そういえば、オウム教のオクラホマ爆破事件ページで「ブリュンヒルト・ローエングラム」となる人物が出てきました。
(http://aum-internet.org/aum7/4/02ok/)
前にもオウム教の機関誌「ヴァジラヤーナ・サッチャ」の記事「アニメ・映画に見る世紀末世界」の中でターミネーター、北斗の拳、風の谷のナウシカに並んで創竜伝が取り上げられており、内容は「FourSistersの名前がモルガンやロックフェラーといった欧米の財閥と似ていることなどから40億人虐殺計画は進んでいる!」というものです。
いったい、オウム教はどれくらい田中文学に影響を受けたのか?
>そういえば、オウム教のオクラホマ爆破事件ページで「ブリュンヒルト・ローエングラム」となる人物が出てきました。
>前にもオウム教の機関誌「ヴァジラヤーナ・サッチャ」の記事「アニメ・映画に見る世紀末世界」の中でターミネーター、北斗の拳、風の谷のナウシカに並んで創竜伝が取り上げられており、内容は「FourSistersの名前がモルガンやロックフェラーといった欧米の財閥と似ていることなどから40億人虐殺計画は進んでいる!」というものです。
をぃをぃ!!!!……もうこれだけでアイツらに破防法かける理由は充分だってば!!(^_^;;;
>いったい、オウム教はどれくらい田中文学に影響を受けたのか?
文庫本のおまけの竹河聖さんとの対談で、オウム事件(じゃなくて幸福の科学だったかな? 文庫本は買っていないので曖昧です)に対して「僕もさんざんおちょくって書きましたからね」と得意げに書いていたのには唖然としましたね。
ああ、コイツ、これに関しては小林よしのりの足元にも及ばないな、と思いました。あんなのでおちょくったつもりになる精神は理解不能です。
大体、宗教事件に関しては、アンタそんなこと言っている場合じゃないだろ! とも思いました。オウム事件なんて、創竜伝で散々批判している警察の別件逮捕、違法捜査、容疑者の人権侵害のオンパレードですよ。そして、それがなかったら、第二第三のサリン事件が起こっていた可能性が大きいのです。公安もしかり。あの事件で、公安が果たした役割は大きい。
今までの創竜伝の文脈から行けば、田中芳樹は警察のやりすぎを糾弾し、駅前で「これは警察の違法捜査であり、人権侵害です。オウムへの捜査は、公安のファシズムなのです」とビラを配っていたオウム信者の応援をしなければならないはずです。
そして、被害者や遺族からクレームが来たら、こう答えなくてはなりません「これは日本をファシズム軍事国家にしないための市民運動なのです。あなたのご家族が亡くなったのは残念でしたが、容疑者の人権と日本の民主主義のために我慢してください」。
また、以上のことが出来ないのなら、彼は如何に自分の意見が間違っていたかを反省し、謝罪するべきです。しかし、見事にほおかむりしてくれましたね。
私にとって、田中芳樹の思想が腐っていたことは、オウム事件で決定的に明らかになりました。それに輪をかけて腐っていると思ったのは、あれだけ得意げに自分のご高説を開陳しておきながら、いざ実際の状況になると無視して逃げ、反省もしない、田中芳樹の態度です。
>「僕もさんざんおちょくって
>書きましたからね」
まあ、本人は非・宗教のスタンスを取っていたことは事実だし、ああ描いておけば(番外編・4巻だっけ?)オウムがそれを援用するとは思わなかったのでしょうね確かに。
ただ、「陰謀論」を小説の枠組みとして用いた以上、その影響についてもっと慎重でもよかったかも。
小林よしのりというより、転生を信じて自殺した女学生が出たとき「これ、フィクションですからね!」と野暮を承知で強調したナントカさん(「僕の地球ナントカ」だったと思う)くらいに責任を感じてもバチはあたらんぞ。