしまいました。
まー、地球に接近した時に、ドラコみたいなのが地球に来るのはちょっと問題かも知れませんが(爆)
32
2008年09月20日 00:20
塩田多弾砲
30>ジョルディ・滝音様
マジですか。いやあ、凄いですねー祈りの力(棒読み)。
地震をとめる力があるんなら、なんで四川大地震の時は止めなかったのか。というか止められなかったのか。
実に不公平ですねー。っていうか、そんな言動は本当に地震で命を落とした方々に対し、冒涜以外の何物でもないと思いますが……。
たぶん「祈りの力で地震を止めたんです」とか言ってる花畑連中は、そんなことは全く頭にないでしょうねー。
……予言を信じ込む連中って、こういう人としての判断能力すら放棄できるのかと、別の意味で感心します。
33
2008年09月20日 00:25
ろぼ
あー
このコミュをもう少し前に知ってたら、リアルタイムで書き込みしたのに。話し相手がいなくて辛かったよ。
山本さん、シューメーカー・レピー彗星、一般の人、忘れてます。番組を観ながら突っ込み入れたら、「何だっけそれ」という反応でした。(笑)
あんなに盛り上がった天体ショーだったのに。
34
2008年09月20日 00:47
たいき@鉄十字キラー
>32
>なんで四川大地震の時は止めなかったのか。というか止められなかったのか。
四川大地震の時は事前に予言がされてなかったので祈れなかったんでしょうね。
35
2008年09月20日 01:04
バーグマン教授
>>29
kさん
非常に興味深いブログのご紹介ありがとうございます。
確かに2060年に人類が滅亡なんて一言も書いてないですね(笑)
2340年まで言及されてるなんてなにかノストラダムスの予言に
通じるものが。
全くハレー彗星の話など誰がくっつけたんでしょうね。
36
2008年09月20日 11:27
山本弘
塚原一成『ニュートン・コード』(角川学芸出版)買ってきました。
まだ全部は読んでないんですが、とりあえず「2060年」の根拠の部分を要約します。
・『ダニエル書』と『ヨハネ黙示録』には「それは、ひと時、ふた時と、半時である」と書いてある。
・これは3年半を意味し、1260日である。
・この「日」は「年」を意味し、ある年から1260年後に人類は終焉を迎える。
・西暦800年はローマ教皇レオ三世がフランク王国のカール大帝に帝冠を授けた年であり、これから1260年後は2060年である。
……という理屈らしいです。
そもそも「3年半」だったら1277日か1278日だと思うんですけど。
当然、起点とする年を何年にするか、そこから何年後に終わりの年が来るかについても、いくつもの解釈があり、ニュートンは西暦800年の他にも、起点として「609年」「774年」「788年」「841年」という4つの年を検討しており、609年から1260年後の1869年、1290年後の1899年、1335年後の1944年を示しているそうです。
ぜんぜん意味ねーよ、こんな計算(笑)。
38
2008年09月20日 12:02
山本弘
(37は一箇所間違ってたんで削除しました)
あと、ニュートンの姪の夫のジョン・コンデュイットによれば、晩年のニュートンが病床でこんなことを言ったというのですね。
「太陽は燃料がつねに必要である。その燃料は彗星であり、炉にくべる薪を太陽に補給している。一六八〇年に見た彗星は、また戻ってくるに違いない。おそらく軌道を五、六周したあと、太陽に突入すると思われる。その時できた炎は地球をも焼き尽くし、地球に住む全ての生き物は全て滅びることになる」
wikipediaにもこう書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%97%E6%98%9F
>アイザック・ニュートンは、彗星を固く締まった頑丈な固体だとした。つまり非常に長い楕円軌道を描き、その軌道と方向がかなり自由な惑星の一種であって、その尾は、太陽熱で着火または加熱された頭部、つまり彗星の核から放出された非常に希薄な蒸気だと考えていたのである。 また、ニュートンにとっては彗星は、惑星の水分と湿気を維持するために不可欠なものだと思われた。つまり、彗星の蒸気と放出ガスが凝縮したものから、植物が生まれ腐敗し乾燥した土になるために使われるすべての水分が再供給、補充されるとした。ニュートンは、すべての植物は液体から増え、それが腐敗して土になると考えていたためである。だとすると乾いた土の量は絶えず増加するので、その惑星の水分は絶えず供給されていない限り絶えず減っていき、遂には無くなるはずだと考えたのである。ニュートンは、われわれの空気の最も精妙で最上の部分を構成する、生命と全ての存在に絶対不可欠な精気が、彗星によってもたらされるのではないかと考えた。また、彼の推測によると、彗星は太陽に新しい燃料を補充していて、その発光体から全ての方向に絶えず送られる流れによって太陽の光を回復させているとした。
ニュートンは彗星が氷のかたまりだとは知らなかったし、ましてや太陽が核融合で輝いているなんて想像がつくはずがなかった。当時の科学水準では、「大きな彗星がぶつかったら太陽は激しく燃え上がる」と考えたとしても責めるわけにはいきませんね。
問題は「一六八〇年に見た彗星」という部分です。テレビでもおかしいと思ったけど、やっぱりおかしい。
だって、ハレー彗星が観測されたのは1682年ですよ?
ニュートンが「一六八〇年に見た彗星」と言ったなら、それは1680年にゴットフリート・キルヒが発見した彗星のことであり、ハレー彗星ではありえません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%97%E6%98%9F
>この問題は、1680年11月14日にゴットフリート・キルヒが発見した大彗星 (C/1680 V1) によって解決された。ヨーロッパの至る所で、天文学者たちはこの彗星の位置を観測しつづけた。1687年、アイザック・ニュートンは彼の著書『自然哲学の数学的諸原理』(プリンキピア)において、万有引力の逆2乗の法則の影響下で運動する物体は、軌道の形が円錐曲線の一種になるということを証明し、天空における彗星の運動が放物線軌道とどのように適合するかを、1680年の彗星を例にして具体的に説明した。
ところが著者の塚原氏は、キルヒ彗星のことを「ほとんど誰にも知られていない忘れられたもの」と言い(そんなことはありません。天文学に詳しい人間なら知ってます)、「一六八〇年に見た彗星」というのはキルヒ彗星ではないと主張します。
そして、この文章を「一六八〇年代に見た彗星」とねじ曲げて解釈し、ハレー彗星のことだと主張します。
さらに、ハレー彗星が太陽に接近した年を「一六八三年の夏頃」とし、
1683・5〈年〉+(75.32〈年〉×5〈周〉)
という計算で、「2060・1」という数字をはじき出します。
でも、すでに述べたように、この計算は間違っています。ハレー彗星の前回の近日点通過は1986年2月5日であり、次の最接近は2061年です。
1680年の彗星についてニュートンは、その軌道が放物線に合うと言いながらも、ほとんど放物線に近い長い楕円軌道を描いていると考えていました。
ニュートンはその彗星の周期を575年と推測しており、次は西暦2255年に戻ってくると予言しました。ただし、今ではこの推測は間違っていると考えられています。
(ナイジェル・コールダー『ハレー彗星がやってくる!』岩波書店)
つまりニュートンが「一六八〇年に見た彗星」が「軌道を五、六周したあと」太陽にぶつかる考えていたなら、その年は、
1860+575×5=4735
1860+575×6=5130
であり、西暦4735年や5130年ごろを想定したことになります。
39
2008年09月20日 14:42
k
>35:バーグマン教授
当時は、ニュートンを含めて誰もが、聖書を字義通りに解釈して、やがて「終末」が訪れると信じていたようですね。ニュートンも晩年は神学研究に没頭したとか(wikipediaの受け売りです、はい(^_^))。
>38:山本さん
なるほど。日テレの番組は塚原氏の憶測を元に作られていたということですか。
私もTVで1680年の彗星と言うので妙だと思ったのですが、やはり違うんですね。このキルヒ彗星なら近日点も太陽をかすめるほど近い(0.006AU)ので、いずれ太陽にぶつかると考えたとしても不思議はありません。この彗星で間違いないでしょう。
彗星の持つエネルギーは、太陽表面で起きるフレアのものに比べれば桁違いに小さいので、たとえ蒸発しないで太陽面に突入したとしてもなんてことありません。
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