「タイラー」シリーズ等で一時人気のあった吉岡平氏は設定、キャラクターの配置、果ては作品を途中でブン投げる所(妖世紀水滸伝・・・108人揃った所で切るなんて、アンタは金聖嘆か!)まで「ミニ田中芳樹」と言える位に田中氏の作品を模倣していましたが、唯一妙な社会批判の部分だけは真似なかったのは賢明でした。まあ、自分はその器でないと自覚していたからでしょうが。
>「タイラー」シリーズ等で一時人気のあった吉岡平氏は設定、キャラクターの配置、果ては作品を途中でブン投げる所(妖世紀水滸伝・・・108人揃った所で切るなんて、アンタは金聖嘆か!)まで「ミニ田中芳樹」と言える位に田中氏の作品を模倣していましたが
ノベルス界での田中芳樹の影響力は絶大ですからね。このような意味での「ミニ田中芳樹」は若手として至る所にいると思いますよ(特にファンタジアやスニーカー文庫系)
アレな話で申し訳ないですが、某フランス書院の某ナポレオン文庫で龍門主樹という作家が書いている「―愛戦士マリア―BLACKミッション1999」という本は、エロ小説のくせに田中芳樹の悪い部分を真似した「ミニ田中芳樹」で読んでて笑えます。アレに使おうとして買った人は可哀想に(と思えるほどエロシーンがなくて説教ばっかり^_^;)
いつも楽しく拝見させていただいてます。
管理人さんの165の文章の中にナポレオン文庫のくだりがありますが、ひとこと言いたいです。”なんでそんなん知ってんねん!”いや~、や・り・ま・す・な~。今度、本屋でチェックしとこっと(←チェックするんかい!)。
あと、ミニ田中芳樹といえば、伏見健二も政治批評臭さはないですけど、言い回しが似ています。っていうか、確かに最近、特にファンタジー系でミニ田中芳樹が増殖してますよねぇ。でも、私自身、ファンタジーをこのんでよんでますけど、、。最近の私のお気に入りに佐藤大輔、洋物でR.ジョーダンの”時の車輪”シリーズなどが、結構はまってます。そういえば、時の車輪の後書きに田中芳樹が文章を寄せていたっけ。”これは、典型的な道中ものファンタジーでそれ系の好きな人には文句なくお勧めできる、云々”と書いていたとおもいます。私個人の読後の感想では確かに素晴らしく、お勧めできますが田中芳樹の言い方が、なんか偉そうな言い回しでした。(おいおい、R.ジョーダンは全米ではベストセラー作家やぞぉ、君、何並んだつもりで偉そうなことぶっこいてんねん)まあ、暇な人はチェックしてみてください。
最後になりますが、管理人さんにはこのようNな楽しい場を提供していただいて、大変感謝しております。これからも、ちょくちょく見に来させていただきますのでお体に気を付けてがんばってください。
田中氏の作品のパクリに関して、私の知る限り一番ひどかったのは渡辺由自の小説版「重戦機エルガイム」です。
作者自身が後に「生涯最大の失敗作」と言ったらしいですが「まさにその通り!」と言い切ってしまえるぐらい「銀英伝」1巻の内容をパクリまくってました。
現在、絶版ですが田中氏ファンもアンチの方も古本屋で見かけたら立ち読みぐらいはする価値があるでしょう(冗談にも「買え」とは言えません)。
>渡辺由自
この人の小説は水戸黄門と同じで、シリーズ一話一話が全部同じパターンのお話なんですよね。だから、第一話を読んでしまえば最終話まで毎回敵役の固有名詞を変えただけの同じ話を読むことになるという…(^_^;)
まあ、そんなに実力のある作家とも思えない人なので、このようなこともあるかなという気はします。
>田中氏の作品のパクリに関して、私の知る限り一番ひどかったのは渡辺由自の小説版「重戦機エルガイム」です。
大昔読んだはずなんですが、内容は既に忘却の彼方・・・。もちろん当時は銀英伝も読んでませんでしたから分りません。「エルガイム」自体田中作品の多くと共通するモチーフの作品ですしね。
>>渡辺由自
> この人の小説は水戸黄門と同じで、シリーズ一話一話が全部同じパターンのお話なんですよね。
>だから、第一話を読んでしまえば最終話まで毎回敵役の固有名詞を変えただけの同じ話を読むことになるという…(^_^;)
この人はたしか時代劇のシナリオも書いてましたから(笑)。
エルガイムもすごかったけど、その後のクレイジーリー(だっけ?)も、もろぱくってましたね。なにせ、必殺技がレールガンですから(タイタニアのワイゲルド砲のつもり?)