山本先生、こんばんは。いつも作品&ブログを楽しませてもらっている読者です。
ラー油を本と間違えて買ってしまった人には気の毒なんですが、追加された但し書きのシュールさに、思わず爆笑してしまいました。
このデンでいくと、『シュレディンガーのチョコパフェ』には、当然ながら「これはチョコパフェではありません」という但し書きが必要そうですし、『アイの物語』には「愛はお金で買えません」なんて注釈を入れたほうが良いかもしれませんね。
と、冗談はさておき。
通販サイト、レビューサイトを見ていると、しばしば「これどうやったらそんな勘違いができるの!?」といった投稿にお目にかかることがしばしばありますが、ここまで豪快なのは珍しいですね。この本、来年のトンデモ本大賞、次点くらいは狙えるんじゃないでしょうか。これほど作者の意図を離れた部分で楽しめる本って、そうそうないんじゃないかと思います。
余談ですが、個人的に残念に思ったのは、間違えて本を買った人の多くが、本の中身を読んでいなさそうなところです(ほとんどのレビューが本の内容に一切触れていないorすぐに売ったと書かれていることから推測)。
通販ページの目次の見出しを見る限り、結構面白そうな本だと思うので、(間違えて買ったのだとしても)一通り読めば良いのになぁ…。
レビュー者の属性として「携帯から投稿」が多いみたいです。商品紹介ページがケータイからどのように見えるのか確認してないので分からないですが、そのあたりが原因の一つなのかもと思った次第です。
>「こちらは本です。ラー油ではありません」
以前読んだハヤカワ文庫の「訴えてやる!大賞」(ちょっと部屋の中にあるはずなのに見つからない(=探しても無駄)ので著者名等がわかりませんが)にはもうちょっとシュールな注意書きの例がありました。
覚えている中から一例を挙げると
「からだを洗うのに使わないでください」(トイレ用タワシ)
などは、まともな方で、
「乗ると動きます」(子供用キックボード)
「非常時には消音機能を使用しないでください、音は消えても火は消えません」(火災用煙感知器)
「注意 燃えます」(暖炉用の薪)
などがあるそうです。
こんな分野でもアメリカは日本のかなり先を行っているのですね。
追いつこうとするならかなり頑張らないといけないみたいです。
母が石垣島ラー油がほしいので探してほしいと言うので、
私も色々と探してみて、この本を見つけた口です。
他では品切ればかりなのに、これだけ売っていたので、
購入しようと思いましたよ。
でも良く見たら本だったのでやめましたけどね。
普通に説明を見ればわかるのに、もしかしたら、
「あ、ここ売ってる!すぐ買わないと売り切れるかも!?」
って思うのかも。
とりあえず、みんな本当にそそっかしいぞwwwww
「こちらは本です。キャンディではありません」という但し書きは、
帯のコメントだったら面白いかもしれん。
それか、どこかの本屋さんがPOPにしてみるとかね。
>JFMさん
>闘栗鼠狩さん
実際に携帯ではどう表示されるか確認してみました。
楽天にアクセスして、「石垣島ラー油」で検索すると、トップにこの本が表示されます。
本のデータは、
>■ 辺銀愛理
>■ マガジンハウス
>■ 2008年08月
と、大幅に省略されていますね。なるほど、これが間違えてしまう原因か。
でも、ページのトップに「楽天ブックス」と出るし、商品名や会社名からも、注意して見れば本であることは明らかなんですが。
また、「こちらは本です。ラー油ではありません」という但し書きは、携帯の方が目立ちます。これがいつ頃から付くようになったのかは分かりませんが、少なくとも最後の「ペンギン一本さん」は「目立たない所にラー油ではありませんと書かれても」と書いているので、この頃には付いていたのは確かでしょう。「ペンギン一本さん」はパソコンからアクセスしているので、逆に但し書きに気がつかなかったのかも?
そもそも「ラー油が1500円って高すぎない?」と疑問には思わなかったでしょうか。
>じょーさん
僕もこの著者の方がかわいそうです。
>だぁく・はんど さん
ああ、ありましたな、そんな本。
電気製品の説明書なんかも、水をかけるなとか横倒しにするなとか、わざわざ言わなくてもいいようなことが書かれているのは、訴訟を起こされないようにという用心なんでしょうね。
ちなみに、何で本の返品ができないかと思って調べてみたら、
http://www.coolingoff-kuroda.com/tuusinhanbai.html
>また、通信販売にはクーリングオフ制度の規定はありません。通信販売には、訪問販売などの「急に販売員がやってきて勧誘される」というような不意打ち性が無く、じっくり選んで購入することができるからです。
じっくり考える時間があったにもかかわらず、よく調べずに衝動買いしてしまうような人までは、保護する筋合いはない、ということのようです。
みなさま、通販はよく考えて選びましょう。
シャナナきましたよv
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50907453.html
なぜだかこのエントリにニーヴン&パーネルの『降伏の儀式』のストーリーを長々と書いてこられた方がいて、意図不明だったので削除しました。僕が『降伏の儀式』を読んでないとでも思ったんでしょうか。
山本さん、こんにちは。
「本をラー油と間違えた人たち」を題材にミクシィとはてなブログに書かせていただきました。
トラックバックを送信したのですがなぜだかうまくいかないので、こちらでご挨拶をさせていただきます。
いやはや、世の中にはスゴイひとがたくさんいるもんですねえ・・・
初めてコメントさせていただきます。
爆笑させていただきましたがこの間違えた人達の気持ちを察してみるに
「やった~!やっと見つけた!どこでも売り切れてたんだよね~(クリック)」でしょうかね。
ラー油を一気に五本購入なんてのもなんか”見つけた”時の感動が垣間見えますな(笑)。
あと「¥1500は高いと疑問に思わないのか」ですが
「¥1500もするラー油はさぞウマかろう」って考える人は存在しますからねえ。