いやー、後半笑わせていただきました。「自分を知らない」というのは恥ずかしい事ですね(自戒の意味を込めて)。
ところで私のブログに毎日のようにいわれのない誹謗中傷のコメントをつける「クズども」がいるのですが(きっかけは私が読者になっている女の子のブログに誹謗中傷のコメントをつけたのを注意したら矛先を私に向けたようです)、文章がホントに幼稚過ぎるのです。
平気で「おまえゎ、早くうちみたいに一人前になれ!」などというコメントをつけてきます。
「一人前」の人間が人様に「おまえゎ」なんて言うか!(笑)
何となく通ずる所があるなぁ、と思いました。こんな奴らが日本の将来を担うのかと思うと目眩が…
勿論私はそいつらを「クズ」と侮蔑したコメントを返しています(笑)
入れ食いです(笑)
「クズ」は餌を見ると食いつかずにはいられないようです。
当分続きそうですが、最近はクズもネタ切れらしく、文章がワンパターンなのが残念です(笑)。
では失礼します<(_ _)>
>普通の小説は最初の半ページでガッツリ掴んでくれるぞ?
想像ですが、「半ページ」というのは1ページの半分、という意味ではなく、全ページの半分というのをうまく表現できなかっただけではあるまいかと。もしかしたらですが。
蕎麦を食べながら読んでいたのですが、
>イラストが致命的にダメだ。もうその時点で読む気せぇへん
のところで笑ってしまった。いや、笑いを堪えたために、鼻から蕎麦が飛び出てきたorz
だったらマンガ読めよ、マンガ!
変なタイトルだと思ったら、「26世紀青年」の変奏だったのか(^^。
http://www.amazon.co.jp/26%E4%B8%96%E7%B4%80%E9%9D%92%E5%B9%B4-DVD-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B8/dp/B001JF2QS4
広瀬正の「みんなで知ろう」、山崎浩一の「東京大発掘」のようなパロディ考古学SFは結構好きで、先だっての「喪われた惑星の遺産」も楽しく拝読しただけに、この設定で先生が書いたらどうなるかは興味が湧きますね。
しかし…念入りに自意識を抹殺してのけた伊藤 計劃をして「純文学批判」とかいうなら判るが、これはなぁ…(面白い誤読って嫌いじゃないですけど、スベってるとしか(^^;)。
確かに、折角設定を作ったのなら、一発芸的なその場限りの使用ではなく物語に絡ませないと勿体無いですよね。
ところで、
>イラストで否定!
今更ですが山本さんに謝らなければならないことがあります。それは「まどか☆マギカ」、「見逃した」という以前の書き込みは嘘で、本当は絵がどうも好きになれなかったせいで「意図的に見なかった」のです。山本さんの記事を見なければ、恐らくニコニコ動画での再放送も見逃していたでしょう。御免なさい。
>おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。
事実に反する批判に立腹したのは共感できますが、
ラノベを愚弄された怒りでマンガを愚弄するのは全く共感できません。
「小説は高尚だがマンガは低劣」と山本さんがお考えならば仕方ありませんが…(そういう考えの方を説得する気力がもう湧きません…)
ラノベしか読まなかろうが、
マンガしか読まなかろうが、
ゲームばかりでも、アニメばかりでも、お笑い番組ばかりでも批難される謂れはないし、
デマの流布等に加担していない限り他人の娯楽に口を挟むのは傲慢だと思っています。
代替娯楽の低価格化と多様化で小説読者数は減るかも(ケータイ小説、スマホやタブレットPCを考えると減らないかも)しれませんが、
カナモジだけでカいたブンのアットウテキなヨみニクさと
漢字カナ交じり文の圧倒的な読み易さを比べると、
ゲームばっかやってても、アニメばっか観てても、
日本語が滅びない限り漢字カナ交じり文も滅びないだろうな、
と感じています。
どういう作品なのか読んでみないことには何とも言えないので保留しますが、これじゃあ批判じゃなくて只の悪口でしょう。批判する側にビジョンがなければ、只の悪口で終わります。
中には単なる下衆の勘繰り(と言うより只の妄想か偏見)の域を出なかったり、「実際作品を読んで言っているのか?」と思うようなものもありますし…感想、批評という名の悪口大会を見るのはこれ以上ない苦痛である、私にはそれだけです。
>おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。
この連中、そのマンガに対してすらロクな読解力が無い様な気が・・・
「文章に対して文章で感想を書くのには読解力と
文章力を同時に求められる」って事ですね。
自分も気をつけよう……
>> 無理して慣れない漢字使うことないぞ。阿呆はカタカナで書け。
>> もしかしたらスラングのつもりで使ったのかもしれないが
該当する文章を書いたものでも何でもありませんが、この一文は取り下げられた方がよろしいかと思います。
アホを阿呆と書くのはスラングでも何でもありません。
以下、手持ちの電子辞書(CSIOのEX-WORD)から引用します。
「あ-ほう【阿房】
(阿呆とも書く)愚かであるさま。ばかなこと。また、そのような人。あほ。」
この記述を見る限りアホを阿呆と書くのは、日本語として特にまちがっているようには見えません。
上記の山本先生の記述は、トンデモ本の世界Rや「トンデモ本?違う、SFだ!」などで批判してきた言葉狩りそのものでは無いでしょうか?
私としては、「気違い」と言う言葉がただのマニアだけではなく、現在、統合失調症と呼ばれる症状を侮蔑する意図を込められて使用されていた(怪奇大作戦の狂気人間での使用例、役者の口調などは資料になるかと思われます)を考えれば、山本先生が主張されていた「気違い」と言う単語の自主規制よりも、こちらの指摘の方がはるかに悪質な印象すら受けます。この様に書かれると気分を害するかもしれませんが、侮蔑の意図を込められて使用された単語の使用を奨励する一方で、日本語としてまちがっておらず、侮蔑の意図が込められていない漢字の使用を戒める行為は、普段の単語に関する姿勢に真っ向から反するだけではなく、ご自身が普段仰るほど差別に対して敏感でも何でもないようにすら感じられてしまいます。
以上の様な経緯から、阿呆関連の一文は取り下げられるの方がよろしいかと、私は考えます。
確かに稚拙で突っ込みどころもあるが、『設定だけくれ』と言えるぐらいにはアイデア勝負では成功してるのでは。
後は作品を許容出来るかの好みの範疇なので後出しで『面白い作品にしてやるから』っていうのは、要はそのアイデアを自分では思いつかなかったか思いついていても先に出せなかったという負け惜しみ。
本当にそのアイデアを欲しかったらブログで一方的な上から目線で放言せずに、先ず編集なりにプレゼンするなりの営業努力をしてみては。
それでアイデア借用して面白いモノ書いて下さい。
マンガを読むのに訓練がいるというのは、子供の頃に好きなマンガを奨めた経験則で知っていましたが、ラノベを読むのにも訓練がいるというのを最近知りました。
文章が滅茶苦茶でも、絵が浮かぶと面白いという作品もある事に気付きましたが、そこに至るまでは辛いです。
「マンガを読まない子は、本も読まないんですよ。」
「いまの若い子は、マンガを読まない。なにをしているかというと、携帯でメールしている。」
10年近く前の対談記事だったと思います。
この話、非常に納得です。
以前からウェブ上の書評、映画評などの一部に疑問を感じていました。
このジャンルの作品を他に読んだ(観た)ことが無いと思われる人が下す評価は、けなすにしろ褒めるにしろ、的外れなことおびただしい。
そのような評価が積み重なって総合で星一つとか星五つとかになっているのを目にしたときのガッカリ感と言ったら。。。
後半の感想については編集者の意図が反映されていそうなのでそのまま判断するのも良くないように思うのですが、
前半については同意見で、もやもや思っていたことをすっきり言語化していただけて嬉しいです。
設定はすごくいいのに(文化的な何かが失われてしまった未来モノって萌えますよね!)、特に後半よくわからない流れになっていて残念でした。
横レス失礼します。
>>http://twitter.com/#!/seqiq さん
別に漫画批判なんてしていないと思いますけれども。どこを読んで漫画を愚弄したと思ったんでしょうか笑?
これはラノベもろくによまずに、漫画だけを読んで活字文化を否定する元コメに向かって「おまえそれじゃあ説得力ねーよ」と言ってるわけです。「発言権」ではなく「説得力」がないと言っているんだと思いますが。
>>結晶さん
ちゃんと元コメを読んでください「それとも俺が知らないだけで、こういう良い意味で阿保なラノベって多いの?」
阿呆ではなく阿”保”となってるでしょう? この誤字に対する言及なので取り下げろってのは完全にお門違いなのではないでしょうか?
>結晶さん
よく見てください。「阿呆」なら間違っていません。「阿保」と書くのが間違いだと言ってるんです。
私もおおよそ似たような感想でした。読んでいてもどかしかったのを覚えています。
こんな美味しい設定を思いついておきながら、惜しい!
ライトノベルの9割がクズであるように、読者コメントの9割もクズなので、いちいち腹を立てても仕方ないのでは(笑)
ところで話は変わりますが、山本先生は『七花、時跳び!』(久住四季著・電撃文庫)をお読みになりましたか?
一言で言うならば、時をかける少女、現代版。先行作品のお約束をしっかりと踏まえたうえで、タイムパラドックス問題に真摯に向き合いつつ、タイムトラベルにつきものの騒動がいくつも描かれます。
同じ電撃の『タイム・リープ』などとの大きな違いは、終始コミカルなノリで話が進むので、抜群に読みやすいこと。それでいてSF的な骨組みはきちんとしていて展開もよく練られているので、「SF入門ラノベ」とでも言うべき、ライトノベルと青春SFを高いレベルで融合させた傑作になっています。
以前クオリアやパララバを絶賛していらしたので、1人の本読みとして、こちらをお勧めしてみました。
>つーか、この設定だけくれ! 僕に書かせろ!
>頭からすべて書き直して、面白い作品にしてやるから!
じゃあ書いたらいいじゃん。
本当に面白いものが書けるならさ。
韓国での漢字教育廃止をはじめ、日本でも漢字廃止論は存在してたのだから、その延長で考えれば「漢字が無い世界」なんて特に独創的な設定じゃないし。
表紙(のイラスト)を見て買うかどうか決める
「表紙買い」なんてのは別に珍しいことでもないでしょ
まあ、それだけで買うのを止めるとまで言い切るのはちょっと変ですけどね
自分は最終的にはなかなか楽しめたので高評価でしたが、先生とまったく同じ感想を抱きました。
1人だけ現代の世界観に近い妹を突っこみ役にして、周りの人間や世界ははちゃめちゃなお馬鹿系SFな展開が面白いと感じていたので、ごくごく普通のタイムパラドックス物みたいな結末に落ち着いてしまったのは非常に残念でした。最近アニメになったばかりの某AVGと似通った展開でもありましたし……
ライトノベルは、漫画にも小説にもなりきれない半端な位置にいるのもあり、今でもネットでは叩かれる風潮が強いですね。皆いかにも普段高尚な文学作品を読んでいるような風に批判していますが、もしそうなら今の純文学があんなに売れてないはずはなく(笑) おそらくは、ライトノベルすら殆ど読まない(読めない)層からの的外れな批判も多いだろうなぁと感じています
このラノベは冒頭を試し読みして、設定をうまく使って展開させていけば面白くなりそうだと思っていたのですが駄目だったようですね・・・
このさくひんっていちじきわだいになってましたね。
ためしよみをなんぺーじかよんで、ひらがなだらけでよみにくかったのでよむのをやめました。
ひょうげんのたようせいがあるように、ひひょうのたようせいもあるとおもいますが、そもそもよむきをなくさせるようなさくひんはしっぱいさくだとおもいます。そういういみではこのこめんともしっぱいです(わらい)。
>設定以上に文章がひどい
>これでプロの作家を名乗れるんだから、ラノベはマジキチ
このこめんとは、ひらがなだけのぶんしょうじゃないところもふくめてのいけんなのじゃないかなとおもいました。そして、それはいやくしたというせっていがあっても、やくぶんのようなふしぜんさとしてはぱんちがよわいので、このこめんとぬしはあくまでかきてのじのぶんとしてとらえたのだとおもいます。
>>これでは2世紀ぐらい経ったら、本当にこの作品のような世界になってしまうんじゃないだろうか。心配だ。
こわいですね。でもなれたらそうでもなかったりして(わらい)
一部のノイジーマイノリティが細かい部分を論って叩き、さらにその一部の連中を取り上げてブログで叩く・・・と
何か最近の朝鮮人とネトウヨの争いみたいで微笑ましいですね
すごくよく分かる感想でした
少し話題がそれているかも知れませんが漫画やライトノベルだから馬鹿にされるのはよくわかりません
漫画は漫画でライトノベルはライトノベルでそれぞれ子供が呼んで面白い物、大人が呼んでも面白い物むしろ誰が読んでも面白い物があるんです
漫画やライトノベルだからってだけで馬鹿にされるような物ばかりじゃないんです
そして読まずに批判はたしかにひどいですね
前半の読んだ上でこうすればいいのにという感想と比べるととても幼稚に見えます
長々と失礼致しました
アインシュタインの伝記が、自動翻訳そのままで出版され、回収されているというニュースがあります。なんでも、人名のマックスを最大限と訳しているとのことです。珍本としての価値が生じて、高値がついているそうです。どこかの陰謀…な訳はないですね。
本自体は未読なんですが、「僕の妹は漢字が読める」というタイトルの本のレビューにやたらと漢字の間違いが多いという事実自体が、なんだかパロディのようにも感じられますね。
私がこの本の著者なら、これらのレビューを作品にフィードバックさせるなりして、アイディアの充実を図るんじゃないかなと。
いや、むしろこの現実をそのまんま書いた方が痛烈かな?
・・・『漢字が読めない』についてですが、僕はシャーリン・マクラム『暗黒太陽の浮気娘』に出てきたエピソードを思い出しました。
SF小説も書く大学教授が、アマチュアの書いた小説を読んで、
「これ、未来世界を舞台にしたSFなのに、メールじゃなくて紙に書かれた手紙をやり取りしてるよ」とかぼやくシーン(@∀@)
小説でも漫画でも、その世界にドップリつかりたくて読んでいるのに、ちいさなことで台無しになる・・・って時々あります。ウディ・アレンの『スリーパー』みたいな作品なら全然かまわないのですが、なぜかラノベだと許せないのはどうしてなんだろう・・・あるいは「世間から軽く見られがちなラノベだからこそ、手を抜いてほしくない」という気持ちが働くのかもしれません。
> ついでに言うと、絵は「書けない」じゃなくて「描けない」って書くんだよ。「描」は小学校で習う漢字だと思うけど?
かく【書く】カク他五 (1)絵や符号文字をしるす。(2)文章をしるす。(3)著作する。 文語 四
以上、手もとにあった角川国語辞典より。広辞苑でも同様に「書く」の項目にはは絵をかくことも載っています。ちなみに両辞典とも「かく」でひいても「描く」という用字は載っていません。「えがく」ならば「描く」の表記がありますが。
この作品はHJ文庫大賞の銀賞ですが、選評を見る限り設定の練り込み不足については全く触れられていません
(選評)
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/prize05.php
山本先生の指摘が組み込まれた作品ならば、濃密で読み応えのある作品ができると思いますが、
この選評を見る限り逆にキャラクター性やテンポが悪いと言って落とされたのではないかと思ってしまいます
別のGA文庫大賞では編集者が選考の段階や作品ごと(タイトルは伏せる)の感想や指摘をしていますが
やはり設定よりもキャラクター性やテンポがかなり重視されています
第4回GA文庫大賞(前期)選考に関する編集部のみなさんのつぶやき
http://togetter.com/li/154230
これが今のライトノベル市場が求めている形だと考えると
設定を殺してでもキャラクター性に特化すべきなのかと悩んでしまいます
粗忽亭主人さん
私の手持ちの現代国語例解辞典第二版には
書く(描く)①文字などを記す。『楷書で書く』②文章に作る。『日記を書く』③絵や図をえがく。『風景を描く』『鳥が大空に輪を描く』 ③はふつう「描・画」を当てるがその場合は「えがく」とよむこともある。
パソコンの標準辞書にも
(図・絵)を⇒かく.「油絵を*描く.風景画を*描く」
*常用外
と有りますので一概にどれが正しいと言い切れないのでは?
はじめまして
通りすがりのものですがとあるブログに貼られたリンクよりここに参りました。
私も設定を聞いて飛びついたものの何か物足りないなと思っていたので感想には納得いきました。
そして後半の批判に何より驚き、またいつも思っていることを先生に代弁していただき感謝しております。
何せ私がこのブログにたどり着くきっかけとなったブログは
ここの記事を「SF作家がラノベ叩きをしているぞ!」という風に載せていたのです。
後半のネットの批判部分はすべてカットしあくまで「ライトノベル作家がSF作家に攻撃されている」という感じの記事に仕立てております。
しかもあきれることにそこのブログは以前にこの作品のひらがなページのみを抜粋し
あたかも全体がそうであるように書いてラノベ叩きをしていたのです。
また、それのみならず変わった演出が1ページでも使われているライトノベルの文章がネットにあがれば
すかさず取り上げてこれが小説(笑)などといった風に取り上げ
もっと意味の分からないことに日頃は萌えアニメを中心に取り上げているのにもかかわらず
「どうせつまらないヒロインだけの物語なんだろ」といったことをあらゆるライトノベルに対し表紙とタイトルだけ見て暴言を繰り返しています。
そして、今はこのような事態がそのブログのみならずネットのあらゆるところで湧き起っています。
まるでライトノベルネガティブキャンペーンを行っているかのような有様です。
あるいは本当に行っているのかもしれませんが。
とりあえず私が来るきっかけとなったブログのURLを載せています。
相手方もこちらのURLを載せてここの記事を改竄して載せていますから問題はないと判断します
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-3286.html
通りがかりですが、少し気になったので失礼いたします。
23世紀と紙の件について
一応本文117ページに説明がありまして、23世紀人しか知り得ない事実という扱いになっております。先生のご批判は、典型的な21世紀人の主張で、著者の術中にまんまとはまってしまったように思われます。
たびたび失礼いたします。
「童貞」を知らない主人公に関して
結果的に主人公も「童貞」という言葉を知りませんでしたが、はじめに「童貞」という言葉に関して疑問を発したのは漢字の読めるミルです。それも、10歳の、下の妹です。
ですから、クロハが恥ずかしがる(というよりも本文70ページでは、「動揺している」と表現されていますが)のも無理はないのではないでしょうか。10歳の妹に性の話題についてどう説明すればよいのかあらかじめ考えている人は少ないでしょう。だから、「動揺」したのだと思います。
初めまして、山本先生。まとめサイトの「やらおん」でこちらの記事が取り上げられてるのですが、先生の記事の本来の主旨をねじ曲げたあまりに恣意的なまとめ方です……
>やはり設定よりもキャラクター性やテンポがかなり重視されています
横から失礼。
まあ、ちょっとGAの編集さんの説明も微妙ではありますが、読み取り方が違いますよ。
テンポが悪いというのは、文章が繋がっていないという意味です。
キャラが大事というのは、キャラと話の面白さが噛み合っている必要があるという意味です。
キャラと設定をバーターにしなければならない段階で、そのお話は成立しておりませんよ。
つまり、全体の設計が悪いんです。
ぶっちゃけ、頭からケツまでゆっくり読んで、統合して面白いと感じなければ小説はダメなのです。
文体が悪いとか、字が間違ってるとかは編集で修正できますが、設計ミスは修正できません。
自分が想定している『設定』は、本当に物語の土台になっているのか再考すると良いと思います。
ただ、一次を通ったあとは、なんとも言えません。この段階でラウドマイノリティが叫ぶ戯言を信じて選択してしまい、徐々に部数を落としちゃったりしますよ。
例えば下品なのはダメだとか、他の男が出てくるのはちょっと、とか。あと読者はデリケートだからとか言い出したり。いやいや、デリケートなヤツがうるさいだけだよ、とか思うんですがね。
何度も同じ意見を聞いてると、ホントに数が多い気がしてくるんですよね。
正直、そんな意見を聞くより部数を見た方がいい。売り上げの数字は正直ですよ。
って、後半は編集への愚痴になってますな……。
あと市場が求める傾向ってのはキャラ性とかテンポには決してなりません。
もっと漠然と、戦国、SF、ファンタジー、現代、学園、といった感じのものですよ。
ジャンルを代表するような作品が出て、それに追従して皆が同じジャンルを書き、数が増えて飽きられて終わる、といった感じの長期に渡って起こる推移なので、まあ、あんまり関係ないですな。
たまに「市場が求めるから可愛い女の子が出る劣化エロゲみたいなラノベばっかりなんだよ」という発言を見ますが、そりゃ昔からそうです。
というか個人的に好きな眉村先生の『不定期エスパー』だって可愛い女の子と恋愛しますし、巡礼のシーン以外は完璧に素晴らしいケン・フォレットの『大聖堂』だって可愛い魔女と結婚して教会とトラブルが……、ってネタですよ。
まあ、やっぱりこっちも後半は愚痴ですな。
恋愛要素は大事なんですよ。
ただ、大半の作家はプロであっても書けていない。類型を使って文章力のなさを誤魔化そうとするから変になってるだけです。それが鼻に付くけど、批判している人間も、問題の本質がわからないという話です。
まあ、わかってなくてもいいんです。面白ければ大抵のことは気にならないし、自分のフェチに合致していると下手でも気にならないんですよね。
まあ、あまり説明になってないですが、キャラとテンポはそんな感じですよ。
揚げ足を取ろうとして失敗してる奴がちらほらいるのがまた面白いな。
「描く」は「かく」とも「えがく」とも読むんだよ。
描く、画く、書く、常識
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51641055.html
↑で批判している人達は意図的におかしな日本語を使ってるんじゃないの?
この作品に対する皮肉のつもりなんだと思ってた
読まないで批判というのは論外なんでしょうが
ネットでその作品の情報を得て
「分らないのに叩く」というある種の「ゲーム」化しているんじゃないのかなーと
お金かからない娯楽としては最高なんでしょう
>>licocoさん
私も横からですが、批判してる人全部が漫画はサイコー!ラノベなんて糞だね!と言ってるわけじゃないんですから漫画のせいだって決め付けるのはよくないと思いません?
漫画やラノベ好きがこの作品批判してるかもしれませんし、本当に普段小説読みまくってる人が文章間違えまくってるのかもしれない。またはアニメしか見てない人かもしれないですよ?
作家が自分でネタ出せなくて、他人のネタをくれって言っている時点でどうかしてると思う
いいアイディア出せる人の数>文章書ける人の数なんだから、明らかにあなたの負けですね
>餃子少年さん
はい、わたしも絵を「書く」が正しいのだ、とは申しておりません。
> ついでに言うと、絵は「書けない」じゃなくて「描けない」って書くんだよ。「描」は小学校で習う漢字だと思うけど?
という表現からはあきらかに絵を「書く」はまちがいだとの含意を感じますので、そうとは言えない、絵を「書く」という用字でも批判するにはあたらない、と申し上げているだけです。
そもそもわたしは和語にどういう漢字をあてるのが正しいかというあまり意味があるとは思っていませんので。
なお、蛇足ですが、ふる目の辞書は字も絵も「書く」、あたらし目の辞書は字は「書く」、絵は「描く」にかたむくきらいがあるように思います。きちんと調べたわけではありませんが。
近頃は作家さんがどんな斬新で面白いアイデアを思いついても、「妹萌えの男子高校生がちょいエロなハーレム生活満喫でウハウハ」な型に押し込まれて書かされ、「目と胸がやたらでかくて露出の多い少女が変な怒り恥ずかしポーズ」のイラストで装丁されて店頭に並べられてしまうんでしょうね。
そうでなければ売れないと売り手は考えるんでしょうか。いつのどんな成功体験をもとに決めて何年も固執しているのやら。
妖魔夜行の新シリーズは先生のほかに誰が筆を執られるのか存じ上げませんが、何があってもそんな姿にはされてほしくないものです。
個人的には「妹萌え」も「ハーレム」もさっさと廃れてなくなれと思っています。あくまで個人的に、ですが。
そういや、以前いしかわじゅんさんの話で漫画読めない子がラノベに行っていると、編集さんに言われたとか。
漫画もかなり小さい頃からの訓練が無いと読み込めなくなってきているような話も。
文字は読めるけど意味が分からない、若い人に限らないけど増えてきているのかなあ。
「設定をくれ、俺に書かせてくれ」ってのは、つまり、この設定を活かせていないね、ってことでは?
後、勝ち負けの問題ではないですね。
> いいアイディア出せる人の数>文章書ける人の数
…ウソやっ!ww
少しでも創作的な活動に関わった事がある人間なら、根本のネタ出しこそが一番難しいと思うのではないでしょうか?
その上で、貴重なネタを存分に活かして一つの作品に仕上げてゆく困難が延々と続くわけですが…。
安全なモニター越しに適当な難癖をタレ流すのが趣味の幼稚な人間には想像出来ないくらいの難業。
だからこそ、面白い!と思える作品に出会えた時には感動しまくりです。
ロクな根拠もなしに、安易に人様にケチをつけようとするなんて
本当にホビロン!
>ラノベの定石に忠実すぎて、そこから飛躍できていない
作品のテーマから言って、この本が『正統派文学』ならぬ『正統派ライトノベル』としてラノベの定番にベタベタに乗っかっているのはむしろ当然のように思いますが。
それによって作品そのものをメタフィクションとして批評的視点をブチ込むことに成功してるし、なによりこれはSFではなくライトノベルだし。
このラノベに対して「ラノベの枠を出ていない」とか言っちゃうのは、作者の思惑にまんまと嵌っちゃってるのではないでしょうか。
>主人公が21世紀のエロゲのポスターを見て「宗教画だ」、美少女フィギュアを見て「マリア像だ」と勘違いするというのも、明らかに作品の世界観に反している。むしろ宗教画を見てエロゲのポスターだと勘違いするべきではないのか。
世界観に反してますかね?
この小説では日本は総オタク化してるわけで
聖書も「でたひと→いえす」みたいにラノベナイズされてもおかしくありません
宗教画に関しても同じことが言えるわけで、天使の絵もオタ臭く描かれているかもしれないわけです
そんな世界の住人ならジ●リールの絵を宗教画と勘違いしてもおかしくないのではないでしょうか?
「意図的に誤った日本語のコメントをしている」というパプリカさんのご意見に一票です。