しんしん |
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前半は9.11陰謀論についての反論本になっており、元から9.11陰謀論を鼻にもかけていない人間からすれば読まなくともいい内容でしょう。私は陰謀論の本を読んだのでこの本の見方は大変参考になりました。
後半は真珠湾攻撃、コベントリー爆撃、トンキン湾事件が陰謀だったという説に反論している構成でしたが、これが従来信じられている話と違って目からうろこが落ちた気分でした。
イギリス軍はドイツ軍のエニグマ装置による暗号をウルトラと呼ばれた解読器によって解読し、コベントリーへの攻撃を予知したが、チャーチルは暗号解読の事実を知られないために市民への警報を行わなかったとされるということが信じられており、小室直樹先生もこれを元に政治家が非情になることの重要性を説いていました。
私もこの通りだと思っていましたが…実は空爆があることまでは解明できていたそうですが、正確な位置情報、対策、情報伝達に問題があるとのこと。とても非情云々の話ではないようです。
アメリカの陰謀と一部から言われている真珠湾攻撃、トンキン湾事件についても参考になることが書かれているので、かなりお勧めです。
アマゾンで見たら以外と評価が低かったのですが…
きょうパパ (西東京)
☆ 陰謀論の罠 The Trap of Conspiracy Theories (単行本(ソフトカバー)) 奥菜 秀次 (著)
☆☆☆☆☆ 9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ ベンジャミン フルフォード著
according to the conservative (山口県萩市)
☆☆ 陰謀論の罠 The Trap of Conspiracy Theories (単行本(ソフトカバー)) 奥菜 秀次 (著)
☆☆☆☆ 暴かれた9.11疑惑の真相 (単行本) ベンジャミン フルフォード (著)
な~んとなくカラクリが解ったような気がするんだなww
according to the conservativeさんの
「不謹慎を承知で言及すると、飛行機が墜落したとされる ペンタゴンとペンシルベニア州シャンクスビルの写真の惨害状況は'85年に我々が 目撃した日航機御巣鷹山墜落事故に比して殊の外小規模。率直な印象です。」
というのには失笑してしまいました。
この方にはトマトを垂直に思いっきり叩きつけるのと地面に対して斜めに投げつけるのとではどちらが破片の飛び散り具合が広いか実験して欲しいものです。
ちなみに御巣鷹山墜落事故では生存者はいましたが、ユナイティッド93の生存は0とだけ書いておきます。 |
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こ~いち |
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9.11の陰謀論をいろいろと証拠を挙げて、喝破しています。普通に読むと面白く読めます。
ある意味で納得もできます。
しかしながら、否定論の根拠になっているのが、公式文書ですので、陰謀論の危うさ、軽さを指摘しているのと同時にその公式文書や根拠が絶対的に正しいという大前提であるので、その点を差っ引いて読むべきかもしれません。 |
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QED |
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わかりやすく、かつ、世の「浮かれ具合」を的確にチクチク刺していると思う
ベンジャミン・フルフォードは読んだだろうか?w
読んで思ったことは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だなァ
そりゃ、何でもかんでも「陰謀が裏に控えている」というのがあると、精神衛生上良いのかもしれないね
世の中、けっこうな欠点ばかりだけど、そういうのに目を向けたくないから、「世間にはわからない超越した何かのせいだ。庶民は何も関係ないところで世界は動いている。ゆえにわれ等は被害者だから真相を教えろ」と、まあ、最後の一文に飛躍するかどうかで、情報に対して理性ある判断ができるか否かとか、メディアリテラシーがしっかりしているかどうかといのが判ると思う。
本書はそういうのをしっかり見極めることができるかどうかというのを、考えさせてくれるので、「実は裏にはこんなことがあるに違いない」と、なんでもかんでも穿って見る人には、一読を勧めたい
案外、政府政権ってのは抜け作君なんだけど、そこに無謬性や完璧性を見つけたくなるのは、心理としてわかるんだけど、実際問題、人のやることですからねぇ・・・
というのが、この本の裏面の主題と見たw |
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Nato |
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静かに、だが確実に広まりつつある「9・11事件の謎」を真っ向から否定することを試みた書である。
9・11事件の謎を頑なに否定する論客は同事件の真相を求める人々の声に比例して確実に増えてきているように感じる。
本書の著者はそんな否定派の代表的な人物と言ってもいいだろう。
彼ら否定派に言わせれば「9・11陰謀論という言う物は、反ユダヤ主義者のような輩がこの事件を自身の遊び心からニュース映像をかき集め、これを都合のいいように改悪、編集、捏造し、わざわざDVDに焼いて小遣い稼ぎのために売りさばき、世間を欺く事で楽しんでいる。そしてそのDVDを観て見事に騙された人が陰謀論サポーターとなってさらに善良な人々を騙して良心と知を衰退させている」という。
だが本当にそうか?9・11事件に疑問を呈する人々は世間を騒がせて楽しむためにDVDを製作し、嘘を広めるために集会を開き、騙された人をみてほくそ笑んでいるのだろうか?
ありえない。この事件にはあまりにも不可解な謎が多すぎる。それゆえに少しずつ人々が疑問の声をあげ出したのだ。
だがこの種の事件には必ずガセがつきまとう。ともすれば嘘をうっかり信じてしまう罠に陥る危険性が存在する。
故に真相究明派は強烈にして正当な批判を大いに受けるべきである、と僕は考えている。
だからこそ本書には大いなる期待をもって真剣な気持ちになって拝読させていただいた。
ところが期待は大いに打ち砕かれた。あまりにも考えが断定的すぎる。
そしてなによりもこの書の致命的な欠点は事件に対して疑問の声を上げる人々に対し、非常に冷笑的で常に馬鹿にした態度を取っていることである。
これは氏だけではなく9・11事件の疑問点を否定する殆んど全ての人に当てはまる傾向である。
奥菜さん。著書でも書かれていらっしゃったが「自他ともに認める資料収集オタク」を卒業しなさい。オタクは所詮オタクでしかない。あなたには、紙に書かれた事に目を凝らすより、あなたが「不届きな輩」と考えている人々のもとに出向き思いの丈をぶつける事の方がずっと大切なことだ。
あなたは「不届きな輩」をこき下ろし、溜まり溜まった溜飲を下げる為だけにこの本を書いたのか?
違うはずだ。
あなたも事件に対して激しく心を痛め、そして多くの人々が「9・11事件陰謀説の嘘」に惑わされぬよう、そして「真実」に覚醒してもらいたいという気持ちから心血を注いで本書を書き上げたはずであろう。
ならば「陰謀論」に取り付かれた人々を馬鹿にするな。
こんな書き方をされてはとても「陰謀論の嘘」に騙された人を説得できるはずがない。
僕は終始一貫して不愉快な感情しか抱けなかった。
狂信的なカルトの教義にとりつかれた人を正気に戻したければ言葉を尽くして真摯な態度で教義の非を説け。見下したような態度を取られて心を開く人間など存在しない。
奥菜さん、そしてネットを通じて真相究明派に対し、口を極めて罵る輩にこれだけは伝えたい。
私達、真相を求める側もあなた達と同様、9・11事件に心を痛めているのだ、と。 |
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Shu |
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安易に陰謀論を唱えている「あなた」に読んで欲しい本。
陰謀論者のイベントに乗り込み、アホな陰謀論プロモーターのいいかげんな姿勢を暴露する行動力、陰謀論者の主張を個別撃破する情報収集能力は敬服に値します。
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nil/dix |
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9・11同時多発テロの陰謀論についての反証本。
中身は本とかネットで見つけてきた2次情報ばかり。(外国のものも含まれてるのは評価してもいいかもしれない)
よく読むと著者のいってることにもところどころ矛盾が含まれてるし。
物理学・建築工学的な検証があればもうちょっと面白かったかも。
そもそも
陰謀論を否定=ビン・ラディンが犯人
という理論がおかしい。
陰謀論を否定したいならビン・ラディンが犯人であることの検証本を出した方がよかったのでは?
それで一貫性があれば陰謀論者もいくらかは減ると思うんだけどなぁ。。。 |
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かめかめ |
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日本で最強の「おたく」を自認する著者が9.11
テロの自作自演陰謀論を切りまくっています。
トンデモ本に対し、丁寧に反論している努力は
敬服しますが、途中に挿入される「自分はジャーナリストでもないし的発言」や、例に出される事例が、アニメだったり、映画だったり、猪木だったりで、フニャフニャしてしまうのはがっかり。
しかし、陰謀論者、駄目駄目じゃん。
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山本弘 |
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オタクパワーはすごい!
本書を読むとそれが実感できる。「最強のオタク」を自認する著者は、大量の資料を読みあさり、「9.11テロは米政府の自作自演だ」という陰謀説を、徹底的に叩き潰してみせる。
著者は陰謀論者を、陰謀論を創作する「陰謀論メーカー」と、それを無批判に信じこんで流布する「陰謀論プロモーター」に大別する。日本には陰謀論プロモーターばかりで、陰謀論メーカーはいないという。
陰謀論メーカーたちの汚いやりくちは、この本の中で詳細に暴露されている。
「爆弾のような音がした」という消防士の証言を、「爆弾が爆発した」とねじ曲げて引用する。
「アメリカン航空機が来るのが見えた」という記者の証言をカットし、彼が巡航ミサイルを見たことにしてしまう。
WTCの倒壊とビルの爆破解体の映像を比較してみせるが、爆破解体にどれほど大量の爆薬と人員と準備期間が必要かは説明しない。
乗客の遺体や遺品の断片、飛行機の残骸が、現場から多数発見されているのに、「見つかっていない」と嘘をつく。
破壊されたペンタゴンの写真をトリミングし、状況に矛盾があるように見せかける。
乗客は機内電話で家族に電話をかけてきたのに、携帯電話からの通話だったことにして、「飛行機から携帯電話がつながるはずがない」と主張する……。
当然、こうした「証拠」を捏造する陰謀論メーカー自身は、陰謀の存在を信じているわけではあるまい。彼らは米政府を誹謗中傷するために、故意にデマをまきちらしているのだ。
著者はこうした9.11陰謀説のソースのひとつが、ホロコースト否定論者の出版物やホームページであることを指摘する。イスラエルを憎む反ユダヤ主義者にとって、あのテロで世論が反アラブに流れたことが我慢ならず、「米政府の自作自演」という説をひねり出したというのだ。
確かに、荒唐無稽で証拠のない「米政府の陰謀」より、「反ユダヤ主義者の陰謀」のほうが、おおいにありそうである。
では、その陰謀にまんまと乗せられた日本の陰謀論プロモーターたちはどうなのか。彼らはペテン師に騙されただけの被害者なのか。
冒頭で著者は、ベンジャミン・フルフォード、成澤宗男、きくちゆみら、日本の陰謀論プロモーターたちに質問する。その結果、明らかになったのは、彼ら全員が、公式報告書をまともに読んでいないという驚きの事実だった。
彼ら3人は、著書やネット、講演活動などを通じて、9.11陰謀論を広く世間に吹聴してきた人物である。その彼らは、陰謀論メーカーのビデオや出版物を、まったく検証しようとせず、鵜呑みにしていただけだったのである。
自らの怠慢と無責任によって社会に妄説を広めたという意味では、彼ら陰謀論プロモーターにも罪はあると言えるだろう。
本の後半は、コベントリー爆撃、真珠湾陰謀説、トンキン湾事件について触れている。特に真珠湾=ルーズベルト陰謀説を唱えるスティネットの『真珠湾の真実』は、日本でも影響力が大きく、鵜呑みにしてしまった人が大勢いる。困った話である。
興味がおありの方は、スティネットを論破した秦郁彦編『検証・真珠湾の謎と真実』(PHP研究所)をご一読いただきたい。どんなデタラメな説も、無知な人間には真実味があるように見えてしまうものである。
本書は、まだ9.11陰謀論に接していない人々にとっては、絶好のワクチンとなるだろう。
反面、すでに陰謀論にハマってしまった人には、あまり効果はないと思われる。彼らはこの本を読みもしないか、もしくは、読んでも懸命に否定しようとするだろう。実際、ネット上での感想を見ると、具体的に反論せずに感情的に拒絶しているものが目立つ。
彼らは理屈では著者に反論できないから、感情的に反応するしかないのである。
人はみな、自分が賢いと信じたい。だから、「重大事件の裏に隠された真実を暴く」と称する陰謀説に惹かれる。多くの人が知らないことを知っているという思い上がりは、自分が大多数の人間より賢いという錯覚を抱かせる。実に魅惑的な罠である。
だが、真実はというと、9.11陰謀説なるものは悪質な政治的プロパガンダにすぎず、あまりにも荒唐無稽、牽強付会、科学的にも論理的にもデタラメである。それにひっかかるのは、賢さどころか、愚かな証拠だ。
自分が騙されやすいオバカさんであったことを認めるのは恥ずかしいものである。だが、認めよう、信者たちよ。
騙されていたことを認めず、誤った信念にしがみついていては、いつまで経っても賢くはなれない。 |
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あきぴー@武蔵国 |
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911陰謀論の検証本です。
まことしやかに囁かれる911陰謀論では、アメリカによる911自作自演→アフガン・イラクへの侵攻となっている。
大量破壊兵器の武装解除がイラクへの侵攻理由であったが(それだけではないが)、勝利宣言後のアメリカ調査団による公式見解は「大量破壊兵器の保有は確認できなかった」と言うものである。
911がアメリカ政府の陰謀であるならば、「911を自作自演する余裕があるんだったら、大量破壊兵器を保有していた証拠もねつ造しろ!」と小一時間問いつめたいw
「911陰謀論」や「真珠湾陰謀説」を信じている人達は、疑惑を持っているのではなく、自分の信じたいものを信じているのだろう。人は、自分の信じたいものを信じてしまうものなのかもしれないが・・・
内容的には、しっかりと検証しており5つ★をつけたいが、文章の端々に単語の英訳が記載されており(例:「機体は真っ黒で民間機commercial planeには見えず」)読みにくいので1点減点した。人名や出典ならともかく、こんなしょうもない書き方をするな。 |
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哲学者になりたい |
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涼宮@エヴァンジェリスト殺し |
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陰謀論者だけでなく、寧ろ懐疑主義者を自認する者こそ読むべきかも知れない。
斯く言うわたしも自分の調べの甘さに気付いて恥ずかしい限りである。 |
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竹之内 十時 |
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色々な写真で詳しく解説してくれていて
わかりやすいのですが成る程合点!という気には
少しもならないのがなかなか不思議な解説本。
納得出来るか出来ないかと言われたら出来ないですよねぇ…
というか書籍としてそもそも余り面白くないような。
ですがそう思ってしまうのはそもそも私自身が
9・11陰謀説という名の色眼鏡をつけいている
からだと言うのは間違いないと思うので
余りこの書評は当てになりませんね。 |
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78ot |
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陰謀論が花盛りなんですが、まあ、陰謀論は面白いですよ。まあ、娯楽として『かもね』と楽しむのは良いのですが、最近マジに信じる人がいて、痛々しいかぎりです。この本はそんな陰謀論に水をかける一冊になりました。目が覚めます。陰謀論の人々は、この本自体が陰謀だと言い出すんでしょうが。 |
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LODGER |
レビュー |
実は911を仕組まれたことと思う自分の見方は、かなりの部分、思いこみなのかと自問自答したが、読み終わって、著者の見方になるほどと納得したわけでもない。
なんだか、すっきりしない。
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レインメーカー |
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アメリカの9・11テロはアメリカ政府の自作自演であるとする陰謀論者の言説を検証する。
ペンタゴン(国防総省)に突っ込んだはずのボーイング機について疑問があったのだが、それについても納得できた。
陰謀論者の手垢にまみれた陰謀の構築方法についての言及は面白い。
日本の陰謀論者は公式の9・11報告書もろくに読んでいないらしいw
その他、真珠湾攻撃についての陰謀など。 |
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