トンデモ本関係のネタとは違う話題ですが、今一番旬のネタと言う事でご勘弁を。
3/20のバグダッド空襲で始まった第二次湾岸戦争。
いきなり開戦二日目で地上軍をイラク本土に突進! とか、開戦初日の攻撃でフセイン死亡?、米軍を迎え撃つべきイラク軍がほとんど無抵抗状態? など、開戦前の予想とはあまりに違う展開で推移しつつある今度の戦争。
果たしてどういう結末になるのでしょう。
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No.8687 - 2003/03/22(Sat) 10:46
[pl160.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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どっちにしろアメリカが
軍事介入してしまえばイラクは終わりなのは間違いありません。
ただ、思ったよりあっさり決着がつきそうですが。
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No.8689 - 2003/03/22(Sat) 11:37
[pl361.nas911.kanazawa.nttpc.ne.jp]
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> 富田様
イラク政府は徹底抗戦を叫んでいますが、前線の一般部隊の志気は極めて低下している様です。
今日のニュースでもバスラ周辺に配備されていたイラク軍第51師団が丸ごと(8000人)が降伏した・・ なんて言っていましたし。
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No.8690 - 2003/03/22(Sat) 11:43
[pl160.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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前回やアフガンの時、同様、報道&軍事評論家ウォッチの方が楽しいです(アフガンは予想通り進みすぎて、拍子抜けだった)。 やはり、解説者として注目は、フジの岡部いさくとNHKの江畑謙介ですね。このふたりの、オタクの域に達したマニアックな兵器・軍事知識、独特の容貌(いかにもオタクチックないさくに、インパクトある髪型のエバケン)は、2ch軍事板の人気者です。 他局のは、思想的(反米など)にバイアス掛かっていたり、レベルが低いヒトばかりなので(小川、神浦はまあまあ。でも、バグダット侵攻は2週間は先と言った直後に侵攻開始となるなど、先読みに不安あり)、このふたりをチェックしておけば、間違った知識で恥かくこともないでしょう。
富田様 >ただ、思ったよりあっさり決着がつきそうですが。 砂嵐の季節も近づいてますから、米軍としては今月いっぱいくらいでカタをつけたいと思っていたようですし。
イラク側が持ってないはずのスカッドを使用したというのが真実であれば、反対していた国々も面子丸つぶれになる前に動くでしょうから、再びタコ殴り状態になる可能性も。
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No.8693 - 2003/03/22(Sat) 13:06
[gw1.aitai.ne.jp]
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>ヨコヤマ様
>でも、バグダット侵攻は2週間は先と言った直後に侵攻開始となるなど、先読みに不安あり
でも「開戦二日目にいきなり大規模な地上軍の侵攻開始」なんてのを言い当てる方が無理だと思うのですが。 少なくとも開戦3日目でいきなり数個師団が立て籠もる敵軍の首都へ目がけて一個旅団程度の戦力を突っ込ませる・・ なんてのは、よほどイラク軍が弱体化していない限り、軍事的には非常識極まりない話ですし。
もしそんな予想を開戦前に立てている軍事評論家がいたとしたら、「あまりに楽観的すぎる」と批判されていたでしょうし。
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No.8695 - 2003/03/22(Sat) 14:20
[pl006.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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話題にしたいのは分かりますが……。
表現には注意していただけませんか? 「旬のネタ」とか「楽しい」とか「ウォッチ」とか言うのは、ちょっと。
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No.8697 - 2003/03/22(Sat) 16:12
[oska1645.ppp.infoweb.ne.jp]
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>NiKe様
確かに「旬のネタ」なんて表現は少し不謹慎でした。
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No.8701 - 2003/03/22(Sat) 16:12
[pl276.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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T.黒田様 > でも「開戦二日目にいきなり大規模な地上軍の侵攻開始」なんてのを言い当てる方が無理だと思うのですが。 たしかに今回の、WW2のドイツ軍も真っ青の電撃作戦は誰も予想できなかったようですが、現在のイラク軍の戦力が湾岸戦争終結時レベルにすぎない点や継戦能力のなさ(米軍が恐れているのは、化学兵器とあるかもしれない核、それと多数の戦死者を覚悟しなけりゃならない市街戦だけ。砂漠での戦闘の絶対的な優位性は前回立証済み)、気候変化によるタイムリミットを考えれば、2週間なんて数字は専門家としては失格の予想ですよ。それは置いておいても、いつも自信満々な口ぶりなだけにタイミングの悪さやその後のフォローの悪さが苦笑モノだったというコトです。 この点、エバケンは先の予測に関して慎重で、展開は予測しつつも、「どれくらい」等という不確定要素の多い問題は、正直に「わからない」と言っているところが好感が持てます。
Nike様 ご指摘、ごもっともです。
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No.8703 - 2003/03/22(Sat) 18:05
[gw1.aitai.ne.jp]
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開戦以来ロクな抵抗をしてこなかったイラク軍ですが、さすがにバスラに立て籠もる陸軍2個師団を基幹とする部隊は比較的戦意が高いらしく、米英軍に頑強に抵抗しているようです。
これまで戦意が極めて低いと見なされてきたイラク陸軍の一般部隊ですが、さすがにイラク南部の最重要拠点であるバスラの守備部隊は装備・戦意の高い部隊を配属していたのかも知れません。
とは言え、米軍も国内世論を考慮すればいたずらに兵士の犠牲のみ多い強襲や強引な市街戦は出来るだけ避けたいでしょうから、バスラ守備隊の指揮官に対する調略(対価として戦犯としての訴追の免除と戦後の地位の保証)や、米英特殊部隊を市内に潜入させ、市内の不満分子と共同しての大規模な攪乱工作を進めているでしょう。
いずれにしろ、このバスラ攻防戦が第二次湾岸戦争最大の山場となる事は確かだと思います。 先年のアフガン対テロ戦争にしても、アフガン北部の主要都市マザリシャリフの陥落がタリバン勢力に多大な心理的ショックを与えてしまい、それまで頑強に抵抗していたタリバン軍が総崩れとなって、僅か一ヶ月でアフガンのほぼ全土から駆逐されてしまいました。 特にバスラはイラク第二の主要都市ですから、ここの失陥は軍事的な影響のみならず、イラク国民と兵士に与える心理的衝撃は極めて大きいでしょう。
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No.8708 - 2003/03/22(Sat) 20:42
[pl474.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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糊口をしのぐ合間に
NHKのTVを見、図書館の本や新聞を読み、ネット上で目に付いた記事を拾いつつ、言葉の有効範囲と戦争について沈思黙考する今日この頃。
『サイバーナイト2』小説版の“アダム”の台詞が、一瞬頭をよぎった。
……挨拶無しでしたが、今夜はこれで失礼いたします。 皆さん、お休みなさいませ。
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No.8721 - 2003/03/23(Sun) 02:45
[gate76.bunbun.ne.jp]
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> 表現には注意していただけませんか? > 「旬のネタ」とか「楽しい」とか「ウォッチ」とか言うのは、ちょっと。
この手の“ネタ”は一歩間違うと“思想関連”になってしまうので微妙ですが、不謹慎に扱うのもまた「戦争に大儀を抱かせない」方法の1つとして悪くないと思います。 開戦直前の報道に、「ワクワク」してしまった事は、私としては隠しようのない事実でもあるので。
ちなみに、私は某大手の電話会社の下請けをしていますが、開戦直後に「テロに備えて厳重に警戒すること」と「緊急時に出動できるように」との通達が出されて、通常は無い休日出勤です(T-T)←これがもっか“実感”できる戦争の被害。
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No.8722 - 2003/03/23(Sun) 03:50
[cse5-3.kawaguchi.mbn.or.jp]
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ちょっと疑問があるんですが、今回のイラクVS米英豪の戦争を“第二次湾岸戦争と呼称するのは正確なんでしょうか? 湾岸都市は既に制圧しバスラを包囲、ユーフラテス河沿いに陸軍主力がバクダッドを目指して進軍しているので“湾岸”だけの戦争では収まりません。 本当は対馬沖での戦闘なのに“日本海海戦”と呼称している例もあり、紛らわしいのでバブ・イル戦役(但し米国側の呼称)とかにすればどうか?
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No.8724 - 2003/03/23(Sun) 18:19
[EATcf-467p222.ppp15.odn.ne.jp]
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>四号駆逐戦車様
> ちょっと疑問があるんですが、今回のイラクVS米英豪の戦争を“第二次湾岸戦争と呼称するのは正確なんでしょうか?
まぁ、今回の戦争を「第二次湾岸戦争」と呼んでいるマスコミは殆ど無く、単に「対イラク戦争」と呼称しているケースが殆どの様ですし。
ただ、「対イラク戦争」や「イラク戦争」よりも「第二次湾岸戦争」の方がハッタリの効いた名前ではありますし、今度の戦争自体90~91年の湾岸戦争の後始末の様な物ですから、個人的にそうタイトルで呼称したのですが。
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No.8738 - 2003/03/22(Sat) 20:42
[pl474.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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>呼称について そういえば、阪神・淡路大震災も「関西大震災」などと呼称したマスコミが当初はありました。
「ノモンハン事変」も地元では「大祖国戦争」などと呼ぶそうで。誰が呼称を決定するんですかね?
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No.8741 - 2003/03/23(Sun) 19:14
[proxy7.sagam1.kn.home.ne.jp]
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>>取手呉兵衛さん 「大祖国戦争」はソビエトでいう 第二次世界大戦、特に独ソ戦の事です。 ノモンハン事件は「ハルハ川の戦い」です。 たかだか彼らにしてみれば極東の辺境たる満蒙国境で で起こったノモンハン事件ごときに 「大祖国戦争」なんて大げさな呼称をつけたりしませんよ。
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No.8745 - 2003/03/23(Sun) 20:23
[pl361.nas911.kanazawa.nttpc.ne.jp]
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これを言ったらマズイ方向に話しが進むかもしれませんが、 戦前の日本で「日華事変」「満州事変」「ノモンハン事件」といった紛争で 「事件」「事変」という言葉が多用されたのは、 「戦争」とか「戦い」だと事が大事のように取られてしまうので(実際、大事だったのだが) 国内の世論を誤魔化すためにそういう軽い言い方をしたそうです。 やっている事はバキバキの戦争だったのですけどね。
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No.8746 - 2003/03/23(Sun) 20:40
[pl361.nas911.kanazawa.nttpc.ne.jp]
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開戦以来米軍の一方的なペースで推移してきた第二次湾岸戦争ですが、ここに来て米軍の損害も徐々に増えつつあります。
一度は確保したはずの南部の港湾都市で残敵掃討に手間取ったり、十数人の捕虜を取られたり、管制ミスで英空軍のトーネード戦闘機を撃墜してしまったりしています。 やはりこれは充分な事前爆撃と歩兵を用意せずに一気に地上戦に突っ走ってきたツケが回ったためと思われます。 それに最初の予定で重要な役目を果たすはずであった米第4歩兵師団のトルコ経由での侵攻が行えなくなり、この局面では貴重な戦力であるはずの一個師団の戦力が完全に遊兵化してしまいました。
とは言え、開戦4日目で米軍の機甲部隊がバグダッドから150㎞の地点まで迫り、制空権を完全に確保した状態でありますので、ブッシュがよほど致命的な戦略的誤断をしでかさない限り、フセイン政権の崩壊は時間の問題でしょう。 ただし、戦後処理を誤った場合は必ずしもブッシュの勝利とはならないでしょうが。
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No.8770 - 2003/03/24(Mon) 11:45
[pl474.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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ヤフーのニューストピックで、「アメリカがイラクに電磁波爆弾を使うかもしれない?」って出ていますが、 もしイラクが使ったら戦局は逆転するのでしょうか。
こないだ朝日新聞で作家のパウロ コエーリョさんの文章が紹介されていましたが、 その中で「トルコはアメリカから莫大なお金を示されてもNoを言った」 みたいな一節がありましたが、どさくさ紛れに国境や勢力圏を拡大するためには アメリカ軍が側にいたら出来ないからだとしたら、戦争反対論者の国家観も 面目丸つぶれですね。
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No.8786 - 2003/03/24(Mon) 21:59
[pd30ec3.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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> ヤフーのニューストピックで、「アメリカがイラクに電磁波爆弾を使うかもしれない?」って出ていますが、 > もしイラクが使ったら戦局は逆転するのでしょうか。 > すみません。文章の前後が繋がってないような気がするんですが? なんで、アメリカが開発中の新兵器をイラクが使う可能性を考えなきゃならないんでしょうか? 核を作れるかどうかという国の科学技術で、アメリカすらも実戦投入していないようなハイテク兵器を自力開発できると思いますか? 私は思えません。だから、「もし使ったら……」という質問自体、無意味です。
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No.8788 - 2003/03/24(Mon) 21:59
[gw1.aitai.ne.jp]
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ヨコヤマ [東海]様。 イラク側のスパイが技術を盗み出したり、アメリカに売国奴がいたり、よその国が同系統の兵器を開発してイラクに売り込んだり、と いろいろ想像してしまいました。
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No.8792 - 2003/03/25(Tue) 00:16
[pd30ec3.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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いずれにせよこの戦争を肯定する人も否定する人も、『国民国家』が(少なくとも当面は)強固不壊なものだという前提で話してるんですよね。
でももしかすると、後世の歴史書にはこの戦争は『国民国家の最後の断末魔』と記載されたりして、なんてふと思ってみる。
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No.8795 - 2003/03/25(Tue) 01:24
[zaqd378a6b2.zaq.ne.jp]
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貴兵衛 様。 > イラク側のスパイが技術を盗み出したり、 技術を盗み出せても、それを実用化する技術も資金も時間もありません(数百万円、三日でできるなら別ですがw)。また「電磁波爆弾」の具体的な運用法は不明ですが、爆弾という名称から従来のもののように航空機からの投下orミサイル弾頭として使用すると考えると、そのどちらの手段も、今のイラクはまともに使えません(準備をはじめた途端、衛星&無人偵察機に発見され、集中攻撃を食らうだけ)。 少なくとも、現状をひっくり返すには間に合いませんし、フセイン的には過去の実績のある化学兵器を使う方を選択するでしょう。 >アメリカに売国奴がいたり、 同上。 >よその国が同系統の兵器を開発してイラクに売り込んだり、と このテの兵器が開発できる国となるとかなり限定されます。まして、完成品を持っているような国は。 もし、そんなものを売り込んだりした時点で、その国もまたイラクの同盟国とみなされ、国際非難の的になるだけ。その結果、得られるものは大してないです。そんな外交的に分の悪い行為をする国は存在しません。 また、それ以前に、買う金をイラクは持ってません。将来の権益とバーターというのもありでしょうが、アメリカに反対している国も本音ではコントロールできないフセイン政権そのものには消えてもらいたいと考えているので、わざわざその存続に力を貸すなんてことは考えられません。
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No.8805 - 2003/03/25(Tue) 11:12
[gw1.aitai.ne.jp]
No.8806 - 2003/03/25(Tue) 12:03
[pd30ec3.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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今日中にも行われるかも? と言われているバグダッド南方の大規模な戦車戦。
迎え撃つイラク軍にしてみれば、後続の部隊が到着しきれない内に一気に第3歩兵師団を撃滅できれば、米軍に与える政治的衝撃は計り知れないばかりか、それ以後の米軍の作戦行動そのものを大きく阻害できます。
そしてバグダッド南方に集結しつつある米第3歩兵師団を基幹とする機甲部隊にしても、ここでイラク軍の精鋭である共和国防衛隊の戦車部隊が野戦を挑み、これを優勢な航空戦力と偵察能力、そして圧倒的な遠戦火力によって誘引撃滅に成功すれば、フセイン政権に与える衝撃は絶大であり、同時にフセイン政権を支える大黒柱である共和国防衛隊の戦力を削ぐ事によってフセインの権力基盤も大いに揺らぎます。
昨日ぐらいから発生し始めた砂嵐によって米軍の後続部隊の集結に遅れをきたしている・・ と言う報道もありますから、状況によっては決戦はあと2~3日遅れるかも知れませんが、あまりに米軍との戦闘を先延ばしにすると、米軍が準備を整えて戦力バランスが著しくイラク側に不利になりかねないので、遅かれ早かれイラク側も撃って出ねばならないと思われます。
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No.8807 - 2003/03/25(Tue) 14:53
[pl319.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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すみません横から関係のない話ですけど。
コンビニに行きました所、ビックワンガムの復刻版が出てまして 「わぁ~い、どれ買おうかな~」とかラインナップをみたところ アメリカ原子力空母が入ってたので、なんか萎えてしまいました。
おもちゃではいいけど、本物の戦争はいやだよぉ(>_<)
サダムがどうなろうがしったこっちゃないけど、市街戦とか空爆で民間人が巻き込まれるのは気分のいいものではありません。
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No.8816 - 2003/03/25(Tue) 23:48
[tkad049.airnet.ne.jp]
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>ぴかちゆ様 >サダムがどうなろうがしったこっちゃないけど、市街戦とか空爆で民間人が巻き込まれるのは気分のいいものではありません。
それどころか、フセインは意図的に自国の民衆を人間の盾にするような通達を出していたりします。
イラク:バグダッド住民は「疎開禁止」 「人間の盾?」狙う
【アンマン春日孝之】国営イラン通信は25日、イラクの政権政党バース党が首都バグダッドの住民に対し、「疎開すれば家と土地を没収し、首都帰還を認めない」と警告したと報じた。
同通信によると、進撃を続ける米英軍は首都包囲後、住民を退去させた上で「首都決戦」に臨むとの情報があり、バース党は住民を「人間の盾」にして米英軍の攻撃を鈍らせようと狙っているとみられるという。
バース党は今年に入り、一定年齢以下のイラク人男性について、国外移動は認めるものの国内移動は禁止すると通告した。移動先を正確に把握するための措置だという。
[毎日新聞3月26日] ( 2003-03-26-00:04 ) http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030326k0000m030147000c.html
確かジュネーブ条約では「交戦国や当事国は紛争地帯から非戦闘員を速やかに退避させ、戦闘の被害から守る義務がある」なんて言う類の項目があったはずですから、イラク軍がこの様に自国の民衆の避難を禁じて敵の爆撃に対する楯に使うと公言するのは、どう見てもジュネーブ条約違反だと思うのですが。
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No.8816 - 2003/03/26(Wed) 00:48
[pl013.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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> 確かジュネーブ条約では「交戦国や当事国は紛争地帯から非戦闘員を速やかに退避させ、戦闘の被害から守る義務がある」なんて言う類の項目があったはずですから、イラク軍がこの様に自国の民衆の避難を禁じて敵の爆撃に対する楯に使うと公言するのは、どう見てもジュネーブ条約違反だと思うのですが。
それどころか、ゲリラ戦による徹底交戦を呼びかけてますね。まぁ、住民側もノリノリですが。 この状況下、帰国するイラク人も多いそうで、アメリカのトラウマを刺激する「民兵とのゲリラ戦」の気配も見えてきました。まあ、ベトナムと違って、腹くくれば、どうとでも対処できるでしょうが。絶対的優位は変わらないし。 しかし、とりあえずラムを実質更迭して、パウに代えた方がいいと思うなあ。現場の士気も上がるだろうし。
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No.8832 - 2003/03/26(Wed) 11:56
[gw1.aitai.ne.jp]
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僕としてはこの戦争、一刻も早くアメリカに勝って欲しいと願っています。 べつにアメリカの主張に賛成しているわけじゃなく、はじまってしまった以上、犠牲者が可能な限り少なくあって欲しいと願っているからです。泥沼化はごめんです。
それと今回、僕は「メディアが報じているのはどこまで真実か」ということに注目しています。 ある番組では、バグダッド空爆の映像を流していましたが、明らかに1km以上離れた場所から撮影しているにもかかわらず、爆発と同時に爆発音がしていました。 こんなことはありえません。1km以上離れているなら、爆発音は3秒以上遅れて聞こえるはずです。つまりこの音は、テレビ局のスタッフが後からかぶせたもの、ということです。 何のためにこんなことをするんでしょう? 音が遅れて聞こえたら本当らしく見えないから? 冗談じゃありません。「遠くの音は遅れて聞こえる」というのが真実です。爆発と同時に音が聞こえるのは、映画の中の話です。音を編集しているスタッフは、現実の戦争をフィクション化しています。
最近、ニュースがバラエティ番組化しているのが気になります。バラエティ番組でよく使われる「衝撃の映像はCMの後で!」といった手法を、ニュース番組まで使いはじめてる。 昨日も夕方のニュースを見ていたら、ハリセンボンが異常繁殖して漁民に被害を与えているというニュースをやっていたのですが、「ハリセンボン」という具体名をなかなか出さず、レポーターが「このところある生物が異常に繁殖して漁民のみなさんを困らせているそうです」「その生物をこれから見に行くことにします」といった調子で、なんか懐かしの『投稿!特ホウ王国』みたいなノリで紹介していたのには参りました。 しかも網にかかったハリセンボンを見て、レポーターが「うわー、すごい。これはいったい何ですか?」とわざわざ漁師に訊ね、「ハリセンボン」と答えさせています。 もちろん、訊ねるまでもなく、レポーターはハリセンボンであることを事前に知っているわけで、これは露骨なヤラセです。 少し前に、野生のヌートリアが増えたというニュースをやっていましたが、やはり同様の手法を使っていました。バラエティ番組とニュース番組の区別がつかなくなってきています。 今度の戦争のニュースにしても、本当にそれは真実を伝えているのか、視聴者を楽しませるためのバラエティ的な加工がされてるんじゃないかってことを、疑う必要があると思います。
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No.8837 - 2003/03/26(Wed) 14:04
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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>僕としてはこの戦争、一刻も早くアメリカに勝って欲しいと願っています。 べつにアメリカの主張に賛成しているわけじゃなく、はじまってしまった以上、犠牲者が可能な限り少なくあって欲しいと願っているからです。泥沼化はごめんです。
私は別にイラクに勝ってほしいとも思いませんし、早期終結を願っていますが、それ以上にアメリカが短期決戦で勝ってほしいとは思わないし、戦争を遂行する限りは泥沼化すると思っています。米英濠が軍を撤退させない限り、早期の終結はないだろうと考えています。 開戦当初、ニューヨークの人々への街頭インタビューで、よく紹介された意見として「できるだけ民間人の犠牲者を出さずに早く終わってほしい」(要旨)というものがありました。実際、米軍は湾岸戦争のときに命中精度が誇大宣伝されたものより、遥かに精度をアップさせた(と報じられている)誘導ミサイルを使い、軍や政府中枢の関係施設をピンポイント攻撃し、バグダッドも大規模な停電などに見舞われることもなく、とにかく戦争はフセイン政権のみを狙い撃ちするものであるかのように喧伝されています。 が、軍隊だけを相手に戦争なんてできるはずはない、と私は思います。独裁政権とはいえ、侵攻した外国の軍隊に国を挙げて戦っているのですから、米軍が「勝つ」ためには、抵抗を根絶やしにして力をそぐしかないのではないでしょうか。一応の組織戦が終わったとしても、なにしろイラク民主化のために占領統治をするなどというのですから、イラクの人々を相手に戦争は続くのです。上記のニューヨーク市民の意見というのは、自国に敵軍が侵攻してくることのない側からの非常に楽天的なものだと思いました。
>「メディアが報じているのはどこまで真実か」
私もこれは非常に気になります。 未だに(イラクの隠匿しているとされる)スカッドミサイルもBC兵器も出てきませんが、アメリカ側の「フセインから使用許可が出た」「地図に赤線で使用してよい地域が指定されている」という先走った発表、「自爆部隊が組織されている」などのおどろおどろしい情報など、いったい何を根拠に当局が公表し、メディアで報道されているのか判らない話が多すぎます。 開戦してまもなく、8000人の一個師団がイラクから米軍に投降した、というニュースが流れましたが、今日の報道ではこれまでに米軍が捕虜にした総数は3500人あまりとなっています。投降した兵は捕虜ではないのでしょうか? 湾岸戦争のときも、例の「油まみれの水鳥」というまったく虚偽の情報が映像とともに流されており(ちなみにこの虚偽報道について一冊本を書いた木村愛二氏は反ユダヤトンデモさんですが、水鳥については他のメディアでも虚偽であることは確認されています)、今メディアに流れている戦争の情報の何割かは多分(意図するかどうかは別として)嘘であろうと思っています。
>明らかに1km以上離れた場所から撮影しているにもかかわらず、爆発と同時に爆発音がしていました。
うっ、そうか…。私は注意力散漫で気づきませんでした。ニュース映像を見たときに確認したいと思いますが、しかし音を編集するメリットが今ひとつわかりません。劇映画的な演出を加えて現実感をなくさせる…ということなのでしょうか。音が遅れて聞こえたとしても、さほど違いがないように思うのですが。
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No.8841 - 2003/03/26(Wed) 15:42
[p11241-ipadfx01hon.tokyo.ocn.ne.jp]
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先に電磁波兵器を使ったのは米軍でした・・ と言うより、今まで使わなかったのが不思議なくらいなのですが。
米軍がマイクロ波弾初使用 (産経新聞 3/26)
米CBSテレビは25日、強力なマイクロ波で電子部品をショートさせ、コンピューターを破壊する「マイクロ波照射弾(E-BOMB=電磁波爆弾)」を米軍が初めて実戦で使用、イラク国営テレビ局の放送を数時間まひさせたと伝えた。 報道が事実なら、この兵器の使用は史上初。巡航ミサイルで撃ち込まれたとみられる。米国防総省は、マイクロ波照射弾の存在を認めていない。
この兵器は爆薬を搭載しておらず、市民の被害を最小限に抑え、フセイン政権を打倒する象徴的な新ハイテク兵器として開戦前から使用の可能性が指摘されていた。
■マイクロ波照射弾 強力な高出力マイクロ波「HPM」で、300メートル以内にある電子部品をショートさせ、コンピューターを破壊、生物・化学兵器の製造や貯蔵、発射システムに障害を起こす。瞬時の電力は約20億ワット。巡航ミサイルに搭載される。弾薬を搭載しておらず爆弾ではないが、大きな効果を持つことから「電磁波爆弾」(E-BOMB)と呼ばれる(共同) http://www.sankei.co.jp/news/030326/0326kok098.htm
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No.8842 - 2003/03/26(Wed) 15:49
[pl013.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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「第2時湾岸戦争」という呼称は不適でしょう。 なにしろ、この戦争の張本人どもは、イラクは初っ端・通過点に過ぎず、今後もどんどん気に入らない国を軍事力で倒して思い通りに作り変えるんだと公言してますからね。
「世界をユダヤ人から解放する」と称してたナチスにそっくり。
8月15日に武道館でやってる戦没者追悼式典(政府主催。従って運営は正式な国費。首相どころか天皇も毎年出席)の対象は満州事変以降の民間人も含めた全戦没者になっています(靖国神社は戊辰戦争以降の、軍人軍属のみ)。 つまり、満州事変以降、降伏までは全てつながっているひとくくりの戦争としてとらえるのが適切と、政府さえ認めているわけです。しかも、反論を聞いたことがない。 だから「太平洋戦争」という呼称は私は嫌なのです。特に、真珠湾攻撃が全ての出発点であるかのような捉え方は。
私は今回のイラク侵略を、一つの戦争として捕らえるのは不適切だと考えます。 アフガン侵略から数えて、これからまだ続くであろう戦乱とひっくるめて「第3次世界大戦」と呼ぶことを提案します。
私は侵略者に抵抗する意味でアメリカ製品・資本の不買運動に参加しています。特に食品は材料の産地に注意して。
翼賛ニュース噴射器も、当然ボイコット対象です。
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No.8845 - 2003/03/26(Wed) 17:06
[218-42-225-109.eonet.ne.jp]
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現地報告者との生中継での、間のとれないやりとりが見苦しいのは私だけでしょうか。
以前から不思議に思っているのですが、「国民の最後の一人まで戦う!」って 言っていながら「民間人を攻撃しやがって!」って言うのは どうも納得できないのですが、どうなんでしょう?
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No.8849 - 2003/03/26(Wed) 18:12
[pd30ec3.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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私は「アメリカ」「イラク」どちらを支持するか、と聞かれたら アメリカを支持します。
T.黒田様 最近、産経新聞でリンクについて色々とありましたので、リンクと記事の 転載について一度産経新聞のWebにある 「「著作権」,「リンク」,「個人情報の保護」についての見解 」 を参照してみてください。 #私個人は問題ないと思います。
マルクスの恋人様 >私は侵略者に抵抗する意味でアメリカ製品・資本の不買運動に参加しています。 >特に食品は材料の産地に注意して。 うーむ、食品はともかくコンピュータで不買運動をきつそうですね。 私の勤務先はつぶれてしまいます(苦笑) #むしろ不可能?
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No.8850 - 2003/03/26(Wed) 18:19
[pc0.kisweb-unet.ocn.ne.jp]
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gt;山本弘様
>メディアが報じているのはどこまで真実か
これはどちらの陣営も、より「自分は正しく、相手は誤っている」と言う事を世界にアピールし、自国の国民を奮い立たせるプロパガンタ合戦ですしね。 バグダッド市内の映像にしても、市内を写す固定カメラの類を別にすれば、その背後にはほぼ100%イラク政府の情報部員が監視に付いているはずです。 その為フセインを批判するような国民の声は絶対上がってきませんし、軍に都合の悪い映像の撮影も許されません。
それに米英軍も徐々にイラク南部の都市の制圧を進めつつありますが、それに伴いアメリカも自国のマスコミを動員して「米兵を歓迎するイラク市民」「米軍の持ち込んだ豊富な生活物資に歓声を上げるイラク市民」「フセインの肖像画を破り捨て、フセイン統治下の政府の悪政を糾弾する市民達」 と言った画像が溢れてくるでしょう。 それらの映像が100%嘘だとは言いませんが、その様な場面に出てくる市民はアメリカにすり寄る事で利益を得ようとする日和見派だったり、事前にカメラクルーと打ち合わせをする事で”見栄えのする絵”を撮ろうとするでしょう。
>>ジャンク様
>戦争を遂行する限りは泥沼化すると思っています。米英濠が軍を撤退させない限り、早期の終結はないだろうと考えています。
確かに”ごく短期的な戦争”と言う意味ではそうでしょう。
しかし、ここで”フセイン政権の打倒”と言う目標を達成できないまま、短期間で米英軍がイラクから撤退したとすると、それは「サダム・フセインの政治的大勝利」と「ブッシュ大統領の政治的大敗北」を意味します。 そうなるとフセインはイラク国内のみならず、アラブ世界全体でアメリカを打ち負かした偉大な英雄として絶大な権威を持ってしまうでしょうし、イラク国民はこれまで以上の圧政に苦しむ羽目になります。 その上、破壊されたイラク国内の復興にしても、面目を丸つぶれにされたアメリカは一切資金を拠出しないでしょうし、国連での「イラク復興プロジェクト」にしても可能な限り拒否権を行使して足を引っ張るでしょうから、復興は遅々として進まないと思います。
また、アメリカの世論はブッシュが退陣しようがしまいが今回の敗因を「独仏中ロの非協力」に責任転嫁し、これらの国との関係は確実に悪化します。 それに不名誉な撤退(敗北)によってアメリカの権威は大きく損なわれ、株式市場を始めとする経済も大きな打撃を受けるでしょう。 その悪影響を当然日本を始めとする世界は被るでしょうし、中東の石油にしても供給が不安定な状況は当分続きます。
それよりはフセインがなるべく早い段階で自主的に権力の座を退くか、部下に寝首を掻かれて殺されるかした方が、遙かにイラク国民と双方の軍の犠牲が少なく、しかも世界経済が被る悪影響が少なかったりするのですが。
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No.8852 - 2003/03/26(Wed) 19:48
[pl316.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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>貴兵衛様
>以前から不思議に思っているのですが、「国民の最後の一人まで戦う!」って 言っていながら「民間人を攻撃しやがって!」って言うのは どうも納得できないのですが、どうなんでしょう?
一般論として。他国の軍に侵略されている国民が、世界中に放映されるカメラの前で、「民間人を攻撃しやがって!」と言う事自体、「侵略者」に対する抵抗と言えるのではないでしょうか。 民間人であれば、武器を取る戦いというのはなかなか出来ませんし、こういう形での抵抗というのもありだと思います。人も死なないですしね。。
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No.8853 - 2003/03/26(Wed) 20:27
[ngok007n037.ppp.infoweb.ne.jp]
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普段、対岸の火事に騒ぐのは野次馬根性に過ぎないと思っている私ですが。 今回ばかりは危機感を持っています。 それは「国連の意に反して行動する国が、同盟守るんかい?」と思うから。 もしそのつもりがあるなら、アメリカにとって日本って支配したい場所なんでは…と。
最も、嘘ややらせの多いらしいTV報道しか見ていない上での思考ですが。
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No.8855 - 2003/03/26(Wed) 22:07
[P219108008147.ppp.prin.ne.jp]
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日本人の「人間の盾」の皆様が、政府に泣きついてきたようで(w) http://www.asahi.com/national/update/0326/003.html
>東京の知人を通じて報道各社にファクスされた声明は >「イラクの市民の生命と生存手段を守る行動は一定の目的を果たした」と述べ、 >空爆の即時停止を訴えるとともに、日本政府に脱出の安全確保を求めている。
あーなんか、猛烈に腹が立つなあ。こーゆーの。 開戦前の退避勧告「待避して下さい」を拒否しておいて、いざ危なくなったら「助けてくれ!!」……。 手前らの命と価値を根拠もナシに過大評価した甘ったれボウヤなんぞ、帰って来るな! バカなんだから、もう……。
どの面下げて帰って来るか、見物だわい。
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No.8857 - 2003/03/26(Wed) 22:07
[gw1.aitai.ne.jp]
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ま、戦争を飽くまで政治目的を達成する手段として考えるなら、 この戦争でアメリカが完全勝利する事はありえないでしょうが。 #勿論アメリカの言う「目的」を額面通りに受け取ればの話ですけどね
それはともかく私としては、非情な事を言えば、泥沼の果てに(米軍側に)多大なる犠牲を出して終わって欲しいと思います。 #それには出来る限り米英軍に「行儀良く」戦って貰う必要があります、それこそ「正義の軍隊」らしくね
これは別に単なるアメリカ嫌いで言ってることではなくて、これに「味をしめたら」同じ様な事は今後いくらでも起こるからです。 飽くまで損得勘定で戦争している以上、「このやり方では損する」と思わせなくては抑止はできないでしょう。
他人事の様に突き放した言い方かもしれませんが実際究極的には他人事で「あるべき」なんですよ、イラクの人々の生活に関しては。 自国の政権を転覆する権利と義務があるのはその国民だけなんですから。 #侵略戦争を受けた当事国はまた別ですが。 #あと、別に国内の反政府勢力が主体的に外国の援助を受けるのも否定はしませんけど。
・T.黒田さん
>米CBSテレビは25日、強力なマイクロ波で電子部品をショートさせ、コンピューターを破壊する「マイクロ波照射弾(E-BOMB=電磁波爆弾)」を米軍が初めて実戦で使用、イラク国営テレビ局の放送を数時間まひさせたと伝えた。 > 報道が事実なら、この兵器の使用は史上初。巡航ミサイルで撃ち込まれたとみられる。米国防総省は、マイクロ波照射弾の存在を認めていない。
基本的にCBSテレビ発の情報は眉にツバ着けた方が良いと思われ。 ホントに使ってるなら別に政府側が否定する必要無いし。
>その上、破壊されたイラク国内の復興にしても、面目を丸つぶれにされたアメリカは一切資金を拠出しないでしょうし、国連での「イラク復興プロジェクト」にしても可能な限り拒否権を行使して足を引っ張るでしょうから、復興は遅々として進まないと思います。
多分勝っても、金は他国から出させると思いますよ。 それどころか将来のイラク新政権に借金させるという話もありますし。 それに拒否権の行使は安保理決議のみなので、安保理を通さない援助なら可能ではないかと。 まあ制限されることは確実ではありますが、まだ今の段階なら復興費用そのものがまだ大きくならないで済むし。 #もっとも今更米軍が矛を収めるなんて思ってないけどさ
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No.8859 - 2003/03/26(Wed) 23:01
[F004172.ppp.dion.ne.jp]
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ヨコヤマさまの情報はもう古いようで http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200303260333.html 応援したくない人たちであることは同感ですが、あまり悪口言ったあとでこういう記事が出るのも格好よくないですね。あと電磁爆弾の件も公式には否定されてますから、これも性急に判断するのは失敗しそう。 せっかく報道はどこまで真実かという話題も出たことだし、速報をネタにするよりは、冷静に議論を進めるのを優先したらよいのではないでしょうか。
ちょっと関係ないけど
>以前から不思議に思っているのですが、「国民の最後の一人まで戦う!」って 言っていながら「民間人を攻撃しやがって!」って言うのは
一億火の玉みたいなスローガン掲げていた国も、あとで米国の無差別攻撃を非難してませんでしたっけ?どこもいっしょでしょ。
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No.8867 - 2003/03/27(Thu) 00:58
[nkno105104.catv.ppp.infoweb.ne.jp]
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「他人を笑わせる為の嘲笑は喜劇だが、自分の優越の為の嘲笑は茶番劇だ」 と言う警句を自戒の言葉とするべきですねぇ・・・。 #出典忘れたけど
ま、人間の盾も抗議行動としてなら別にデモみたいなもんなので腹も立ちませんけど(迷惑じゃ似たようなもんだし)。 #やってる方も、実際の「盾」としてよりも抗議行動の側面でやってるんじゃないの?
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No.8886 - 2003/03/27(Thu) 20:43
[F004172.ppp.dion.ne.jp]
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山本先生
No.8837> > それと今回、僕は「メディアが報じているのはどこまで真実か」ということに注目しています。 > ある番組では、バグダッド空爆の映像を流していましたが、明らかに1km以上離れた場所から撮影しているにもかかわらず、爆発と同時に爆発音がしていました。 > こんなことはありえません。1km以上離れているなら、爆発音は3秒以上遅れて聞こえるはずです。つまりこの音は、テレビ局のスタッフが後からかぶせたもの、ということです。
そう判断または断定されるのは、少し早計の気味があるように感じます。(ほぼ)同時に聞こえるとしたら、と考えて思い当たることを少し挙げてみます。
・爆発(爆ごう)は音速をはるかに超える速さで広がります。当然、爆発音を聞くのは音速で割り出す時間より早くなります。 ・音は空気中だけでなく、地面も伝わります。固体である地面を伝わる音の速さは空気中のそれよりはるかに速いはずです。
もし上記のみならず他の条件をもいろいろ考えたうえで、マスメディアを批判されておられるのでしたら、私の発言はまぬけなお門違いです。恐らく考えたうえでのことのような気がしますので、あらかじめお詫び致します。
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No.8889 - 2003/03/27(Thu) 21:49
[pl169.nas921.nara.nttpc.ne.jp]
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匿名希・望様 > 「他人を笑わせる為の嘲笑は喜劇だが、自分の優越の為の嘲笑は茶番劇だ」 > と言う警句を自戒の言葉とするべきですねぇ・・・。 全面的に信じていたワケではないですが、ちょいと先走りしてしまいましたね。自戒、自戒。
> > ま、人間の盾も抗議行動としてなら別にデモみたいなもんなので腹も立ちませんけど(迷惑じゃ似たようなもんだし)。 > #やってる方も、実際の「盾」としてよりも抗議行動の側面でやってるんじゃないの? そういう認識で行動していると思われるところが、苦々しく感じる原因ですね。 自分達は「善意の第三者の抗議活動」のつもりなんでしょうけど、あそこでそんなコト思っているのは本人たちだけで、イラク側からすれば「ええ、人質が出来たわ」であり、存在自体がある意味「戦争の道具」になっているという現実を理解しているのでしょうか? アメリカ側も「やるとなったら知らんから」が本音で、実際彼らの存在は今のところなんの抑止力になっていません。
無論、反戦を訴えること自体はいいことです。でも、方法を考えて欲しい。こういう「無意味な行動」は恥ずかしいです。
しかし、帰って来るヒトたち、「仕事がある」からって……なんだかなぁ。
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No.8890 - 2003/03/27(Thu) 22:04
[gw1.aitai.ne.jp]
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K.K さん、こんにちは。
> ・爆発(爆ごう)は音速をはるかに超える速さで広がります。当然、爆発音を聞くのは音速で割り出す時間より早くなります。 > ・音は空気中だけでなく、地面も伝わります。固体である地面を伝わる音の速さは空気中のそれよりはるかに速いはずです。
その場合、最初の爆発音の数秒後に、空気中を伝わってくる通常の音も聞こえなければ変じゃありませんか? 僕が見た映像では、爆発が少し間隔をあけて2回起こり、爆発音も2回しか聞こえませんでした。
匿名希・望さん、こんにちは。
>それはともかく私としては、非情な事を言えば、泥沼の果てに(米軍側に)多大なる犠牲を出して終わって欲しいと思います。 >#それには出来る限り米英軍に「行儀良く」戦って貰う必要があります、それこそ「正義の軍隊」らしくね
>これは別に単なるアメリカ嫌いで言ってることではなくて、これに「味をしめたら」同じ様な事は今後いくらでも起こるからです。 >飽くまで損得勘定で戦争している以上、「このやり方では損する」と思わせなくては抑止はできないでしょう。
確かにアメリカがほとんど無傷で勝利するのは、後のことを考えると危険ですね。非情かもしれませんが、「民間人の被害は最小限」「戦闘員に多大な犠牲」が、この戦争における最善の結果(嫌な言葉だなあ……)かもしれません。 しかし、泥沼化するのもまずいと思います。戦争にかまけてアメリカ経済が破綻すれば、世界恐慌が起きる危険だってあります。そうなれば戦争に匹敵する犠牲者が出るかもしれない。 日本だって対岸の火事じゃないですよ。恐慌が起きたら、今以上に景気が悪化、会社がばたばた倒産、一家心中が続出……というシナリオだってありえるんだから。 うーん、とてつもなく危険な綱渡りをやってるよなあ、ブッシュ。
そうそう、この戦争がはじまる1月ほど前、『ブッシュ妄言録』(ぺんぎん書房)という本を読みました。いわば「トンデモブッシュの世界」。これまでブッシュがやってきたトンデモ発言を集めたものなんだけど、
「カナダとメキシコの国境関係が良好だったことはない」 「(ブラジルの大統領に)ブラジルにも黒人はいるの?」 「アメリカと日本は150年もの間、素晴らしい同盟関係を結んでいます」 「ワシントンDCとカリフォルニアも近いですが」 「アフリカは深刻な病に苦しめられている国家だ」 「(記者団の質問に)フランス語でも、英語でも、メキシコ語でもいいですよ」
その他にも、ギリシャ人のことを「the Grecians」と呼んだとか、isとareの区別がついてなかったとか、スティーヴィー・ワンダーに手を振って呼びかけたとか。 ……こんな奴に、今の世界の運命は委ねられているのですねえ(ため息)。
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No.8911 - 2003/03/28(Fri) 10:55
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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何だか今のアメリカを見ていると 「アウターゾーン」に出てきた突然、変身ヒーローになれる 少年の話しを思い出しました。 ストーリーはある日変身ヒーローになれるグッズを手に入れた 男の子「きっとみんなは僕を正義の味方として賞賛してくれる・・・」 しかし、周りには戦うべき「悪」は存在していず、 少年は奇妙な姿から笑われるばかり・・・ それで、ひったくりをしている若者を見つけ、 悪を見つけたとばかり変身して殴りかかると、 変身ヒーローのパンチ力はすざまじく一撃で若者は死んでしまいます。 奇妙なカッコですざまじい姿を持った変身ヒーローに 周りのみんなは恐怖して逃げ回り、警官隊は彼を射殺しようとしました。 といったお話し(うろ覚えですが)
アメリカは「ヒーロー」「正義の味方」でありつづけなくてはならない。 まだ冷戦の続いていた頃はアメリカもソビエトのような自分たちに対抗できる「悪」もあったのですが、 最近ではイラクとか北朝鮮とか小者の悪ばかりです。 そして、その小者の悪もいなくなったらどうするんでしょうね?
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No.8912 - 2003/03/28(Fri) 13:36
[pl262.nas911.kanazawa.nttpc.ne.jp]
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山本弘先生 >……こんな奴に、今の世界の運命は委ねられているのですねえ(ため息)。
今年のアカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞したマイケル・ムーア著『アホでマヌケなアメリカ白人』で(柏書房)でどれだけブッシュがインチキな手を使って大統領になったか?とかどれだけ大統領の資質が無いのかと言うのをユーモアたっぷりに書いてましたからねえ~
戦争の方も兵士の間では第二のベトナムやソマリアになるんじゃないのか?と囁かれてますから泥沼は避けられないのでしょうね。
アメリカは戦争には勝つかも知れないけど国内情勢においては間違いなく大敗するのでしょうね。
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No.8913 - 2003/03/28(Fri) 13:57
[SSJfa-03p6-38.ppp11.odn.ad.jp]
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イラクがロシアからアンチGPS装置を買っていたとかとか。
さすがロシア、緊張関係がある程度解けたと言っても、仮想敵国の 最新兵器を無効化する装備の開発には余念がなかったようで。 周辺有事と言った時に「周辺諸国に失礼だ」といって明確な仮想敵国の想定も出来ないようなクズ政治家が居る国とは大違い。
このまま負ける訳にはいかないアメリカが、無茶をしないように世界各国が監視してないとエライ事になる可能性が大ですね。先日のミサイル誤爆も「あれはイラクの古いミサイルが間違って落ちたか、イラクがアメリカのせいにする為に自分達で撃ち込んだ可能性もある」と先程、報道されてました。本当かよ? その言い分で言うと、バグダッドに核ミサイルが落ちても不思議じゃない訳だな。恐いね。
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No.8914 - 2003/03/28(Fri) 2003/03/28(Fri) 14:24
[hisfw-b.hitachijoho.com]
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戦争が終わった後、アメリカはイラク復興のために 原油と食料の物々交換を始めるという話を聞きました。 そうなると、アメリカは只同然の言い値で原油を買って それを原油価格高騰感のある市場に普通の値段で売ると、、、 大儲けですね。 一般人は石油価格の下落による物価安が期待できるかもしれません 石油相場はむしろ、戦争終結後に下がるかもしれません。
>明らかに1km以上離れた場所から撮影しているにもかかわらず、 >爆発と同時に爆発音がしていました。 >こんなことはありえません。1km以上離れているなら、 >爆発音は3秒以上遅れて聞こえるはずです。
そんなに大袈裟な理由は無いと思っていました。 単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。 それに、テレビでは動きと音がかならず同時という暗黙の了解が有るのではないでしょうか? 現実をフィクション化しているとか、そんな大袈裟な思想がテレビ局の人に有るとは思えません。 単純に音と映像は同時という、音速も距離も科学も無視した 慣例で編集しているだけではないでしょうか。
ニュースのバラエティ化も気になりますが、 アナウンサーの読み間違が多いのも気になります。 アナウンサーが芸能人化していると言われていますが、 こんなに読むのが下手なら、 落語家か講釈師か本物の芸能人に読ませた方が よっぽど視聴率が取れると思うんですけど。
アナウンサーの皆さん世界情勢の予習復習ぐらいちゃんとやりましょうよ。 同じ単語を二日続けて読み間違えるなよ、
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No.8915 - 2003/03/28(Fri) 14:43
[hisfw-b.hitachijoho.com]
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ぺいりあん(palien)様 > イラクがロシアからアンチGPS装置を買っていたとかとか。 > > さすがロシア、緊張関係がある程度解けたと言っても、仮想敵国の > 最新兵器を無効化する装備の開発には余念がなかったようで。 一部報道に拠れば、開戦六ヶ月前(現在も?)からロシアはイラクに軍事物資を売っていたとか(いささか信憑性はないが、四兆円分とか)。先日も、ブッシュから苦情がいったものの、うまいことトボけてます。プーチン、スゴイなあ(w)。 因みに、GPS妨害装置はとっくに破壊されているようです。そりゃあ、電波出してんだから発見は容易だもんなぁ。むしろ、現状では、懸念されていた砂嵐の影響の方が大きいようです。
そろそろ本気でラムの首を切って、パウに代えた方がいいかも……。
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No.8916 - 2003/03/28(Fri) 15:34
[gw1.aitai.ne.jp]
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この間、スポーツ新聞の記事に投降した(はずの)第51師団の兵士が戦線に復帰していた。また、投降した「師団長」はじつは下士官で「待遇が良くなる」と思ってウソをいった…と言う物がありました。(かなりうろ覚え) 一体何をしているんだか…。
第二次大戦の「マーケットガーデン作戦」では「悪天候のため航空支援が不十分だった」とか「補給路が少なく、しかもぜい弱だった」、「ドイツ軍守備隊の情報が不十分」など数々の問題点があるのですが、今回も似た状況になってるような気が。 あの時はアルンへムが「遠すぎた橋」だったのですが、今回はバグダットが「遠すぎた都市」になる可能性もあるのかなあ、と。
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No.8919 - 2003/03/28(Fri) 20:42
[zaqd3788a1c.zaq.ne.jp]
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>富田さん 横槍で失礼します。少々疑問に思ったところがあるのですが……。
>「アウターゾーン」に出てきた突然、変身ヒーローになれる少年の話しを思い出しました。 それは「ブレード・カイザー」というエピソードですね。特撮番組のスタントの息子が、変身できるブレスレットを手に入れる話です。
>少年は奇妙な姿から笑われるばかり・・・ 妙な姿だ(「何かの撮影か?」)、のようなことは言われていましたが、笑われるという描写は無かったはずです。
>それで、ひったくりをしている若者を見つけ、 引ったくりではなくカツアゲだったはずです。
>変身して殴りかかると、変身ヒーローのパンチ力はすざまじく一撃で若者は死んでしまいます。 その場面はカツアゲ犯その一にパンチを浴びせて、屑籠で殴りかかってきたその二には怪光線を撃って屑籠を爆発させる、という流れだったと思いますが、二人とも病院送りにはなったものの死にはしなかったはずです(もし本当に殺していたなら純真な少年にとってトラウマになっていたでしょう。この回に限らず『アウターゾーン』はどちらかというとハッピーエンドっぽい話が多い気がします)。
>といったお話し(うろ覚えですが) 実は私も今現物が手元になくて、記憶で書いているので、どこか間違いがありましたら(単行本をお持ちの方)訂正願います。
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No.8922 - 2003/03/28(Fri) 23:09
[Ctkmt2DS90.kgw.mesh.ad.jp]
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山本先生、こんばんは
コメントありがとうございます。 >> ・爆発(爆ごう)は音速をはるかに超える速さで広がります。当然、爆発音を聞くのは音速で割り出す時間より早くなります。 >> ・音は空気中だけでなく、地面も伝わります。固体である地面を伝わる音の速さは空気中のそれよりはるかに速いはずです。 > > その場合、最初の爆発音の数秒後に、空気中を伝わってくる通常の音も聞こえなければ変じゃありませんか? 僕が見た映像では、爆発が少し間隔をあけて2回起こり、爆発音も2回しか聞こえませんでした。
私は「1km以上はなれている場所での爆発と同時に爆発音がした」ということを以って、メディアが演出操作をしていると断定されておられる点が気にかかっています。
私が例としてあげてみた点について上記の通り回答をしてくださっておられます。しかし、1回の爆発で2回の爆発音がしなければならないから変である、というのは多少方向がずれているコメントと感じます。 「爆発による爆風により音が無風状態のときよりはるかに速く伝播する」ということと「地面を伝わる音は速い」ということをセットにして述べたのではありません。この点、ふたつセットとしたモデルと誤解を受けたのは私の書き方がまずかったせいですので、お詫びします。
物理学辞典(培風館)では、爆ごう波(デトネーション波)は固体爆薬の爆発の場合、8km/secに達するとの記載があります。当然、爆音はそれより遅いわけはありません。もちろん、いつまでもその速度で音が伝播するわけはないのですが、無風状態での音速を根拠に1km離れていれば爆発が見えてから3秒以上遅れているはずだ、と断定するのはやや行き過ぎではないかと思います。
「爆弾について知っておこう」 http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/bomb/intro.htm というWebページには、爆発はあまり炎がが発生しないという記述があります。全ての爆弾がそうというわけではないでしょうが、ご覧になられた爆発が炎をを伴わないようなものであったとすると、爆発の周囲のものが吹き飛んでいる様子が爆発そのものに見える可能性は低くないと思われます。爆発で吹き飛ばされるものが広がる速さは、爆音の伝播速度より低いと考えるのが妥当と思います。つまり「爆発」が見えたときには、すでに爆音はかなり撮影現場に迫ってきている可能性があります。
地面を伝播する音については機構を詳細を書く必要はありませんので、上で述べた爆ごうとは無関係に、考えられる要因として挙げたということだけ申し添えておきます。
私は、「報道された映像で、爆発と爆発音が同時だったという点がどうもおかしい」という疑念がおこるのはもっともだと思います。しかし、そこから「報道をフィクション化している」とし、ハリセンボンの件を紹介して「バラエティとニュースの区別がつかなくなってきている」とまで断定的に書くのは行き過ぎだろうと思うのです。
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No.8924 - 2003/03/28(Fri) 23:21
[pl096.nas921.nara.nttpc.ne.jp]
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亜留間 次郎さん
> 戦争が終わった後、アメリカはイラク復興のために > 原油と食料の物々交換を始めるという話を聞きました。 > そうなると、アメリカは只同然の言い値で原油を買って > それを原油価格高騰感のある市場に普通の値段で売ると、、、 > 大儲けですね。
それは誤解です。この話は既に開戦前に行われていた国連を仲介したイラクに対する人道的見地における石油取引を復活させるという話です。
湾岸戦争以降、イラクに対する経済制裁の一環でイラク原油は禁輸措置がとられていました。ところが、一般民衆の食料・医薬品の不足が深刻になり、人道的見地から国連が間に入って石油の取引が始まりました。 システムはこうです。 まずイラクの原油を輸入国に引き渡します。その代金は適正価格で国連に支払われ、それで食料・医薬品等を購入し、イラクに(おそらく赤新月社等の人道援助組織を介して)引き渡されます。 ですので、利益が全く出ないという事はありませんが、大儲けは出来ません。
ただ、イラク原油の最大の輸入国はアメリカなんですわ。うがった見方は出来ますわな。
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No.8925 - 2003/03/29(Sat) 00:06
[ppp1124.vi-osa.hdd.co.jp]
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TARGET様 > ただ、イラク原油の最大の輸入国はアメリカなんですわ。うがった見方は出来ますわな。 http://www61.tok2.com/home/intel/faq/faq01c.htm アメリカが、イラクの石油利権を狙って、今回の戦争に踏み切ったという話はありますが、↑のような意見もあるので、あまり陰謀論的な見方は、如何なものかと思います。もっとも、建前も信じてませんが(w)
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No.8928 - 2003/03/29(Sat) 00:36
[gw1.aitai.ne.jp]
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>>Coreanderさん
指摘、ありがとうございます。 確かに僕の書き込みはうろ覚えによるものです。 ただ、僕は最近のアメリカの動きを見ていると この話しを思い出すと言ったわけです。 ヒーローになりたがるアメリカ、 しかし、もはや悪の帝国ソビエトもなく、 小物の悪に巨大な力を行使してヒーローぶってるアメリカ。 小物の悪すら居なくなったらどうするんだろう? というような考えてで書きました。
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No.8931 - 2003/03/29(Sat) 08:53
[pl262.nas911.kanazawa.nttpc.ne.jp]
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こんにちは、KKさん。 すみません、どうも良く分からなくてσ(^^;)。
まず最初にKKさんは以下のように発言されてます。
]そう判断または断定されるのは、少し早計の気味があるように感じます。 ](ほぼ)同時に聞こえるとしたら、と考えて思い当たることを少し挙げてみます。
]・爆発(爆ごう)は音速をはるかに超える速さで広がります。 ] 当然、爆発音を聞くのは音速で割り出す時間より早くなります。 ]・音は空気中だけでなく、地面も伝わります。固体である地面を伝わる音の ] 速さは空気中のそれよりはるかに速いはずです。
さらに次に以下の発言をされています。
]物理学辞典(培風館)では、爆ごう波(デトネーション波)は固体爆薬の ]爆発の場合、8km/secに達するとの記載があります。当然、爆音はそれより ]遅いわけはありません。
これは先のご発言と矛盾しません?。
で、最初の発言を肯定する根拠が無いと
]無風状態での音速を根拠に1km離れていれば爆発が見えてから3秒以上 ]遅れているはずだ、と断定するのはやや行き過ぎではないかと思います。
とするに足る理由が無いと思えるのですが(^_^;)。
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No.8934 - 2003/03/29(Sat) 10:17
[eatkyo320193.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]
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亜留間次郎さん、こんにちは。
>単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 >音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? >そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。
だったら音を聞かせなければいいだけの話ではないですか?
>現実をフィクション化しているとか、そんな大袈裟な思想がテレビ局の人に有るとは思えません。
僕はテレビ局の人間に「大袈裟な思想」があるなんて言っていません。その逆です。映像を加工することに何の疑問も抱いていないことが問題だと言っているのです。
>単純に音と映像は同時という、音速も距離も科学も無視した >慣例で編集しているだけではないでしょうか。
だからその「慣例」はフィクションの慣例ではないのですか? ニュース映像が科学を無視してよいとは、僕には思えません。
K.Kさん、こんにちは。
>「爆弾について知っておこう」 > http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/bomb/intro.htm >というWebページには、爆発はあまり炎がが発生しないという記述があります。全ての爆弾がそうというわけではないでしょうが、ご覧になられた爆発が炎をを伴わないようなものであったとすると、爆発の周囲のものが吹き飛んでいる様子が爆発そのものに見える可能性は低くないと思われます。
僕が見た爆発では炎が派手に出ていました。爆弾だけではなく、ガソリンタンクか何かが誘爆していたのかもしれません。 >爆発で吹き飛ばされるものが広がる速さは、爆音の伝播速度より低いと考えるのが妥当と思います。つまり「爆発」が見えたときには、すでに爆音はかなり撮影現場に迫ってきている可能性があります。
吹き飛ばされるのに何秒もかかるものでしょうか? それに、2回起きた爆発音が、画面上の爆発と絶妙のタイミングで一致する確率は、かなり小さいと思うのですが?
それと、衝撃波についてはこのページの解説にありますが、
http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/bomb/so-what.htm
> 爆薬が爆発すると衝撃波が起こり、これは媒体中を音速より早い速度で伝わる。爆風と呼ばれるものはこの衝撃波のことである。しかし爆源からある程度離れたところでは爆ごう波は音波となって伝播する。これが爆発音である。衝撃波と音波との境界は音圧レベル174~180db(デシベル)とみなすことができる。
つまり、僕が聞いた音が超音速で伝播する衝撃波だとすると、音圧が174db以上あったことになります。撮影者は鼓膜を損傷しているか、割れた窓ガラスで負傷しているでしょう。 ちなみに、画面はほとんど揺れていませんでした。僕が「1km以上離れている」と思ったのも、それが理由のひとつです。近距離で撮影していたなら、それこそカメラも撮影者も大きな衝撃を受けていたはずです。 このページに載っている表によれば、1000kgのTNTの爆発の場合、76.3m離れると、音圧は176dbまで下がるそうです。つまり衝撃波が伝わる範囲はそれぐらいで、そこより外側では音波として伝わると考えてよいのではないでしょうか?
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No.8936 - 2003/03/29(Sat) 12:23
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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亜留間次郎さん、こんにちは。
>単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 >音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? >そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。
だったら音を聞かせなければいいだけの話ではないですか?
>現実をフィクション化しているとか、そんな大袈裟な思想がテレビ局の人に有るとは思えません。
僕はテレビ局の人間に「大袈裟な思想」があるなんて言っていません。その逆です。映像を加工することに何の疑問も抱いていないことが問題だと言っているのです。
>単純に音と映像は同時という、音速も距離も科学も無視した >慣例で編集しているだけではないでしょうか。
だからその「慣例」はフィクションの慣例ではないのですか? ニュース映像が科学を無視してよいとは、僕には思えません。
K.Kさん、こんにちは。
>「爆弾について知っておこう」 > http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/bomb/intro.htm >というWebページには、爆発はあまり炎がが発生しないという記述があります。全ての爆弾がそうというわけではないでしょうが、ご覧になられた爆発が炎をを伴わないようなものであったとすると、爆発の周囲のものが吹き飛んでいる様子が爆発そのものに見える可能性は低くないと思われます。
僕が見た爆発では炎が派手に出ていました。爆弾だけではなく、ガソリンタンクか何かが誘爆していたのかもしれません。 >爆発で吹き飛ばされるものが広がる速さは、爆音の伝播速度より低いと考えるのが妥当と思います。つまり「爆発」が見えたときには、すでに爆音はかなり撮影現場に迫ってきている可能性があります。
吹き飛ばされるのに何秒もかかるものでしょうか? それに、2回起きた爆発音が、画面上の爆発と絶妙のタイミングで一致する確率は、かなり小さいと思うのですが?
それと、衝撃波についてはこのページの解説にありますが、
http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/bomb/so-what.htm
> 爆薬が爆発すると衝撃波が起こり、これは媒体中を音速より早い速度で伝わる。爆風と呼ばれるものはこの衝撃波のことである。しかし爆源からある程度離れたところでは爆ごう波は音波となって伝播する。これが爆発音である。衝撃波と音波との境界は音圧レベル174~180db(デシベル)とみなすことができる。
つまり、僕が聞いた音が超音速で伝播する衝撃波だとすると、音圧が174db以上あったことになります。撮影者は鼓膜を損傷しているか、割れた窓ガラスで負傷しているでしょう。 ちなみに、画面はほとんど揺れていませんでした。僕が「1km以上離れている」と思ったのも、それが理由のひとつです。近距離で撮影していたなら、それこそカメラも撮影者も大きな衝撃を受けていたはずです。 このページに載っている表によれば、1000kgのTNTの爆発の場合、76.3m離れると、音圧は176dbまで下がるそうです。つまり衝撃波が伝わる範囲はそれぐらいで、そこより外側では音波として伝わると考えてよいのではないでしょうか?
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No.8938 - 2003/03/29(Sat) 13:35
[gw1.aitai.ne.jp]
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> http://www.theonion.com/onion3911/ > 不覚にも、笑ってしまいました。
「影武者には影武者を」ですかね。
さてはブッシュたん、『ルパン三世』の「どっちが勝つか三代目」を見たな!
見てへん見てへん (^^;)。
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No.8940 - 2003/03/29(Sat) 15:20
[203-165-87-93.home.ne.jp]
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・ヨコヤマさん > http://www61.tok2.com/home/intel/faq/faq01c.htm > アメリカが、イラクの石油利権を狙って、今回の戦争に踏み切ったという話はありますが、↑のような意見もあるので、あまり陰謀論的な見方は、如何なものかと思います。
あんまり2ch情報に頼り過ぎるのも、陰謀論とどっこいどっこいだと思われ。 結構突込みどころ多いしなぁそこのFAQ。
・戦争やテロがあると困る層も多い.投資家.銀行,保険会社等. なんで.アメリカ政府は軍産複合体の利益ばかり考えて.こういう会社の利益を考えないと思うのか?
軍産複合体がネオコンの主要な支持基盤の一つだから。
・国内景気より.単なる産業の一部門の業績を優先させる? 書いてて自分でおかしいとは思わないだろうか?.普通.
別に自分の支持基盤でない業界の景気を気にするような立派な政権だったのかブッシュ政権は?
・米政府がイラクの石油産業を占有したところで,日量250万バレルの生産量では戦争と占領のコストにとても見合わないだろう. イラクが日量600万バレル以上の原油生産能力を回復するころ,ブッシュは再選を果たしたとしても大統領の任期をとっくに終えている.
そのコストの財源は同盟国と国連と新イラクへの債権とアメリカ一般大衆であって、別に石油メジャーじゃないし。 それともう一つ、自分の供給を確保するだけでなく、都合の良い原油価格水準の維持や対外的な資源独占という点において、 ブッシュ政権だけでなくアメリカとして、やはりイラク原油は無視できるものじゃないですよ。
まあ、長文はこの程度にしておきましょう。
・山本先生 > しかし、泥沼化するのもまずいと思います。戦争にかまけてアメリカ経済が破綻すれば、世界恐慌が起きる危険だってあります。そうなれば戦争に匹敵する犠牲者が出るかもしれない。
ただ、問題はちょっとやそっとの戦争不況じゃブッシュ政権の主要スポンサーが痛みも感じない事なんですよねぇ・・・。 要はアメリカに寄生しているだけなんだから、危機感を感じさせるには宿主自体が死にかけないといかん訳で。 できれば、その前にアメリカ人自身がこういった寄生虫にNOを突き付ける気になってくれれば良いんですけど。
・・・しかし、なんでこう『七都市物語』や『灼熱の竜騎兵』を彷彿とさせる事ばっか起こるかなぁ(^^;
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No.8942 - 2003/03/29(Sat) 17:20
[aa2003030462002.userreverse.dion.ne.jp]
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はじめまして、ひこうき 熊 と申します。 やはり今回の戦争で一番感じたことは、戦争についてさまざまに考える人がいて、戦争を利用したり、戦争に傷つく人がいたり、戦争を楽しんだり、支持したり、拒否したりと、思想や考え方の違いが良く出ていると思います。
今回思ったのは、戦場の様子や戦況ではなく、国際社会がどうあるべきかということです。
私は人類に全てのことを平和的解決をするのは無理だと思います。が、今回のように、力の解決を目指すアメリカの行為は、アメリカという国が行った、他国に対する違法な攻撃であると思います。 他国には他国の事情があり、例え弾圧が起こっていたとしても、独裁者が権力を握っていたとしても、正義のために他国が武力を使って問題を解決する正当性にはならず、また国際社会でそれを許してはならないと思います。
殺人を犯した犯罪者をリンチで殺すのが社会では許されない、あくまで犯罪者は法律によって処罰される…そういう考え方に共通した国際的ルールをもう一度作らなければならないと思うのです。
今回の場合で云えば、イラクを罰するべき刑の執行は、あくまで国連による決定で行わなければならない。しかし、その役目を国連は結果的に果たすことが出来なかった。
この戦争で本当に考えるべきことは、新しい国際社会でのルールや、その組織のあり方について考えることなのではないでしょうか?
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No.8950 - 2003/03/29(Sat) 22:20
[pl066.nas312.koriyama.nttpc.ne.jp]
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>ひこうき 熊様 はじめまして。
別にそういうことに詳しいわけではありませんが、興味があるのでレスさせていただきます。
例えば国が国内の犯罪者を裁く場合、国にはそれだけの権威と、警察力が必要です。権威に裏打ちされない処罰は私刑だし、警察力がなければ、事実上処罰は無理です。
で、現在の国連には、加盟国の武力がありますので、警察力はあるといえますが、必要なだけの権威があるとは言えません。
一つの国で考えた場合、どこかの県が、どこかの県を悪だと決め付けて、戦争を仕掛けたとします。これはもう戦国時代でありまして、国としての権威があるとは言いがたいです。今の国際社会というのは、多分そういう状況ではないでしょうか。
歴史的にみると、戦国時代の後に統一が起こり、まとまる事によって国の権威が生まれるわけですが、僕は国際社会において統一というのは、仮に武力を伴わないとしても、あまり起こって欲しくありません。
なぜなら、一つにまとまる事によって、色んな意味で多様性が失われていくのではないか、と思うからです。国としてまとまってしまうと、地方の文化等が失われるというのは、現実に起きていることです。それが世界レベルで起こってしまうというのは、想像したくありません。
今の所、こんな風に考えています。まだまだ、じゃあどうすればいいか、という所までは考えつかないので、案が示せないのが残念ですが。
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No.8952 - 2003/03/29(Sat) 23:09
[ngok007n056.ppp.infoweb.ne.jp]
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常陸さん、こんばんは
音は空気を媒質として伝わります。爆発の場合、爆発地点からは強風が吹きます。先のコメントで「音速」と言ったのは、無風状態の場合の音の伝わる速さです。媒質が移動している、つまり風が吹いている場合、音の伝わる速さは風速が加算されるということです。
山本先生、こんばんは
ご覧になった爆発の映像で、爆発音が同時であった点に疑念を抱かれた理由はおおむね了解いたしました。この点について話を続けるのは私の本意ではありませんし、話があさっての方向に行ってしまう恐れが大きいので、爆発と爆発音が作為的に同時にされた報道があったという前提に立つことに致します。
No.8924で私は以下のようにコメントを結んでいます。 > 私は、「報道された映像で、爆発と爆発音が同時だったという点がどうもおかしい」という疑念がおこるのはもっともだと思います。しかし、そこから「報道をフィクション化している」とし、ハリセンボンの件を紹介して「バラエティとニュースの区別がつかなくなってきている」とまで断定的に書くのは行き過ぎだろうと思うのです。
先の湾岸戦争では、メディアが意図していなかったと思われる印象を視聴者がもったことは、まだ記憶に強く残っています。「ゲームの中の戦争」というものです。今回、作為的に編集されたと疑われるたったひとつの映像と、今回の戦争とは全く無関係のニュース番組のシーンを同列かのように扱い、「楽しませるための加工がなされていることを疑う必要がある」と述べられました。主張が先にあって理由を後付けしてはいないか、という危惧を感じます。
--- ブッシュの演説のポカを集めた本がいくつか出ていますね。「Is our children learning?」という本を複数のネイティブから見せられました。彼らが言うには、気楽な場のスピーチでは、よく言い間違いをやるようです。事が重大な場合はきちんとしているそうで、9.11テロの後の演説は、論旨に対する同意・不同意は別として、見事なものだったというのが、彼らの共通した意見でした。 言い間違い程度で人物を判断するのは、「毎朝、きちんと歯を磨いているかも知れない」といった弁護と同じような誤った考えになりはしないかと心配しています。
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No.8955 - 2003/03/30(Sun) 00:36
[pl062.nas921.nara.nttpc.ne.jp]
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ヨコヤマ様
> > ただ、イラク原油の最大の輸入国はアメリカなんですわ。うがった見方は出来ますわな。 > アメリカが、イラクの石油利権を狙って、今回の戦争に踏み切ったという話はありますが、あまり陰謀論的な見方は、如何なものかと思います。もっとも、建前も信じてませんが(w)
わたしの言う『うがった見方』というのは「人道的見地というのは建て前で、ほんまは自国の原油の安定供給が狙いとちゃうん?」という事です。アメリカが輸入している全原油の数%とは言え、供給が止まるのは避けたいところでしょうから。開戦前からやってましたからね、この施策は。利権云々とは関係の無い話です。
もうひとつ言うと、この戦争に石油の理由を見いだすとするならば、「利権」より「安定供給先の確保」の方が先にあると思っています。石油は殆どの産業の基盤となっているので、不安定な供給=原油価格の高騰はアメリカ経済とって大打撃に繋がりかねません。よって石油の安定供給は至上命題とも言えます。自由に使える油田は多い方がいい、それが石油埋蔵量2位を誇るイラクにあれば願ったりかなったりという事です。
もちろん、上記の理由が開戦の主たる理由とは思っていません。ただ、そういう思惑が全くないか? というと・・・、どうなんでしょうね?
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No.8956 - 2003/03/30(Sun) 00:37
[ppp1136.vi-osa.hdd.co.jp]
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TARGET様 > もちろん、上記の理由が開戦の主たる理由とは思っていません。ただ、そういう思惑が全くないか? というと・・・、どうなんでしょうね? 当然、あると思います。供給源=油田そのものが欲しいというより、OPEC諸国主導の石油相場をアメリカ主導にできれば……という気持ちはあるんでは? 優先順位的には、3位か4位くらいで。
しかし、今回に限って言えば、どうも、長年悩まされてきたイスラムテロリストによる同時テロへの報復であるアフガン侵攻の勢いで、湾岸戦争時にやれなかった、これまた長年の敵であるフセインを片付け、イスラム圏に対する威嚇にしようという考えが強いのかなぁ(アル・カイーダなど原理主義グループとは仲悪いけど、対米強硬派として名高いフセインを潰せば、周辺国をコントロールできると思っている)という気がします。 その結果、石油関連にも睨みが効くという、一石二鳥戦略かなと(ついでに親子2代にわたる仇敵も始末できるとなれば、ブッシュ個人としても美味しい)。
まあ、シロウトの推測で読めるほど底の浅い戦略で動くとも思えないんで、まだ奥深いものがあるのかもしれませんが、個人的には、この辺ははっきり言ってどーでもいいです(w) 新しいタイプの戦争をやろうとして、諸般の理由で失敗しちゃった現状が如何に推移していくかの方が、ずっと興味深いですね。 いずれにしろ、まだ始まって10日。「長期化」だの、「泥沼化」だの言うのは、ちっとばかし気が早いと思う(かつて、始まって1週間越えただけで、こんなこと言われた戦争がありましたかね? いや、長くなればいいと言ってるワケじゃないんですが)。
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No.8957 - 2003/03/30(Sun) 01:31
[gw1.aitai.ne.jp]
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>いずれにしろ、まだ始まって10日。「長期化」だの、「泥沼化」だの言うのは、ちっとばかし気が早いと思う(かつて、始まって1週間越えただけで、こんなこと言われた戦争がありましたかね?
タリバン戦のときにも言われていた事実はありますね。 >http://homepage2.nifty.com/INCDclub/clm2001/clm1monthReview20011013.htm
それに、始まる前からそう予想される戦争だってあるのだから、珍しくもなんともないでしょ?
特に今回のシナリオは 1)初弾でフセイン死亡、以後イラク平定のための進撃になる超短期決戦。 2)米軍の快進撃に呼応した民衆が蜂起。「解放軍」の大義名分を確実なものとして、イラク軍を掃討。 3)やけくそになって大量破壊兵器でイラク反撃、もしくは快進撃のついでに保有の証拠発見、フランスら反戦勢力を押さえ込み、一気に包囲殲滅戦へ。
のいずれもしくじった以上、始まって1週間だろうが見直しは必要でしょ。
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No.8958 - 2003/03/30(Sun) 02:17
[cont103.nifty.com]
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OKB様 アメリカ首脳部・軍司令部の思惑はさておき。 たしかに、当初から短期決戦とは言われ(砂嵐シーズン到来によるタイムリミットまであるし)、開戦前~当初の多くの予想は空爆だけでも1週間~2週間(このスレの上の方でも少し触れてますが)、終結まで1ヶ月くらいというのが大方の予想でした。 ところが、誰も予想もしなかった米英軍の超電撃作戦によって覆されてしまったワケですが、予想通りのんびりと空爆していたら、こうは言われなかったろうなあというコトです。
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No.8960 - 2003/03/30(Sun) 02:47
[gw1.aitai.ne.jp]
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何かデジャブを感じると思ったら、原因は四年前のTVアニメ『ガサラキ』 「大量破壊兵器の査察を拒否」「安保理にはからずに開戦」「亜フランスを中心とした反対」「砂嵐による侵攻の一時中断」等、ビデオ2巻に収録された話とかなり一致しているのがなんともいえません(もちろん細かい所は違っていますよ。 これを見ていた時はちょっと無理がある脚本だな、とか思っていたのですが・・・
やっぱちょっと無理があったかな、大統領。もうちょっと長引くと退陣せざるをえないかも。
>ジャンクさん、AF?1さん 初期に投降したとされていた師団長が実は下士官だったという記事は、取っている地方紙でもありました。 そしてそれがジャンクさんが疑問に思った、消えた8000人の一個師団の正体らしいです。 虚偽の情報というか、誤報という事ですね(原因は一応マスコミにはないですが。 他にも初期の空爆で死んだとされていた高官が次々姿を現わしたりと、かなり大きな出来事で誤報が多い。
大事件のたびに思うのですが、後追い情報専門のTV番組とか雑誌特集できないもんだろうか。 新情報が集まらずに実質再放送ばかりやるようになると、それくらいやっても採算とれると思うんですが。 それとクルド人の情報とかも。
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No.8962 - 2003/03/30(Sun) 04:42
[user069.ehm.enjoy.ne.jp]
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湾岸戦争のときの報道を覚えているかたはいますか?マスコミの解説者、ことごとく外していましたね。 いまでも記憶に残っているのは ・とうぶん米軍の武力行使は無い!と断言→その晩に爆撃開始 ・イラン・イラク戦争で慣らしたイラク陸軍に対して戦争経験の ない米軍兵士はかなわない!。→それでも物量と技術格差は大きかったね。 あのときも、曖昧に誤魔化すヒマもない勢いで、報道内容が覆されていきました。
そういえば、爆発音の遅れがとりざたされておりますが、私の見たNHKのは0.5秒くらい遅れてる映像でしたね。
まあこれを編集した局があったからって「やらせ」という言い方はあたらないと思います。もともと業界用語だった言葉なんで、濫用すると「演出かやらせか」議論の泥沼になります。
http://www.ytv.co.jp/dictionary/ http://jolf1242-web.hp.infoseek.co.jp/dictionary.html
また、ニュースに過剰な演出は不要との論に反対はしませんが、報道番組であっても、加工された情報を我々は与えられているという自覚こそが必要だと思います。新聞の見出しの文字の強調、放送でも踊る「空爆開始」の大きなタイトル、演出効果にNoを言い出したらきりがないです。
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No.8975 - 2003/03/30(Sun) 14:17
[u3-202234198189.hotspot.ne.jp]
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1942年7月、スターリングラードを目前にしたドイツ第6軍は18日間も足留めを食らった。理由は燃料不足。そのためソ連軍は部隊の再編、陣地の構築などを行なう余裕が出来た。 今の米軍が第6軍とダブって見えてしょうがないんですが。
そういやイラクに限らず、アラブ発で日本で見る事のできるテレビ局とか無いですよね。(イランが日本語の短波放送をしているぐらい?)アフガンの頃、スカパーでアル・ジャジーラを試験放送する、という話があったけど、結局どうなったんだろう?
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No.8979 - 2003/03/30(Sun) 17:39
[zaqd3788a1c.zaq.ne.jp]
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AF?1さんへ
アル・ジャジーラはスカパーから撤退しました。
ところで今日友人から「今のイラクの米軍はイゼルローン要塞を攻め落とした後の同盟軍(もちろん出典は「銀河英雄伝説」)と同じ失敗をしている」と言ってました。 別の友人も「補給線が長くなり過ぎている」と…。まあ、トルコに基地を貸してもらえないからこういう事態に陥ったと言えますね。
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No.8985 - 2003/03/30(Sun) 23:18
[eaoska139252.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]
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英海兵隊がイラク軍大佐を殺害 バスラ近郊2003.03.30 - CNN
バスラ(CNN) 英海兵隊は30日未明、バスラ近郊の戦闘でイラク軍大佐1人を殺害し、高級将校ら5人を拘束した。英軍報道官が明らかにした。 (中略) 英海兵隊は映画「ジェームズ・ボンド」にちなみ、村落まで入り込んで拠点を破壊する「ジェームズ作戦」を展開中で、殺害された大佐は共和国防衛隊の所属だという。 http://cnn.co.jp/world/K2003033001421.html
これが本当だとしたら、現在バスラを包囲しているイギリス軍もなかなか頑張っていますが、「ジェームズ作戦」って・・・ イギリス軍悪ノリしすぎ(^_^;)
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No.8988 - 2003/03/31(Mon) 00:31
[pl324.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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克森 淳様 > ところで今日友人から「今のイラクの米軍はイゼルローン要塞を攻め落とした後の同盟軍(も >ちろん出典は「銀河英雄伝説」)と同じ失敗をしている」と言ってました。 2ch軍事板イラク関連スレにも、アニメ版の予告のパロディが出てますが、生温かく扱われてます(w) たしかに同じような失敗をしていますが、肝心の帝国軍とイラク軍では敵との戦力比が全然ちがいますし、アメリカ側も物資そのものは後方には豊富で、別の補給ルートの確立を急いでいます。増援もきますしね(それでもゲリラ攻勢には手を焼きそう)。あそこまでは悪くない。 アムリッツア会戦には、ちょっとなりそうにないですね(w)
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No.8989 - 2003/03/31(Mon) 01:36
[gw1.aitai.ne.jp]
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>アムリッツア会戦には、ちょっとなりそうにないですね(w)
状況を考えれば、まあ、そうでしょうね。どちらかと言えば、帝国側が同盟領内で同じ作戦を展開すれば、今回のケースに近いんじゃないでしょうか。 ただ、これから季節は夏に向かおうとしております。米兵がいる場所は、空調の効いた(?)戦艦の中とは似ても似付かぬ砂漠の中。気温は50℃に達し、生物・化学兵器の対策上、機密性の良い服を着なければならない。・・・・とすると、激烈な灼熱地獄に見舞われるんではないんでしょうか。 日射病・熱射病への対策は立てているんでしょうかねえ?それと、脱水症状への対策も。補給すべき水だけで、相当の量になるんでしょうね。しかも、水の補給が断たれればマジで1日で命を失いかねないし。夜にだけ進軍するという手もあるのでしょうが、ゲリラ戦には都合が良いような。 アムリッツァ会戦にはなりそうもないし、アメリカ有利なのは動かんでしょうが、それでも相当の消耗戦を覚悟しなけりゃならんでしょうね。
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No.9002 - 2003/03/31(Mon) 20:19
[gozura2.chukai.ne.jp]
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「ロシアの冬将軍」という言葉がありますけど、 「中東の夏将軍」のような言葉が使われるようになるのでしょうか?(^^;)
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No.9010 - 2003/04/01(Tue) 01:37
[p84c0ed.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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こんにちは。謎です。
>山本さん
映像に対する音のずれの件で、
>>単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 >>音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? >>そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。 > > だったら音を聞かせなければいいだけの話ではないですか?
と書かれていますが、山本さんの弁を借りれば、
> 冗談じゃありません。「遠くの音は遅れて聞こえる」というのが真実です。爆発と同時に音が聞こえるのは、映画の中の話です。音を編集しているスタッフは、現実の戦争をフィクション化しています。
冗談じゃありません。「爆発には音が伴う」というのが真実です。音が聞こえないのは真空中の話です。音を消しているスタッフは、現実の戦争をフィクション化しています。
と言う事になると思いますが。
報道の真実という観点から、音のずれを「修正」することと、音を「消す」ことの根本的な違いはなんですか?
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No.9013 - 2003/04/01(Tue) 03:11
[gw.kamakuranet.ne.jp]
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>音のずれを「修正」することと、音を「消す」ことの根本的な違いはなんですか?
音をカットしてある、あとの場面をカットしてあるというのは編集の初歩であり、音を付け直したとすれば、1ランク上の編集になるので、そこに境界線はありますね。それが根本的かどうかはさておき。
見る側だって音のしない戦場だと思うひとはいないわけですから、そこにつっ込みいれてもな~と思います。
で、この差に憤りを感じるかどうかは人それぞれで、それを言い出したら、米艦からのミサイル発射シーンに続いて市内の爆発シーンをつなぐことのほうが、よほどフィクション化だと思いますがね。
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No.9016 - 2003/04/01(Tue) 08:48
[us1-210160012231.hotspot.ne.jp]
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謎さん、こんにちは。
>報道の真実という観点から、音のずれを「修正」することと、音を「消す」ことの根本的な違いはなんですか?
僕は「音を消せ」と言った覚えはないんですけど……亜留間次郎さんが、視聴者に爆発音を最後まで聞かせなくてはならないかのように主張されていたので、別に最後まで聞かせなくても、余分な部分はカットすればいい、という意味で言ったのですが。
音のずれを「修正」することと、「消す」ことの根本的な違い? もちろんあります。 どんな取材でもそうですが、撮影されたVTRがすべて放映されるわけではありません。放映時間枠や内容を考慮して、カットするのが普通です。実際には、カットされる部分のほうが、放映される部分よりはるかに多いんです。 僕はこれまで何度かテレビ局の取材を受けましたが、たいてい1時間以上、時には2時間もビデオを回します。しかし、放映されるのはそのうち1分弱です。つまり撮影したうちの95%以上はカットされているのです。 画像や音声をカットするのは、当然ことですし、現実を歪めていることにはなりません(例外はありますが、それについては後述)。少なくとも放映された部分は、現実に存在している映像・音声なのですから。 しかし、画像や音声を加工し、視聴者に人工の現実を本当の映像であるかのように見せる行為は別です。ドラマやバラエティ番組なら許されるでしょうが、ニュースの使命を逸脱していると思うのです。 音のズレを「修正」? 修正というのは普通、正しく直すことを意味するのではありませんか? 嘘の音をかぶせるのは、「修整」ではあっても「修正」ではありません。 爆発音を爆発にシンクロさせる行為に、どんな意味があるのでしょう? それがニュースの使命(真実を伝えること)に何らかの貢献をする目的で行なわれているとは、とても思えないのです。単に「音がずれてたら不自然だから」といった軽い動機でしょう。しかし、音はずれて聞こえるのが「自然」であり「真実」なのです。そこに手を加える必然性なんてありはしません。
じゃあ、カットするだけならOKかというと、そうでもありません。先にも書いたように、取材では撮影したVTRの大半はカットされます。都合のいい部分だけを放映し、都合の悪い部分をカットすることで、視聴者を騙すことが可能です。 たとえば、AとBという対立する意見があり、取材を受けた人はAを支持しているにもかかわらず、その人がAについて解説している部分をカットすることで、視聴者に異なる印象を与える……ということが起こりえますし、げんに起こっています。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200303/31/20030401k0000m040066000c.html
だからニュース番組によく出てくるVTR取材によるコメントも、「この人の言っていることの大半はカットされている」ということを念頭に置いて見る必要があります。放映された部分がその人の主張の核心部分とはかぎりません。カットされた部分では、違うことを喋っているかもしれないのですから。
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No.9018 - 2003/04/01(Tue) 14:37
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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謎です。
>山本さん
ご回答ありがとうございます。
>>単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 >>音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? >>そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。 > > だったら音を聞かせなければいいだけの話ではないですか?
これが、「(音のずれはそのままで)7秒以上の部分は(VTR自体を)カットすれば良い」と言う意味で書かれていると主張されるなら、「違い」に関して私から申し上げることはありません。
「音を聞かせなければ良い」が、上記の意味であるとは思えませんでしたので質問いたしました。
しかし、
>音のずれを「修正」することと、「消す」ことの根本的な違い? もちろんあります
と書かれています。つまり元の私の質問に答えていただいているらしいし、違いもあるとはっきり書かれていますが、その後に書かれている「余分な部分をカットする」事の説明は、音の「修正」と「消す」の違いの説明になっていません。 私が書いた「音を消す」とは、映像は流すが、音は流さないという意味です。山本さんもそのつもりで書かれていると思いますが、これも私の誤解でしょうか? カットするのはビデオ(音も含めた)の長さ自体を変更することですが、音だけを消すのは全く意味が違いますよね?
以上をふまえて、改めてお伺いしますが、音のずれを「修正」することと、「消す」ことの根本的な違い(報道の真実という観点から)はなんですか?
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No.9021 - 2003/04/01(Tue) 15:50
[gw.kamakuranet.ne.jp]
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こういうとき横から口を出すのはよくないかもしれませんが、書かれた山本さん以外の読み手の立場、つまり謎さんと同じ立場としていうと、
>>単純に音が三秒も遅れて聞こえたら、 >>音が終わるまで爆発シーンの映像を3秒余計に流さないといけなくなりませんか? >>そうすると7秒で終了するシーンのために10秒の放送枠を使わないといけなくなります。 > > だったら音を聞かせなければいいだけの話ではないですか?
というのは、文脈的にも、山本さんの書かれている通り、「枠からはみ出すならカットすればいい」という意味以外には私は読めなかったんですけど?
まあ、確かに一度「音を消せばいい」という意味に読んでしまったら(実際そうも読める)、頭の中で解釈を切り替えるのはむずかしいかもしれませんが、少なくとも「カットすればいい」という意味に読めた人間がいる、ということだけご理解いただければ。
また、前回のレスで「消す」という言葉を使ってしまったのもまずかったような気がしますが、山本さんは徹頭徹尾「カットすればいい」という意味のことしか言ってないと思うし、謎さんの誤解以外の何物でもないと思うんですが。
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No.9023 - 2003/04/01(Tue) 16:40
[i211162.ppp.asahi-net.or.jp]
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謎です
>影の楽園 さん
>まあ、確かに一度「音を消せばいい」という意味に読んでしまったら(実際そうも読める)、頭の中で解釈を切り替えるのはむずかしいかもしれませんが、少なくとも「カットすればいい」という意味に読めた人間がいる、ということだけご理解いただければ。
別に山本さんの最初の発言での「聞かせなければいい」を「カットする」の意味には絶対解釈できない、と主張しているわけではないんですけど? 最初の発言は「カットする」という事でとりあえず納得する、と書いています。ところが、その後に「消す」と書かれています。
>音のずれを「修正」することと、「消す」ことの根本的な違い? もちろんあります
ですから、改めて質問したわけです。
この「消す」も「カットする」という意味で使われている、と影の楽園 さんは言われるのでしょうか? 私の質問を読み、「聞かせなければいい」の解釈の違いを山本さん自身が説明された上で、つまり「消す」事と「カットする」事の違いが問題となった発言に答えるときに、「消す」を「カットする」の意味で使われていると解釈するのは相当無理があると思いますが?
たとえば、前回の発言で、
音のずれを「修正」することと、「カットする」ことの根本的な違い? もちろんあります。 どんな取材でもそうですが、撮影されたVTRがすべて放映されるわけではありません。・・・
と書かれていたなら別段改めて聞くことも無かったかと思います。もっともその場合は私が聞いていないことに答えていることになりますが。
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No.9025 - 2003/04/01(Tue) 18:26
[gw.kamakuranet.ne.jp]
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そろそろスレ違いの話題に突入しているようなので、 「メディアにおける情報の操作/編集に関して」というような趣旨のスレを新たに作って そこで論議した方がいいと思われます。
正直(このスレで)「消す」と「修正」(或いは「カットする」)の定義に、 何もそこまでこだわらなくてもいいと思うのですが。 山本先生も御自身の経験に基づいて「消す」事と「修正する」事の違いについて 発言されていますし、 「ニュースと、そうでない番組において、これらの行為の意味合いは根本的に違ってくる」 という説明でしょうから・・・
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No.9026 - 2003/04/01(Tue) 19:14
[YGNfi-01p2-157.ppp11.odn.ad.jp]
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謎さんへ >消す」を「カットする」の意味で使われていると解釈するのは相当無理があると思いますが? そうでしょうか?謎さんの質問は元々山本先生の主張に沿ったものでしょう? 謎さんと山本先生の解釈のずれをまず修正した上で、本来あり得る質問に謎さんの言葉をそのまま使用して答えただけに読めるのですが…
>音のずれを「修正」することと、「カットする」ことの根本的な違い(中略)もっともその場合は私が聞いていないことに答えていることになりますが。 「音を聞かせない」という解釈の違いを明確にした時点で、謎さんの原意での質問は脈絡の無い答える意味の無い質問だったことになりますまいか? 掲示板は大勢の人間が見るものですから、謎さんの質問の原意を修正した新たなFAQになるのも別に不都合は無いのではないですか?
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No.9028 - 2003/04/01(Tue) 19:39
[PPPa4501.tokyo-ip.dti.ne.jp]
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こんばんは。 連日の報道を見てますと、やはりアメリカは苦労しているみたいですね。はやく終わって欲しいです。 戦争の影響でガソリン代は高いし、航空運賃まで値上げ。沖縄は観光シーズンなのに修学旅行には相次ぐキャンセル…。ディズニーランドやユニバーサルスタジオのほうが、よほどテロの危険性が高いと思うんですけどね。
そうは言っても、我々にとって灼熱の戦場といえど、しょせんはTVのむこうのお話。テロの危険がないかぎり、兵士や住民がどのような苦難に遭ってるかなんて分かりません。 祖母の言い分、「最近はテレビがひっちー(そっちゅう)アメリカーを悪く言ってるけど、米軍のおかげでわたしたちは餓死しないですんだんだよー。はっし、どんなに大変だったから。それも分からんでー」に、戦場を生き延びた人間の強さと、過酷な現実を思い知らされました。
50年後、イラクの人たちが祖母のように、米軍に感謝の念を抱く時が来るのでしょうか。
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No.9029 - 2003/04/01(Tue) 20:35
[G034019.ppp.dion.ne.jp]
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「マスコミ報道は信用できるか?」という問題ですが、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030401-00000774-reu-int.view-000 こーゆーのを見ると、「信用できねえなあw」と思ってしまいます。 関係ない写真で、A-10を悪者みたいに扱うなあ~!!
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No.9035 - 2003/04/01(Tue) 23:21
[gw1.aitai.ne.jp]
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どなたもご反論なさらず、またご訂正もないようなので発言させていただきますが、
>>富田氏 >戦前の日本で「日華事変」「満州事変」「ノモンハン事件」といった紛争で「事件」「事変」という言葉が多用されたのは、「戦争」とか「戦い」だと事が大事のように取られてしまうので(実際、大事だったのだが)国内の世論を誤魔化すためにそういう軽い言い方をしたそうです。 >やっている事はバキバキの戦争だったのですけどね。
当時の日本政府は宣戦布告(通告)の手続きがない場合の武力行使を、正式な「戦争」とは区別して「(満州/日華)事変」と呼んでいました。 アメリカに対しては(手続きのミスがありましたが)宣戦布告をしましたので「(ハワイ)事変」などとは呼ばず、「(太平洋)戦争」としています。 いずれにせよ「事変」という言葉は「国内(外)の世論を誤魔化すための軽い言い方」などではありません。
そういったデタラメ知識を発言なさると、今までの貴方の発言自体の信用性が著しく下落しますのでご注意下さい。
>>OKB氏 >>以前から不思議に思っているのですが、「国民の最後の一人まで戦う!」って言っていながら「民間人を攻撃しやがって!」って言うのは >一億火の玉みたいなスローガン掲げていた国も、あとで米国の無差別攻撃を非難してませんでしたっけ?どこもいっしょでしょ。
「一億火の玉」とは日本の「一億総玉砕」のことをおっしゃっていると思いますが、どうも誤解があるようです。 確かに「国家総動員法(1938年)」を受けて掲げられていたスローガンの中には「挙国一致」、「欲しがりません、勝つまでは」、「玉砕」などの言葉はありますが、 「国家総動員法」は別に「(民間人のまま武器をとって戦う)ゲリラ行為を命令または推奨している」わけでもありませんし、「(国際世論などを頼りに)敵爆撃機などから民間人を盾にして都市を守る」といった性格も有していません。 それと、「明らかに民間家屋を狙った爆撃(原爆投下を含む)」は明瞭な戦時国際法違反なので非難されるのは当たり前の話なのですが。
そういったデタラメな比較と、時間軸を無視した認識で「1940年代の日本」と「現代のイラク」を一緒になさる行為は非常に危険かと思われます。
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No.9043 - 2003/04/02(Wed) 02:17
[Cskai7DS73.osk.mesh.ad.jp]
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>それと、「明らかに民間家屋を狙った爆撃(原爆投下を含む)」は明瞭な戦時国際法違反なので非難されるのは当たり前の話なのですが。
非難するのが不適切といいましたか?
>そういったデタラメな比較と、時間軸を無視した認識で
守勢に立った国が国民に総動員的号令と「最後のひとりまで戦う」と鼓舞するのはどこもいっしょという認識は時間軸関係ないと思います。どこから法の話が出てくるの?
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No.9046 - 2003/04/02(Wed) 09:04
[us1-210160012174.hotspot.ne.jp]
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えー、そろそろ思想問題の議論になりそうな気がしてきたので、このスレッドで発言を続けているみなさん、自粛をお願いします。思想的にどちらかが正しいとか間違っているかといった話はしないでください。 特に、今回の戦争を太平洋戦争とダブらせるような書き方は、禁止とさせていただきます。時代も違うし、事情も違うし、単純にアナロジーで語れない部分が多すぎます。それに何より、思想的なこだわりを持つ人が参入してきて持論を主張しはじめ、収拾がつかなくなる危険がおおいにあります(「イラクの自爆攻撃はカミカゼと同じか否か」なんて議論がはじまったら、絶対に決着つかないだろうなあ……)。 それとメディアの表現問題については、別スレッドを立てさせていただきます。
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No.9048 - 2003/04/02(Wed) 10:52
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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そういえば昔、 「戦争では往々にして、自国が嫌がる事を敵国にしてやろうという発想があるが、それではダメ。 敵国が嫌がる事をしなければ意味がない」 という文章を読んだ事がありました。 例に挙げられたのが太平洋戦争で、 日本は領土と物資が少ないから敵国に領土と埋蔵物資をとられるのが嫌。だから国盗り合戦のような戦争になる。 アメリカは民間人に被害が出るのが嫌。だから無差別爆撃をする。 けれども日本は絨毯爆撃をされて死傷者が膨大な数になっても戦争を続けるし、 アメリカは飛び石作戦で重要な陣地の占領しか行わない。
で論が北朝鮮問題に移り、(その本が書かれた当時の話しですが) 北朝鮮に経済制裁をして市民が飢えて困れば為政者は困って降参するか、市民からの為政者への圧力が生まれるだろうと 考えたのだろう。が、その意見には意味が無く、北朝鮮の為政者は 市民がいくら飢えようが、全く意に介さない。 と書かれていました。 北朝鮮の首脳部が嫌がる事は何だか書かれていませんでしたが、 アメリカや日本への悪口放送を聞くと、権威の失墜かなぁ。
今のイラク首脳部がものすごく嫌がる事って、なんでしょう?
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No.9049 - 2003/04/02(Wed) 11:02
[p29f58b.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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貴兵衛様 > 「戦争では往々にして、自国が嫌がる事を敵国にしてやろうという発想があるが、それではダメ。 > 敵国が嫌がる事をしなければ意味がない」 > という文章を読んだ事がありました。 なるほど。たしかにアメリカの対イラク戦略には、その視点が欠けているように見えますね。 > 今のイラク首脳部がものすごく嫌がる事って、なんでしょう? 純軍事的にどうしようもない状態で、突破口に出来そうなのが一般市民を巻き込んだゲリラ作戦であり、それを可能にしているのがイスラム教徒としての団結なワケですから、イスラム的に「ダメだろう、それは」というイメージを持たれるのが一番堪えるのでは? うーん、イスラム教徒として、権威を失墜するほど「軽蔑」される行為ってなんでしょう?(フセインは原理主義じゃないからなあ。少々のコトは無問題な気が……)
関係ないですが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030402-00000332-jij-int 米英支持を明言=戦後復興での国連の役割強調-仏外相 とは言うものの、4/1付けの記事だからなあ。どこまでホントやら(こんな問題でシャレにならないネタかますほど、フランス人もヒマじゃないとは思いますが)。
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No.9052 - 2003/04/02(Wed) 12:36
[gw1.aitai.ne.jp]
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>貴兵衛様
>今のイラク首脳部がものすごく嫌がる事って、なんでしょう?
フセイン政権は、アメリカが育てたというような面があるという話を聞いた事がありますし、そこを衝いて、
「実はフセイン政権首脳部はアメリカの手先だった」
というような陰謀論をでっち上げてばら撒くとか(…意外と効果があったりして)。
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No.9064 - 2003/04/02(Wed) 19:32
[ngok006n006.ppp.infoweb.ne.jp]
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共同通信が伝えたニュース
「携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害」 http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/news/0328-353.html
戦場で(おそらく複数の)携帯を使いこなし、部隊の指揮、連絡を行なうイラク軍兵士…う゛ーん。
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No.9065 - 2003/04/02(Wed) 20:04
[zaqd3788a1c.zaq.ne.jp]
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イラクに侵攻した米軍部隊は、伸びきった補給線の再構築と疲弊した前線部隊の建て直しにはまだまだ週単位の時間がかかり、積極的な攻勢など数日以内にはとても行えないだろう・・・ と思っていましたが、4月に入ってから突然大攻勢を開始し始めています。
米英軍、イラク首都へ30キロ (読売新聞 4/2)
> イラクの精鋭部隊・共和国防衛隊との大規模な地上戦に入った米英軍はイラク時間の2日、バグダッドの南方と南東の要衝を突破し、進撃を続けた。 > ロイター通信によると、先陣を切る米軍部隊は一気に首都から30キロの地点にまで迫った模様だ。 (後略) http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030402it14.htm
何だか数日以内にはフセイン政権の軍事的な大黒柱である「共和国防衛隊」の6個師団の大半が壊滅しそうな勢いです。
>AF?1様
>「携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害」
ちなみにこの件で懲りた米軍は、イラク国内の通信インフラを軍民問わず徹底的に破壊する作戦に出たようです。 特に首都バグダッド市内の基幹電話交換局や通信ネットワークの中枢を優先的に破壊しているため、イラク国内では通話状況が日に日に悪化し、先日はついにイラク経由の国際電話も通じなくなりました。
そして先週 「ワシはこのライフルで米軍のアパッチを撃ち落としたぞ!」 とイラクの国営テレビで自慢げに語っていたイラク民兵の爺さんがいましたが、この記事の状況と付き合わせれば、 「爺さんがライフルで戦闘ヘリを撃ち落とした」 と言うのは真っ赤な嘘で、実際はこの記事にある通り、正規軍の中でも精鋭部隊である共和国防衛隊の兵士が携帯電話を使った”多数の重機関銃による統制対空射撃”でアパッチを撃ち落とした様です。
そもそも戦闘ヘリとしてはかなりの重装甲を施しているアパッチは、旧式のライフルではよほど運のいい(悪い?)場所に当たらないと撃墜されるような代物ではありませんし、高度な訓練を受けたスナイパーならまだしも、そこらの民兵に出来るような芸当ではありません。
これはイラク政府による「一般の国民でも一致団結して戦えばアメリカの強大なハイテク兵器軍団を叩きつぶせる」と言うプロパガンタに他ならず、これもイラク側が仕掛けた情報戦の一環なのです。
もっとも、このアパッチの迎撃戦では活躍したイラク軍の精鋭メディナ共和国防衛隊師団も、先日のメディナ周辺の激戦で事実上壊滅してしまったらしいですが。
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No.9077 - 2003/04/02(Wed) 23:51
[pl104.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
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>T.黒田さん 中日新聞(愛知ローカルの有力紙)ではイラク戦争の記事の中で「バグダッド通信」 という連載をやってるのですが、28日の朝刊では夜間に偵察飛行に来た米軍の ヘリコプターに自動小銃で先制攻撃を仕掛け、ヘリのロケット砲で赤ん坊も含めた 一家揃って返り討ちに遭った姉妹の『悲劇』が載ってました。 この記事読んで、なんでそんな無謀な攻撃するんだろうと疑問に感じてたんですが そーゆー事情があったんですねえ。
ちなみにこの「バグダッド通信」、29日に掲載された編集局長のコラムによると
> 現地に派遣した記者や外国の通信社ではカバーしきれない「ふつうの人々」の取材を、 > いま社会部が試みている。本紙朝刊に連載の「バグダッド通信」である。 > アラビア語のできるスタッフに名古屋の記者たちが協力し、片っ端から > イラクの市民に電話をかける。爆撃の恐怖、祖国への思い、米国への憎悪、 > ふつうの市民の感情と行動を、実名で報道する。きのう(二十八日)の > 一面トップ「バグダッド通信」も、バビロンで米軍ヘリのロケット攻撃で > 即死した二人の姉妹の実話を伝えた。 > 民間人を撃たないという米軍も、イラク政府さえ知らない、片田舎で起きた > ふつうの姉妹とその一家の戦争の悲劇だった。イラクの新聞にも報道されない > 彼女たちの名前と死が、中日新聞に記録されてどれだけの意味を持つのか、 > 正直、私にも分からない。しかし、冒頭の手紙のいう「もう戦争はやめて > ください」という死者からのメッセージではあると思う。
とあり、適当にイラクに電話して、向こうの住人に戦況を聞き、 裏も取らずに(というか、取れないでしょうし)そのまま記事にしてる模様です。 これって、公正な報道とは思えないんですけど……
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No.9081 - 2003/04/03(Thu) 01:15
[p223235.ip.mirai.ne.jp]
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T.黒田様 > >「携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害」 > これと、 > 「ワシはこのライフルで米軍のアパッチを撃ち落としたぞ!」 > とイラクの国営テレビで自慢げに語っていたイラク民兵の爺さんがいましたが、 この事件は、関係ないのでは?
アパッチ爺さんの件は、どう控え目に見ても「不時着」です。それもちゃんとコントロールされた。「撃墜」どころか「墜落」でもないでしょう。どう考えても小銃弾で装甲されているアパッチが撃墜されるはずはありませんし、実際、公開された映像でアパッチはキレイにランディングしていて、損傷らしい損傷はありませんでした。 軍事評論家・岡部いさく氏の解説によれば、「もともと調子が悪くて低空飛行していたのが、状態が悪化して降りざる得なくなったか、小銃弾がもっとも装甲の薄いテールローター付近を貫通し、駆動系を損傷させたためではないか」とのこと(コクピットにたまたま当たって、パイロットが負傷したという可能性を考えましたが、キャノピーに傷はなく、捕虜になったパイロットも怪我をしている様子はなかったので、この可能性もなし。大体、アパッチのキャノピーは小銃弾くらい、平気で止めるそうですがw)。テールローターの駆動系は二重になっているので、小銃弾が一発当たった程度で飛行不能になるとは考えにくいのですが、元々不調だったと考えれば、この程度の損傷で……というのも納得できます。 まあ、低空をフラフラしていたヘリに向かってみんなで撃ったら撃ったら、たまたま装甲の薄いところに一発当たった。通常なら、ささいな損傷だが、不調に損傷が重なって基地へ帰投するが無理な状態になったので着陸した……その程度のコトではないかと。それを爺さん一家が「わーい、撃墜したぞー」とはしゃいでいると。 それと、 >「携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害」 こちらの件ですが、私の読んだ記事では「撃墜」された機はなかったようです。多数の機が銃撃され「損害」を受けたのは間違いみたいですが、ほとんどが帰投しているとか(その後、任務に投入できる機体数が減ったとかの情報がないので、どれほどの損害を被ったかはわかりませんが)。
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No.9083 - 2003/04/03(Thu) 01:42
[gw1.aitai.ne.jp]
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ちょっとスレとはズレますが、「北朝鮮(金正日)が嫌がること・・・」って話題が出てたので。
電波ジャックなどして、 ①特撮・CGなど北朝鮮民衆の度肝を抜くような技術の映像を流す ↓ ②韓国・日本などの日常生活の映像を流す ↓ ③北朝鮮民衆に考えるよう呼びかける映像を流す
太平洋戦争で捕虜になった日本兵にディズニーの「ファンタジア」を見せた所、そのあまりの映像技術にショックを受け、「こんな技術のある国に勝てるはずがない」と思った・・・・てなエピソードを何かで読んだと思う。技術的格差への衝撃を与える(①) 日常生活での自分たちの生活レベルと、韓国・日本のそれとの格差を見せつけ、誘惑する(②)。 その生活レベルの格差が何によるものなのか。なぜこのような差が生じたか、考えさせる(③)
まあ、可能かどうかは別として、独裁者が一番嫌がることってのは、民衆の考え方が多様化することじゃないでしょうか?
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No.9084 - 2003/04/03(Thu) 02:13
[gozura2.chukai.ne.jp]
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補足と訂正 > >「携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害」 この件ですが、読んだ記事をみつけました。少々記憶違いがあったようなので、先の発言を訂正致します。 以下、記事全文。 『携帯で連絡、米ヘリ撃退 組織的抵抗で30機以上損害
米軍の攻撃ヘリ部隊にとり“予想外の敵”は携帯電話だった-。二十八日付の米紙ワシントン・ポストは、低空から敵の地上部隊をたたく米軍のアパッチ攻撃ヘリコプター部隊が二十四日、イラク軍の抵抗で撃退された背景に、携帯電話を使ったイラク軍の連絡網があったと伝えた。
米軍を撃退したのはバグダッドの南方八十キロのカルバラ周辺に展開するイラク軍の精鋭、共和国防衛隊「メディナ師団」。ヘリ部隊を組織的な対空砲火で迎え撃ち米軍司令官らを驚かせた。
米軍筋は、ヘリの来襲についてイラク軍は監視網から連絡を受けており、何十台もの携帯電話を使って屋根やバルコニーに陣取る迎撃部隊に事前に警報を発していたようだと説明。
「われわれは、全国民が武器を持つような国を相手にしている。彼らが一斉に空中へ発砲すれば、手ごわい」と米陸軍のウォレス中将は語った。
ヘリ部隊は一機が離陸の際に墜落。別の一機がイラク軍に撃墜され、他の三十三機が損害を受けて出撃基地に戻った。戦闘能力を保持していたのはわずか七機だった。
首都攻略戦を担う米陸軍第三歩兵師団は、二十四日の攻撃ヘリ部隊の攻撃失敗以来、進撃を停止。攻撃ヘリ部隊も砂嵐など悪天候のため出撃できないとしている。(共同) (了) 03/28 』
1機撃墜されたのは間違いないようです。しかし、離陸の際に墜落てのは関係ないだろう(w)
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No.9088 - 2003/04/03(Thu) 03:03
[gw1.aitai.ne.jp]
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>>山本先生 了解いたしました。 ただ、ご反論に対し無視するのは失礼にあたりますので、事実関係に基づいて再反論させていただきます。
#先生の新作は週末に拝読いたします。
>>OKB氏 >>それと、「明らかに民間家屋を狙った爆撃(原爆投下を含む)」は明瞭な戦時国際法違反なので非難されるのは当たり前の話なのですが。 >非難するのが不適切といいましたか?
僕は適切/不適切などの段階の話はしていません。
・イラク上層部は国民に(現在の)国際法を無視した戦い(いわゆる「人の盾」や、「ゲリラ戦術」など)を呼びかけています。 ・そして、それによって生じた米英の軍隊による(現在の)国際法違反(民間人の保護義務違反など)を声高に非難しています。 これは完全なダブルスタンダードです。
・国家総動員法を受けて掲げられたスローガン「玉砕」には(当時の)国際法を無視してまで(ゲリラ戦術などで)戦うことを指示する意味合いはありません。 ・そして、「明らかに民間家屋を狙った爆撃(原爆投下を含む)」は米軍による明瞭な(当時の)国際法違反です。 これは普通の主張です。
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、この両方を「いっしょ」とする行為を、「デタラメな比較」以外に何と呼べば良いものでしょうか。
>>>>以前から不思議に思っているのですが、「国民の最後の一人まで戦う!」って言っていながら「民間人を攻撃しやがって!」って言うのは >>>一億火の玉みたいなスローガン掲げていた国も、あとで米国の無差別攻撃を非難してませんでしたっけ?どこもいっしょでしょ。 >>そういったデタラメな比較と、時間軸を無視した認識で >守勢に立った国が国民に総動員的号令と「最後のひとりまで戦う」と鼓舞するのはどこもいっしょという認識は時間軸関係ないと思います。どこから法の話が出てくるの?
元である貴兵衛氏の発言は「イラクのダブルスタンダード」に対する批判と思われます。 それに対し貴方は、 「一億火の玉みたいなスローガン掲げていた国も、あとで米国の無差別攻撃を非難してませんでしたっけ?」と、 日本の主張をダブルスタンダードとし、 「どこもいっしょでしょ。」と、「イラク」=「日本」としていらっしゃいます。 僕が反論した後、 「守勢に立った国が国民に総動員的号令と『最後のひとりまで戦う』と鼓舞するのはどこもいっしょという認識は時間軸関係ないと思います。」 と主張なさっています。 つまり貴方は「一億火の玉みたいなスローガン掲げていた国」と「(その国が)あとで米国の無差別攻撃を非難してませんでしたっけ?」とのご主張を切り離して考えていらっしゃっているということでしょうか? それとも意図的にご自分の主張を改竄なさったということでしょうか?
>>貴兵衛氏 元発言は貴方に対してではありませんが、ご反論をいただきましたので返答いたします。
>うちの親は戦中派で、富田さんと同じ認識でした。 >厳密な法解釈や記録をもとにした認識は尊重しますけど、当時の日本の世の中で、厳密な法解釈も知らないしろくな情報を与えられていなかった一般民間人(?)たちの認識もまた、戦争状態を支えていたのですから、「デタラメ知識」って言われても「世界の一部しか見てないんじゃない?」と思って終わってしまいます。
おっしゃる意味が良く理解できませんが、どうぞ「事変」という言葉をお調べになって下さい。 ・「満州事変」に関しては、政府の方針を無視した(関東)軍の明らかな侵略行為(もちろん、暴走を許した日本全体の責任です)であり、「戦争」と言うのは無理があります。 ・「日華/日中事変」に関しては、もし日中に限らず「戦争」状態であるならば、(同盟関係のない)第三国は中立を保つ義務(中立法規)があります。 しかしアメリカやイギリスですら「中立法規」を行っていなかった(中国へ武器の輸出などをしていました)ので、国際的にも「戦争」とは認識されていなかったことになります。 「世界の一部しか見てないんじゃない?」とは、このことをおっしゃっているんでしょうか。
>(従軍慰安婦問題の初期、某作家が「あの当時の雰囲気、言葉の裏の意味を知らない現代人が明文化され残っている資料を振りかざして否定しているが議論にならない」と受け止められる文章がありました)
その作家の発言は大変に問題ですね。「資料が残っていないのに肯定する」ほうがおかしいのではないのでしょうか。 思想的な問題を含む恐れがあるために詳しく言いませんが、特に「従軍慰安婦問題」はそれが「有罪」なら、国家を裁く、いわば裁判です。 罪人(国家)を裁くのに、証拠(明文化された資料など)をもって検証するのは基本なのではないのでしょうか。
>そういえばみんな「日中戦争」と呼んでいるけど、結局宣戦布告は出されたのかしら?
両国とも、宣戦布告(通告)をしていません。
>>確かに「国家総動員法(1938年)」を受けて掲げられていたスローガンの中には「挙国一致」、「欲しがりません、勝つまでは」、「玉砕」などの言葉はありますが、 >あと、国家総動員法と「一億玉砕」をイコールのものとして論じてますが、ちょっと無理がありますよ。 (略) >国家総動員法は人員、物資の統制ではありませんでしたっけ?
「玉砕」の具体的な命令事項は僕の拙い資料の中にはありませんでしたので、その元となる「国家総動員法」を出しました。 ttp://duplex.tripod.co.jp/hou/hs13-55.htm ttp://duplex.tripod.co.jp/rei/rs14-451.htm これに「無理がある」と思われた場合、 「一億玉砕」の具体的な命令事項の中に、現在のイラクのような 「(国際法を無視した)ゲリラ戦術を展開せよ」 「メディアを利用して全世界に敵国の国際法違反を訴えよ」 「(米英の)捕虜を拘束し、(米英)政府の批判をさせよ」 などという命令があったという資料があるのであれば、検証したく思いますので教えていただければ幸いです。
>戦争末期、末端の軍人の一部は民間人にゲリラ戦を奨励していたと聞いていますが…。 >「一億の人間が敵兵二人を殺せば、二億人の敵を殺せる」とか「銃がなければ剣で、剣がなければ拳で、拳がなければ噛みついて」って言葉があったと聞いてますが、
それらはどういった資料によるものでしょうか。検証したく思いますので、教えていただければ幸いです。
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No.9091 - 2003/04/03(Thu) 05:44
[Cskai7DS75.osk.mesh.ad.jp]
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マスコミ報道を見ていて 「これらのニュースはイラク側では報道されていません」 っていうコメントがあったけど、イラク国民で情報ルートを 国産メディアしか持っていない人が多いのだったら、 廉価な短波ラジオを大量にばらまくってどうでしょう? 地球には味方と敵以外の海外メディアが多数あるのですから、 それらさえイラク首脳が規制しようとばらまかれたラジオの所持を 禁ずるなら、みんな変だな、って気が付くのではないかなぁ。
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No.9093 - 2003/04/03(Thu) 07:21
[p29f58b.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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MSZさま、こんにちは。貴兵衛です。
私は貴方の書かれた全ての「教えていただければ幸いです。」 にお答えする気は全くありません。
私は貴方の書く「ご反論をいただきましたので」についての事実認識が 私と貴方とでは議論が不可能なほど違っているからです。
事実はこうです。 「私はMSZさまの意見について反論した。しかし、自らの判断で削除した(ひっこめた)」 それに対して貴方は、 「たとえ削除したにしろ、書いたのは事実だろう。だから話しを続けよう」と書いているわけですし、、私は 「書いたけどやっぱり止めた」です。
「書いた。削除した」というのは明白な事実です。 そして、事実というのは見方によってどうにでも認識できるものだ というのが私のスタンスです。
私は貴方の「認識」にお付き合いする気は、全くありません。
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No.9094 - 2003/04/03(Thu) 08:47
[p29f58b.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp]
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MSZさん、事実にもとづこうがどうしようが、明確に管理人に禁止されたことを続けるほうが、よほど失礼ですよ。
この先は8356のマナー集スレに振りました。
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No.9097 - 2003/04/03(Thu) 09:18
[us1-210160012231.hotspot.ne.jp]
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MSZさんへ。
僕は発言9048で、
> 特に、今回の戦争を太平洋戦争とダブらせるような書き方は、禁止とさせていただきます。
と明言いたしました。 これ以上続けられるようでしたら退場していただきます。
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No.9098 - 2003/04/03(Thu) 10:31
[zaq3dc0692b.zaq.ne.jp]
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