初カキコです。よろしくお願いします。
10月5日発売の「ぼく、ドラえもん」第16号で、山本氏が登場されるようですね。しかもなんと、ドラえもんの原作『バイバイン』で無限増殖を続けるくりまんじゅうは、その後どうなったのか!?を検証するっていうから驚きです。こういうのは普通、山本氏が以前批判していた柳○理○雄氏がやるようなネタですが、柳○氏でなく、山本氏に白羽の矢を立てた「ぼくドラ」編集部は立派ですね。
どんなものを見せてくれるのか、今から楽しみです。 |
No.21293 - 2004/09/22(Wed) 11:56 [cachesv4411.tk.mesh.ad.jp]
| ええっ、そうなんですか? 購読してますが、公式サイトにも次回予告にも載っていないようです。 (メルマガ等かな?) バイバインの考証がされるなら、楽しみにさせてもらいますが。
※全然関係ない話ですが、最近見返した『海底鬼岩城』に藤子・F・不二雄先生らしからぬミスを発見。 ※ジャイアンとスネ夫が勝手な行動でキャンプ地から離れ、危機に陥る場面があります。ドラが追いかけようにも「どこでもドア」は海上に放置していて取りに行けない。 ※しかし残り時間は一時間。どこでもドアとキャンプの距離は、わずか2000m。秘密道具を使わなくても余裕で浮上できる距離。 ※ちなみに原作者自身が脚本した映画では修正されています。 |
No.21307 - 2004/09/23(Thu) 08:00 [user034.ehm.enjoy.ne.jp]
| ドラファンさん、こんにちは。
>こういうのは普通、山本氏が以前批判していた柳○理○雄氏がやるようなネタですが、柳○氏でなく、山本氏に白羽の矢を立てた「ぼくドラ」編集部は立派ですね。
ええ、僕も指名されたことを光栄に思い、張り切って執筆させていただきました。 書く上で注意したのは、「何だ、山本弘の書いてることも、柳田理科雄と変わらないじゃん」と言われないようにすることでした。ですから、次のような「非柳田的書き方」を心がけました。
・原作をきちんと読む。 ・原作の設定・描写を尊重する。 ・原作に対する敬意を忘れない。 ・笑いを取る目的で無理のある解釈をしない。 ・検算する(^^;)。
それでも1箇所、計算を間違えてて、ゲラで気がついて慌てて修正しました。ちゃんと直ってるよなー。ドキドキ。 結果がどうなったかは、実物を読んでのお楽しみ。少なくとも、「宇宙の膨張率を考えれば、質量的に問題ない」という冬樹の言葉がウソであることがよーく分かります(^^;)。
それにしても「バイバイン」の結末が心にひっかかってる人って大勢いるんですね。執筆前、念のため「バイバイン」「くりまんじゅう」で検索したら、言及しているページがいっぱいヒットして驚きました。 |
No.21311 - 2004/09/23(Thu) 11:39 [zaqdb72e92e.zaq.ne.jp]
| 私も小学生の頃、リアルタイムでみて疑問に思ったものです。 「なぜ、太陽やブラックホールに捨てないのだろう?」と。
もしそうしたら灰や原始レベルになっても倍々に増えていくのかな(笑)? |
No.21326 - 2004/09/23(Thu) 22:35 [HKRbf20.hyogo-ip.dti.ne.jp]
| >灰や原始レベルになっても倍々に増えていくのかな(笑)? のび太が食べたぶんは増えなかったんだから、原型をとどめなくなったら増殖はしないというものなんでしょうね。
話がそれますが、それで思い出したけど、私も小学生のときテレビで「ミクロの決死圏」を見ていて、体内で白血球に飲み込まれてしまった人の、分解(?)されてしまった身体の構成要素も時間が経つと元の大きさに復元して患者の身体をぶわっと突き破って出てくるんじゃないか(うえっ・・)と思ったことがありました。 |
No.21327 - 2004/09/23(Thu) 22:58 [z114.220-213-2.ppp.wakwak.ne.jp]
| こんにちわ、ヒパイストさん。
いや、実は僕も小学生の頃にこの映画を劇場で見て、なんで潜航艇が実物大化しないんだ?と不思議に思っていました。 で、ハヤカワから出たアシモフのノベライスを読んだら、その辺りがきちんと解決され、しかももう一つ大きなアクションになっているのを読んで感激しました。 僕がアシモフファンになったのはこの作品がスタートでした。是非ご一読をお勧めします。長年の疑問が多分殆ど解消されると思いますよ。なにしろ作品の半分以上がミクロ化とか脳内手術に関する言い訳・・・もとい、理論化なのですから。 ある意味、これぞSF!と言う気がします。 |
No.21329 - 2004/09/23(Thu) 23:22 [ntcwest013054.west.dup.ppp.infoweb.ne.jp]
| >ヒパイスト様
>>灰や原始レベルになっても倍々に増えていくのかな(笑)? のび太が食べたぶんは増えなかったんだから、原型をとどめなくなったら増殖はしないというものなんでしょうね。
やはりそう言う設定にしておかないと、バイバインで無限増殖を続ける胃袋の中の栗饅頭によってのび太は内臓破裂で死んでしまいますからね。 少なくともバイバインの増殖作用は、人間の口で咀嚼して胃液に浸された時点で無くなる事は作中の描写でも明らかなのですから、栗饅頭を完全に燃やして炭や灰にしてしまえばより確実にバイバインの増殖効果は止められそうです。
と言う事は、数十個や数百個といった比較的少ない段階なら、広い野原とかに饅頭を全部持っていってまとめてガソリンをかけて焼いてしまえばそれ以上の増殖は確実に阻止できそうです。 少なくとも大量の饅頭を宇宙に放り出すよりは簡単だと思うのですが。 |
No.21333 - 2004/09/24(Fri) 00:48 [pl163.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]
| >>灰や原始レベルになっても倍々に増えていくのかな(笑)? >>のび太が食べたぶんは増えなかったんだから、 >>原型をとどめなくなったら増殖はしないというものなんでしょうね。
「タイムふろしき」で「バイバイン」が効果を及ぼす前まで戻すなど これまでの秘密道具で対処できなかったのかな? と思いますが、それを言ってしまうと、あのオチの恐ろしさが台無しになるので 言わない方が良いですね(笑)
というより「原形を留めなくなったら増殖しない」というバイバインの効果を 道具の所有者である、ドラえもんが知ってなくちゃダメだと思うんですが(笑) |
No.21335 - 2004/09/24(Fri) 06:24 [YGNfi-01p2-134.ppp11.odn.ad.jp]
| > というより「原形を留めなくなったら増殖しない」というバイバインの効果を > 道具の所有者である、ドラえもんが知ってなくちゃダメだと思うんですが(笑)
そこはドラえもん、中古品や型落ち品、ジャンク品と言ったレベルの道具だったんでしょう。 確か、所持している道具は安物ばかりと言う設定があったはず。 だから、詳しい説明書が付いてなかったんですよ(笑) |
No.21338 - 2004/09/24(Fri) 09:56 [p5107-ipad04sasajima.aichi.ocn.ne.jp]
| 「バイバイン」の話は、自分も読んだ時に色々疑問があったりしました。 「なんでのび太は、増えた栗饅頭を飢餓地帯に送らないのか」とか、 「無限に増えるものなら、リミッターみたいなのがなぜ付いてないのか」とか(まあ、他の道具でフォローするものなのかも)。
「進化退化放射線源」だって、ネズミ捕りにかかってたネズミを退化させてフォボスクスにしてしまい、町がパニックになりましたし(ネズミ捕りを進化させ、捕まえましたが。そういやこの話って「古生物が現代に蘇る」っていう種の映画のパロなのかな)。 ドラえもんの道具って、一般販売するには危険すぎるものが多すぎる……って指摘は、野暮ですよねー、やっぱ(笑)。 思うに、ドラえもんは「未来デパートにて、新たな道具の試用テスト」ってのもやってたりして。
「バイバイン」に話を戻すと。この薬って本来どういう使用目的で製造されたのでしょうかね。 やはり、「飢餓地域や危機的状況においての食料問題解決」なんでしょうかね。食べ物にかけたらそれが増殖して、咀嚼して消化されると増殖が止まるってとこから、そういうふうに予測されます。 |
No.21340 - 2004/09/24(Fri) 10:40 [p8165-adsau12honb7-acca.tokyo.ocn.ne.jp]
| バイバインの件は、「等比級数列的な増加がいかに人間の想像を超えたものか」を藤子F不二雄は言いたかったのだろうと思います。SFマインドあふれるネタで、あえて突っ込もうとは思いません。等比級数の恐ろしさはアシモフが科学エッセイでも書いているネタですし。 |
No.21341 - 2004/09/24(Fri) 15:44 [YahooBB219054024020.bbtec.net]
| 17巻に入っていますが、「バイバイン」って、わずか7頁の作品なんですよね。
それがなぜこんなに皆の心に残っているかというと、オチが強烈なだけじゃない。 多くのドラ短編と違って問題を対処療法ですませ、物語としては投げっぱなしな感もある。 要するに、ホラーなんですよ。登場人物の頭悪い行動で事態が悪化するのもふくめて。
まあ、『ぼくドラ』でどう料理されるかを楽しみにしましょう、という事で。
※ただ、事態が表面化した時点でちょっとやそっとじゃ収まらない量になっているので、広い野原で焼くとかは難しいかも。 それから、現代と未来の安全の概念も異なるでしょう。昔は自転車に乗るために免許が必要だったのですから。 |
No.21358 - 2004/09/25(Sat) 00:24 [user014.ehm.enjoy.ne.jp]
| あの結末は「ドラえもんは慌ててしまって、正しい対処法を思いつかなかった」と解釈したいですね。 ドラえもんはパニックに陥ると道具の正しい使い方を忘れてしまうことがよくあります。そのへんがやっぱり放電事故によって生まれた欠陥品なのではないかと(^^;)。 |
No.21387 - 2004/09/26(Sun) 14:31 [zaqdb72ede2.zaq.ne.jp]
| クロネコで届いたので、読みました。 1ページか半ページくらいかなと思っていたら、「ドラビア」特別編として2ページでしたか。たしかに計算等を必要なだけ書いたら1ページにも収まりませんが。
・・・さっそく『永久パン』の話から入りますか。自分も藤子・F・不二雄先生は読んでいたと思っています。 20巻収録の短編に、別の方向性で永久パンから部分的に想を取ったような話が載っていますから。
栗まんじゅうの終焉はバカバカしいですが、けっこうSF的に詩的と感じました。 柳田版バキューモンや、闇が落ちる前にのあぶく宇宙等を思い出したり。
※1という事は、そのうち続編もあるのでしょうか。個人的には『日本誕生』の人間消失実話の全元ネタを知りたいです。ビアス等、いくつかの元ネタは別の本やWebで知る事が出来ましたが・・・ ※やはりドラえもんの失敗では、『海底鬼岩城』を思い出しちゃいますね(^^;) |
No.21638 - 2004/10/07(Thu) 00:31 [user034.ehm.enjoy.ne.jp]
| 考察をまず劇中の描写に依るとした場合、あのように宇宙への放逐をした場合、大気圏脱出の摩擦熱で殆どの栗まんじゅうは燃え尽きないのでしょうか?あるいはぽろぽろこぼれ落ちた栗まんじゅうがドラたちの知らぬところで増殖して……とか色々妄想したりして。
あと、増えている合間に栗まんじゅうが腐ったり、カビたりしたら腐敗で発生した雑菌やカビなどもバイバインの効果を受け継ぐのかな?と思ったら怖い考えになってしまった…。
あるいは宇宙のどこかで増殖を続ける栗まんじゅうの大群がどこかの生まれたての地球型惑星に降り注ぎ、それがその星の原始の海に命を与える原因となった…以上妄想終了。 |
No.21663 - 2004/10/07(Thu) 23:36 [eaoska162177.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]
| >克森 淳さん 大気圏脱出時の熱は、燃えるほどの物ではないでしょう。
(菌による)腐敗や、カビの増殖は、人間が消化するのと同じだと思います。 栄養源として栗まんじゅうを吸収した生物までが増殖するなら、栗まんじゅうを食べたのび太達も増殖してしまうでしょう。 |
No.21664 - 2004/10/08(Fri) 00:10 [user017.ehm.enjoy.ne.jp]
| > 「なんでのび太は、増えた栗饅頭を飢餓地帯に送らないのか」とか、
初めまして無頼勇騎です
ページ数の都合(ミもフタもない 送るまでに増殖するからでしょう。 物は栗饅頭なのでそれまでに腐るかどうかは別として・・・。 |
No.21742 - 2004/10/10(Sun) 21:13 [YahooBB219171036098.bbtec.net] |