なんとか1で隕石が大都市ばっか選んで落ちてくるわ、と書かれてましたが、
それは別に突っ込むべきじゃないところじゃないですか?
地球に隕石が落ちてきて、ニューヨークやパリなどの都市が壊滅するのは
どう考えても偶然と考えるべきです。または地球の不運とか。
それを見つけられないNASAは別として。
> 地球に隕石が落ちてきて、ニューヨークやパリなどの都市が壊滅するのは
> どう考えても偶然と考えるべきです。または地球の不運とか。
実際に隕石衝突がそういう都市に起こったら「偶然」でしょうけど、映画では、映画の脚本家なりが「どこに落とすか」を決めてるわけですからねえ。映画の中での出来事なら偶然とはいえないでしょう。
大都市が破壊された方が絵的にハデ、という効果を狙った上でのプロットですよね。
で、絵的にハデなら、「隕石がそういう大都市ばっかり狙って落ちてくる確率はきわめて小さい」という科学的事実を無視しているからつっこまれるのでは?
たとえば「こんな大都市ばかりが狙われるなんて、なんて不運なんだ!」とかの、そういうことが極めて珍しい偶然であることを示すセリフでも入ってれば、つっこまれることもなかったんでしょうが。
映画の中で偶然として描かれているシーンだという指摘に対して、
>映画では、映画の脚本家なりが「どこに落とすか」を決めてるわけですからねえ。
>映画の中での出来事なら偶然とはいえないでしょう。
では全然反論になってないっす。
単に「自分は偶然の演出として弱いと感じた」ってだけの話じゃん。
> 単に「自分は偶然の演出として弱いと感じた」ってだけの話じゃん。
そうですが。
でも、「偶然の演出が弱い」ってのは映画の批判として充分ありなんでは?
演出上「偶然として描かれている」ってことに無理があるから、「映画上で偶然とされてるからツッコミどころではない」ってのは無理だ、といったんですけど、どうしてそれが反論にならないのかわかりませんが。
いや、マジわかんないっす。なんで「偶然を演出するやり方に無理がある」ってのが映画の批判にならないのか。
またおなじような事を発言するのですが、
空想科学大学という本に、アルマゲドンの大都市ばかりに隕石が落ちる確率を計算していますよ。(何分の1かは忘れましたが。)
>なんとか1で隕石が大都市ばっか選んで落ちてくるわ、
>と書かれてましたが、
>それは別に突っ込むべきじゃないところじゃない
>ですか? 地球に隕石が落ちてきて、ニューヨーク
>やパリなどの都市が壊滅するのはどう考えても偶然と
>考えるべきです。または地球の不運とか。
実は、世界中のいろいろな場所に(砂漠にも,海にも,雪原にも)落ちているのですが、全部紹介していては映画の時間が足りないので、その中でも大都市に落下して大惨事になったところだけを描写しているのではないでしょうか。
たとえばこんヘンで「ディープ・インパクト」への批判として書かれていた、
「あんな明るい彗星を1年もの間世界中のコメットハンターが見逃すというのは考えにくい」
ってやつだって、「映画の中では偶然誰からも発見されなかったんだ」ですんじゃいますよね?
実際、普通ならとっくに発見されてるはずの明るさの彗星が、なかなか発見されないってことは現実にもあるんですから。
脚本という形でかかれた虚構を偶然として描いて無理なく見せるなら、それをきちんと演出することが必要で、その演出がいい加減だから「それを偶然と言い張るのは無理だ」っていうのがどうして反論にならないのか、本当に分からないんですけど。
もう一点。
>映画では、映画の脚本家なりが「どこに落とすか」を決めてるわけですからねえ。
>映画の中での出来事なら偶然とはいえないでしょう。
映画の中では偶然として描かれてる、ってとこまではいいとして、映画を作った側が、演出とかそれ以前に「それがどれほど低い確率なのかを認識していないかもしれない」という点は?
「けっこう起こりうることなのだ」と勘違いしている可能性は?
「現実の衝突ならどんな低い確率の出来事が起こっても偶然で済ますより仕方ないけれど、映画だったら、それを作った側が、その確率の低さを認識しているかどうかも問題の中に入ってくる」
というのが引用部分の趣旨ですけど?
それが現実にはどれほど起こりにくい偶然なのかを認識せずにそういうシーンを挿入しているとすれば、「科学的に間違っている」という批判を浴びても仕方ないでしょう?
TASさん>
「大都市」の定義を人口100万以上の都市とし、その数を世界中で500とし、その平均の面積を東京都と同じおよそ2000平方キロとすると(おそらくこれらはかなり大きめの見積もり。2015年で100万都市527という試算を見たことがあるし、東京都の面積は郡部や島部など「都市」とはいえないところも含んでいる)、その総面積はおよそ100万平方キロ。地球の総面積はおよそ5億1千万平方キロなので、隕石が偶然大都市に衝突する確率は500分の1以下で、それがパリとニューヨークに連続して起こる確率は25万分の1以下になります。
ちなみにアイザック・アシモフは「地球から宇宙へ」に収載の「ダモクレスの岩」の中で、都市潰し級の大隕石が50年に1度落ちてくると仮定した上で、特定の年に大都市にそれが落ちる確率を10万分の1と見積もってます。
私の仮定では50年に1度という条件をつけていないので、これをつけると約2万5千分の1となり、アシモフがこのエッセイを書いた時代から都市面積が増えつづけていることを考慮に入れればまずまず妥当な線だと思います。
大都市に隕石が落下する確率が1/500だとして、単純計算では確かにパリとニューヨークが隕石の直撃を受ける確率は(1/500)^2です。しかし、ある二つの大都市に隕石が落下する確率は(1/500)^2よりは大きくなります。
また、既にある大都市に隕石が落ちたかどうかは他の大都市への落下確率には影響しませんので、ある大都市が隕石で壊滅的打撃を受けたとしても、それは他の都市の安心材料にはなりません。
さらに、密集した隕石群が北半球あたりに落下することが予想されるという設定を仮定するならば、落下が心配される地域の大都市では1/500より大きい値で隕石落下があると考える必要がありそうです。
---
・・・と書いてみても、もともとの映画に説得力があることにはならないわけではありますが (^^;。「いやホントは隕石で都市二つ(だけ)お陀仏というのはありそうもないというのはその通りだけど。映画のほうでうまいこと言ってくれないので、自分で考えてみるしか。」といったところでしょうか。
「偶然と考えるべき」に対して「映画の脚本家なりが決めているのだから」が筆頭
に来るほどの解なのでしょうか??なぜそれがメインの理由になるのか私も本気で
わかりませんでした。だから脚本家が決めている<から>
じゃあなくて、決めた演出に不満があるからでしょ?とツッこんだわけです。
確率計算をいくら重ねて、いかに不自然かを力説されても、つっこみ所が違う
のでそこはお間違いなきよう。
>演出とかそれ以前に「それがどれほど低い確率なのかを認識していないかもしれない」という点は?
>「けっこう起こりうることなのだ」と勘違いしている可能性は?
仮定の設定をしてそれに突っ込みを入れるわけですね。
およそ世の中のドラマというものは、説明なしに日本しか襲わない無数の敵が
過去30年以上にわたって存在するだけでなく、ホームドラマ世界でも確率
的にアルマゲドン級な出会いと別れなどいっくらでもあるわけです。
その者たちも、まず非科学的と糾弾されるべきなんですかねぇ。元もとは
隕石の命中個所くらいお約束としてもいいんでない?という指摘だと思い
ました。理論的におこりえないことと、確率的に0に近いことをいっしょ
くたにして斬るのはいかがなものかと思います。
>「偶然と考えるべき」に対して「映画の脚本家なりが決めているのだから」が筆頭
>に来るほどの解なのでしょうか??なぜそれがメインの理由になるのか私も本気で
>わかりませんでした。だから脚本家が決めている<から>
>じゃあなくて、決めた演出に不満があるからでしょ?とツッこんだわけです。
それは単に話の前段をぶった切ってるだけですよね。
私の書き込みは書き込み全体としてひとつの意見なので、部分を切り取って文句をつけられてもねえ、ってのが正直な感想ですね。
別に「映画の脚本家なりが決めているのだから」を独立した理由として挙げてるわけじゃないでしょう。「映画の脚本家なりが決めているのだから」→「偶然の確率をどれくらい認識しているかとか、その偶然を無理なく見せる演出が必要なのではないか(あるいは、可能性の低いシーンを入れてうそ臭くなるくらいなら初めからそういうシーンを採用しないという選択もあったはず)」って意見を、どうして引用部分のように受け取れるのかが不思議です。
脚本家が決めたことだから、がかかってるのは、私の書き込みの後半部分でしょ?
部分をぶった切ったせいでそこんとこを完全に誤解してるとしか思えないです。
> およそ世の中のドラマというものは、説明なしに日本しか襲わない無数の敵が
> 過去30年以上にわたって存在するだけでなく、ホームドラマ世界でもいっくら
> でもあるわけです。
> その者たちも、皆非科学的と糾弾されるべきなんですかねぇ。
はい、少なくともその部分については非科学的だと思いますよ。
だからといってその作品が面白くないとか価値がないとかはいいませんが。
私も、別にアルマゲドンが面白くないとは思ってないし、科学的かどうかという視点を別にすればディープ・インパクトより好きですから。
> 確率計算をいくら重ねて、いかに不自然かを力説されても、つっこみ所が違う
> のでそこはお間違いなきよう。
はい、私もそんなことを反論するために確率計算してるわけじゃないですから。
(てゆーか、確率計算の話をそういう話だと思い込まれているあたり、どうもOKBさん人の文章の意図を誤読する傾向があるような気がせんでもない)
国産特撮でも日本しか襲わない敵がたくさん出ているのは確かです.しかし,もっとも大きな理由は「ドラマの舞台が日本だけだから」ではないでしょうか? もし衝突モノがたとえば米国だけの舞台として作られたなら,隕石は米国の都市に落ちるシーンしか出てこないと思います.
ゴジラで言えば,「他国にもゴジラのような怪獣が襲っていたかも知れない」ということでしょうか.
つまりは鰻田さんが言われた
「他にも落ちているけど,絵的に派手な都市被害のみ取り上げた」
と,私は解釈してました.これも
「数百の小隕石が落下しています! いくつかは都市もやられました!」
とかの表現があれば良かったんでしょうけど.
類似例(?)
日本中で年間700件ぐらいしかない殺人事件なのに,コナンくんのまわりは何十件も起きています(笑).
ところで、OKBさんは「起承転結」ってご存知ですか?
OKBさんのいわれてるのは、「起」の部分だけを切り取って、そのあと「承転結」と続く話を無視して批判してるようなものとしか思えないんですが。
なんか書いてる間に修正されたようなので。
> その者たちも、まず非科学的と糾弾されるべきなんですかねぇ。
だれも「まず」糾弾されるべき、とはいってませんが。
アルマゲドンには他にもいろいろ科学的におかしなところがあって、そのうちのひとつとして「ちょっとそこんとこおかしいんじゃない?」程度に入れられたツッコミを、どうして
「まず糾弾されるべきなのか?」という大上段に振りかぶった発想で捉えておられるのでしょう?
地学屋さん>
私もコナンや金田一少年ではそういうツッコミ入れたくてうずうずしてました(笑)
あれだけ身辺に殺人事件が多発してたら、まずコナンや金田一君を疑うよなぁ。
別にお約束はお約束でいいんだけど、「よく考えたら変」ってのを「突っ込んじゃいけない」ってのも妙な話だ、ってだけなんですけどね、いいたいのは。
編集している間に入るレスの勢いに負けてあと一回。
科学的ウンヌンの話だったので、結論←理由←補足 というロジックで
重要なことから書かれるタイプの方だと誤解しておりました。
#まあ世の中「起承転結」ばかりではないということでご容赦を。
といってる間に次が書かれていたので、これで本当に終わりにしますが
> そのうちのひとつとして「ちょっとそこんとこおかしいんじゃない?」
> 程度に入れられたツッコミを、どうして
> 「まず糾弾されるべきなのか?」という大上段に振りかぶった発想で
隕石の墜落シーンが大都市ばかりなんて程度の演出は、いくらでもあるの
だから「運が悪かった」で済ませても良いんじゃない? 程度に入れられた
ツッコみにどうして、重ねて確率計算までしてみせ、程大上段にふりかぶって
否定されるのか? ってのが私の書き込みの発端と経過でしたので、こりゃお互い
さまです。
スタンド同士は惹かれあうって事では如何でしょうか?、、、フォローになってないってwまぁ金田一の後半何件かは確か大きな敵がいて、其れが金田一に対する挑戦的に殺人事件を起こしたり又は実行犯に示唆してたりしませんでしたっけ?
「コナン」に関しては、作中でも目暮警部が小五郎さんに「また君か」「君の行くところはみんな死体の山」「死神」なんて言ってましたね(殺人遭遇率ならコナン君の方が高いのに)。
こういうのは「不自然なのはこっちもわかってるからツッコムな」という作者のメッセージなんでしょう。
実際、この手の「ドラマチックな偶然」がなければほとんどの物語は成り立ちませんし
ドラファンさん、こんにちは。
> 「コナン」に関しては、作中でも目暮警部が小五郎さんに「また君か」「君の行くところはみんな死体の山」「死神」なんて言ってましたね(殺人遭遇率ならコナン君の方が高いのに)。
光彦くんがコナンに
「前から気になってたんですけど、どうして大人相手に喋るときは急に口調やトーンが幼くなっちゃうんですか?」
とツッコむ場面があって、笑っちゃいましたね。
> 実際、この手の「ドラマチックな偶然」がなければほとんどの物語は成り立ちませんし
まったくその通りです。素人探偵が日常生活でしょっちゅう事件に出くわすのも、悪の組織や怪獣が日本を集中的に襲うのも、そうしないと物語が成り立たないからです。
しかし、『アルマゲドン』の場合はどうでしょう。べつに隕石が落ちる場所がニューヨークやパリでなくたって物語は成り立つはず。
「ベーリング海に隕石が落下。流氷の混じった大津波がアラスカの港町を襲う」
「タイ奥地に隕石が落下。衝撃で遺跡が倒壊。ジャングルが炎上し、野性動物が炎に巻かれて逃げ惑う」
「カイロ郊外の砂漠に隕石が落下。舞い上がった大量の砂塵が黒く空を覆い、カイロの街に砂の雨が降り注ぐ」
とかだって、充分すぎるほど絵的に迫力あるし、危機感を盛り上げることができたでしょう。(そう言えば『メテオ』という映画では、アルプスに隕石が落ちて大雪崩が発生するシーンがあっったっけ)
他にいくらでも選択肢があるだろうに、ニューヨークとパリを安直に選んでしまうのは、やっぱり脚本家の頭が悪いからではないかと。
> 地学屋さま
> ASTRO VETさま
>
もう何年も前ですが、TVで「金田一少年の事件簿」を放送時に、金田一少年役の「堂本剛(字、あってたっけ?)」が特集番組のインタビューでストーリーの中で死んだ人数を数えてたシーンがありました。
で、当人曰く
「学校でこんなに死んでええんか?」
作中ですら、学校に人死にが集中していたようですね。(笑
ASTRO VETさん
レスありがとうございます
たしかアルマゲドンは上海にも隕石が落ちてましたよ。
あと思い出したのですが「空想科学大学」では1兆分の1でした。
でも大都市ばかりにおとすのは「ディープインパクト」とかぶるからなのでは?と考えています。
山本 さん、いつもお世話になっております <m(_ _)m>。
あまりに流れが速いので読み落としとかがあったらごめんなさいです m(_ _;)m。
> しかし、『アルマゲドン』の場合はどうでしょう。べつに隕石が落ちる場所がニューヨークやパリでなくたって物語は成り立つは
ず。
> 他にいくらでも選択肢があるだろうに、ニューヨークとパリを安直に選んでしまうのは、やっぱり脚本家の頭が悪いからではないか
と。
これって、最初のゴジラが日劇に向かってやってくるのと同じなのではないか知らん?
一番マーケットの大きなところを舞台にすることは物語としての必然性はなくても商業的必然性はあるのではないかと。
モスラがニュー・ヨークならぬニュー・カークを襲ったのも、この理由でしたよね。
特にニュー・ヨークとパリの場合、日本人にはよく解らない欧米人にとってのある種の感覚があると思うのですよ。
『ガメラ』の「京都炎上!」という惹句に我々が感じる何かに似たようなものが。
パリを炎上させようとした総統閣下やWTCを狙ったテロリストさんたちはそこがよく解ってらしたのではないかと。
かつて『SFフェスティバル』というイヴェントで大伴さんがフランス映画『ラ・ジェテ』を上映してくださった際に、劇中の人体実
験の場面の背後でボソボソと話し声が聞こえるのはドイツ語だと指摘されていたのを思い出しました。
『アルマゲ』の場合、「安直」ではなくて意識的なものなのか、やはり「安直」にやったのに無意識にそういう面が出てきたのかは判り
ませんが。
……他の面を考えると後者なのでしょうかね、やっぱし (^^;)。
http://member.nifty.ne.jp/sv/yaku.htm
隕石が大都市ばかり狙うのは其れが「隕石の直接的被害としては派手」だからでしょうね。山本さん仰るベーリング海云々は確かに隕石が直で落ちるより映像的に派手だし被害が大きい、でもあくまで隕石が起こした2次的被害だから、其れよりは嘘でも隕石によってビルが貫通されるとかの「視覚的判り易さ」狙ってるのかも、、、。まぁ勿論安直ですが、一概に其処迄責められる程でも無いかと。
関係無いけどゴジラとかって、何で建物壊しながら向かってくるのかって事もちと科学的には説明が付かないかな~とか。幾ら頑丈な身体でもあんな鉄筋コンクリートとか壊しながら進んできたら痛いでしょうし。海の中進んできたから体が痒くなってたとか?w
はじめまして
emmと申します。
いつも楽しく拝見さしていただいています。
赤川次郎先生が幽霊シリーズで書いておられたのですが
名探偵の条件は
なによりも,周囲に数多くの殺人事件が起こることだそうです。
一番の殺人者は名探偵なのかもしれない・・・http://raijin.dip.jp/member/clantl/
はじめまして、山本さん、皆さん。
「こんなにヘンだぞ!「空想科学読本」」は購入して読まさせていただき、
かなりの部分に賛同できましたし、柳田氏のデタラメぶりもよくわかりました。
しかし、一つ納得の行きがたいところがあります。それはマジンガーZは快適な乗り物だという部分です。
確かに柳田氏の{マジンガーZが走ると2mの高低でパイロットが揺さぶられる」はおかしいです。
しかし「快適な乗り物」はどうでしょうか?
まず、ものごころがついてオンブなりダッコや肩車をしてもらった人ならわかると思いますが、
結構、ツライものです。かなり揺れますし自分をおぶってる人が足を下ろすたびにその衝撃が伝わってきます。
どうも歩行機械に乗っている人の受けるショックは必ずしも上下の幅ではないように思います。
特に二足歩行の場合は不安定なせいか結構、ショックが伝わってきます。
しかも、オンブやダッコは普通ゆっくり歩きながら行われますが、走られたらかなり痛い気がしますね。
生体でしかもせいぜい2m程度の人間にオンブや肩車された場合でもそうなんですから、
とても身長18mのマジンガーZの天辺にいるパイロットが快適とは思えないんですけどね。
しかもマジンスガーZが走ってる時、もの凄いギコチない感じで轟音をたててドスドス走ってますし。
人間なんてのはたかが砂利道を車で通っただけで凄く揺れや衝撃を感じてしまいますしね。
例え、マジンガーZのヒザや首にショックアブゾーバーがついていたとしても
あれでとても快適とは思えないです。
>富田さん
馬に乗るのと、象に乗るのと、どっちが快適だと思いますか?
>ゴジラとかって、何で建物壊しながら向かってくるのかって事もちと
>科学的には説明が付かないかな~とか。幾ら頑丈な身体でもあんな
>鉄筋コンクリートとか壊しながら進んできたら痛いでしょうし。
一つの仮説を。「ゴジラ」の世界には、モスラやメガヌロン,カマキュラス,メガロなどの巨大昆虫が存在します。実はゴジラが「ゴジラサウルス」として生息していた6500万年前には、超巨大シロアリが存在し、高さ10mを超える巨大蟻塚を造っていたのではないでしょうか。
そして、ゴジラサウルスは肉食恐竜とはいうものの、実は草食恐竜を襲って喰うよりも、むしろ蟻塚を壊して中のシロアリを喰う、という食性を持っていたのではないでしょうか。
その習性から、ビルを破壊するのではないでしょうか。
>ジスさん
象の方が快適に思えます。
象はゆっくり歩くイメージがありますが。
>山本先生
> しかし、『アルマゲドン』の場合はどうでしょう。べつに隕石が落ちる場所がニューヨークやパリでなくたって物語は成り立つはず。
アルマゲドンの場合、NY・・・というかアメリカの大都市に落ちる事は絶対必要だと思います。
日本制作の『NYだけがパニックになり日本は安全なゴジラ』や
アメリカ制作の『日本や中国が大惨事になってアメリカは無事なアルマゲドン』
の様な映画ができても誰も喜ばないし、
自分のところは安全なのに命を賭けてその問題に対処する映画という方が馬鹿じゃないかと思います。
こういう都市が破壊される映画の場合、少なくとも自国の主要な都市が壊れるのは
作品上は偶然でも制作上は必然であるべきじゃないかな?と思います。
それを
> 他にいくらでも選択肢があるだろうに、ニューヨークとパリを安直に選んでしまうのは、やっぱり脚本家の頭が悪いからではないかと。
というのは暴言じゃないかと思います。
>そして、ゴジラサウルスは肉食恐竜とはいうものの、実は草食恐竜を襲って喰うよりも、むしろ蟻塚を壊して中のシロアリを喰う、という食性を持っていたのではないでしょうか。
>その習性から、ビルを破壊するのではないでしょうか。
成る程、面白い仮説ですね~。まぁゴジラをそう云う昆虫系だけを食べる生物だとしたらあの肉を食いちぎるのに向いたギザギザな歯がちと疑問湧きますがwでもどっちみち雑食系の恐竜なのかな?
K-960さんへ
いや、あの映画に多々ある他のツッコミどころと、なによりも、三時間もだらだらつまらない話をやって、ダレどころになると、とりあえず隕石を落とすという作りの荒さを考慮すると、ただ単に脚本家や監督が何も考えていないとしか思えないんです、はい。
さらに言うと
>こういう都市が破壊される映画の場合
『アルマゲドン』は、「地球に激突する小惑星を、激突前に破壊しに行く話」「本命の小惑星が激突する前にも、小惑星の破片が、地球各地に隕石として降りそそぐ話」であっても、「”都市が”破壊される話」ではないのです。危機に晒されているのは”地球全体”。で、まあ一回ぐらいは都市に落ちるシーンは必要としても、アメリカ国内に限定しても、ナイアガラの滝とか、グランドキャニオンとか、ネバダ砂漠とか、五大湖とか、都市以外の激突シーンに使えそうな場所はいくらでもあるのです。
こういう話で、隕石落下シーンとして、都市しか思いつかないのは、やはり、何も考えずに作っているしか評価しようがないです。はい。
念のために確認しますが、『アルマゲドン』で、都市以外に隕石が落ちているシーン、なにかありましたか?
>富田さん
マジンガーZは、そのサイズ故によほどの前傾姿勢を取らないとゆっくりとしか歩けないんですよ。速く歩くと、それだけで月面上の人間のように飛び跳ねちゃいます。
仮にすごい前傾姿勢で走ったとしても、そのサイズ故に操縦席の動きは人間におんぶされるよりもゆったりとしたものになってしまうのです。
アルマゲドンの脚本家の頭の悪さと言う点では、何処に落ちたかかという以前に冒頭からの宇宙空間で炎を上げて落ちていく隕石を見た瞬間から何も考えていないとしか思えませんでしたね。
ああいう事を確信犯でやるのならもっとチャチにやるでしょうし。
まあ、その次のパールハーバーからしてアレな映画でしたので、TVで見る前に考えてない映画というのが判ってしまっていたのですが。
その何も考えていない者の足元にも及ばない演出・脚本家の多いこと(爆
http://www.net24.ne.jp/~f10623/simpson-bruckheimer/donjerryprof.htm
「SF作家とは常識外れなやつに決まってる」
という批判に対する
「何が常識かわきまえてこそ、非常識なストーリーが面白く書けるのだ」
という反論を思い出しますね。
まあ、個々の感想は尊重するとして、他人を言い負かすような話題でないことは
皆さんわかってやってるのかな?私としてはこの感想を強く支持します。
http://www.oekaki.org/yuji/text/impr/mvi033.htm
OKBさんへ
「もっと下がいるじゃないか」という論法は、あまり誉められたものではありませんが。
まあマイケル・ベイは、爆発に対する情熱とセンスだけは飛びぬけてすばらしいと思います、はい。ストーリーとかそっちのけで。しかし一芸だけでも飛びぬけているのは、それはそれですばらしいことであります(*)。
だから『パールハーバー』も、「真珠湾攻撃のシーンだけを抜き出した特別編集版を作ってくれ」「とてつもなくつまらないラブロマンスを二時間近くも続けたのは、真珠湾攻撃で観客に大きなカタルシスを与えるために、脚本などを計算しての事だったのですか?」なんて言われていますから。
*:そういえば、『こち亀』でも、こういう映画監督が出てきて、両さんと、爆発の力技映画、ドラマの談義で盛り上がっていたり、両さんがどんどん無茶になる爆発シーンにつきあわされて死ぬ思いをした話があったなあ。
注記:2002/12/3 AM7:20にマイケル・ベイを、なぜか製作のブラッカイマーと間違えて書いていたのを訂正しました。
山本弘さんも本で指摘されていた通り、
そういう場合は科学的事実よりも映像や基本設定が優先されるべきじゃないですか?
つまりマジンガーZは設定に時速360kmで走るとあり、
しかも原作やアニメの映像で実際に普通に疾走している映像がある以上、
それを否定しても仕方ない事で、そっちを優先すべきだと思うのです。
極端な話し、それを否定するくらいなら「マジンガーZの世界はパラレルワールドなので物理法則が違う」といった説明をつけた方がまだマシです。
うーん、でも、これだと私の最初の文章とやや矛盾してしまいますね。
ただ、私は山本さん「快適なコクピット」という科学的説明がどうかと思いましたので。
> >ジスさん
うーん、下の私の書き込み少し違ったでしょうか?
あなたはマジンガーZで実際に走っても操縦席はさして揺れないと言いたかったのですか?
> ジスさん
> おんぶされるよりもゆったりと
山本氏がFAQで
> たとえば1秒に2歩(歩幅50m)なら、重心は1歩ごとに最大31cm上下します。
> 兜甲児にとってはかなり不快かもしれませんが、
とされていますが、この動きが可能だとしたらあまりゆったりとは言えないような。
たまたま遊園地にあるモーションライドの制御などを手がけているのですが、2Hz
で30cm、サインカーブで上下するのは一般のライドでもかなり激しい動きになります。
着地のショックを加えると富田さんのおっしゃるのも無理はない気がしますが。
訂正:1秒間で2歩なら1Hz?上下動2回と考えると2Hzでシミュレートすべきか?
富田さん、こんにちは。
山本先生は、柳田さんが「マジンガーを科学的に考えるととても乗っていられない」と主張するのに対して「マジンガーを科学的に考えるととても快適だ」と反論しているだけで、「原作版のマジンガーは快適だ」と言っているわけではないと思います。原作版のマジンガーの乗り心地は、作中の描写に見られるように、「強化服を着けなければ危険だが、無しで乗れないこともない」という程度のものだと思います。
「こんヘン」では、原作について論じているのではなく、「柳田版」について論じているのだということを念頭におかないと。
街を破壊する怪獣を、隕石に置き換えただけ。そんな感覚で「アルマゲドン」を見てました。
SF的考証は、ウルトラマンと大差ない。
が!あれを科学的に交渉された描写である、泣けてしまう人間ドラマである、などと思わせてお金を払って見させられるのはたまらない。
だから、都市ばかり選んで落ちて来る、くらいの突っ込みはいれたくなるな。(いや、突っ込みどころは他にもあるけどw)
宇津見さん
>いや、あの映画に多々ある他のツッコミどころと、なによりも、三時間もだらだらつまらない話をやって、ダレどころになると、とりあえず隕石を落とすという作りの荒さを考慮すると、ただ単に脚本家や監督が何も考えていないとしか思えないんです、はい。
激しく同意します!!!
皆さんお久しぶりです。(誰も覚えてなかったりして……)
富田さん、はじめまして。
> 山本弘さんも本で指摘されていた通り、
> そういう場合は科学的事実よりも映像や基本設定が優先されるべきじゃないですか?
> つまりマジンガーZは設定に時速360kmで走るとあり、
> しかも原作やアニメの映像で実際に普通に疾走している映像がある以上、
> それを否定しても仕方ない事で、そっちを優先すべきだと思うのです。
ちょっと勘違いされているようですが、山本氏の指摘は柳田氏の「マジンガーは1秒に5歩のペースで走る」
という設定を前提にしており、「時速360km」という設定や作品中の描写は否定も肯定もしていません。
「時速360km」というのはオフィシャルな設定だとしても、「1秒に5歩」というのはあくまでも柳田氏の独断による設定です。
さらに柳田氏は「陸上選手でも20cmは上下しているだろう」と根拠のない推測をしています。
作中の描写を無視して「独断による設定」と「根拠のない推測」で論を展開するから、山本氏は
「おいおいそりゃ違うだろ? あんたの設定に従うとこうなっちゃうよ」とやって見せたわけです。
設定や作中の描写を否定しているのは山本氏ではなく柳田氏なのです。
>ドラファンさん
『金田一少年の事件簿』でも、金田一一がゲストの刑事に怪しまれていたりと、けっこうあちこちで見る自虐ネタですね。
で、名探偵の周囲で殺人が起こりまくる状況の異様さですが。
これって本来は、逆に名探偵のおかしさを誤魔化すための手法だったと思います。
現在の、それも日本の警察が素人探偵に捜査の協力をあおぐなんて事はまずありえないし、その設定に現実味を加えるのは難しい。そのため偶然名探偵が巻き込まれるという手法を狙っていたのではないかと。
警察が一般人に協力をあおぐ事は現実的にほぼありませんが、偶然旅先で殺人事件に何度か出会う事はまだ確率的にありえます。
ところが、シリーズが進むにつれて名探偵が偶然遭遇する事件の量がとてつもなく増えてしまい、出会う確率が天文学的に低くなったため、こんな状況になってしまったのではないかと。
どんなシリーズ名探偵でも最初のころに出会う事件の数は少ないです(そりゃそうだ)
だから、長期シリーズになる目算がたたないころに偶然出会い型の探偵に設定して、ヒットした後で苦労してるのではないでしょうか。
この問題を解決するために、初期は出会い型の探偵だが、途中関わった重大事件によって警察等と懇意になり、警察協力型に移行する、等の方法をとる作家もいますね。
他には、警察に呼ばれたわけでも依頼されたわけでもなく、捜査にしゃしゃり出てくる首突っ込み型。これまで事件に出会っていたのは何者かの意志がはたらいていた長篇シリーズ。複数の事件自体が連鎖していたシリーズ。
等々、ミステリ作家も色々苦労しているわけです。
横から口を挟んで申し訳ありませんが、「アルマゲドン」論争は以前、会議室であったID4の話と似てきましたねえ。
あの脚本が計算されたものか、何も考えてないかどうか。なんか、だんだん水掛け論になっているような気がするのですが。
私個人としては、エンジンを吹かしたままのシャトルで小惑星に突っ込んで行くような無茶(他にも色々ありますが、いちばん笑ったので)な連中に必然性なんかない、が感想です。
このまま続けるのなら、これもそろそろ会議室へ移行することを提案します。
あと、マジンガーZの走行ですが、そもそも人が歩くときに頭が揺れるって前提することから既に、柳田氏の悪意を感じます。やろうと思えば人間は頭に本を載せたまま歩けます(アニメなら∀ガンダムでローラが練習させられたヤツね)。私の先生は分厚い図鑑を頭に載せたまま早歩きをやってみせたことがあります。
人型だからといって、頭部が上下することまで人間そっくりの動きをさせる必然性はないのだし。でも、それで終わっては柳田氏への反論としては弱いので、山本様の方法論は間違っていないと思います。
>富田さん、たつひこさん
> そういう場合は科学的事実よりも映像や基本設定が優先されるべきじゃないですか?
> つまりマジンガーZは設定に時速360kmで走るとあり、
> しかも原作やアニメの映像で実際に普通に疾走している映像がある以上、
> それを否定しても仕方ない事で、そっちを優先すべきだと思うのです。
だったら、映像で操縦者が特に不快そうではないのですから、それで納得すればいいじゃないですか。
マジンガーZが走るのを物理的に見たらおかしいというのは、これはもうどうしようもないことです(身長が10倍なら、等身大の人の0.1G相当になるのはFAQにもありますね)。
ですが、まず、柳田氏はそこで科学的に間違ったツッコミ方をしているのです。その前提を採用したとしても柳田氏の言うような形での不快さはないはずだ、というのが山本先生の論です。富田さんはそれに対する反論がしたかったはずですよね? だったら、物理の法則にそって話を進めるしか無いでしょ?
たつひこさんの引用されているFAQにあるように、マジンガーZが1秒間に2歩で走れば、操縦者はかなり不快かも知れません。しかし、人間が0.1Gで走ることを考えてみてください。1秒間に2歩で走れると思いますか? おそらくは数秒に1歩で走ることになると思います。空気抵抗もあるんでほとんど地面に水平に体を倒した状態での走行になるでしょうけれど。走っていると言うより飛んでいる状態に近いですね。少なくとも、映像の通りには走れません。
残念ながら巨大ロボットそのものにも実現するには無理があるのですが、巨大ロボットが二足走行で時速360キロという設定はそれに輪をかけて無理があるんですよ。
マジンガーZが二足歩行のまま時速360キロで走って、映像に出ていないからという理由で「十分な衝撃吸収機構がない」と仮定したら、やっぱりかなりの不快でしょうね。でも、操縦席が重心と同じ動きをしなければいけない理由なんて無いのですから、「走ってるんだから衝撃吸収機構が有る」ことにすればいいじゃないですか。そんなの走行ポーズに比べれば些細な問題です。
たとえば、もっと遅い速度でならば、走るのが可能だと仮定します。その場合はやっぱりおんぶに比べても快適だと思いますよ。特に検証はしてませんが。
>鰻田 社会科雄さま
> むしろ蟻塚を壊して中のシロアリを喰う、という食性を持っていたのではないでしょうか。
> その習性から、ビルを破壊するのではないでしょうか。
すると、ゴジラはビルを壊したあと、落ちてきた人間を…!!
マジンガーZについて語る方に質問です。
色々と計算、考案されているようですが
超合金Zの比重などの特性をどのように
想定されているのでしょう?
宇津見さん
> 「もっと下がいるじゃないか」という論法は、あまり誉められたものではありませんが
いや、アメリカ人うけするポイントは何かを何も考えずに、ここまでハリウッドや
アメリカ映画業界で生き残っていけると思いますか? ということです。
日本にだって、何も考えず感性のみで作らせるととても大衆ウケできないつまんない
実験映画作っちゃう監督が、スポンサーの縛りが入っただけでいい感じの作品を
作る例があるじゃないですか。 何も考えてない馬鹿映画という演出をどこまで
感性で引っ張るか、計算するかはケースバイケースですが、その演出を真に受けて
製作者を「何も考えないアホウ」よばわりするのは言い過ぎだと思いますよ。
では、水掛けポイントも見えたところで、この件での発言を私は終わりにします。
>そんなの走行ポーズに比べれば些細な問題です。
ジスさんのスタンスは了解しました。
まあ、富田さんも私も山本先生の指摘自体が、自分の経験と少しギャップが
あるように感じたということでご理解いただければ。
>その場合はやっぱりおんぶに比べても快適だと思いますよ。
このあたりの感覚が難しいですよね。先のライドを動かすときのGの変動を
思い出すとあまり快適とは・・・。
個人差もあると思いますがGの変動にはかなり敏感なので。
現実の縛りが強くて空想には向かない歳になってしまったのでしょうか(苦笑)
こちらでははじめまして。いつも興味深く拝見させていただいております。
談話室の方に移すべきかとも思いますが『ビルを壊すゴジラ』についてちょっとだけ。
えーと、ゴジラってそんなに志向性を持ってビルをバリバリと壊してましたでしょうか。
対戦相手がいた場合や、コントロールされていた場合を除いてゴジラは基本的に道なりに
進んでいるイメージの方が強いのですが。
ちょっと今実際の映像を検討できないのですが、1954年版だと大規模建造物を破壊した描写が
あるのは、品川駅・松屋・愛宕山のTV塔・国会議事堂・勝鬨橋くらいでしょうか。
このうち、松屋とTV塔に関しては明らかに『ゴジラを怒らせて』破壊されています。
品川駅と勝鬨橋に関しては進路の上の障害物を排除している印象が強いです。この辺
普通の動物と余り変わらない行動原理で動いているように思われます。
84年版では新宿に到達するまでに直接破壊された建造物は有楽町マリオンと新幹線の高架
程度で、これもマリオンは手を振ったらたまたま当たっただけ、新幹線の高架は通り
かかった新幹線を持ち上げたものの興味を失って放り投げたら壊れた、といった程度で
こちらも通常の動物の行動をそれほど逸脱するものではないような気がします。
ゴジラの最大の脅威は、障害物を排除する際に放射火炎での焼夷を行うことでしょう。
54年に上陸した際の東京の被害のかなりの部分は放射火炎によって引き起こされた火災
ではないかと思われます(単なる物理的な破壊であれほど炎上するとはちょっと考え難い
です)。また、他の場合でも目障りなものには手より先に火が出ていることのほうが多いと
思います。
ひょっとするとゴジラは恐竜時代に、ある種の毒蛇のように体液を放出して身を守る習性
があったのかもしれません。それが怪獣化した後に『とりあえず放射火炎』という行動になってしまった
のではないかとか思いますがどんなもんでしょう。
余談ですがスーパーファミコンの『超ゴジラ』はゴジラをコントロールして怪獣と戦わせるという
趣向のゲームですが、移動中にビルにゴジラを突っ込ませるとゴジラの体力が削られます(^^;。
やっぱりみんな『痛くねえのか』と思うようで。
『spa!』連載の「空想科学研究所」、今週は『ボルケーノ』なんですが……。
ごめん、この映画に関しては、『アルマゲドン』同様、擁護する気がまったく起きません(^^;)。
だいたい、「ロサンゼルスのど真ん中で火山が噴火」って、「地球に巨大隕石が落下」よりもありえないことなんだけど……まあ、一種の怪獣映画として楽しむべきなのかもしれませんが。
> それが怪獣化した後に『とりあえず放射火炎』という行動になってしまった
> のではないかとか思いますがどんなもんでしょう。
記憶が不確かですが、原作者の香山滋氏が後年執筆された「怪物ジオラ」に
核実験のエネルギーのために高温の息を吐くみたいな描写があった記憶があります。
1954ゴジラもガスを吐いた後に一瞬遅れて発火していたと思いますが、あれは
ゴジラのため息ではないでしょうか。障害物をみて「はあ、またかよ」みたいな。
・・・話題が読本から外れてますね。
なぜ「『アルマゲドン』の監督・脚本は頭がいい」と主張する人がおられるのか、理解に苦しみます。
だって、問題は隕石の落下だけじゃないんですよ。
・宇宙空間でメラメラ燃える流星。
・ロシアの宇宙ステーション内部の重力の方向がデタラメ。
・小惑星の上で風が吹き、火が燃えている。
・スペースシャトルの腹が開く。
・探査用車輌がなぜか武器を装備。(何と戦うつもりだったのか?)
・核爆弾の時限装置の中に赤と青のリード線。(今どきそんな使い古されたネタを……)
・脱出寸前にエンストを起こすスペースシャトルのエンジン。(しかもドンと叩いたら直る(笑))
・地球上のどこも昼。
他にも細かいことを言い出せば、何十箇所もツッコミどころがあります。
これって、作ってるスタッフが何も考えてないことの、まぎれもない証明ではないのですか? これだけの証拠があるにもかかわらず、なおかつ「この監督や脚本家は頭がいい」と主張する人は、現実を見失っているとしか思えないのですが。
(言うまでもないですが、「ヒットした作品」=「頭のいい作品」ではありませんよ。バカ映画でもヒットすることはあるし、演出や脚本が練り抜かれた傑作でもヒットしない例はいくらでもあるんですから)
>えーと、ゴジラってそんなに志向性を持ってビルをバリバリと壊してましたでしょうか。
対戦相手がいた場合や、コントロールされていた場合を除いてゴジラは基本的に道なりに
進んでいるイメージの方が強いのですが。
あれ?そうでしたっけ?ちとこれまた記憶が曖昧かもしれないです、すいません。まぁあんな巨大な生物があんな大都市狙って上陸・進撃するってのがそもそも変ですよね。目的も無くあんな狭い所に行くのなら、草を掻き分けるが如く壊しまくって進行方向確保した方が逆に不自然じゃないかな~とか。US版ってビルの間直角に曲がりながら走ってましたよね?あっちの方が自分の意図しない所ぶつかって逆に痛いかと思ったwまぁあのウミイグアナとニホンゴジラじゃスピードが違いますが、どっちみち人間の作る碁盤の目状の道じゃストレス溜まりそうですw
談話室に移すのなら如何してゴジラやああ云う巨大怪獣は大都市を狙うのかとか、大都市での歩き方とかを考察するのも楽しいかもしれませんね。
>余談ですがスーパーファミコンの『超ゴジラ』はゴジラをコントロールして怪獣と戦わせるという
趣向のゲームですが、移動中にビルにゴジラを突っ込ませるとゴジラの体力が削られます(^^;。
やっぱりみんな『痛くねえのか』と思うようで。
御免なさい、これまたやってないのですがDC版ゲーム、ゴジラジェネレーションズとかじゃビル壊すのに格闘ゲームが如くコンボ表示が有った筈ですw火炎吐いてぶつかって更に尻尾で3HIT~とかでしょうか?やりてぇ、、、。
> > 山本弘 様
ロサンゼルスなど西海岸側は沈み込み帯の上(?)に位置しています。しかも、沈み込んでいるのが海嶺(海洋底が湧き出す
大規模な列状の火山)ですので、火山の噴火は現実味を帯びていると思います。ただし、実際に噴火が多いのはシアトルのあたり
の海嶺が大陸下に沈み込んでいない部分(海洋底のみ沈み込んでいる部分)で、かつロスやサンフランシスコのあたりは沈み込み自体
止まっている(海嶺から海洋底が湧き出すので相対的に止まっている)ことも事実です。そのあたりの説明が欲しいところですね。
でも、日本やアイスランドのようにしょっちゅう噴火している所ではパニックムービーとしてはインパクトはないとも思います。
もちろん、ちょっと水かけたくらいで溶岩流が止まるかというような部分は納得できません(w
#ニューヨークなど東海岸側は沈み込みが起きていないので確かに噴火の可能性は無視できる程度であると思います。
参考までに:
http://georoom.hp.infoseek.co.jp/3litho/12magma.htm
少なくとも自分は「『アルマゲドン』の監督・脚本は頭がいい」とは主張してません。
自分が主張したいのは
1.都市が破壊される映画の場合、主要な都市が壊れるのは作品上は偶然でも制作上は必然であるべきじゃないか?
2.ニューヨークやパリに隕石が落ちたから、脚本家の頭が悪いとするのは暴言(言い過ぎ)じゃないか?
の2点です。
アルマゲ丼の隕石問題で紛糾しているようですが・・・
>K-980さん
> > 1.都市が破壊される映画の場合、主要な都市が壊れるのは作品上は偶然でも制作上は必然であるべきじゃないか?
『都市が破壊される』映画であれば、おっしゃるとおりだろうと思います。
例えば「計算上、衝突コースはパリとニューヨークだ! 阻止しろ!」という映画ならば、都市崩壊の描写は当然でしょう。
「巨大な都市」は人類の文明の象徴な訳ですから、カタストロフを具体的かつ分かりやすく表現する為には象徴を破壊するのが
一番手っ取り早い方法です(安易といえば安易なんですが)。
ただ、
> > 2.ニューヨークやパリに隕石が落ちたから、脚本家の頭が悪いとするのは暴言(言い過ぎ)じゃないか?
を論点とする場合、政策上の偶然であっても作品上は偶然なんですから「人口密集地域にだけ隕石が落下する」というのは
作品として不自然すぎる気がします。
(落下による被害も、パリ・上海とニューヨークを比べると不自然に違いすぎますし)
製作上「隕石が落ちて派手にぶっ壊れりゃぁ良いんだろ」という意図が露骨かつ安易すぎて、少なくとも「頭の良い」脚本とは
思えませんでした。
山本先生が他にも例を挙げておられますが、それらの点と総合すると(そしてその部分だけ抜き出してみたとしても)やはり
「頭が悪いなぁ」と言わずにはおれん訳です。
少なくとも高い金を払い、劇場にまで足を運んで見た私としては。
山本先生は隕石の落下地点だけで脚本家が頭悪いといっている訳ではありません。
それ以外にも何十という間違いがあるからだと言っておられます。
間違わないでください。
ハードロッカーさん こんにちは
「絶対に火山ができない条件」というものを考えれば,直下に沈み込みプレートが存在し,かつ境界面が150kmより浅いことがあげられます.日本でいえば,大阪や名古屋はこの条件下にあります.ロスはこの条件を満たすのか満たさないのか?
ロス郊外を走るサンアンドレアス断層は,海嶺が引き裂かれているところですね.ということは沈み込み帯とは言えないと思うのです.やはり「絶対にない」とまでは言えないでしょう.あと米東部ですが「ホットスポット」や「独立単生火山群」といった例外的な火山ができる公算もゼロではないと思います(確かにきわめて低い確率でしょうが).
いよいよ「ボルケーノ」ですか(笑).職場の仲間もこれを見て,
「なんで溶岩が水のように流れてるのに,噴石がボコボコ飛ぶんだ!?」
「水かけたって,あとから補給されてたら溶岩流は止まらない!」
「あんなに一気に水かけたらマグマ水蒸気爆発起こしてもっと被害が大きくなるぞ!」
「溶岩はあんなに粘性小さくもないし,もっと重い(早足なら上を歩けるらしい)」
「溶岩せき止める車のアーチが逆だ!」
などなどツッコミの嵐でした.あれ扱いはじめたら,本が一冊書けるだろうなぁ….
砂上城 さん、極気楽堂 さん、名前が間違ってますよ。
> 砂上城 さん、極気楽堂 さん、名前が間違ってますよ。
うあっ!!
やってしまった・・・すいませんK-960さん。失礼いたしました・・・
mamimiから書き込んでるんで修正できませんでした。
お詫びいたします。
>ボルケーノ
何が問題かってこの映画、「溶岩で人間が溶ける」描写があるのが問題だと思うんですがw
(その部分を除いたら、そのシーン結構かっこいいんですけど)
しかしいくらなんでもロスの真下に、あれほど大規模な被害を引き起こすマグマ溜まりが何箇所も
あるとは思えないんですけどねぇ・・・
まぁ、そこら辺をひっくるめて(ダンデス・ピークとかより)大好きな映画ではあるんですが。
そういうのを「二分法」というのでは?
脚本家の科学的な知識が少ない、配慮に欠けているということはいえると思いますが、それをもって「頭が悪い」とするのはどうでしょうか。
少なくとも不快に感じたのは確かです。
を題材にしているのですから、それがダメな以上、
「頭悪い」といってしまうことに問題があるとは思えないのですが(^^;;;
というか山本さんの論旨を見ても分かるように、
必ずしも「頭悪い」というのは、決して映画とか作品をけなしていることにはならないです。
「頭悪いシナリオ」でも面白いものはたくさんあります。まあ「アルマゲドン」がそうかといわれば、
どうかとも思いますが。
> ・宇宙空間でメラメラ燃える流星。
すごいんですよ、宇宙は。
> ・ロシアの宇宙ステーション内部の重力の方向がデタラメ。
偉大な人工重力技術なのである。
> ・小惑星の上で風が吹き、火が燃えている。
火星なんか、気密じゃない服で降り立てるし、雪も降るぞ。
> ・スペースシャトルの腹が開く。
背開きは江戸前・・・とかかな。
> ・探査用車輌がなぜか武器を装備。(何と戦うつもりだったのか?)
なんかおったらどうすんねん。
> ・核爆弾の時限装置の中に赤と青のリード線。(今どきそんな使い古されたネタを……)
好きな色は切れなかったりするとかの伏線にできますし。
> ・脱出寸前にエンストを起こすスペースシャトルのエンジン。(しかもドンと叩いたら直る(笑))
操縦者の根性に応える機械は当たり前やないかと。
> ・地球上のどこも昼。
省エネになりますやん。
うーん。頭、ですか・・・?
皆様初めまして。ずっとROMしてたんですが、ちょっとだけ加われそうなので参加します。
ボルケーノはおバカムービーと言って良いと思います。
ただ、私は以前に少しだけロサンゼルスに住んでいた事があるのですが、
そういう人間から見ますとあの映画は結構楽しめました。
「なんとウィルシャーに火山が!」
「おおっビバリーセンターに溶岩が!」
怪獣に街を破壊されるのを見て地元住民がなんとなく嬉しいのと同じですね。
なのでロスの住民にはウケたんじゃないでしょうか、あの映画。
(公開時にはもう日本におりましたので実際は知りませんが)
全世界で公開するようなもんじゃありませんね。
そんな映画を科学的に考証するのは野暮ってもんです。
ってここの皆さんはそんなこと百も承知でしょうけど。
はじめての投稿ですが少し。
実は私も「おや、山本先生、ちょっと言い過ぎでは」と思った口
です。「アルマゲドン」の制作者が知的に怠惰であった。あるいは
制作上の都合で科学考証を全く無視したとは言えるでしょうし、
そういう態度は少なくとも、誉められたものとは言えません。
しかし、「頭が悪い」という言い方は、人格的な誹謗と同視され
がちですし、K-960さんはそのようにとらえたようです。
関西人(私もですが)が安易に口に出すような、
「頭、悪いやっちゃなあ」というのとはニュアンスが異なります。
少なくとも、「よく考えていない」とか「映像がはえればそれで
いいという安易な態度」とか非難するのはいいと思います。
少なくとも、それは人格に対する攻撃ではありませんから。
念のために付け加えておくと
「アルマゲドンの制作者が頭いい」とはとても思いません。
頭のいい山本さんの作品は売れているのでしょうか?
きっと、○○SF大賞とかとっているんでしょうね。
頭のいい山本さんのことだから・・・。
数年前、「B-CLUB」誌で日高トモキチ氏が「アメリカ人は溶岩流は踏まなければ大丈夫だ位に考えているらしい」てな感想を書いていたのを思い出します。http://homepage3.nifty.com/digineba/
>宇宙ステーションの内部からパイプで給油。
ロシアだから。 オイオイ
>陸奥さん
ちゃんと発言を読んでいますか?
>居眠り男さん
そんな物かも知れませんね。
作品に対する褒め言葉で「バカ」「B級」等と使っていても侮辱と取る人もいます。
例えば「これ作った奴は頭おかしい」とかいうのさえ、場合によっては褒め言葉になるのですが。「クラッシュギアTのスタッフ、絶対頭おかしいよ」とかね。
もちろんそういう言葉が駄目だという掲示板等もありますが、ここはそうではありませんしね。
>なぜ「『アルマゲドン』の監督・脚本は頭がいい」と主張する人がおられるのか、理解に苦しみます。
誰も頭いいとは主張してない気が
頭悪いってのは暴言だ=頭いい って事なんでしょうか?
K-960さん、名前間違えてすみません。
「頭がわるい」、あまりいい言葉ではないかもしれません。
ですが、少なくとも山本先生がこの言葉を使うときに、単なる誹謗や中傷が意として含まれているとは思えません。
逆の意味において、どんな素晴らしい語句でさえ、その意の中に誹謗中傷を含ませることは可能なのです。
「頭がわるい」、この言葉を個人的に嫌うのは分かります。ご自分で使わないのも良いことだと思います。
ただ、それを他人に強要するのは「言葉狩り」にすぎません。
言葉とは使い方次第ではどのような物でも「差別用語」なります。
問題は使う者の真意なのです。
> 「頭がわるい」、この言葉を個人的に嫌うのは分かります。ご自分で使わないのも良いこ
> とだと思います。
> ただ、それを他人に強要するのは「言葉狩り」にすぎません。
元の発言は「○○を理由に」という条件も込みでしょ?無条件に禁止する
「言葉狩り」の問題にすり替えるのは反則だよ。
> 誰も頭いいとは主張してない気が
に指摘されてるとおり、妥当な条件かどうかとかは水掛論なので約束通り
もう触れませんが、このケースでは発言者ご自身が、
「あたま良いの反対の意味」で使ったとおっしゃっているのですから、
文字通りのことを言ってるのは明白では?
話かわって。ボルケーノは当時から「怪獣映画」としてとらえている
ひとが周囲には多かったですね。ifの設定ポイントとその後
見せ方の文法は、冒頭から怪獣登場で全編クライマックスのお子様を
飽きさせない最近の怪獣映画よりは、ずっと昭和の怪獣映画に近かったです。
相手が話しをすり替えてきて、主題だった話しを、
いつのまにか「そっちは問題ではなく」といって言葉使いの
問題とかにすり替えてきた場合は、もう相手するのやめませんか?
皆様、こんにちは。
正直、隕石が大都市ばかりに落ちてくる、宇宙空間でメラメラ燃える流星といった点は「迫力ある絵を作るためなら何をしてもいいのや」ということで許容範囲なのですが(まあ、当たり前すぎてつまらんシーンだったですけど)、あのロシア宇宙ステーション内の奇妙なやり取り(ギャグの
つもりかと思ったが、全然笑えないし、シリアスにしてはあまりにトンマ)、小惑星探検車の
どたばた騒ぎのわけのわからなさ、はマイケル・ベイが監督としての資質に欠けるなによりの
証拠だと思います。おそらく彼はごちゃごちゃしてくるとすぐうろたえてしまうタイプの
ヒトなのではないでしょうか(笑)。
「ああ、どうしよう、どうしよう、ブラッカイマーさんが今日来るのに、まだ宇宙ステーションの
カットできてないや、あのヒト、どんなにテキトーにとってもええから、ええからと許してくれる
けど、遅れたら、物凄く怒るもんなー、ああ、胃がいてえ」
こんなんで、テキトーにとったのが、あの宇宙ステーションのシーンだったりして。
(念のために言っておきますが、これはまるっきり私の憶測です。ひとかけらの真実も含まれて
いるものではありません)
http://homepage3.nifty.com/housei/
すみませんでした。
ただ、今回の「言葉狩り」発言は論議が隕石の落下位置の是非から
山本先生の「頭がわるい」発言への論議の移行に歯止めをかけるつもりで
の発言であり論議のすり替えをするつもりはありません。
その点、ご理解下さい。
>十一郎さん
>>宇宙ステーションの内部からパイプで給油。
>ロシアだから。 オイオイ
映画「アルマゲドン」と「ディープインパクト」
(http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/eiga.html
の方もそう思っているみたいですね。ミールならやりかねんと(笑)
この方(横浜こども科学館の天文指導員?)はアルマゲドンの方を評価して
いるようです。
遅くなりましたが、ビデオで『ツイスター』の問題の場面を見直しました。やっぱりというべきか、柳田氏の解説はかなり違います。
『SPA!』に載っている図解では、主人公たちの乗る車の右側だけに静止した竜巻があって、牛はそこに巻き込まれ、竜巻の周囲を半回転して戻ってきたことになっています。そして車の時速は100kmとなっています。
映画ではどうかというと、車は湖の中に伸びた一本道を走っており、竜巻はその左側に2本、右側に1本あり、絶えず動き回っています。
牛はまず左側の竜巻から右の竜巻の手前側へと飛ばされます。続いて、ほとんど同じコースを逆戻りしていきます。(模様からすると同じ牛である可能性が高いです)
つまり2度目に飛ばされる際、『SPA!』の図とは異なり、右側の竜巻の奥ではなく手前側を飛ばされているのです。
はっきり言って、3本もの竜巻が動きながら荒れ狂っている中で、風がどっち向きに吹くかなんて見当もつきません。実際、主人公も「まるで酔っ払いだ。動きがめちゃくちゃだ」と言っています。つまり車は風向きが絶えず変化する中を走っていたわけで、牛の行ったり来たりの動きは、柳田氏の想定する図のような単純なものとはとても思えません。
ついでに言うと、この場面では一度もスピードメーターは映らず、「時速100km」の根拠は不明です。もっと遅いように見えるんですが?
もっとも、どう見ても牛が飛ばされるような激しい風のように見えないし(台詞によれば、規模はF3)、その中を車が平然と走っているのも変です。つまり科学的には明らかに間違っている描写で、その点では弁護のしようがありません。
でも、柳田氏の解説も間違っていることは確かですね。
「頭が悪い」という言い方がお気に召さないなら、「明らかに頭が良くない」と言い換えましょうか?
それでも論旨は通じるんで、僕としては別にかまわないんですが。
どうしてそんなに「頭のよしあし」にこだわるのでしょう。私は先生の言葉遣いが悪いってことを言いたいわけではありません。
「ヒットした作品が『バカ映画』ではないとは限らない」「よく考えられた作品がヒットするとは限らない」のであれば、「『バカ映画』を作ったからといって頭が悪いとは限らない」ということもいえると思います。科学的な知識に欠けている人はすべて頭が悪いのでしょうか? 「頭のよしあし」は映画の出来によって簡単に判断できるものでもないでしょう。それを、単純な二元論で語るのはやめた方がいいのでは?ってことがいいたいんです。
>科学的な知識に欠けている人はすべて頭が悪いのでしょうか?
「ものを知らない」でいいでしょう。
私は観客がバカなので観客にウケる物作るとバカ映画になるに一票。
#隕石が都市ばっかに落ちるのは人死が出ないとアメリカ人は深刻に思わないから、っていうのはどうか?
#こっちの方がよっぽどひどい事言ってますな(^^;
> 「頭のよしあし」は映画の出来によって簡単に判断できるものでもないでしょう。それを、単純な
二元論で語るのはやめた方がいいのでは?ってことがいいたいんです。
それはみんないってると思う(^^;;;
で、ここでいま俎にのっている映画は、
「頭がよくない」ということをいってるのであって、
善し悪しの問題はしていない。
その上で、善し悪しでいえば悪い上に、頭が良くない映画についていまいっているんです。
世の中には、「頭の良くない面白い映画」「面白くて頭が良い映画」もあるし、
「頭が悪い面白くない映画」があるということです。
そしてここではとりあえずいまは、「頭が悪い面白くない映画」が俎にあがっているんです。
というかそんなもん大人のトークをしているんだから、みんな文脈で理解してるんだから、
ちょっとは前後でこういうニュアンス読みとりましょうよ。
他の人の多くは出来ているんですし。
はじめまして。今までROMしてきましたが
「アルマゲドン」の監督・脚本家の頭の良し悪しについて、
少々思った事を書かせて頂きます。
私もアルマゲドンに科学的におかしな箇所が幾つもあるとは思います。(隕石上で、人間には地球上と同程度の重力がかかっている様なのに、掘削マシンだけスラスターを切れば無重力ジャ―ンプ!?)しかし科学的に正確でないという事だけで「監督や脚本家が頭が良くない」と、言ってしまうのはちょっと...
監督・脚本家の使命は映画をヒットさせ、多くの興行収益あげる事でしょう。
そのために試行錯誤し頭をひねって考え、”科学的に不正確なのは承知の上だが、子供からお歳よりにまでウケる、分かりやすい見せ方にした”
または”科学的に深く考える必要無し!と無視し、こう表現した”。
どちらにしろ国内外ともに多くの観客動員数と、多大な興行収益をあげた点でこの映画は成功し、多くの人に面白いと思わせた作品と言えるのではないでしょうか?(個人の感想は自由ですが)
こうした作品の成功は、監督・脚本家の考察の末の成功でもあり、一概に彼らを「頭がよくない」と言ってしまうのはおかしくないか?
と、いうのが私の感想です。
終わりかけた話むし返して済みません。レス結構ですので m(_ _)m
作った物から「これ作ったやつ頭悪いなあ」と評価されたら、作った人間は甘んじて受け入れるべきかと。
大衆ウケが~とか、わかっててやったんだよ~とかいう言い訳は本人がしたら見苦しいし。
ましてや第三者が「彼らはこう考えて~」とかフォローする筋合いも無いし。
バカと言われたくなければ、バカじゃないもの作ればいいのであって。
バカなもん作っておいて我々はバカじゃありませんってのは甘えでしょう。
もの凄く「頭に来る」人って居ますよね。突然キレたりしてねぇ。
子供の頃から「お前は賢いねぇ」とか「エライねぇ」とか「やれば出来る」とか言われて
育って、尚かつ親や友達から罵られた事がないのでしょうかね? 精神的に幼稚なのか?
くじら雲さん
>一概に彼らを「頭がよくない」と言ってしまうのはおかしくないか?
>と、いうのが私の感想です。
はぁ。山本氏が
>「監督や脚本家が頭が良くない」と、言ってしまうのは
というのは貴方の発言の
>(個人の感想は自由ですが)
というのに重複してませんでしょうか?
山本氏が言うと個人の感想ではないのでしょうか?
科学的に「おかしいのが判っていて」描写しているのと、科学的に「おかしいとは判っていなくて」描写しているのでは全然違いますし、その事と「映画としてどうか?」という事は同じではないという事は当の本人が言及してますが?
何故、頭が良くないという言い方に拘泥するんですかね?
「他人の悪口は絶対言ってはいけません」という小学生向けの躾から抜け出てないのか?
頭悪い奴は「バカ」って言われるのが社会ってもんだ。そうやって揉まれてくんだよ。
他人の感想を無視して自分の感想を自分の主観だけで言うのはダメですよ。
なぜ貴方の感想を山本氏の感想より上位に設定しているのでしょうか?
自分の主張が通らないのは不快ですか?
科学的に正しくなくても収益があればいいのだ。とだけいうのは・・・
麻原教祖は神だから絶対的に信心して命令を聞きなさいというのと同じ。
それと、ここは「そういう板」だからね。
今まで、ずっとROMしてたんですが……
ちょっと横レス失礼致します。
この特別会議室は「空想科学読本関係を話す」掲示板では無いのでしょうか?
『ある作品の監督・脚本家が「頭悪いor頭良い」』
『どんな理由でも頭悪いといきなり言うのは悪い』
と言う事を論じる掲示板では無いと思うのですが、違いますか?
どうしてもこれ以上続けたいのなら『本掲示板の方へ移動』してはどうですか?
今はもう空想科学読本と関係ない話な訳ですから、此所で続けるのは『マナー違反』だと思いますが。
マジンガーZは身長18m、重量20tなんですけど、これって軽すぎません?
身長1.8m、体重72kgの人間を10倍にしたと仮定したら、72tになります。
鉄で同じ形を作れば500tを越えちゃいます。ものすごい軽量化が可能なほど超合金Zは軽くて丈夫なんでしょうね。
それはさておき、マジンガーZが時速360km/sを出す方法として、空気抵抗を利用すればいいのではないかと思いはじめました。まず下向きの揚力を発生するような翼をお尻の辺りにつけ、さらに胸に車輪をつけます。これで、ヒザが地面を蹴る邪魔にならないようにものすごいがに股で地面を蹴り続ければ良いのではないかと。これなら、地面から浮き上がらないので1秒間に5回だって地面を蹴れます。まるでゴキブリみたいですが(^^;
ただ、これを二足走行と呼べるかというと違うような気が(^^;
こんなのマジンガーZじゃない、と自分でも思いますし(^^;
ぺいりあん(palien) さん
>山本氏が
>>「監督や脚本家が頭が良くない」と、言ってしまうのは
>というのは貴方の発言の
>>(個人の感想は自由ですが)
>というのに重複してませんでしょうか?
仰る通りです!ダブルスタンダードですねこれは。反省。
どうやら大変ご立腹の様子。失礼しました。 (^^)
はじめまして。
ぺいりあんさん
> 何故、頭が良くないという言い方に拘泥するんですかね?
> 「他人の悪口は絶対言ってはいけません」という小学生向けの躾から抜け出てないのか?
「言い方」に拘泥しているわけではないと思いますよ。
自分の感性に引っかかった問題点のみにこだわり、その映画が目指した方向や目的を読み取ろうとしないまま、作った人間を頭が悪い(明らかに頭が良くない)と断言し続ける山本先生のかたくなな態度に対し、自分はそうは思わない、そうとばかりは言えないのではないか、という事を述べているのです。
> なぜ貴方の感想を山本氏の感想より上位に設定しているのでしょうか?
なぜ「上位に設定している」とお感じになったのでしょうか?
この映画はこうだ、という意見に対し、いやそうではないだろう、と書く事は「上位」な気持ちの現れですか?
ニル・プフェルトさん
>この特別会議室は「空想科学読本関係を話す」掲示板では無いのでしょうか?
場所を移す事に反対はしませんが、今、苦言を呈している人たちにより明らかにされようとしているのは、「こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』」を著した山本先生が「ヘン」だと考える物・事、ツッコみを入れる角度などに対する疑問です。
「アルマゲドン」への
> ・地球上のどこも昼。
なんて、書中の「2001年」に対する言及で、映像表現上の嘘を理解して語っていた方と同一人物が仰る事とは信じられない・・・・・・
これじゃ柳田先生を笑えないじゃないですか。
山本先生。
「こんなに・・・」文章中に「インデペンデンス・デイ」について、「明らかに頭の悪い奴が書いた脚本だ」としてその根拠を著しておられますが、ノベライズ版はお読みになられました?
資料にあたるべし、を書中で何度も繰り返されているのですから、当然チェック済みだと思いますが・・・それにしては・・・
自分は暴言(言い過ぎ)だと 思う/思わない
の1行で済む個人的感想レベルの話でなんでここまでややこしい状態になるん?
>マジンガーZは身長18m、重量20tなんですけど、これって
>軽すぎません? 身長1.8m、体重72kgの人間を10倍にした
>と仮定したら、72tになります。鉄で同じ形を作れば500tを
>越えちゃいます。ものすごい軽量化が可能なほど超合金Zは
>軽くて丈夫なんでしょうね。
まず、私は重量20tというのは、マジンガーZの「正味の体重」だと思います。
つまり、エネルギータンクは空にし、ルストハリケーンのための酸のタンクも空、腹部から飛び出すミサイルも取り出して空にした状態です。
また、前腕,脛についているのは「装甲板」ではないでしょうか。これも取り外します。ブレストファイヤーのための放熱板も、後付けのパーツと考えて外します。ロケットパンチだって、本当は後付けでは? これも外します。ホバーパイルダーももちろん外します。
こうして、完全に裸になった、非常に体内に空洞の多い状態のマジンガーZが、20tなのではないでしょうか。
喩えて言えば、重武装した自衛官の重量と、身体測定で裸になって計った体重の違いです。
まあ、そうだとしてもよっぽど比重が小さいのですね、超合金Zは。