>「元気でかっこいい男の子を4人以上出せば読者にはウケます(by吉岡平)」
>お好みのタイプをどーぞ。という訳です
*ぜひ「モテモテ王国」のファーザー閣下に「竜の化身がもてるんじゃよ!」と言って作戦を実行して貰いたいもんです(笑)。『竜堂一直線』とか。(ううっ寒い。しかも一部の人しか判らん)
註1:以下の話は少年サンデー「神聖モテモテ王国」(ながいけん)を知っている人しか分かりません。
註2:そもそもこの作品は「田中芳樹の思想的批判」が目的のこの掲示板の趣旨を完全に誤解しています。
「神聖モテモテ王国--初小説がこれか?」
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「さて、キルヒアイスキー君今回の作戦じゃが・・・」
ファーザー、トンカツをほおばりつつ、何かクスリでもやってるかのような確信に満ちた声を上げる。
「また、なにか考えたのか。無駄だと思うが一応言ってみろ」
メガネスキーは表情一つ変えず、箸を動かす。
「ズバリ、竜の戦士がもてるんじゃよ!!常人とは異なる異形の者が未知の能力を以って、日本と世界の名所をサザエさんのOPのように巡って破壊の限りを尽くす(タイアップ付)。そして地球を牛耳る『四姉妹』と闘い続け、そのうちに次女とねんごろになって、牧場でダービー馬の生産に情熱を燃やすことになるのじゃよ!」
ファーザー、また不必要な熱弁を振るう。大丈夫か。
「・・・その四姉妹は、『じゃじゃ馬グルーミンUP』の」
ほうじゃないのか?・・・まあいい、竜の子孫はともかく『常人と異なる異形』という点は演出不要なのは利点だ。」
「よおし貴公らの勇気と忠誠に期待する。この作戦は名づけて『神々の指紋』(ハンコック)作戦!」
「・・・『神々の黄昏』(ラグナロック)じゃないのか?」
ファーザーガラスのコップを持ち上げ「ブロージット!」と言うや否や、コップを床に叩き付け粉々にする。
「あっバカ、替わりのコップ誰が買うんだ!」
「フッ、卿はまだ若いな」と憐憫の微笑を浮かべつつ、ファーザーは作戦の一歩を踏み出した。もちろん裸足で(笑)。
「ギャアアアアア!」ファーザーの足から鮮血が噴き出す。
「はだしでガラスの破片まみれの床歩いてどうするんだお前。インドの苦行僧か?」オンナスキーは呆れたようにつぶやくが、部屋を出る前に彼が中ダメージを負うのは、もう慣れっこであまり動じてはいない。
「うう・・・と、とにかく作戦を実行するのじゃよ」
<第2章>
さてお約束の、作戦に応じたファーザーの新キャラクターである。
命名『竜の子プロ』
「*解説・・・彼こそは世界に数多い竜族の子孫の中でも、ドラフト1位でプロ入りした逸材である。キャシャーンやガッチャマンも彼の配下にあると言われている」
「『竜堂一直線』は直線だと曲がれないので没になったんじゃよ。このヌンチャクが隠し味じゃろ?」
「燃えよドラゴンのつもりか?」
もう(というより最初から)やる気の失せているオンナスキーであるが、ファーザーは自信満々である。
「なあに、勝つための準備は出来ているから気楽にやってくれ・・・それでは始めるとしようか」笑顔で語るな。
そこに近づいてくるナオン一人。いざ、にじりよるファーザー。
「ぼうやよいこだねんねしな。あのオープニングの餓鬼もわしらの仲間じゃろか。・・・皆さんこんばんは、拙者が竜のブルジョアを打倒し革命をせんと企む竜の子プロです。」
・・・すでに設定が違う。ファーザーはオンナスキーも引っ張り出して名乗らせる。
「そしてこやつが、兄弟の一番末っ子、『竜の子捨(すてる)』です。」
「・・・やな名前だなあ」
「わしらこそ竜堂なんとかいうアマチュアと違い、確かな仕事をするプロですよ!偉大なる竜の子孫である我ら優良民族が、劣等民族を根絶やしにするのです!!諸君らの愛した、ガルマザビは死んだ!なぜだ!」
「お前、何を言ってるんだかわからんぞ。それにナオンも、もう逃げた」
「何い!?・・・ううむ、やはりアピールが足らなかったか。よおしここは竜の魅力をアピールするため、東京の名所を完膚なきまで破壊殲滅するのじゃよ!まず目黒の寄生虫博物館の首、取ったれや!」
そう叫ぶやいなや走り出すファーザー。手にはいつのまにかダイナマイトが握られている。
「お、おい、何をする気だ!誰かそいつをつかまえてぇ!」
しかし、そう叫ぶオンナスキーの声も届かぬ間にファーザーはさらなるお約束の展開に遭遇していた。
そう、警官隊である。
「あんた、何持ってんの」「・・・ちょっとこっちまで来て」
「ギャワー、権力と軍国主義の尖兵が不当に抑圧しにきました!み・・・民主主義の危機ですよ!こうさりげなく竜族らしい社会風刺の評論も交えてみたがナオンはいずこ!??ギャワー」
これもお約束ですでに隠れ、物陰で一部始終を見ていたオンナスキーがぽつり。
「いや、あれを捕まえるのは十分民主主義だと思うぞ」
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|友| 共 闘 希 望|竜の化身|
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|こんにちは。ワシは誠実で |18|178cm|
|明るくりりしい竜の子捨と |----|
|いう竜の化身です。四姉妹 |大学生 |
|と戦っています。年しゅう |----|
|1000万。じっちゃんから受 | | |
|け継いだ土地と家屋敷あり。|----|
|ルックスはわりとみんなか | |
|らハンサムといわれ、服の | → |
|しゅ味はイタリアンスタリ | |
|オン(スタローン等)。 ------
|スポーツは万能で、飼い犬は蛤と虹と |
|蛇。相手への希望はかわいくて明るく |
|てやさしくて料理の上手な四姉妹との戦|
|いにきょう味のある女子生徒。返事180%|
|確実(約2回出す計算) |
| わ し |
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オンナスキー「誰だこの竜堂続は?」
「神聖モテモテ王国(少年サンデー連載)
外伝その2」だ。
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「軍師じゃよオンナスキー。軍師が扇を一振りすれば、一晩で一万人のナオンを用意してご覧にいれましょうぞ」
「また訳のわからんことを。」
「ホッホホ、燕雀いずくんぞ皇国の興廃此一戦に有り。だから、全てを見通しスプーンも曲げる天才軍師の妖術に引かれ、元気な少女が押しかけ女房を気取ってマスコット的人気を稼いだり、一見ボーッとした戦略家をサポートする優秀な美人副官が寄ってくるのじゃよ」
「そう上手くいくかあ…?しかし、美人副官は魅力だな」
「この副官は才色兼備だが料理が下手なのがタマに傷、うっかりカレーで何十人か殺したりする所がまたお茶目で人気が出るのじゃよ」
「やめんか!」
-本日の扮装---------「魔術師 ヤン坊」
(解説)ヤン坊こそ、その神のごとき洞察力で敵軍の動きから明日の天気まで全てを見通す天才軍略家である。かつては親友(とも)の、赤毛のマー坊とニ人三脚だったが、その友はお天気情報の森田さんのテロによって還らぬ人となり、胸のペンダントに永遠に生きている。
----例によって、街を歩くナオンがいる。
いきなりその通り道に、でかい机を置いてそこに座っているヤン坊ことファーザー。
半開きの口に紅茶を流し込んでいる。
「くうーっ、たまらん!紅茶や紅茶、はよ紅茶持ってこんかい、ユリ庵!!」
「おい、ユリ庵って僕か。黒い学ラン来てるから、黒騎士やる予定だったろ?」
「ふっ、甘いな、臨機応変に水の如く作戦を変えることこそ、天才軍師のゆえんよ。よおし、右主力は波動胞一斉発射、左翼はベアークロー装着!!
陽動のため、偽のおとり部隊をあめぞう方面に送り込むのじゃよ!もちろんこの部隊は、頭が悪くても大丈夫なのじゃよ!だって場所が場所じゃし。」
オンナスキー「何のことだ?」
ファーザー「いいから、お前には別の使命を与えるのじゃよ。机の引出しからタイムマシンに乗って、白亜紀のピー助を助けてくるのじゃよ!!」
そういって引き出しに、オンナスキーの頭をぶつけるファーザー。オンナスキー、見事に失神。
振り向いてニタリと笑うファーザー。
「嬢ちゃん、今こそ貴方のような新戦力を投入しないといけないのじゃよ。嬢ちゃん一人、関にあたれば万夫も開く無し。万夫は男だからどうでもいいのじゃよ。」
「な…何よこれ!???」
「『君がいてくれないと困るんだ』。そうすれば、ジオンはあと十年は戦える」
「ちょっとお!!」
「デヘヘヘ、無条件降伏はまだかニャー」
さて、そろそろオチである、おなじみの。
「わしの妹に、なんか用かのう」パンチパーマが恐い(▼▼メ)。
「ギャワー、”牡丹の騎士”ことヤクザンリッター!それは火の7日間以降、タブーのはずですよー!!だれかわしのかわりに、スタジアムで思う存分虐殺してー!!」
「ブロージット!!」と叫んで地面にファーザーを叩きつける(▼▼メ)さん。
―――かくして伝説が終わり、歴史が始まる――
(終)
なんかこのファーザー小早川奈津子に似てるような気が…(笑)
田中芳樹はやはりサンデー系ですな。いまさらながら。