オタク向けのエロ小説に二次元ドリームノベルズというのがあります。今まで20冊ぐらい買いましたが、どれ一つとしておもしろいものがない。「小説としての面白さよりヌケるかどうかだろう」という意見もあるでしょうが、ヌケもしなければストーリーもヘッポコなんです。 http://www.microgroup.co.jp/novel/ しかし、市場経済である以上、100冊以上も刊行されているからには経営的に成り立つだけの売り上げがあるのでしょう。あの程度で満足してしまう読者が大半なんでしょうか?ちょっと信じられません。おもしろいと思った方がいましたら、タイトル教えていただけますか? |
No.17501 - 2004/03/06(Sat) 14:11 [YahooBB219054024156.bbtec.net]
| 井上晃宏様 あのジャンルでは今、一番いきおいのあるところでいからねぇ。何かしらファンを引きつけるモノがあると思うのですが、出来や実用性に関しては、まったく同意です。いろいろと面白いシチュやキャラが出てきても(裏表紙にあるあらすじを読むと面白そうに思えるんですよ)表面的・画一的という感じだし、Hシーンの描写も大きく趣味から外れるものばかりなのがどうにも……。 2chエロ漫画小説板に専用スレがありますので、そちらで質問すると、ファンの本音のようなものが聞けると思います。ただし、この板、現在「もうずっと人大杉」状態なので、ぎこなび等の専用ブラウザーの使用が必要です。 |
No.17502 - 2004/03/06(Sat) 14:48 [cassiopeia.aitai.ne.jp]
| 井上晃宏様 思うに内容よりもカバーイラストで選んでいる人が意外と多いってことではないでょうか?いわゆる“ジャケ買い”ってやつ。個人的にも内容がどんなにヘボくても絵が好みだったら割りに買ってしまいますんで(あ、これはラノベにも言えることかも)。文章よりもイラストが上になってるようでヘンな話ですが。 あと今度からはもっと早く見切りをつけられることをオススメします。私も要らん買い物をして「あの金で何が買えたか?」と夜中に一人うめくことがよくありますので。20冊も買っちゃった井上さんは漢だと思いますが。 それにしても、 “二次元ドリームノベルズ” というネーミングには一本取られたって感じです。自分からわざわざ言わなくてもいいのに・・・。 |
No.17506 - 2004/03/06(Sat) 15:30 [YahooBB220057043083.bbtec.net]
| >裏表紙にあるあらすじを読むと面白そうに思えるんですよ
全面的に同意。私もWebであらすじと表紙とクライマックスシーンだけ見て、「今回だけは当たりじゃないか?」と思って、本やタウンで注文してしまうというパターンを繰り返してました。 つまらない小説をおもしろそうに見せてしまうキルタイムコミュニケーションの編集者はとても優秀ですけど、おもしろい小説書ける人材を探す方にもコスト使って欲しいです。 |
No.17507 - 2004/03/06(Sat) 16:01 [YahooBB219054024156.bbtec.net]
| エロ小説べからず集 ・鞭や三角木馬や張形やローターを使うべからず いい加減に飽きちゃってるです。三角木馬が出てくるだけで、もう萎えてしまいます。張形も同様。もっとましな責め具を考えつかんのか? ・安易なファンタジーを採用すべからず 「架空の世界だから何があってもおかしくない」せいか、中世ファンタジー(もどき)世界を舞台にお姫様とか騎士を登場させる作者が多すぎます。彼らは伏線もなにもなしで、「実はこの世界はこうだった」というオチで強引に話をまとめてしまいます。魔法には魔法独特の法則があってしかるべきです。なんでもアリではだめ。 ・序盤で最後までいくべからず ヒロインが序盤でいきなりレイプされてしまって、前も後ろも集団レイプまでいってしまっては、その後を読む気力が失せます。最後まで引っ張って、「結局純潔は守られました」てな小説は書けんのか?山本先生は書いたらしいですが(笑) |
No.17508 - 2004/03/06(Sat) 16:59 [YahooBB219054024156.bbtec.net]
| >井上晃宏さん
>「結局純潔は守られました」てな小説は書けんのか? >山本先生は書いたらしいですが(笑) 『サーラの冒険』・・・じゃ絶対無いなぁ・・・ 『戦慄のミレニアム』のガンチェリーの事でしょうかね? |
No.17516 - 2004/03/06(Sat) 20:44 [FLA1Aai248.tky.mesh.ad.jp]
| すみません。スレの趣旨とはちょっと違うと思いますがご勘弁を。
最近フランス書院文庫の「処女未亡人」(無理矢理なタイトルだなぁ)というのを買ってしまったんですよ。 ストーリー云々とか実用性(笑)とかは度外視で。 というのも、この小説の設定が……、 ●主人公:古代勇作(大学生) ●ヒロイン:美樹村響織子(管理人・未亡人) ●舞台:一徳館(下宿屋) だったんですね。(笑) セーラームーンとかエヴァをパロったエロ小説もありましたが、なんで今頃「めぞん一刻」?(^^; しかも似せているのは設定だけで、ストーリーにはほとんど「めぞん一刻」をイメージさせるような要素はないし。 なんといっても響織子さんがメイド服! 元ネタを知っている人にはイメージのギャップが激しいと思います。 元ネタを知らない人をターゲットにしているのならパロディの意味がないし……。 ちょっと著者の意図が理解しづらいです。いや、そんな大層なもん考える必要はないのかもしれませんが。(^^; 著者の巽飛呂彦氏は結構フランス書院から本を出しているようなので、人気のある作家だとは思うんですが。
……あ、この人以前エヴァのキャラで書いてた人だ。(笑) こういうのが好きな人なんですかね? |
No.17518 - 2004/03/06(Sat) 21:57 [U120210.ppp.dion.ne.jp]
| 井上晃宏様 > エロ小説べからず集 > ・鞭や三角木馬や張形やローターを使うべからず > いい加減に飽きちゃってるです。三角木馬が出てくるだけで、もう萎えてしまいます。張形も同様。もっとましな責め具を考えつかんのか? > まあ、書く方も趣味が入るので、好きな責め具は何度も出してしまいます。あんまり突飛なのは、イメージしにくいし。要は、その描写ですね。 >・安易なファンタジーを採用すべからず > 「架空の世界だから何があってもおかしくない」せいか、中世ファンタジー(もどき)世界を舞台にお姫様とか騎士を登場させる作者が多すぎます。 > 上と絡んでくるのですが、SFやファンタジーの設定というのは、現代物と違って、法律、社会常識などを好きなようにできて、このテの小説の場合、逃げ道を作りやすいんですよね(w) たとえば、アクションシーンを書くにしても、現代物だと後始末やら考えるとそうそう簡単にできません。便利なクスリや道具も出しやすいですし。 あと、お姫様を……というのは、漢のドリ~ムですから(w) それを無理なく出すには、異世界ファンタジーにするしかない、と。 >なんでもアリではだめ。 そうですよね。『バスタード』辺りから、そういった「ケジメ」のような感覚が薄れているような気がします。 > ・序盤で最後までいくべからず > ヒロインが序盤でいきなりレイプされてしまって、前も後ろも集団レイプまでいってしまっては、 いや、二次元はそれが売りだから(W) そういうのを好むファンに支えられているのでしょう。私はそういうの嫌いですが。 >最後まで引っ張って、「結局純潔は守られました」てな小説は書けんのか? ヒロインが最後まで犯られずにというのは、H小説・コミックなど全般を通しても少ないですね(島本晴海の『CHOCOLATE MELANCHOLY』ぐらいしか記憶にないです。まあ、その分、レズられまくりですがw)。寸止めの連続になってしまい、読んでいてストレス溜まるので、それはなかなか難しいでしょう。その分、他のキャラでカバーするというテが通常使われますが、これだとヒロインの影が薄くなるという弊害もありまして。 やってできないコトないでしょうが、編集さんに止められるでしょうねぇ。
ああ、なんか弁護しているみたい!?(w) |
No.17519 - 2004/03/06(Sat) 22:03 [cassiopeia.aitai.ne.jp]
| その昔、ナポレオン文庫を10冊ほど読んだ程度なんで、この世界にはあまり詳しくないんですが……。 不思議なのが、SFものやファンタジーものなのに、いざそのシーンになると、出てくるのがムチとか浣腸とか、現代と変わらないものなんですよね。せいぜい「触手」と「媚薬」ぐらいかな。 どうして? せっかくファンタジーにしてるんだから、現実ではありえないようなとてつもないギミックを出してもいいと思うんですが。
星野ぴあすの『次元特捜EXERON』は、女ウルトラマンものなんですが、てっきりヒロインが巨大化して巨大怪獣とやるシーンがあると思ってたもんで、「騙された」と思いました(^^;)。戦闘シーンになると、ただのウルトラマンなんだもの。 あと、普通のファンタジー小説やSF小説に、ストーリーに関係なく、無理やりSEXシーンを入れてるような作品も、なんか嫌ですね。必然性がないとどうもね。 |
No.17574 - 2004/03/09(Tue) 17:59 [zaq3dc0691f.zaq.ne.jp]
| 官能小説とはラー小説は似てますよね。結局最後に主人公は助からないというか、オチが無い。 最後までどうやって読者を興奮させるか、怖がらせるかが重要なんでしょう。
でも官能小説の作家さんって、大変だと思います。(いや、作家の方は皆さん大変なのはわかってます)変更できるのはシチュエーションくらいで、中身は変わらない。フランス書院の新人さんなんか見てても、2,3作も書けばネタに詰まって、もう後が続かない人か結構いるようですね。 綺羅光さんなんか、そういう意味じゃ偉大だなぁ。なんて思います。(笑) |
No.17578 - 2004/03/09(Tue) 21:32 [P061198138073.ppp.prin.ne.jp]
| 官能小説は表現や名前に色々ルールというか、お約束があって内容よりも文体で楽しめますね。 れいこという名前だけでも 麗子にするかレイコにするか礼子にするかで受ける印象が変わってきたり 単純な動詞(やってるときの)だけでも飽きさせないように表現に工夫してみたり…… でもゲーム系のエロ小説はストレートな表現で、ゲームのテキストだけを抽出したようなレベルなので数回読んで飽きてしまいました。 秋葉系の書店に勤める友人は、原作有りゲームノベルの場合、イラストがオリジナルだと売れるが、そうでないと売れない……しかし、発注するまでわからないのでリスキーだと言ってました。しかもサイズが微妙に中途半端なので、ブックカバーを付けるときに定形の物では使えないので一回り大きいサイズの物を折り畳んで使うためのレジがつかえて難儀だとか……
僕が読んで衝撃を受けた本は エヴァブームの頃にでてた官能小説で「林原麗子」という、人気美人声優が主人公のオタク成年を車で跳ねてしまい示談交渉で脅されて関係してしまったが、思いの外モノがよかったのではまってしまい「マジカル何とか」のヴォイスで啼いてくれたり、コスプレプレイしたりといったひじょーの頭の痛い作品でした。妄想全開っぷりがあまりに痛々しかったので、ネタとして本棚のスミで寝かせてます。
話は飛びますがポルノ小説系の副読本として 「官能読本集中講義」官能小説の書き方やお約束、官能系シソーラスなど(三角州、デルタ、密林、ジャングル等)が笑える内容で載っている と ポルノ小説で英語が出来るようになる……系の本(いくつかあるがほとんど絶版) (内容は、スラングリスト、隠喩でエロいシチュエーションを創妄想する、腰の動きで動詞を覚える……など)が読み物として非常におもしろかったです。
学生の頃「イク」も「I,m coming」も現在進行形だけど イッた瞬間は完了形で、イッた後は過去完了形で言うべきなんじゃないかという小論文を書きかけて破棄した記憶が…… |
No.17591 - 2004/03/10(Wed) 14:37 [179.pool6.ftthtokyo.att.ne.jp]
| 小田嶋隆氏の本にこういう一節がありました。 「オトコはエッチなことについてなら、どんなにくだらないものにも金を払う。もしかしたらイイかもしれないじゃないか」 ええええ。そのとおりざんすよ。私がクズエロ小説やクソエロゲーに投じた金はSFやマンガやアニメより多いですが、それで得た快楽はほんのちょびっとです。今後も、「もしかしたら」と思って金を無駄にしていくことでしょう。 |
No.17592 - 2004/03/10(Wed) 17:00 [YahooBB219054024156.bbtec.net]
| 脳に腫瘍ができた事が原因で「人の心を操る超能力」に目覚めた男(悪役、高校生。主人公ではない)が 好き勝手絶頂するエロ小説がフランス書院から出てたなぁ・・・ タイトルは失念してしまいましたが、割と昔の作品でした。 「どうして超能力が使えるようになったか」というあたりの描写が 妙にSFしてたので印象に残ってます。 この力を利用して甲子園を目指すあたり、小悪党なんですが(笑) (考えてみると「雫」の月島兄みたいな電波攻撃なんですよね、これ)
最近のオタク向けのエロ小説では「ショタ属性」にも対応してるのが あるようですが(「エロボン」とか)、これって属性の無い人が読んだら・・・ やっぱり萎えちゃうんでしょうねぇ(苦笑) |
No.17594 - 2004/03/10(Wed) 19:06 [YGNfi-01p2-239.ppp11.odn.ad.jp]
| ジュブナイルポルノ小説自体のパイが少ないですからね。(専門誌は二次元ドリームのみ?) どうしても漫画に比べて冒険しにくいのではないでしょうか。 文章で表現するのも難しいだろうし。
ナポレオンXXの『時計城の淫猟歌』は、ミステリ二次元の日常をずらした内容が面白く感じたけど、ポルノとして楽しいかというと・・・ポルノ的な部分を否定するようなオチを事件解明に持ってくるし。
世界観を利用した描写って話ですが。 漫画なら、巨人同士はもちろん、小人が全身で女性に入っていったり、眼球をえぐった中に・・・差し当たって思いつく限りの種類が見られます(もちろん、マニアックなポルノ誌でたまにある程度) 個人的にSF好きへのお勧めとして『閉暗所愛好会』(掘骨砕三)。自分の糞で蜂のような巣穴を作る女性等、様々な趣味を持つ超常人が出てくる連作長編ですが、各話にしっかり伏線を張りつつ、きちんとオチをつけてしまう職人芸(?)が凄い。 |
No.17597 - 2004/03/11(Thu) 00:35 [user041.ehm.enjoy.ne.jp]
| > 僕が読んで衝撃を受けた本は > エヴァブームの頃にでてた官能小説で「林原麗子」という、人気美人声優が主人公のオタク成年を車で跳ねてしまい示談交渉で脅されて関係してしまったが、思いの外モノがよかったのではまってしまい「マジカル何とか」のヴォイスで啼いてくれたり、コスプレプレイしたりといったひじょーの頭の痛い作品でした。妄想全開っぷりがあまりに痛々しかったので、ネタとして本棚のスミで寝かせてます。 > 睦月影郎(たまーに『タモリ倶楽部』に出てますね)にも、声優モノがありますね。こちらは宮ムーがモデルらしい。読んでないので、詳細はわかりませんが。 睦月作品では、もうひとつのペンネームも使ったパラレル設定の2冊が面白かったですね(このアイディアだけですがw)。胎内巡りみたいな洞窟に入って、分岐を左右どう選択するかで、お馴染みのお姉様モノになるか、別ネームの作風に合わせたレイプモノになるかと、ほぼ同じシチュ、キャラで別のストーリーを作っています。で、最後は、神社の巫女さんの霊能力(w)で、正反対になった主人公が統合されておしまい。 まあ、このヒトが一番面白かったのは、マドンナメイトor故グリーンドア文庫初期のモノですかね。特にマドンナメイト系は変態趣味全開で「笑えるエロ小説」と星野ぴあす氏も絶賛(?)です。そのクセ、実用度も高いので睦月作品ではお奨めなんですが、今なかなか手に入らないんですよね。グリーンドアの方は女子高生レズモノが多くて、レズスキーな私としては、こちらの方がいいのですが……。 あと、SFっぽい設定の作品と言うと、詳細は忘れましたがタイムマシン絡みなんてものもありました。
こういうのを書く人が、旧軍マニアで『けんぺー君』なんてトンデモマンガ描いていたんだから、人の趣味というのもわからんもんですねぇ(W) |
No.17600 - 2004/03/11(Thu) 16:36 [cassiopeia.aitai.ne.jp] |