山本弘トンデモ資料展
妖魔夜行シリーズ「戦慄のミレニアム」書評(4)


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場外乱闘掲示板



No. 255
ふと思ったこと
MOH 2009/06/15(月)00時44分39秒
こちらには始めましてです。MOHです。

冒険風ライダー様のレスでなんとなく思い出しました。
>無能な味方
ほとんど、「味方につけば心細いが、敵に回せば面白い」スレイヤーズの白蛇のナーガですね。
山本氏の作品は「妖魔夜行」、「ラプラスの魔」、あと短編をいくつか読んだ程度ですが、SF,ファンタジーなら「悪くない」程度の作品は書けるんですよね。変なところに色気出さずに、切磋琢磨してくれれば、今でも追いかける作家の一人にはなったかもしれないのに、本の虫の一人として少し残念です。


No. 256
作家としても問題な山本弘
冒険風ライダー(館長) 2009/06/15(月)21時03分54秒
>MOHさん
 いらっしゃいませ(^^)。
 こちらでもよろしくお願いします。


<山本氏の作品は「百鬼夜行」、「ラプラスの魔」、あと短編をいくつか読んだ程度ですが、SF,ファンタジーなら「悪くない」程度の作品は書けるんですよね。変なところに色気出さずに、切磋琢磨してくれれば、今でも追いかける作家の一人にはなったかもしれないのに、本の虫の一人として少し残念です。>

 私は山本弘の小説は今に至るも1冊たりとも読んではいないのですが(爆)、ただ、以前にタナウツの過去ログで指摘されていた内容
http://www.tanautsu.net/the-best04_03_03_aa.html#254
や、山本弘問題連絡会で論じられていた「神は沈黙せず」スレッド
http://page.freett.com/morikage/renkako/1067698566.html
などを読む限り、純粋に作家として見ても高い評価はできないのではないか、というのが私の意見ですね。特に「神は沈黙せず」などは、構想4年・1300枚以上の文章量の大作などと謳っていながら、あそこまで酷評される始末なのですし。
 しかも、そういう批判があることについての山本弘の見解はといえば、

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5814/material2004_11_a.html
Re: 九月の読書その1『第六大陸』小川一水      / 山本弘 [近畿]
No.21296 - 2004/09/22(Wed) 17:08 [zaqdb72e8d4.zaq.ne.jp]
<「必要な場合以外、ネタバレは避ける」というのが、昔からこの世界のマナーだからです。
 僕の作品を批判する場合にも、当然、こういう書き方はできるはずです。
 ところが、あなたがリンクされたページでは、そのような配慮がまるで感じられませんでした。大森氏のような、批判目的のやむをえないネタバレではなく、面白半分のネタバレ、単なる嫌がらせとしか思えませんでした。
 実は『神は沈黙せず』の時も同じことをやられました。あの長い作品のストーリーを、最初から最後まで、こと細かに説明している掲示板があったんです。
 いったい、批判のためにストーリーを細部までバラす必要があるのですか? 批判のためにどうしても必要な部分のみネタバレさせればいいんじゃないですか?
 僕としてはそういう嫌がらせ目的のネタバレをする連中には強い嫌悪感を覚えます。彼らは批評する上でのマナーというものを知りません。ですから、そんなところにリンクなんかして欲しくないのです。>

などという「批判自体が言語道断」と言わんばかりの言論封殺的なシロモノときているわけです。第一、これまでマナー違反だのネタバレ批評だのをイヤというほど自分から積極的に展開してきた大将軍様が、己の作品についてだけこんなことを言ったところで、いつものダブルスタンダード以外の何物でもないでしょうに(苦笑)。
 ここまで自分に都合の良いダブルスタンダードを駆使しながら、他人からの批評に触れてマトモに反論するのでもなければ自己を顧みることもなく、「俺はプロだ!」だの「マナー違反&ネタバレ批評はするな!」だのといった上から目線で読者を頭ごなしに黙らせようとするあの醜悪なスタンスを根本的に改めない限り、作家としても大成しようがないだろうと私は思うのですけどね。


No. 257
それはちょっと違う気がしないでもない
不沈戦艦 2009/06/15(月)22時36分18秒
>醜悪なスタンスを根本的に改めない限り、作家としても大成しようがない

 どんなに人格劣等だろうと莫迦だろうとクズだろうと、「作品」については「読者が面白いと思うもの」を書けば、「作家として大成」(程度の問題はあるにせよ)と言えなくもないんじゃないでしょうか。それに、駄作と良作の両方ある作家なんざ、珍しくもないと思いますが。「神沈」がいかに支離滅裂で訳の分からない内容だとしても、MOHさんがあげている「悪くない程度の作品」は「神沈」ではないんですから、無理矢理に「駄作」を引っ張り出して「山本弘は作家としても駄目」と決めつけることもありますまい。「と学会」やら本人指向の「思想(やや左)」に入れ込まずエンターテイメントに徹していれば、もう少しマシな評判を残せたかも、というのはさほどおかしな考え方とは思いませんが。ま、「俺様マンセー!さあお前ら、この偉大なる俺様を褒め称えよ!!」の「大将軍様」である以上、そういうことは無理なんでしょうけど。


No. 258
山本氏の評価云々
平松重之 2009/06/16(火)00時19分29秒
<私は山本弘の小説は今に至るも1冊たりとも読んではいないのですが(爆)、ただ、以前にタナウツの過去ログで指摘されていた内容
http://www.tanautsu.net/the-best04_03_03_aa.html#254
や、山本弘問題連絡会で論じられていた「神は沈黙せず」スレッド
http://page.freett.com/morikage/renkako/1067698566.html
などを読む限り、純粋に作家として見ても高い評価はできないのではないか、というのが私の意見ですね。特に「神は沈黙せず」などは、構想4年・1300枚以上の文章量の大作などと謳っていながら、あそこまで酷評される始末なのですし。> 

 うーむ、さすがに直接読まないで「小説家」としての力量を云々してしまうのは、いかがなものかと。
 自分は山本氏の小説はソード・ワールド系のものしか読んだ事がないのですが、それらを読んだ限りでは
「設定なども基本的には練られていて、文章も読みやすい。が、それだけに理屈っぽく説明的に過ぎる傾向がある」
 というのが個人的な評価ですね(山本氏のSF系の作品などは読んでいないので、それらを読めば評価も変わるかもしれませんが)。
 やはり「小説家」としての氏を評価するのでしたら、氏の新旧の作品に何点かは目を通すべきかと思います。


No. 259
作家作品論その他諸々
冒険風ライダー(館長) 2009/06/16(火)02時11分47秒
>不沈戦艦さん
<どんなに人格劣等だろうと莫迦だろうとクズだろうと、「作品」については「読者が面白いと思うもの」を書けば、「作家として大成」(程度の問題はあるにせよ)と言えなくもないんじゃないでしょうか。それに、駄作と良作の両方ある作家なんざ、珍しくもないと思いますが。「神沈」がいかに支離滅裂で訳の分からない内容だとしても、MOHさんがあげている「悪くない程度の作品」は「神沈」ではないんですから、無理矢理に「駄作」を引っ張り出して「山本弘は作家としても駄目」と決めつけることもありますまい。「と学会」やら本人指向の「思想(やや左)」に入れ込まずエンターテイメントに徹していれば、もう少しマシな評判を残せたかも、というのはさほどおかしな考え方とは思いませんが。>

 「神沈」の場合、作者である山本弘本人が「構想4年・原稿用紙1300枚以上の文章量の大作」などという宣伝を行っていたにもかかわらずあのザマだったので、「作者本人がここまで豪語するものがこれでは、他の作品の出来も推して知るべきなのでは」ということで出しています。
 また、山本弘のネット上での発言を見ていると、お客というものを完全に無視している姿勢が伺えるんですよね。よく問題になる「俺はプロで絶対に正しいんだから、お前ら素人は黙ってろ!」的な態度もそうですし、また第二次アルマゲ論争では、テンプレート的な作品描写を使って製作された映画制作者を「何も考えずに、テンプレート通りの物語を書く奴は、創作者として失格」「マックの店員並に頭の悪いバカ」と断罪した上で、「今までになかったことを考えつくがオリジナリティというものであり、作家の頭の良さを示すものなのです」とはっきり断言しています。
 また、そのような己のスタンスを、あの自称SF作家はこの間の「と学会」関連騒動で問題となった「すべてのオタクは小説家になれる!」、およびその前身となっている「マンガを読んで小説家になろう!」のレビューでも明言しているんですよね。これが小説を執筆する際の大将軍様の基本スタイルであることは確実でしょう。
 こういうスタンスで作品を書いていては、そりゃ客に受ける作品など出来るわけがないのですよ。客受けを狙うためにはオリジナリティ要素を出すだけではだめで、読者に受け入れられやすいテンプレートな作品描写も必要になりますし、また自分が考えたオリジナリティの面白さにいかに客に理解させるかについても頭を働かせる必要があります。ところが山本弘はそういう「読者受けを考慮して作品を書く」という手法を「絶対悪」と見做して「創作者として失格」「頭の悪いバカな所業」として切り捨てる上、そのスタンスを「俺はプロで絶対に正しい」と疑いもしないわけです。そして、そういう自分に対する批判に全く耳を貸さないどころか罵倒すら返してくるのはこれまで散々見てきた通りですし。
 山本弘が「売れる」作家として全く大成せず、アレだけ豪語した「神沈」が全く売れなかった挙句に醜態を晒しまくったその最大の原因は、それこそ「プロの作家」としてあるまじきこの執筆スタンスにこそあると私は思うのですけどね。



>平松さん
<うーむ、さすがに直接読まないで「小説家」としての力量を云々してしまうのは、いかがなものかと。
 自分は山本氏の小説はソード・ワールド系のものしか読んだ事がないのですが、それらを読んだ限りでは
「設定なども基本的には練られていて、文章も読みやすい。が、それだけに理屈っぽく説明的に過ぎる傾向がある」
 というのが個人的な評価ですね(山本氏のSF系の作品などは読んでいないので、それらを読めば評価も変わるかもしれませんが)。
 やはり「小説家」としての氏を評価するのでしたら、氏の新旧の作品に何点かは目を通すべきかと思います。>

 う~ん、正直私としては、元来ファンであったわけでもない山本弘に一銭たりともカネをくれてやりたくないという意地があったりするのですが、一方で、「奇説珍説博物館」のようなサイトを運営している以上は、「敵を知り、己を知る」ためにもある程度の知識は仕入れておくべきかな、とも思わなくもなかったり(-_-;;)。
 また実際問題、新規参加者が山本弘の著書をネタフリで出してきた際、管理人たる私がそれに全く応じられないというのは大きな問題なんですよね。タナウツではそんな懸念は全くないし、ネット上の山本弘発言については何年にもわたって地道に収集してきたのでそれなりの情報通になっているのですが。
 山本弘の懐にカネが全く流れることなく、かつ可能な限り安く著書を購入できるルートがあるか、少し検討してみる必要があるかもしれませんね。


No. 260
本人の評価と他者の評価
不沈戦艦 2009/06/16(火)03時14分31秒
>「神沈」の場合、作者である山本弘本人が「構想4年・原稿用紙1300枚以上の文章量の大作」などという宣伝を行っていたにもかかわらずあのザマだったので、「作者本人がここまで豪語するものがこれでは、他の作品の出来も推して知るべきなのでは」ということで出しています。

 本人の自作への評価なんざ、どうでもいいと思いますけど。あくまで、評価は読者が下すものですから。全然関係ないですが、こんな話があります。競馬実況で有名な元関西テレビアナウンサーの杉本清が、講演(ってほどのことでもない)するときに、必ずと言っていいほど言う「他人には名実況と言われる、1987年菊花賞でサクラスターオーが勝った時の『菊の季節に桜が満開』は咄嗟に出たセリフで自分では泥臭いので全然気に入っていない。逆に、一生懸命考えて入れた、スタート直後の『柔らかな、秋の日差しを背に受けて』というフレーズは、自分ではとても気に入っているのに、誰も褒めてくれない」ってのがありますが、これなんかいい例でしょう。「本人の評価」と「他人の評価」が著しく食い違う例ですね。同じように、作家の「自分の評価」なんざ、読者の立場からはどうでもいいとは思いませんかね。作家が豪語したところで、つまらないものはつまらないんです。本人の評価など、「面白い、面白くない」には何の関係もありません。

>それこそ「プロの作家」としてあるまじきこの執筆スタンスにこそあると私は思うのですけどね。

「ウォッチャー」として批判的に見ているからその点が気に入らず肯定的に評価はしたくないんでしょうけど、「どうあっても山本弘は貶してやろう」と意固地になっていることはありませんか?「スタンスが駄目だから駄作しか書けない」というのは、決めつけが過ぎると思います。「作品」として世の中に出たものについては、作家のスタンスや思想なんざどうでもいい話です。要は読んで面白いかそうでないかだけ。どこかの作家がいい加減に三日で書き殴った話が面白くて莫迦受けすることもあるだろうし、逆に数年の時間を掛けて精密に組み立てて「これで完璧だぜ」と確信的に出したら全然受けず、酷評されて書いた本人が激しく落ち込むことだってあるでしょう。

「作家の姿勢がクズだから、読まずに駄作と決めつける」のは、あまりいいスタンスとは思えません。せめて、一読してから判断した方がよろしいのでは?少なくとも、前述のMOHさんのように、モノによっては「悪くはない」と判断している方もおられるので。読む気もない(別に無理に読まねばならん程のものでもないですし)のなら、「山本弘の作品は全部下らない」とは決めつけない方がいいと思いますよ。「ウオッチャー」といっても、別に作品のウォッチャーという訳ではないですよね。Web上における「大将軍様」のイカレた行状に興味を持ってネタにしているという訳ですから、その「ウオッチャー」としての立場には、あまり「大将軍様」の作品自体は関連性がない(「神沈」のように、そのイカレた行状に直接絡んでくる作品はともかく)でしょう。館長氏のタナウツにおける「創竜伝批判」「薬師寺涼子批判」だって、作品をよく読み込んでからやっていますよね。読まないで「下らない」と切り捨てるのは、そういう努力を自ら否定する行為ではないでしょうか。そのあたり、少しお考え直しいただけると幸いです。あまりに度が過ぎると「傲慢」になってしまうこともありますから。それこそ、小林よしのりのように。


> 山本弘の場合、柳田理科雄氏がやっている「作品の設定を無視して科学考証を行う」という手法を、口では批判しておきながら、実際には自分も全く同じことを柳田理科雄氏をはるかに上回る醜悪さでやっている上、恣意的な基準を用いてそれを適用したりしなかったりというダブルスタンダードをやらかしているのが問題なんですよね。肝心要の作品検証能力もあのザマですし。

 大将軍様がダブスタで莫迦でアホでクズで論理的思考能力に問題のあるどうしようもない駄目駄目人間である、ということについては別に反対はしていませんのでそれはご理解願います。そんなゴミクズのような作家であっても、奇蹟やまぐれで多少は読者に受ける作品を出すことがないとは言えないし、「読者」の視点からすると作者の性格や行状や思想なんざどうでもいいから、それを理由に作品まで問答無用で貶すのはいかがなものか、と言っているだけですので。


No. 261
作家作品論その他諸々
冒険風ライダー(館長) 2009/06/16(火)19時17分26秒
<「作家の姿勢がクズだから、読まずに駄作と決めつける」のは、あまりいいスタンスとは思えません。せめて、一読してから判断した方がよろしいのでは?少なくとも、前述のMOHさんのように、モノによっては「悪くはない」と判断している方もおられるので。読む気もない(別に無理に読まねばならん程のものでもないですし)のなら、「山本弘の作品は全部下らない」とは決めつけない方がいいと思いますよ。「ウオッチャー」といっても、別に作品のウォッチャーという訳ではないですよね。Web上における「大将軍様」のイカレた行状に興味を持ってネタにしているという訳ですから、その「ウオッチャー」としての立場には、あまり「大将軍様」の作品自体は関連性がない(「神沈」のように、そのイカレた行状に直接絡んでくる作品はともかく)でしょう。館長氏のタナウツにおける「創竜伝批判」「薬師寺涼子批判」だって、作品をよく読み込んでからやっていますよね。読まないで「下らない」と切り捨てるのは、そういう努力を自ら否定する行為ではないでしょうか。そのあたり、少しお考え直しいただけると幸いです。あまりに度が過ぎると「傲慢」になってしまうこともありますから。それこそ、小林よしのりのように。>

 確かに、山本弘の執筆スタンスのみを元に作品の質にまで言及するのは問題ありと言えますね。不沈戦艦さんも仰る通り、従来からの私のスタンスとも合致しないことでしたし(-_-;;)。
 前の投稿で平松さん向けのレスで述べていたことの繰り返しになりますが、やはりこういうサイトを運営していて、かつ山本弘の著書についての意見が投稿されることもある現実が存在する以上は、サイトの管理者として、Web上の情報だけでなく著書についてもある程度は当たってみることが必要、ということになるのでしょう。ちょうどいい機会ですし、「Web情報のみに限定」というこれまでの情報収集方針を転換してみるのも良いかもしれません。
 実際問題、あれだけWeb上の山本弘発言をかき集めていながら、一方で著書に関する情報がゼロに等しいという今の状況は、山本弘および「と学会」ウォッチングサイトとしては片手落ちもいいところなんですよね。小説のみならず、「と学会」関連の著書には少なからぬ笑いのネタが埋蔵されていそうですし、そちらとWeb発言とを組み合わせれば、今まで以上に笑いのネタを収穫できることは確実なのですから。
 ただ、当面はタナウツ本家の薬師寺シリーズ考察を最新刊まで終わらせることを優先しなければなりませんし、山本弘および「と学会」関連著書を、可能な限り安くかつ連中の懐に極力カネが入らない形で入手する方法を検討しなければならないので、実際に実行に移すのは大分先のことにはなりそうですが(>_<)。
 それまでは、作家・山本弘に対する私の評価は、これまでの発言を一旦全て撤回した上で「保留」ということにさせて頂きたいと思いますm(__)m。


No. 262
現実と認識のズレ
MOH 2009/06/16(火)23時36分34秒
最初に訂正させていただきます。255で山本氏の著書として「百鬼夜行」と書きましたが、これは間違いで、正確には「妖魔夜行」、「百鬼夜翔」という二つのシリーズ名でした。確認せずにうろ覚えで書くとろくなことがありません。ちなみに僕が読んでいたのは「妖魔夜行」の短編のいくつかです。

>小説のみならず、「と学会」関連の著書には少なからぬ笑いのネタが埋蔵されていそうですし、そちらとWeb発言とを組み合わせれば、今まで以上に笑いのネタを収穫できることは確実なのですから。

ネタを振った本人として二つほど紹介します。前回の書き込みの後、久しぶりに読み返したくなり、以前買った小説誌の箱をひっくり返してみたところ、すんなり見つかったのがあるので。

「ブラックホール・ダイバー」
SFですが、比較的良作と言っていいと思います。銀河のはずれに位置するブラックホールの観測ステーションのAIと女性パイロットとの交流を描いています。AIの一人称で書かれ、死ではなく命の燃焼に向かって突き進む人間を観察し理解しようとしています。
で、この作品のあおり文は「本格ハードSF」なんですよね。しかし、内容的には「ライトSF」のほうがふさわしいと思います。「本格」、「ハード」と称するにはちょっと物足りないです。実際、掲載紙もライトノヴェル系ですし。「本格ハード」とつけてほしかったのかな、と想像してみるわけです。

「妖魔夜行」-戦慄のミレニアム・序章ー
「妖魔夜行」はシェアード・ワールド・ノヴェルで、現代に棲息する妖怪の物語です。世界中の古典的なモンスターから都市伝説まで含みます。
今回読み直した作品はニューヨークの一角を舞台に、人間を食い物にする妖怪と人間を守ろうとする妖怪が激突し、世界規模の陰謀の一端が現れる、という作品です。
人間サイドのメンバーとしては、動くティラノサウルスの骨格標本、対戦車ライフル並みの妖銃とその使い手である少女、大型バイクの変化である美女、などで、そのチーム名は”Xヒューマーズ”で、指揮を執るのは”ミスターW”。
この時点で大半の方が「ちょっと待て」と言いたくなっていると思いますが、これを山本氏が書いているのは間違いありません。どう見てもこれ、”X-メン”・・・読み返してて笑っちゃいました。

両作品とも小説としては十分に読めるレベルですが、その基本コンセプトを考えたとき、アルマゲドン論争のときの「オリジナリティ」発言は十分に問題ですね。
本当に、作家に徹してくれれば良かったのに・・・・・・


No. 263
作家・山本弘
S.K 2009/06/19(金)20時44分12秒
>著書
 20年以上のキャリアがあるので一概に「山本作品はこう」
というのは難しいものがあります。
「ラプラスの魔(これはグループSNE社長の安田均が監修に
入っていますので純粋に山本作品とも言いづらい所が
あります)」「時の果てのフェブラリー」「サイバーナイト
シリーズ(これもゲームノベらイズなので山本弘テイスト位に
考えるのが妥当でしょう)」「ギャラクシートリッパー美葉」
「サーラの冒険(全6巻中1~4巻)」などは、まだ感性の若い
作家のライトノベルですし、「神々は沈黙する」以降は中堅
作家の一般向けSF作品(娘の為に執筆した児童書除く)と
言えるでしょう。
 作風的にも同列に並べるのは難しいので考察するとしたら
発行順に微細な変化を辿りつつ視点の根幹を見ていく作業に
なるでしょうね。
 
 一つ判ってる範囲で言及しますと「と学会」以前と以降に
多少人物描写の変化があります。
 以前は「(自分は)正しい(はず)なのに何故認められないん
だろう」というような作中人物の葛藤が垣間見られます(天才
だが12歳の少女の非力を痛感しつつ既成概念にややエキセン
トリックな反発を隠さないフェブラリー、「よそ者の子」「女顔
の生意気なチビ」として仲間以外の周囲と反発しあうサーラ、
この現代物質社会に存在する妖怪達など)。
「と学会」以降ではこうした彼らのような存在が「神々の沈黙」
のネット論争に如実ですが「ほら!俺は正しかった!」と公然と
凱歌を上げる事が多くなりましたね。
 ジャンルは違えど「認められた」自信が反映している、と
考えるのはそう間違いでもない気がします。

>MOHさん
 AMAZONで「和書・山本弘」で検索すればこれまでの出版物が
羅列され、タイトルをクリックすれば簡単な作品解説くらいは
見られますので興味のわきそうな題材の作品を探してみるのも
いいんではないでしょうか。

>「妖魔夜行」、「百鬼夜翔」
山本弘が作家として関係しているのは「妖魔夜行」だけで、
「百鬼夜翔」はシェアードワールド共同構築者の友野祥の
主催オムニバスです。
 あと
 あと「妖魔夜行」もグループSNE作家陣のオムニバス短編集
なので、山本弘が執筆していない巻もそこそこあります。

>”X-メン”
「妖魔夜行」の前提は「人の強い想念が独立した存在を生み出す
事があり、そうして誕生した存在を『妖怪』という」なので
“ファンの根強い支持”“ヒーロー待望願望”が、今の国家形態
になって歴史の比較的浅いアメリカの「妖怪・アメコミヒーロー」
になったのだ、という事でこれは勘弁してあげてください。
 そうしないと「『一反木綿』?風で飛ばされたフンドシだ!」
で「妖魔夜行」という世界そのものが崩壊しますので。
 余談ですがSNE公式設定で日本には「妖怪・変身ヒーロー」が
います。
 ただ申し訳ないですが、「戦慄のミレニアム」はヒロインの
摩耶(自分のリビドーを妖怪ナイトメアとして使役・装着できる
少女)が、世界と友人たちの危機の最中に、前々からの「処女
切りたい」願望で色男の悪魔(これも妖怪)に色ボケかます展開
にちょっと付き合いきれなかったです。

>作家に徹してくれれば良かったのに
>山本弘の執筆スタンスのみを元に作品の質にまで言及するのは問題ありと言えますね。
>やはり「小説家」としての氏を評価するのでしたら、氏の新旧の作品に何点かは目を通すべきかと思います。
>どんなに人格劣等だろうと莫迦だろうとクズだろうと、「作品」については「読者が面白いと思うもの」を書けば、「作家として大成」(程度の問題はあるにせよ)と言えなくもないんじゃないでしょうか。

 才能と人格に特段関係性のない創作家なら確かに問題
ありません。
 ただ山本弘は、我等が田中芳樹先生ご同様「作品に自己の
価値観を反映させ主張する事」を是とするタイプの作家では
あると思いますね、少なくとも冒頭挙げたライトノベル系作品
はそうでしたし(「苦労して育む交友関係(例:学校)なんかに
意味はない」「『女性にだって性欲はある』描写が殆ど色情狂の
ソレ」「神はいない、信仰は人生の無駄だ、精神の阿片だ」
「マニアに悪意はないんだからちょっとくらい周囲の人間に迷惑
でも許すべき」など)。

 ただこういうのを「オタクの星」的によしとする層が確実に
存在する事も列記しなくてはなりますまい。


No. 264
訂正
S.K 2009/06/22(月)04時07分16秒
>「百鬼夜翔」
見返してみると山本弘の短編も何本かありました。
反省して訂正いたします。


No. 264
反省
MOH 2009/06/28(日)22時23分19秒
>S.Kさん

解説ありがとうございます。
少ない知識で分かったように書いてしまい、恥ずかしい限りです。

>「作品に自己の価値観を反映させ主張する事」を是とするタイプの作家
と言うのは、少し古い文学作品になれば、作家の思索と思想の反映が普通であることを見ても、別段、変とは思いません。
もちろん、最近のエンターテイメントに限れば、主流というわけではないでしょうが。


No. 308
サイト更新のお知らせ2009.12.21&「戦慄のミレニアム」レビュー
冒険風ライダー(館長) 2009/12/21(月)00時45分06秒
 サイトの更新を行いました。
 更新内容は以下の通りです。

奇説珍説博物館 | トンデモミュージアム
山本弘トンデモ資料展
・ 「山本弘小説作品批評集 全一覧」コーナー設置
・ 「山本弘ウォッチング用語集」コーナー設置



 さて今回、大将軍様の小説作品に関する批評コーナーを新設するにあたり、以前に山本弘の小説を読むと公約していたこともあって、この際だから山本弘の小説についてもある程度は言及できる環境を整えようと考えるに至った結果、自称SF作家の小説なる汚物をこの度入手しました。ブックオフオンラインで他の本と一緒に安くまとめ買いしたとはいえ、読む前からカネと時間をドブに捨てるような気分に襲われたのは如何ともし難いものがありましたが(>_<)。
 今回閲読した汚物は、妖魔夜行シリーズ最終巻「戦慄のミレニアム」の上下巻。今回は、とにもかくにも斜め読みしてやった範囲内で私なりの感想を少し。

 全体的に語り部および作中キャラクターのモノローグによる設定語り&ウンチク話が多すぎる&長すぎますね。特に、ラスボスが如何なる存在であるかについての説明が「アザゼルというキャラクターのひとり語り」という形で行われている箇所は、延々と30ページ近くモノ長さで語られ続けており、最後の方では「まだ終わらないのか」と少々イライラさせられました。
 特殊な設定や凝った設定を作るのは良いとしても、小説は評論ではないのですから、その手の話はもう少し小出しにしてあちこちに分散させ、読者が少しずつ理解していく形にした方が良かったのではないかと思うのですけどね。特に上巻は、作品内の設定に関する説明に小説全体の半分近くを使っているような印象を受けます。

 また、摩耶というヒロインが、そんなウンチク話を延々と聞かされる過程で突然ふってわいたかのように語り部であるアザゼルに惚れるというのも作中描写的に全くもって意味不明です。摩耶とアザゼルは「戦慄のミレニアム」で初めて出会った関係であり、一方で一目見た瞬間に惚れ合ったというわけでもないため、作品を素直に読むと、ウンチク話を延々と聞かされることによって互いに惚れ合った、としか解釈のしようがないのです。恋愛描写的にはあまりにもおかしな展開で「何故?」という疑問符をつけずにはいられません。
 さらにひどいのは、作中における女性キャラクターが語っている下品かつ直裁的な下ネタ満載発言ですね↓

妖魔夜行シリーズ「戦慄のミレニアム」(下) P73
<「うん、夕食までに帰れるか分かんねえから、悪いけど先に食っててよ……え? 分かってるって! 生命と処女膜は粗末にしねえよ! じゃな!」
 陽気な口調で携帯電話を切ると、ガンチェリーは急に13歳の少女の顔に戻った。>

妖魔夜行シリーズ「戦慄のミレニアム」(下) P162~P163
<エッジは「まず腹に詰めこまねえとな」と言って、同じく空腹のかなたを誘って料理のテーブルに向かった。その背後からガンチェリーが「浮気するならコンドームつけろ!」と明るい声で怒鳴る。>

妖魔夜行シリーズ「戦慄のミレニアム」(下) P343
<「そっか、やっぱ、セックスって気持ちいいんだ」アリッサはうなずいた。「だろうなあ。ケツの穴舐められただけで、あんなに気持ちいいんだもんなあ……」
 摩耶はびっくりして振り返った。「そんなことしてるの!?」
「え、だって、ケツの穴触るのはセックスのうちに入らねえだろ?」>

 ……なるほど、これでは山本弘問題連絡会掲示板で山本弘の小説が児童ポルノ作品呼ばわりされるのも当然といったところですね。これで山本弘は破天荒かつ活発な強い女性キャラクターを描いた「つもり」になっているわけですから別の意味で笑えてきます。
 男勝りな女性を描いて「強い女性」を表現する、というやり方は田中芳樹もよく使用していますが、山本弘の場合はただひたすら下品なだけで受けもしない18禁系エロネタをさらに追加しているために、田中芳樹以上に「ありえない」上に「読者受けしない」女性描写になってしまうんですね。山本弘個人の趣味なのか、田中芳樹と同じく「これが女性受けする描写だ」と勘違いな錯覚でもしているのかは知りませんけど。
 女性描写と恋愛描写が「あの」田中芳樹以上にヘタクソなシロモノときていますし、「と学会会長」の片手間な副業としてライトノベル作家という職種を選んだことは、山本弘にとって大きな間違いであったと言わざるをえないでしょう。今からでも遅くはないので、本格的な児童ポルノ小説家としての道を歩み、大成した方が良いのではないかと(笑)。


No. 312
「戦慄のミレニアム」レビュー  所感と補足
S.K 2009/12/25(金)23時38分21秒
>妖魔夜行シリーズ最終巻「戦慄のミレニアム」の上下巻。
>ラスボスが如何なる存在であるかについての説明が「アザゼルと
>いうキャラクターのひとり語り」という形で行われている箇所は、
>延々と30ページ近くモノ長さで語られ続けており、最後の方では
>「まだ終わらないのか」と少々イライラさせられました。

 別に庇う義理はないんですが、事実関係で館長様の知らないであろう
点を若干補足。
「妖魔夜行」というのは前提として元はテーブルトークRPGでして、
そのルール、設定、リプレイ記録などを使ったノベライズな訳です。
 で、プレイヤーの敵としてゲームマスターが使う所謂「悪の妖怪
軍団」として、「666の悪魔」とか「妖怪『フランケンシュタイン
博士』を首領とするマッドサイエンティスト&モンスター軍団」とか
ありまして、この「戦慄のミレニアム」の敵役「原始正教原理主義の
『神』」というのは「隠しラスボス」的存在だったのです。
 そういう訳で、「書ける時に全部積め込もう」的なああいう描写に
なったのではないかと思われます、上手いやり方ではないですが。

>また、摩耶というヒロインが、そんなウンチク話を延々と聞かされる
>過程で突然ふってわいたかのように語り部であるアザゼルに惚れると
>いうのも作中描写的に全くもって意味不明です。

「妖魔夜行」というのは基本的に連作オムニバスシリーズ物です。
 色々ありまして親と非常に気まずい決別をしたヒロインの摩耶は、
この最終上下巻から結構遡って「自立の一歩の印に処女捨てたい」
願望に捕われておりまして、そこに好意的かつ摩耶の主観において
運命的に出会った「いい男」のアザゼルにかぶりついた次第です。
「いや、いくら人間が『万年発情期生物』だからってなぁ……」的に
あきれた話ではありますが、

>……なるほど、これでは山本弘問題連絡会掲示板で山本弘の小説が
>児童ポルノ作品呼ばわりされるのも当然といったところですね。

「私は十代の蜘蛛女だった」という題のシリーズ内の一冊も相当頭痛
モノなので、このあたりは一通りシリーズを通してから触れた方が
より正確な批評になるかと愚考いたします。
それと、別タイトル別レーベルですが「サーラの冒険」という
『ライトノベル』では「ヒロインの少女(注:ローティーン)一桁代の
年齢で誘拐されて、瀕死の父親に見られながら輪姦」なんて状況描写
までやってますよ。

>今からでも遅くはないので、本格的な児童ポルノ小説家としての道を
>歩み、大成した方が良いのではないかと(笑)。

 いや、いくら何でも「実の娘のいる、人の親」として家族への体面が
ありましょう(苦笑)。
 でも、「知られなきゃいい」、んですかね?常の御主張や言動などを
鑑みるに。


No. 314
レビューレスとコミケレス
冒険風ライダー(館長) 2009/12/26(土)22時36分04秒
>S.Kさん
<「妖魔夜行」というのは前提として元はテーブルトークRPGでして、
そのルール、設定、リプレイ記録などを使ったノベライズな訳です。
 で、プレイヤーの敵としてゲームマスターが使う所謂「悪の妖怪
軍団」として、「666の悪魔」とか「妖怪『フランケンシュタイン
博士』を首領とするマッドサイエンティスト&モンスター軍団」とか
ありまして、この「戦慄のミレニアム」の敵役「原始正教原理主義の
『神』」というのは「隠しラスボス」的存在だったのです。
 そういう訳で、「書ける時に全部積め込もう」的なああいう描写に
なったのではないかと思われます、上手いやり方ではないですが。>

 その「書ける時に全部積め込もう」というやり方は、評論の場合はともかく小説の場合はむしろ逆効果にすらなるのではないかと思うのですけどね。山本弘のあとがきを読んでも、作品を面白くすることよりもツッコミどころのないウンチク話を構築するために多くの時間を割いているような感がありますし、そのために当初1冊の予定が上下巻に膨らむのでは本末転倒でしかないのでは。
 まあ、あのあとがきを読んで「山本弘は間違いなく小説家には向いていない」ということが(すでに山本弘問題連絡会で数多く指摘されていたことながら)私的にはっきりと理解できたのは収穫でしたが。


<色々ありまして親と非常に気まずい決別をしたヒロインの摩耶は、
この最終上下巻から結構遡って「自立の一歩の印に処女捨てたい」
願望に捕われておりまして、そこに好意的かつ摩耶の主観において
運命的に出会った「いい男」のアザゼルにかぶりついた次第です。
「いや、いくら人間が『万年発情期生物』だからってなぁ……」的に
あきれた話ではありますが、>

 それならむしろ完全無欠な「一目惚れ」という形にした方が良かったのでは? 作中描写を見る限り、摩耶とアザゼルは長年付き合っていたわけでもなければ一目惚れでもなく、アザゼルが摩耶に対して一方的にウンチク話を展開する過程で惚れ合うという全くもって意味不明な展開で、これの一体どこに「運命的に出会った」要素があったというのでしょうか?
 「あの」薬師寺シリーズと比較してさえ、あの自称SF作家が描く女性&恋愛描写はゴミ同然でしかないのですが。


<それと、別タイトル別レーベルですが「サーラの冒険」という
『ライトノベル』では「ヒロインの少女(注:ローティーン)一桁代の
年齢で誘拐されて、瀕死の父親に見られながら輪姦」なんて状況描写
までやってますよ。>

 「サーラの冒険」シリーズは「戦慄のミレニアム」と一緒に全巻購入していて、こちらもいずれ論評する予定です。
 山本弘問題連絡会でも「サーラの冒険」シリーズはほとんど論評されていませんし、1巻初刊行から完結まで10年以上もの時間が経過していることから、山本弘の文体や執筆スタンス等の変遷する過程が分かりやすい構成になっているので、実はこれが私にとっては本命だったりします(^-^)。


No. 315
驚異の恋愛観
いつも拝見しております 2009/12/27(日)20時02分06秒
 レビューを拝見いたしました。
 延々とウンチクをたれ流していると、なぜか女性の方から惚れてくれて「素敵!抱いて!」状態になるんですか……。
 あの「神は沈黙せず」に顕著ですが、現実ではまるで叶わなかった願望をそのまま作中に出してくるお人であることを考えると、苦笑しつつも背中に冷たいものが走ります。
 “2000の男”岡田斗司夫やP&G大王唐沢俊一も、「俺のように知識豊富で頭の良いオタクになれば君も一目置かれるぞ。だから俺を盲信しろ。」というスタンスでオタク相手に商売しておりましたが、知識を鼻にかけて自慢たらたらなオタクよりも、電車内でからまれている女性を勇気を振り絞って助けようとする弱虫オタクの方がよっぽど好感を持たれるんですけどね、実社会では。

それから、これはただの思いつきなのですが、執筆当時に何歳であったかを併記しておくと一層その実態が鮮明になるような気がします。
また、下記のコメント欄で山本ファンの方がわざわざパクリを暴露してくださってますが、作品ごとにパクリ元の一覧をリストアップしておくとさらに面白くかつ資料性も増すかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090129#c1233484744


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