http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/731253.html
同時多発テロ以降の言動に違和感を感じてから、いつの間にかサピオも単行本も手に取らなくなっていましたが、なんというか、完全に時代とズレてしまったようで…いまどき「匿名だから」でぶった切れると思っているのか
http://blog.livedoor.jp/k1_maebara/archives/50563640.html
コメント欄の
> 小林よしのりは目覚まし時計だ。
> お陰で覚醒したが、
> 起きてしまえばリンリンとうるさいだけ。
がツボに嵌った
ありがとう、そしてさようなら小林よしのり。
> 嫌韓漫画の影響で朝鮮人差別が広がってる。
> 嫌韓流の作者は、ネットからの情報を鵜呑みにしてる
> わしは読む気もしない。
かつて彼があれほどまで嫌った「サヨク」と同じになっちゃっていますね。「読まずに非難する」のが、お話にならんということは、彼も昔はよく分かっていたはずなんですが。それに「ネットからの情報」と言っても、基本的には「ソース主義」がありますからね。だから、彼も「嫌韓流」で触れられている内容自体には一切反論せず、自分の影響力を信じて印象批判に終始するのでしょうよ。「サヨク」と同じように。しかし、もう彼の影響力なんて、ほとんどなくなっているんですけどね。というか、もともと盲信する痛い奴って、少なかったんじゃないかという気がしますけど。
ですが、「オワタ」のは今更ではなくもうとっくの話だと思いますよ。米同時多発テロで狂騒状態に陥って、必死になってビンラディンを擁護していた時点で「終わって」たんですから。湾岸戦争の時に、数百人のテロ要員で「アラーのご加護があるから、これでイラク軍を撃退できる」と豪語したビンラディンがサウジ王室に無視されたのは当然だし、実際にサウジ王室が頼った米軍に激しい嫉妬を抱いたことから今のビンラディンが出来上がったということも全然調べなかったのだろうし、「クウェートはもともとイラクの領土である」という事実無根なフセインのプロパガンダを鵜呑み(部族国家としてのクウェートの方が成立が先。それどころか、イラクの方が、イギリスがいい加減に線を引いてでっちあげたデタラメな国でしかない)にしていましたし、「事実がどうだったのかを調べる」ということが、一切できなくなって相当経ってますからね。
ということですから、今の彼の存在は「ネタ」以外の何でもないですよ。嫌韓流に噛みつくのも、時代遅れな「大アジア主義」に囚われてのことなんでしょうけど、狂信的なのは別にして、広範な支持を得ることは二度とないでしょう。何でそうなったのかは知らんのですが、西部センセとも訣別してしまったらしいですしね。
http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/news/contents/3126.html
まさか小林よしのりまでもが己の作品をパチンコに売り飛ばすとは(@_@)。
私の場合、小林よしのりは「戦争論」以降すっかり読まなくなっていたこともあって、それほど悪い感情を持ってはいなかったのですが、さすがにこれはねぇ……。
かつて銀英伝がパチンコに売り飛ばされた際も思ったことなのですけど、こういうのって出版社辺りが著作権者に相談もなく独断でやっていたりするのでしょうか? まあ、内心はどうであれ、こういうアクションに対して抗議行動を起こさない限りは、著作権者の同意が得られているとしか解釈のしようがないのですが。
田中も小林も普段の主張からすれば「筋」を通してもらわないと納得できません。
田中はもちろん警察利権問題。
小林の場合は「ゴー宣」連載初期に注目を集めた差別論で「日本人の差別意識こそが原因」と捉え、在日を擁護する姿勢を見せていることから、今回のパチンコ化は何とも思っていないのかも。
しかし北朝鮮のミサイル発射など安全保障の問題が大きくなってきた昨今、反米反中に気炎を上げながら、在日&朝鮮半島問題になると、新聞マスコミ好みの表層的な部分を土台に、ネットにおける嫌韓の風潮を「匿名の卑怯者が」と切り捨てて一方的に叩くというのは、バランスが全く取れていません。
どうも、お久しぶりです。
>在日を擁護する姿勢を見せていることから、
今の彼の持論は「日朝中アジア三国の力を結集し、鬼畜米国と戦うべし!」ですから、朝鮮利権に全面協力することには、何の矛盾とも思っていないのと違いますか。本人が整合性あると信じているんならそれでも構わないでしょう。彼が何をやろうと、ついて行きたい人はついて行けばいいんだし。私は御免被りますがね。
>さすがにこれはねぇ……。
まあ、ヒドイ話ではありますが、反米に狂った彼を「見捨てた」者としては、別に今さら驚くほどのことでもなかったですわ。ま、それでもパチンコに「売った」訳ですから、金には困っているんでしょうよ。「端からどう見えるか」など、気にしていられないほどにはね。
小林の釈明がこちらで取り上げられていますね。
http://blog.livedoor.jp/a6news/archives/745190.html
>25.
>2009年06月06日 22:26
>部下を養うためには仕方がない、というだけの事を、グダグダとみみっちい自己弁護に終始した今回のゴー宣はみじめだったなあ。
>実は後ろめたく思ってるから、あれだけ攻撃的になったんだろうな。
>金さえもらえれば、自分の首を絞める縄をも売るのが資本主義だけどねえ…
>27.
>2009年06月06日 22:46
>台所事情とか泣き落としみたいな真似はして欲しくないね。
この二つのコメントにえらく共感した私。
>グダグダとみみっちい自己弁護
はてさて、最後まで「彼」を擁護していた人たちは、ここまでに至って
どんな感想を持ったもんでしょうかね。聞いてみたい気はしないでもない
ですけど、ご本尊がこれじゃ言い訳のしようもないでしょうな。「日本の誇り」
を叫んでいた奴が、北朝鮮最大の利権に尻尾を振って何の言い訳ができるんだか。
とうの昔に見放した者としては「遂にそこまで落ちぶれましたか。まさしく
『貧すれば鈍す』の見本ですな」という以外、論評のしようがないですねぇ。
結局「自省する回路がついていなかった」ことが、ここまでのブザマ
を晒すことになった、最大の要因でしょうね。まあ、このザマには倣わず、
「他山の石」とするよう、心がけるしかありませんな。
「もう尊厳は金で売ったんだから、次は読者という金蔓を
逃がさないためにどんな言い訳でもするでしょう」としか。
金のおかげでできる事に自負と自信があれば堂々としてれば
よかったんですけどね、金自体に罪はないんですから。
>金のおかげでできる事に自負と自信があれば堂々としてれば
>よかったんですけどね、金自体に罪はないんですから。
パチンコの収益で実現した(公言はされていないが、おそらく事実でしょう)
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を思い出しました。
>ヱヴァンゲリヲン新劇場版
庵野のGAINAXはまだいいでしょ。別に彼らは「日本の誇り」やら、
「旧軍人の名誉を守れ」だのを叫んではいなかったのですから。
「金の為には何でもやる人たちだからそんなもの」との評判のよう
ですしね。でも、小林よしのりは違う。反米路線が受け入れられず、
金銭的に困窮したからといってよりによって北朝鮮利権に「魂を売る」
のでは、言い訳のしようもないですよ。さすがに、最後まで庇おう
としていた皆さんも、目が覚めたのと違いますか。そういう意味で
は、NC4はなくなっていて幸せだったのかも知れません。この期に及
んで「ご本尊」にこんなことをされては、面目も何もあったもんじゃ
ないでしょうから。
「自業自得の末の自滅」が、「彼」の末路なんでしょうね。
<作品は6人がかりで一日12~13時間描き続けても、一日2枚しか上がらない。
だが原稿料の作画にかかる経費のことは一切考えられていないので、ものすごく安い!
毎月、累積する赤字を単行本の印税で補填するしかない! 単行本が年30万部以上売れなければ大赤字が出る。
この出版不況でそれだけ売るのは、益々、困難になってきた。>
話を聞く限りでは、収入以上にマンガの執筆体制とカネの使い方に問題があるようにしか思えないのですが……。「6人がかりで一日12~13時間描き続けても、一日2枚しか上がらない」というのは執筆効率が悪すぎるし、「単行本が年30万部以上売れなければ大赤字が出る」というのは巨額なカネの無駄遣いが存在するようにしか見えませんし。
北朝鮮利権に己の作品と矜持を売り飛ばすよりも先に、己の作品の執筆体制とカネの支出関係の無駄をなくす「構造改革」でもすべきだったではないですかね。小林よしのりは。
まあそれでも個人的には、まだこういう身もフタもないレベルなものであっても、とりあえずは本音の釈明をしようとする分程度は、小林よしのりは(すくなくとも、それすらもやろうとしない連中よりは)マトモな部類に入るとは思いますよ。直裁的にパチンコ利権および北朝鮮に対する批判を創竜伝の作中で展開していながら、銀英伝をパチンコに売り飛ばした我らが御大と「らいとすたっふ」は、私の問い合わせメールを握りつぶした挙句にブログコメント欄を一時期削除していたのですから。
銀英伝の大ヒットとその他作品も含めた使い回し再販戦略で経常的な利益を上げているであろう田中芳樹と「らいとすたっふ」が、どのような理由からパチンコビジネスに手を出そうとするに至ったのか、是非とも知りたいところではあるのですけどね。
>執筆効率が悪すぎるし
指摘されていましたね。「ボトルネック」(つまりアシの誰かが問題)があるんじゃないのか、って。
>巨額なカネの無駄遣い
これはご本尊そのものかな?
>銀英伝をパチンコに売り飛ばした
そちらの話もありましたねぇ。でも「思想的」にはまだこちらの方が分かる気がしますけど。傾向としては「左」同士ですし、「思想」を売りにしていた訳でもない。ヨシーリン尊師の場合は、「右の思想」を主張していた奴が金の為に「極左」に尻尾を振っている訳で、いかに自己弁護しようと(内容も極めて情けない)、万人を納得させるものではありますまい。
ごく普通、数ヶ月後には撤去される泡沫機種で終わりそうです。エヴァや北斗の拳のような、数年に亘り島を形成し、継続的に新機種が投入される状況は望むべくもありません。一時的にまとまったお金は入るかもしれませんが、信頼の低下と、長期的な経済的損失はより大きな物となって小林サイドに跳ね返るでしょう。
エヴァの収益は、出所が何であれ劇場作品のクォリティにしっかり反映されていますし、またパチンコをきっかけに、ホール常連の中高年男女という、今までは考えられなかった層がレンタルDVDで本編を視聴して、あまつさえ熱心なファンになるなど、ガイナックス自身がクソゲー連発で食いつぶし凋落の一途を辿っていたタイトルを蘇らせることが出来たのですから結果オーライか。
対して小林の場合は、収益によって生み出されるのが現状と変わらぬ歪んだ反米プロパガンダ漫画では、ねぇ。出版不況が原因ではなく、自分の主張が支持されていないのだということを自覚した方がいいと思われます。
無印ゴー宣にて
「わしだっていずれは才能が枯れる。つまんなくなったら読者にも出版社にもポイ。いつかその日は来る」
と言っていましたけれど、今がその時なのでしょうかね。
>不沈戦艦さん
<でも「思想的」にはまだこちらの方が分かる気がしますけど。傾向としては「左」同士ですし、「思想」を売りにしていた訳でもない。ヨシーリン尊師の場合は、「右の思想」を主張していた奴が金の為に「極左」に尻尾を振っている訳で、いかに自己弁護しようと(内容も極めて情けない)、万人を納得させるものではありますまい。>
いや、田中芳樹の場合は自分から進んでパチンコ利権および北朝鮮批判を展開していたわけですし、日本の汚職政治家や警察を「金に汚い」として批判していたことも一度や二度ではないでしょう。左右思想云々以前の問題として己の言動に責任を持てよ、という話になってしまうわけで(「左」が醜態を晒した挙句、凋落していった最大の理由もまさにそこにあったのですし)。
それに、田中芳樹が<「思想」を売りにしていた訳でもない>というのはかなり違うのではないかと。田中作品のほとんど全てが、多かれ少なかれ「思想」というものを前面に出していますし、評論本やインタビュー記事を読む限り、それが田中芳樹の本心であることは確実です。また、田中小説版キング・コングなどは、本来原作には全く存在しないはずのアメリカ政府(共和党政権)批判が多数盛り込まれています。
思想の方向性や「フィクションという隠れ蓑を使っているか否か」の違いはあれど、「思想」を売りにしていた、という切り分けで考えれば田中芳樹も小林よしのりも同じなのではないかと思われるのですが。
>モトラさん
<対して小林の場合は、収益によって生み出されるのが現状と変わらぬ歪んだ反米プロパガンダ漫画では、ねぇ。出版不況が原因ではなく、自分の主張が支持されていないのだということを自覚した方がいいと思われます。>
いっそのこと、反米とパチンコをテーマに田中芳樹&小林よしのりの巨頭対談でも実現させれば、一種の宣伝効果はあるでしょうし、カネの問題もある程度は解決するではないかと思うのですけどね(苦笑)。
「世界の潮流となりつつある反米思想」とか「パチンコが生み出す経済効果」とかいったネタで語り合えば、両者共意気投合して話も大いに弾むのではないかと(爆)。
こちらにも久々のカキコミ。
アニメ版銀河英雄伝説の田原プロデューサーのブログを読む限り、アニメ映像を使用した銀英伝のメディアミックス展開については、田中芳樹+らいとすたっふより、徳間書店の方が主導権を握っているような気がします。
http://mtahara.blog75.fc2.com/
徳間にとって田中芳樹は、金のなる新作を生むことがもうないので、せめて過去の遺産で稼ごうとしているでしょう。
それにしても田原氏の話が本当なら、徳間書店のレベルは相当酷い気がします。
ついでに言えば、らいとすたっふの著作権管理レベルも。
まぁ、らいとすたっふの管理は小説部分だけで、映像は徳間が握っていそうですが。
徳間のライセンス担当とすればパチンコ化の話が来れば、喜んで出したんでしょう。
個人的に田中芳樹には、国家権力・警察とパチンコ産業の癒着の観点からパチンコ化否定をしてほしかったものですが。
おぼっちゃまくんについても、小学館のライセンス担当からすれば良い案件でしょう。
今更、おぼっちゃまくんを子供が読むとは思えませんし、パチンコ化した所で子供に悪影響はない。
(ここがドラゴン・ボールと違うとこですね)
<アニメ版銀河英雄伝説の田原プロデューサーのブログを読む限り、アニメ映像を使用した銀英伝のメディアミックス展開については、田中芳樹+らいとすたっふより、徳間書店の方が主導権を握っているような気がします。>
他ならぬ「らいとすたっふ」の社長氏自身が、己のブログで以下のような自供を行っています↓
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2007/09/post_d205.html
<このような大きな話をまとめてきてしまう、徳間書店の版権管理部門は凄いなあ、と素直に思っております。はい。>
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2007/09/post_b432.html
<先にも書きましたとおり、私はまったくパチンコをしませんので、きっと監修を求められても、何も言えなかったと思います。以前、ネットワーク・ゲームで問題が生じた際、ネットワーク・ゲームで遊んだことのない私では対応がうまくいかず、ファンの皆様に迷惑をおかけしてしまった反省から、その後はすべて徳間書店さんに版権管理業務をお願いしています。
今にして思えば、もっと早くやっておけば良かったと思います。>
これらのことから、銀英伝パチンコ化が徳間書店の版権管理部門主体で行われたことは確実でしょう。そして問題なのは、その話を徳間書店版権管理部門から持ち出された際に、何故「らいとすたっふ」側は拒否しなかったのか、というところにあります。
たとえ、徳間書店版権管理部門が銀英伝パチンコ化を推進したかったとしても、田中芳樹および田中芳樹の著作権管理を行っている「らいとすたっふ」にはそれを拒否する権利が当然あるわけですし、仮に万が一、徳間書店版権管理部門が「らいとすたっふ」側を無視して事業展開をするというのであれば、田中芳樹と「らいとすたっふ」は徳間書店に対する非難声明でも出して、徳間書店の横暴ぶりを世間一般に訴えるべきだったのではないでしょうか。そのような拒否の意思表示もせず、徳間書店版権管理部門が推進する銀英伝パチンコ化を黙認した時点で、田中芳樹と「らいとすたっふ」も非難を免れることはできますまい。
それにしても、八木さんが紹介されている記事にあるような徳間書店の杜撰な運営に、自社お抱え作家の版権管理業務を全て委ねてしまう「らいとすたっふ」って一体……。
<おぼっちゃまくんについても、小学館のライセンス担当からすれば良い案件でしょう。
今更、おぼっちゃまくんを子供が読むとは思えませんし、パチンコ化した所で子供に悪影響はない。
(ここがドラゴン・ボールと違うとこですね)>
しかし、パチンコが北朝鮮利権の温床であることを小林よしのりが知らないはずもありませんし、その北朝鮮がこれまで日本に対して何をしてきたかもこれまた周知の事実なわけです。にもかかわらず、自分から進んで作品を売り飛ばしたことを小林よしのりは自白しているのですから、その点について同情の余地など全くないでしょう。
何よりも、これまで自分の主義主張を支持してきたファンからの信頼を、小林よしのりは目先の金銭的利益のために裏切ったわけです。田中芳樹もそうですが、これは発言責任および言論の一貫性という観点だけでなく、職業倫理という視点から見ても決してやってはいけないことではないかと私は思うのですがね。
> 思想の方向性や「フィクションという隠れ蓑を使っているか否か」の違いはあれ
田中芳樹は「こそこそやっている」ので、あんまり目立った感じがしないということですかな。逆に小林よしのりは堂々と本人談で漫画の中で描いていたから、「読者を裏切った」今回は派手に惨状を晒すということで。「おぼっちゃま君を売ったメーカーは日本企業だから北朝鮮におもねった訳ではない」とか言い訳している奴(まだ信者で居るような連中)らも居たようですけど、作っているのが日本メーカーだとしてもそれを使ってメシの種にしているのは在日朝鮮人が多いことは周知の事実なのですから、言い訳にも何にもなりゃしないんですけどね。
> 出版不況が原因ではなく、自分の主張が支持されていないのだということを自覚した方がいいと思われます。
これ、ご本人は本気で「分かっていない」のと違いますか。いわゆる「右派」にとっては、アメリカなんぞより朝鮮半島と中国の方が遙かに大問題だってことが、本気で理解できていないんじゃないかと。「わしは正しい主張をしているのだから、ついてこない奴らが間違っている!」と本気で信じているんでしょうよ。ま、「自省する回路」がついていない人は、どうしようもないということですね。
<パチンコおぼっちゃまくん>
コロコロ連載当時の読者も今では20~30代になっていますので、客層としては狙い目なのかもしれませんが……何ともはや(--;)。
>不沈戦艦さん
<田中芳樹は「こそこそやっている」ので、あんまり目立った感じがしないということですかな。逆に小林よしのりは堂々と本人談で漫画の中で描いていたから、「読者を裏切った」今回は派手に惨状を晒すということで。>
田中芳樹の方も小林よしのり並に言うことは言っていますし、やっていることは醜悪極まりないのですが、小林よしのりに比べれば確かにあまり目立っていない感はありますね。
タナウツの過去の議論でもありましたが、田中芳樹の場合、ファンのニーズの大部分が「小説中に登場するキャラクター達が演じる掛け合い漫才」に集中していて、田中芳樹が真に訴えたがっている社会評論など誰も見向きもしていない、という状況があります。また、田中芳樹が真に自己責任を持って持論を展開している対談本や評論本は、ファンにすらその存在が知られていないほどにマイナーなシロモノばかりなので、そちらは純粋に売り上げの観点から注目されることがありません。
この注目されなさぶりが、田中芳樹にとって幸福なことなのか不幸なことなのか、正直微妙なところではあるのですけどね。己が声を大にして主張し、読者に受け入れられてほしいと考える思想が世間一般から全く注目されず無視されるのは不幸な限りなのですが、一方で全然注目されないが故に、いわゆる「炎上」の類には全く見舞われることなく、今の「報われない努力」を延々と続けていくことができるわけで。
その点では、己の言動が常に注目され、読者から様々な反応が得られる小林よしのりは、田中芳樹よりもはるかに幸せな環境にあるのかもしれませんね。まあ今小林よしのりが陥っている惨状はそれ故に発生する自己責任および自業自得なシロモノなのですが。
<ま、「自省する回路」がついていない人は、どうしようもないということですね。>
小林よしのりも、昔は「自省する回路」を豊富に持っていたと思うのですけどね~(>_<)。特に薬害エイズ問題を総括した「脱正義論」なんて「自省する回路」がなければ到底出せるようなシロモノではありませんし。
これは田中芳樹にも言えることなのですが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の一体何が小林よしのりをあそこまで狂わせたのでしょうか(T_T)。
> 田中芳樹が真に訴えたがっている社会評論など誰も見向きもしていない
見向きもしないというか、「邪魔だから全部カットしてくれ」という方が多いでしょうね。中学生以下は除きますけど。
> 小林よしのりも、昔は「自省する回路」を豊富に持っていた
「右路線」に転じて以降ですね。おかしくなったのは。あまりに周囲から褒めそやされすぎて、自分が見えなくなってしまったのではないかと。現在では、自省する回路は全くないとしか言えません。「パチンコに売って何が悪い!」じゃ、どうしようもないでしょう。
>不沈戦艦さん
<見向きもしないというか、「邪魔だから全部カットしてくれ」という方が多いでしょうね。中学生以下は除きますけど。>
あの愚劣な社会評論群については、昔はともかく、最近の田中芳樹は客のニーズになど全くならないことを最初から承知の上で入れているようにしか見えませんね。それこそ「自分自身のストレス解消【だけ】」のために書いているというわけで。
全く、紙の無駄遣い以外の何物でもないのだからさっさと止めてくれれば良いものを。