条例改正には大反対ですが、今回の反対運動は言わせてもらえば「何をいまさら」と冷笑したくなります。こんな問題が出てしまったのもこれまで散々言われていた不当な言いがかりに関して何の対抗策(実際にこれは表現規制問題に関する延長線上にありあります)もしなかった全ての「関係者」たちの怠慢ではないでしょうか?
>>「マンガやアニメを規制すれば世の中は良くなる」と思っている人の方が、現実と空想の区別がついていないように思える。
でもこの言い方も問題あると思いますよ?これでは敵を作るだけですなぜ一般の人達がこう考えるようになったのかフル帰ることも大事だと思います。まずは図書館戦争のように味方たくさんを作らないとどうにもならないでしょう。例えばロビー活動の巧みな人を擁して報道に消極的な新聞やテレビを反対の方向に持っていくような政治的手段も必要だと思います。
初めてコメントします。鞘町流市です。
全てがそうだとはいいませんが、「PJNEWS」の「都・マンガ規制の問題点を読売新聞が身を呈して実証」(http://www.pjnews.net/news/533/20100316_2)を読むと、大手マスコミには期待できないと思います。
15日の記者会見の記事も非実在青少年の問題性より名だたる漫画家が一堂に会した事の方に注目している印象を受けますし。
ツイッターの力は凄いと感じる一件です。この問題、3/9のTBSラジオ「アクセス」(3月一杯で終了(涙))で取り上げられてからのネット、ツイッター上での反響が凄まじく、そこから多くの漫画家、作家さんetcが反対意見をツイート、さらに反響が広がり、今回の集会にまで繋がったと感じます。一応、結論は先送りとなってますが油断出来ない状況です。
この「と条例」の問題について、ふだんインターネットに触れない人、フィクションを消費しない人にも周知する方法を考える必要がありますね!
そういえば,ある文化評論家先生と話した時,ピンク映画で13歳という設定の女の子のピンク映画があったのですが,今じゃ出来ないと聞いたことがあります。
今回の「非実在青少年」問題についても,やっぱりなと思いました。
こういうのって漫画・アニメ・ゲームに限らずピンク映画にも影響を及ぼすのでこれは日本の映画にも影響を及ぼすと思います。
ピンク映画出身者の金子修介や井筒和幸や周防正行や黒沢清や『おくりびと』でオスカー取った滝田洋二郎など多数います。
こういう人たちはピンク映画で一本300万円でやってきた人からこそ今の映画がある訳で規制したら日本映画も終わっちゃう可能性だってあります。
まったくアメリカでヘイズ・コードと赤狩りで規制したら海外の娯楽作品に負けたといういい例があるように規制したら逆に滅ぶという事を日本政府はしらないのか?
マスコミは本当に何してるんだと思いました。
この問題点について全く報道せず視聴者に「規制するのが当たり前」という印象を与えるばかり。
私の親は、私が詳しい説明をするまでニュースでしか受け取れない印象と認識でした。(きっと多くの方がニュースだけの印象と認識だったんだろうけど)
20そこそこの私でもちゃんと読んだらこの問題の疑問点や事の重大性がわかるのに、なぜ報道はちゃんと取り扱わないのだろう…
報道って何の為に、誰の為にあるのでしょうか。
こちらでは、初めまして。
自分も、この問題に関してはmixiにて書きました。
>マンガやアニメは現実逃避のように思われがちだが、『図書館戦争』や『アウターゾーン』を知っている人の方が、この問題の危険性に敏感なんじゃないだろうか。
>むしろ「マンガやアニメを規制すれば世の中は良くなる」と思っている人の方が、現実と空想の区別がついていないように思える
このくだりに同意です。自分だったらアメコミのコミックス・コードを連想してしまいますね。
規制したがりな連中の中には、規制という行為そのものが正しい事……と、強く思い込んでいる人も居るでしょうから、そういう人たちに「規制したところで無意味」だと知らしめる必要があるかと思います。
しかし、これは「トンデモ」の悪しき側面だな……と、今回の騒動を見て思ってしまいました。
根拠も無く、感情的かつ一方的で主観的な意見を唱え、それを通そうとする。しかもその意見ときたら、トンデモ論そのもの。
例えるなら、
「水伝を根拠にして、悪口そのものを規制」
で、規制される悪口や汚い言葉は何かと問われたら「そんなのは常識で判断しろ」と基準曖昧かつ丸投げ。
……と、そのような事を言ってるようで。
安易な規制や、それを正当化するような意見はおかしい……ってな事を、もう少し皆に知らせるように出来ればいいんですけどね。
今回、自民と民主、都議会に意見をメールする事くらいしかできませんでしたが、なんとかして状況を良くできないものかと、無い知恵を絞っています。
「漫画やアニメばかりに没頭していたら駄目な人間に成る」とお偉方はよく言いますが、今回の事を見るからに「お勉強ばかりに没頭していても駄目な人間に成る」とも言えますね。何事もバランスが大事という事でしょうか?
規制推進派の人たちの言動を観るに「キノの旅」の「大人の国」を思い出しました。(未読の方は是非読んでみてください。)
後、大阪府知事も規制の検討をはじめたそうです。http://blog.livedoor.jp/antenna22/archives/51418328.html正直、見損ないました。人の気持ちが理解できなくても弁護士って務まるんですね・・・
はじめまして。
私は、14歳、次の春で中2になります。
このことは、最近ネットで騒がれているので、知っていましたが、昨日、「詩羽のいる街」を読み終えて、改めて色々考えさせられました。私が、「詩羽のいる街」に出会ったのは、ものすごい偶然で、本好きで、かなりの頻度で図書館に通っているのですが、ぼーっと本棚を眺めていて、この本に出会いました(笑)
私は、アニメが好きで、また、好きになったきっかけが、深夜放送でやってた図書館戦争だったんで、この法案についての情報を耳にしたとき、ものすごい寒気と、今までは、何となく、「図書館戦争」のような話は、リアリティの無い物と思っていましたが、それがいっきに現実に近づいて来て、恐ろしかったです。
一中学生の私なんて、偉そうなことは言えませんが、性的表現だとか、暴力だとか、そんなの、表現や自由に規制をかけたところで、どうにもならないと思います。犯罪を食い止めることなんて、もってのほかでしょうし。
(これは、特別アニメや漫画に興味の無い人からしたら、偏った意見に聞こえるかもしれないんですけれど・・・)私は、アニメとか漫画から学べるものって少なくないし、寧ろ、多いと思います。
(少女漫画みたいなのに、移入しすぎて、理想ばかりを求めてしまって現実が見れなくなってしまえば、それは良くないことですが。)
私には、一つ引っかかる点があんですが、漫画やアニメに規制をかけるのに、小説とかは、あまり触れられないこと・・・これって、まぁ、また少し別の問題になってしまうのかもしれませんが、
小説とかよりも、漫画やアニメの方が、文化として「下」という、勝手な概念や、そういった認識をもつ人が多いと言うこともあるんじゃないでしょうか?
そういう、規制をかけようとしてる大人の方々だって、小さい頃にはアニメや漫画に触れて、そこから何かを学んだり、感じたりして生きて来た人が大多数だと私は思いますし・・・やっぱり、
ひっかかる点が多すぎると思います・・・
長くなってしまって申し訳ないです。
乱文失礼しました。
山本先生もご指摘の通り70年代80年代の少年、青年漫画を読んできた世代に言わせると、「全然過激じゃない」ですね。
確かに絵は綺麗になったし、局部ぎりぎりまで描くようになったけど、卑猥じゃないんですよ。
例えば「イヤハヤ南友」なんて後半は公開SMショーだし、今や月マガの看板作家になった川原正敏の「パラダイス学園」とか上村純子の「いけない!ルナ先生」など80年代に講談社の作家陣が描いた作品に見られるねちっこいいやらしさを今の作品はもっていないように思います。
みんな淡白になったのかな?って気がするくらいです。
一度規制賛成派の人に実物を交えながら漫画のエロ描写の歴史を学んで欲しいと思います。
小説を入れると、石原都知事が書いた小説が幾つも規制にかかるからだと言われています。