山本弘トンデモ資料展
2004年度版10-D


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No.22378に関するスレッドです

悪魔の映画・part3 / 山本弘 [近畿] 引用

 長くなってきたんで新スレ立てます。
 リンク集作ってみました。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/devilmanlink.htm

 最初は軽い気持ちだったんだけど、作りはじめたら終わらない終わらない(^^;)。とりあえずサーフィンしててひっかかったサイトやブログはひと通りフォローしようと思ったんですが、あまりにも多すぎる! みんな熱心に語ってるんですよ、『デビルマン』という映画について。
 なんかもう、映画そのものについては、これ以上語る必要ないんじゃないかと思います。すでに伝説化するのは確定ですから。

 1~2割はこの映画について肯定的な意見もあるのですが、リンクするのはやめました。なんか、さらし上げるような気がしてかわいそうで……。
 面白いのは、原作ファンの人でもこの映画を評価している人がちょくちょくいるんですね。「原作に忠実だった」「ちゃんと美樹の首切りシーンがあった」という点が評価されているようです。
 どうも、原作のストーリーを知っているがゆえに、映画が語っていない部分を補完して観ているんじゃないかって気がするんですが……。

 一方、否定派の中でも意見の対立があります。特にCGについては「迫力があった」「しょぼかった」と、意見がまっぷたつに分かれています。
 この場合、良かったかどうかは、何を基準に観るかで変わってくるでしょう。そりゃあ『ビーストウォーズ』みたいな数年前のCGアニメに比べりゃ、格段にいい出来なんですが、2004年の劇場用映画としてはどうよ? と思ってしまいます。ラストのハルマゲドンのシーンのビジュアルにしても、『スポーン』の地獄のシーンを見せられてるだけに、あんまりすごいとは思えないんです。
 はたと気がついたんですが、この印象の違い、映像技術の進歩のスピードのせいかもしれませんね。CGというものを、10年前のイメージで見れば、『デビルマン』のCGは十分にすごいのかもしれない……観客の感覚が技術の進歩についていっていないのではないか、と思いました。
 その一方、ほぼ全員の意見が一致しているのが、
「主役の演技がダメ」
「渋谷飛鳥は良かった」
 の2点でした。そうだね、あの子は良かったよね。
 最初からミーコとススムを主人公にして外伝みたいに作っても良かったんじゃ……。

 ヨコヤマさん、こんにちは。

> ttp://moe2.homelinux.net/src/200411/20041103755422.jpg
> 某画像掲示板でみつけたモノです。
> ちよちゃんの精神に傷を負わせた『デ』。榊さんバージョンも見てみたい(w)

 笑わせていただきました。これっていくらでもできそうですね、『でびるまんが大王』とか言って。

****************************
「実写版っていいよね。映画界ではやってんでしょ?」
「はやってるわけじゃ……」

「ほわーん!!」

「とかシリアスな場面で奇声を発するなんて夢も実現できるのよ!」
「そんな夢すててしまえ」

No.22378 - 2004/11/13(Sat) 16:17 [zaqdb72e8b5.zaq.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / Keny 引用

「ああ、私ぃ、デエモンになっちゃいましたよー!」
「私なんかもうサタンだもんねー!」
「なに?祝って欲しいの?」
「合体を祝ってほしいのか?」
「♪ハッピーバースデーデビルマン」
「♪ハッピーバースデーデビルマン」
「もう了なんかパーティ呼ばないから!」
「何!!それじゃあケーキが食べられねーだろ!!」

          ★

 釣られてぱっと書いてしまいましたが...。今一だなあ。
 うーむ、やっぱりあの台詞は大坂の方が似合うか。
「ああ、うちー、デエモンになってもうたー」
 後が続きませんですが。
 も一つ。

          ★

「サタンだからですか?!」
「サタンだから撃っているのですか?!」
「やはり了君はユーモアのセンスがありますな!」
「ああ、ちょっと急いでるから」

No.22379 - 2004/11/13(Sat) 19:13 [EATcf-258p168.ppp15.odn.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / 克森 淳 [地球外] [ Home ] [ Mail ] 引用

 映画は見ていないけれど、このスレは「でびるまんが大王」スレと化したようなのでいくつか。

その1
ちよ・大阪・とも・よみ・榊・神楽
「実写映画に
 なっちゃった」
那須監督
「みんな
 おしかったネ!!」

その2
大阪
「サタンふたなりやないやん!!」
那須監督
「え?
 あー…」

大阪
「あ!クリーチャーっぽく
 デザインさせたな!!」
那須監督
「うん」

大阪
「サタンは!両性生物って
 描いてるやん!!」
「あかんやん!!」

大阪
「原作を読みなさい!!」

那須監督
「ご ごめんなさい
 ……え?
 なんで怒られてるの?」

その3
ゆかり先生
「デビルマン
 …実写映画化か…」

 ず…(茶を飲む)

「はっはっはっ」
「変なの」

 ………お粗末さま。

No.22385 - 2004/11/13(Sat) 21:20 [eaoska161165.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / 砂上城 [中国] [ Home ] 引用

リンク集に無かったようなので。
TRPGを知る人なら、きくたけリプレイ等で御馴染みの
田中天さんのサイトにおける「デビルマン」に関する日記です。
(バイオ2の話題も入ってますが)

「天日録」(カテゴリー別)
ttp://d.hatena.ne.jp/tentana/searchdiary?word=*[映画]

読めばすぐにお分かりになると思いますが・・・
天さん、なんと「デビルマン」を3回も見に行ってます。
3回! 3回? 3回!?(恐怖のあまり悲鳴を上げて火口へダイブ)
3回ですよ皆さん!
とてもじゃないですが、私には真似できません(笑)
何故なら。
私、途中で見るの止めて帰っちゃったからです。
「ああ、俺・・・コミケの原稿も描かずに何やってるんだろう」と、
ふと現実に戻っちゃって(苦笑)

田中さんは偉大だなぁ。
師匠と呼ばせてください。というか結婚してください。

No.22386 - 2004/11/13(Sat) 22:25 [YGNfi-01p2-210.ppp11.odn.ad.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / 倉橋アキラ [近畿] 引用

皆様、はじめまして。
以前から拝見していたのですが、今回初めて書き込ませていただきます。

こちらの掲示板で皆様の議論を読んで興味を持ち、私も先日『デビルマン』を観て来ました。
感想は・・・なんというか・・・衝撃を受けました。
ここまで全てにおいて無茶苦茶な映画初めて観ましたよ・・・。
すでに散々ツッコまれていますが、脚本にしてもキャストにしても、なんで途中でストップをかける人がいなかったのか理解に苦しむ代物です。

でも、じゃあこの映画が面白くなかったのかというとそうでもなくて、かなり楽しめてしまいました。
なんでこんな出来の悪い映画を楽しめているのか自分でも不思議だったのですが、改めて考えると、私はこの映画の「タガが外れた感じ」を楽しんでいたのではないかという気がします。
普通どんな映画でも物語や演出に作者の「理性」を感じられるものです。
でも、この映画にはそれがまるで無い。
そのことで映画としての出来は凄まじく悪くなっている反面、計算しては出来ない、何か感性にダイレクトに訴えかけてくるような生々しい迫力が生まれているように思うのです。
ネット小説などを読んでいると、出来は悪いのに異様に印象に残る作品に出会うことがありますが、それと似た感覚です。
(まあ、最初からまったく期待せずに見たのが功を奏したというのも大きいのでしょうが。)


>山本先生
>リンク集

リンクに無いもので、面白いものがあったので紹介させていただきます。

「Cafe にちようび」
http://elith.at.infoseek.co.jp/main.htm


では皆様、これからもちょくちょく書き込みさせていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

No.22392 - 2004/11/14(Sun) 03:26 [EAOcf-51p213.ppp15.odn.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / ヨコヤマ [東海] 引用

 考えてみました(久しぶりに単行本、読み返したなぁ)。
「微妙な出来ねぇ~」
「うん……原作ファンとしては、泣ける……」
「あははー ちよちゃん高校生なのに泣いたー」
「でも、後ろで観ていたおっきなお姉さんもぼろぼろ泣いてたよ」
「あはは そーなんだ」

「うえっうう、ううっ……」(泣いている榊)

 うーん、イマイチ。

No.22396 - 2004/11/14(Sun) 10:14 [cassiopeia.aitai.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / 塩田多弾砲 [ Mail ] 引用

「映画壊れた」

原作ファン「ねー、デビルマンの実写化。原作尊重してくれた?」

那須監督「あ、しまった。忘れてた」

原作ファン「はぁ、やっぱし。あんたに期待した私がバカだったわ」

那須監督「ばーか」

「ばーか」

 ぐぐぐ……

「ばーかばーかー」

「正直者」

(風邪で一緒に見られなかったよみさん)

よみ「おはよー」

ちよ「あ、よみさん。治ったんですね。きのうは残念でしたー」

よみ「ん? あ、ああ。デビルマンおもしろかったか?」

ちよ「え、えーと(正直に感想言った方がいいのかなー それとも…)」

とも「いやもーサイテー!」

ちよ「あ」

「仲間外れ」

とも「でもさー、台本棒読みでまいったよねぇー」

ちよ「あ!そう! そうです棒読みでヘトヘトですよー」

大阪「そーそー、とくにシレーヌとの戦いは意味なかったで」

とも「あんだけのキャラを、あんな無意味にさせられちゃ不条理だよなぁ」

大阪「そーやー、変なカメオがもーうるさーて」

とも「またミーコの方が演技うまいしさー」

大阪「あははは。日本刀振り回してたんなあ」

とも「いやほんと! よかったね見れなくて」

よみ「……」

よみ「キエーッ!!(クワッ)」

とも「わっ! よみが壊れた!」


 久方ぶりに「他作品あずまんが化」のネタですね(笑)

 でも、「でびるまんが大王」……「あずまんが大王」って、パロディにしやすいしされやすいよなあ。

>山本弘様

>その一方、ほぼ全員の意見が一致しているのが、
「主役の演技がダメ」
「渋谷飛鳥は良かった」
 の2点でした。そうだね、あの子は良かったよね。
 
 主役があまりにダメダメだったから……ってのもあるでしょうけど、確かに良かったですね。
 もっとも、途中でキルビルぽく日本刀振り回ししてたのはどーかと思いましたけど(笑)。

 そういや、アンチデビルマンリンク集の「甘崎の映像つれづれ」にて。

http://d.hatena.ne.jp/amasakiiori/20041011#p1

 コメントの中に、

# Joetip 『観た善良な市民が(現実世界で)デーモンになって帰ってくる、という映画ですね。』

# amasakiiori 『はっきり言って、私自身がデーモンになるんじゃないかと思ったくらいです。』

# CORVO 『つまりこれはメタ映画であると(ぉ』

# amasakiiori 『メタという言葉を反対にして濁点を入れるとダメ映画。その通りですな(ぉ
それにしても全くこの作品を褒めてる映画評に当たらないのが不思議と言えば不思議です。』

 ……なんか、すごく納得してしまいました(笑)
 なるほどー、唐沢氏は「プロの映画監督が仮にもそんなものを持っていないわけがない。なら、この作品にはどこかに、こういう風に作っ た“意味”があるんですよ、ええ」と日記にて書いてましたが、つまりは、

「観客を怒りの為にデーモン化させる意図で、ああいう作品にした」

……なるほど! こういう意図があったのか! 至極納得。

 っていうか、こんな理由でデーモンになりたくないですけどー(笑)

No.22398 - 2004/11/14(Sun) 11:57 [p45178-adsau14honb7-acca.tokyo.ocn.ne.jp]

でびるまんが大王 / 新井新一 [近畿] [ Home ] [ Mail ] 引用

 見てないんですが、山本先生のリンク先や皆様の話を総合するとこういう事でしょうか?

 「金力」
東映TV班「作るぞ~ウン百万の制作費で」
 ぽい 

 ちゃりん ばさっ

TV班(十億円--!?)

TV班「うわぁっ!」(デビルマン制作現場を見た衝撃)


 「願い」

TV班(十億円でなにを…)

デビルマン班「こんな映画ができました」
TV班「何ィ!?」

TV班「十億円でそんな映画でいいのかーーー!?」

デビルマン班「これ以上何が作れるというのです?」
TV班「……」

No.22406 - 2004/11/15(Mon) 01:02 [cvn014109.bai.ne.jp]

Re: 悪魔の映画・part3 / 菱宮 [東海] 引用

 実は私、この映画を見ておりませんので、内容についてあれこれいう気はありません。

 私の考えでは「プロ」とはお金のために何かをする人間であり、「アマチュア」とは自己満足のためにする人間です。
 そして、「プロ」であることと、「アマチュア」であることは矛盾しないと考えます。
 で、映画評論というのは結局のところ「アマチュア」の視点からのものがほとんどだと思います。
 いい映画か悪い映画かそれがほとんどすべてです。
 この映画で何ぼ稼げるか?何ぼ損をだすか?といった「プロ」の視点は希薄です。

 前置きが長くなりましたが、投影の株価を見ると面白いと言いたかったのです。
 これを見るとデビルマンという「商品」に対する市場の評価がよく分かります。

 まず、試写会直前から値下がりし、その後、いったん持ち直すも、公開で再びどん底へ・・・

 もう笑うしかないですね。
 多分私はこの映画を一生見ないでしょう。
 「作品」としても「商品」としても失格点を与えられた映画を見るほど暇ではないので。

No.22766 - 2004/12/21(Tue) 01:33 [ZJ125154.ppp.dion.ne.jp]



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