物理に詳しい人たちが計算して、それで月まで行って帰ってこれると判断してサターンロケット等は開発されました。
その考え方は論文にもなって NASA 以外の専門家の目にも触れているはずです。そうして今日まで、計算を確認した上で、それでは月にいけないと主張している専門家はいません。
(細かいところではいろいろ論戦があるでしょうが、月に行って帰ってこれるという部分については異論はない)
(1)Apollo: The Definitive Sourcebook (Springer Praxis Books / Space Exploration)
by Richard W. Orloff, David M. Harland
(2)Virtual Apollo: A Pictorial Essay of the Engineering and Construction of the Apollo Command and Service Modules: Apogee Books Space Series 30
by Scott Sullivan
(3)Virtual LM: A Pictorial Essay of the Engineering and Construction of the Apollo Lunar Module: Apogee Books Space Series 47
by Scott P. Sullivan
しばしば「月面第一歩」みたいな紹介をされるこの写真(AS11-40-5878)ですが、NASAのキャプションは
Close-up view of an astronaut's footprint in the lunar soil photographed with a 70mm lunar surface camera during the Apollo 11 extravehicular acitivty on the moon.
第一歩はもちろんのこと、アームストロングの足跡だとも言っていないのですよね。
撮影者アームストロングは恐らく間違いないでしょうが。
http://images.jsc.nasa.gov/luceneweb/caption.jsp?searchpage=true&maxresults=5&selections=AS11&query=AS11&browsepage=Go&startat=0&hitsperpage=5&field=missionid&pageno=19&photoId=AS11-40-5878
Aldrin, Edwin E. Jr. with Wayne Warga.
'Return to Earth.' New York Random House
James R. Hansen: 'First Man: The Life of Neil A. Armstrong, The Authorised Biography'
Carlisle & Company, LLC
ジェイムズ・R・ハンセン著/日暮雅道・水谷淳訳「ファーストマン-ニール・アームストロングの人生」
ソフトバンク・クリエイティブ