2007年01月09日
15:09
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1:
ウィザード
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まず、「TVのチカラ」トピのメッセージ34、35、36、37にて、山本弘さんが2006年12月25日に放送されたヨルゲンの透視内容を検証されていますので、そちらをご覧ください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3074555&comm_id=433078
私のほうは、ヨルゲンとTVのチカラのさらなるトホホぶりがよくわかる2006年8月14日に放送されたヨルゲンの透視内容を以下で紹介&検証します。
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2007年01月09日
17:02
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2:
ウィザード
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2006年12月放送の4ヶ月前、8月14日の2時間スペシャルの中で、ヨルゲンは「岩城さおりさん失踪事件」の透視を行いました。
番組では、スウェーデンのある番組から「オーディションをした40人の超能力者の中でも、特に優秀だった超能力者」としてヨルゲンを紹介されたそうで、早速彼の元へ向かいます。(途中、いつものとおり宣伝用の過去の透視事例を紹介)
番組によると、ヨルゲンは「失踪者の肉体的苦痛・精神状態を自らの身体に映し出す超能力者」とのことですが、テレチカのスタッフがヨルゲンに会うと、いきなり「痛い」「とても痛い」と言いながら、右半身の痛みを訴えだします。
さらに、「あなたたち(テレチカのスタッフ)と関係している」「誰か死んだ人」「痛みが伝わってくる」と言いながら、その痛みが、さおりさんと関係があることを示唆します。
これが放送された8月の時点では、さおりさんの死因などは不明でしたので、この場面はそれなりにもっともらしく見えるんですが(宣伝VTRでは過去に頭の痛みを訴えて、被害者の死因(頭部を銃で撃たれた)を当てたとされていた)、実はこの場面、12月の放送では“都合が悪いのでカットされた”部分でもあります。
というのも、この後でも触れますが、ヨルゲンは さおりさんの死因を「崖からの転落死」と透視しており、何度かそれに関係する発言を繰り返していたので、本当の死因が「睡眠薬による服毒自殺」であり、崖から転落などしていないことが判明してしまっている現在では、都合が悪いのでカットしてしまったのだと思われます。(以下に続く)
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2007年01月09日
20:09
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3:
ウィザード
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さて番組のほうでは、さおりさんの居場所について透視が始まります。(以下はその内容)
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▼「突然細い道を感じる。細くてグネグネ曲がりくねった上り坂を歩いていて、上に伸びる階段がある。階段の周囲は宗教的な意味のある場所だ。切り立った急斜面の上に立っている。斜面というよりも崖だ。崖の近くには水と森も感じる」
▼「とても気持ちが混乱していて頭の中がグルグルしているんだ。(ここで番組ナレーション『さおりさんは崖の上で混乱し、足を滑らせたという』)」
▼「待てよ、途中どこかで青いトラックが目に入った。運転している感じではない。だが、もし乗ったなら非常に遠くに行っただろうし、乗っていなければすぐ近くにいるだろう。重要な問題だが今のところはっきりわからない」
▼「彼女の声が聞こえる。単語の一部かもしれないが、こんな風に聞こえる。日本語で『so-to』という音だ。音として聞こえるんだ。彼女の声で。『(それは“そっと”“卒倒”、もしくは“外”なのか』とナレーション)」
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基本的には12月の放送と同じですが、いくつかの箇所は、この8月の放送のみ触れられ、12月の放送ではカットされています。
まずは「崖の近くには水と森も感じる」という透視。
自殺しているとした場合、遺体が8ヶ月以上見つかっていないことを考慮すれば、水中に沈んでいるか、人目につきにくい森や林の中にあることが考えられます。
そこでヨルゲンの透視を見ると、「水」と「森」の両方の可能性を挙げていますね。どちらか一方を断言しないあたりはさすが自称超能力者。抜かりがありません。
次は「とても気持ちが混乱していて頭の中がグルグルしているんだ。(ここで番組ナレーション『さおりさんは崖の上で混乱し、足を滑らせたという』)」の場面。
ここは12月の放送では全面カットです。死因は崖からの転落死ではなかったので、都合が悪かったのでしょう。
続いては、青いトラックについて、「もし乗ったなら非常に遠くに行っただろうし、乗っていなければすぐ近くにいるだろう」という透視。
これも12月の放送ではカットされたので、番組を見ると“青いトラックに乗った可能性”については言及していないかのように思えてしまいますが、実際はちゃっかり触れています。
万が一、地元以外の遠い場所で見つかったときのことを考えての布石ですね。遺体は見つかったが移動方法は不明だった場合、「青いトラックに乗って移動したのだ」と後からこじつけることができます。
さて、居場所についての透視は、この後、日本にいる さおりさんの家族と電話で連絡を取りながら行われ、ヨルゲンは“湖”に関する重要な透視を行うことになります。
彼は日本地図を広げると、「この方向に移動したと思う」「ここへ家族と出かけたことがあるか知りたい」として、自宅から20キロ離れた岩洞湖を指差します。(すかさず、ここで「青いトラックに乗って移動したのだろうか」とナレーションも入る 笑)
ただし、ここではまだ「はっきりしたことは分からない」などと断言を避けてボカしながら、直接、日本へ行って確かめたいと言い出します。そして場面は日本へ。
来日したヨルゲンは、すぐに岩洞湖へ向かいます。そして湖畔を歩きながら湖を確認すると、「感じるのは幸せな気持ちだけ。ここではない。彼女の思いは残っているが、彼女の姿はここには存在しない」と言って、ホテルに戻ってしまいます。
えーと、この場面ですが、実際に見てみると、ヨルゲンは現場を透視しているように見せつつ、ホントはただ単に現場が自殺できそうな場所かどうか確認しているだけのようにも見えました。
というのも、ヨルゲンは「崖」というキーワードを既に挙げており、彼としては、切り立った断崖絶壁のような場所から飛び込んで自殺できそうな場所があるか知りたかったのではないでしょうか。
しかし、実際にこの湖の湖畔を歩いている場面を見て気づくのは、周囲に崖っぽいのはあるけど、飛び込んで自殺できそうな高さのある場所は全然無いんですね。
だからヨルゲンが湖での自殺の可能性を指摘しつつ結局否定したのも、(自宅から遠いことと)現場を実際に見てみて、ここで自殺は無理っぽいと考えたからのようにも思えます。(「宗教的施設」などのキーワードについては適当にこじつけるか、無ければ放送でカットすればOK)
それと結局否定しても可能性として最初に湖のことを指摘しておけば、万が一、湖で遺体が見つかった場合に当たりをこじつけることができるので保険になりますね。
実際に12月の放送で行ったように「透視に自分の想像が混じってしまったのだ」とか言い訳すれば、否定したことも誤魔化せますし。(以下に続く)
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2007年01月09日
21:58
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4:
ウィザード
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続いてはホテルに戻っての場面です。
ヨルゲンは、次のように話し出します。
「頭がクラクラして、とても気分が悪い」
「落ちてる! ずっと落下している!」
「特にこの当たりが激しく痛むんだ」と後頭部を触る。
そして、「この辺も、落下した時に強くぶつけたようだ」と右半身を指差す。
読んでおわかりのように、ここでは転落死の可能性を強く指摘しています。
しかし12月の放送では、この場面は全面カットです。もちろん透視がハズれて都合が悪いからですね。
次にこの後ですが、ヨルゲンは さおりさんの家へ行き、両親に彼女の部屋を見せてほしいと言い出します。すぐさま部屋に入ると、机の上にあった一冊の童話を手に取り(右の画像)、今度はいきなり泣き出します。
そして彼が部屋を出て廊下を歩いていく背中をカメラが見送りながら、「何かに導かれるように家の外へ」とナレーションが入り、ヨルゲンは住宅街の道を歩き出して突然 透視を開始します。
さて、この場面ですが、実は「TVのチカラ」トピで、山本弘さんがメッセージ35にて不自然さを指摘している場面が、実はこの8月の放送では上のようになってるんです。
詳しく説明しますと、まず8月の放送では次のような順番で放送されていました。
(1) さおりさんの部屋でヨルゲンが泣き出す。
(2) 突然部屋を出て廊下を歩いていく後姿をカメラが見送る。
(3) 突然の出来事で後ろで見送っていたはずのカメラが、次の玄関からヨルゲンが
出てくるシーンでは前から待ち構えて撮っている。(8月の放送分でも、
山本弘さんのご指摘のようにヨルゲンに指示していたのでしょう)
(4) ヨルゲンを追うと外を歩き出して透視を開始。
(5) その後、透視を終えて家に戻ってきた彼は、両親に「さおりさんは
崖から転落して亡くなった」ことを告げて泣き出す。
しかしこれが12月の放送になると、(1)と(2)の場面がカットされ、最後のはずの(5)の場面が最初に放送され、その後に(3)→(4)と続きます。本当なら(5)と(3)の間には繋がりがないだけでなく、前後関係も逆なのにもかかわらず、12月の放送では「この収録中、ヨルゲンは何かを感じたのか、突然、無言のまま外に出た」ともっともらしくナレーションが入り、(5)の後にすぐ(3)の場面が続くかのように放送されます。
編集おそるべしです。(以下に続く)
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2007年01月09日
23:49
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5:
ウィザード
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家を出て、住宅街を歩き出したヨルゲンですが、ここで次のようなナレーションが入ります。
「彼は失踪者の見た風景を感じ取る能力に長けた特殊な超能力者」
もし本当に失踪者の見た風景を感じ取っているのなら、この後で大きな疑問が出てくるのですが、ここでは後回しにして先に進みます。
ここから先は青いトラックの場面まで基本的には12月の放送と同じ。細い道を歩いていき、途中で広場と小屋を見つけ、さらに大きい道に出るために進む途中で、青いトラック(清掃車)が複数駐車してあるのを見つけます。
この場面でのヨルゲン(真ん中の画像)は、けっこう嬉しそうにしてますが、実は“自分の右側15メートルのところに探している遺体がある”ことには全く気付いてません。見向きもしません。完全スルーです。
番組でも、この青いトラックの場面が放送されるのは、たったの25秒程度。12月の放送では、しつこいくらい青いトラックに関する話を放送してましたが、8月の放送ではさらりと流してしまいます。
さて、この後ですが、ヨルゲンは大通りである国道455号線に出ると、まずは左に曲がります。(右の画像)
そして途中の脇道に入ると、その道を上っていきますが、最後は行き止まりになってしまいます。ヨルゲンによれば「この場所に さおりさんは感じない」とのことであり、「崖」や「階段」といったキーワードに当てはまるものもないため、この日の透視による捜索は終わり、翌日に持ち越されます。(翌日は右方向を捜索)
しかし、この国道を左に曲がって歩き回った場面、12月の放送ではカットされています。このときの放送では8月には放送しなかった未公開映像として、「さおりさんの意識が混乱している」とか言いながら、国道を行ったり来たりするヨルゲンの姿が紹介されますが、最初に迷わず左に曲がって国道の左方面を捜し歩いたところは放送されませんでした。
私が思うに、ヨルゲンが後に国道に出たところで「さおりさんの意識が混乱している」とか言いながら国道を行ったり来たりしたのは、単に左右両方の道に、転落死による自殺ができそうな切り立った崖を捜し歩くための口実だったように見えました。
これは考えてみると結構おいしい口実で、自分には責任がないですし(混乱しているのは さおりさん)、あっちこっち普通に歩き回って捜すこともできます。
自称超能力者にとっては、いろいろと捜し回りたいときに使えるテクニックですね。そういえば、ゲイル・セントジョーンも使ってました。(以下に続く)
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2007年01月10日
00:53
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6:
ウィザード
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翌日は右方向を捜索します。しかしヨルゲンは途中で立ち止まったりして悩むのですが、「so-to」というキーワードと似た発音の地名が電柱に書かれているのをスタッフが見つけると、さらに先へ進んで歩き出します。
すると、「宗教的な意味のある場所」というキーワードに当てはまる寺を発見。8月の放送では、ここでちらっと寺の名前が書かれた看板が画面に映るのですが、確認したところ山本弘さんのご指摘のとおり、「松園寺」で間違いありませんでした。(左の画像)
番組では、このあと他のキーワードとの一致も次々見られます。
寺へと上っていく道は「曲がりくねった山道」。盛岡大仏もあり、それを見たヨルゲンは嬉しそうに「宗教的な場所」と言いながら頷き、さらに進むと「上に伸びる階段」も見つけます。
でもねー、この「上に伸びる階段」って、たった6段しかないんですよ(笑)。まあ階段であることは確かなんだけど、なんかセコイな~と思いました。それと大仏を見たヨルゲンが、自分の透視したキーワードである「宗教的な場所」と言いながら頷く場面なんですが、前回の投稿で紹介した「失踪者の見た風景を感じ取る能力に長けた特殊な超能力者」というナレーションのとおりだとするならば、明らかにおかしいですよね。
なんで失踪者が見た風景を感じ取っているハズなのに、「大仏」というとてもインパクトある風景について最初の透視では触れなかったのでしょうか。
名称がわからずとも、見たままの形を言えばいいですよね。「宗教的な意味のある場所」などとボカす理由がわかりません。(以下に続く)
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2007年01月10日
01:31
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7:
ウィザード
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このあと番組では、「山道は寺よりもさらに高い場所へと続く」「頂上には広場が」とナレーションが入り、ヨルゲンが山道をさらに上って頂上の広場を歩くシーンが見られます。(その後、頂上で崖を見つける)
このことから、最初の透視で言っていた「(宗教的な意味のある場所は)切り立った急斜面の上に立っている」というのはハズレであることは確定でしょう。切り立った急斜面の上には大仏も寺もなく、雑草が生えた単なる原っぱしかなかったんですから。
さて、番組のほうは、この崖を見つけた場面で、「そこまでには『水』以外の全てのキーワードがあった」とナレーションが入ります。
そして頂上で崖を見つけたヨルゲンのほうは、強く確信したのか、
「彼女をとても強く感じる。もう目の前にいる」
「見えたのはここに間違いない。この崖から落下したんだろう」
と断言します。ただし、この都合の悪すぎる断言シーンは、12月の放送ではカットされちゃってました。
「特にこの辺りを重点的に捜して欲しい」とか、スタッフにヨルゲンが指示する場面もあったのですが、もちろんそれもカット。
ちなみにこの後では、崖の上に立っているヨルゲンが突然泣き出す、というシーンもありました。同じようなことは12月の放送でもありましたが、どうやら「普通の人には見えないものが見えてしまう超能力者の悲しい宿命」みたいな感じを気取っているようです。
でも、君が泣いてるその場所には、さおりさんの遺体は無いんだけどなー。違う場所から見つかったことが分かっている現在から見ると、このシーンはかなり滑稽です。(以下に続く)
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2007年01月10日
11:46
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8:
山本弘
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ウィザードさん、ありがとうございます!
たぶん8月放送の内容とはかなり違ってるだろうなとは思ってましたが、ここまで違ってたとは驚きです。そーか、湖も探してたのか……。
ぜんぜん当たってない透視を「的中」しているかのように見せかける、これこそまさに「TVのチカラ」でありますな。
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2007年01月10日
12:20
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9:
ウィザード
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私は8月の放送を見てビックリしました。12月の放送では都合の悪そうな部分をほとんどカットしてるんですもの・・・
>ぜんぜん当たってない透視を「的中」しているかのように見せかける、
>これこそまさに「TVのチカラ」でありますな。
ホントまさに「TVのチカラ」ですね(笑)。編集とか見事です。
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2007年01月10日
12:30
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10:
ウィザード
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7の続きです。(これで最後)
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崖の上からの転落死を透視したヨルゲンは、ここで一度さおりさんの自宅へ戻って両親に透視結果を報告します。(これが上のメッセージ4で紹介した(5)のシーン)
そして両親とともに泣いたヨルゲン(ホントよく泣く)は、このあと帰国。
番組のほうでは、後日スタッフがヨルゲンの透視したポイントを捜索します。
最初の捜索では、細い道の途中にあった小屋で、さおりさんが睡眠薬と酒(両方とも失踪時に持ち出していた)を飲んだとヨルゲンが透視していたので、この小屋で酒が入っていたビンがないか捜します。でも手がかりになりそうなものは何も見つかりません。
そこで次は、ヨルゲンの透視の最重要ポイントである崖を捜索開始。
開始時点では、透視キーワードのうち、「水」に関するものだけが見つかってませんでした。でもテレチカに限らず超能力捜査番組全般に言えることですが、番組で最初に透視キーワードを挙げたら、“そのキーワードは後で必ず全部当てはまるものが見つかる”というお約束があります。
だから「水」に関するキーワードも、後で必ず見つけるだろうと予測できます。
そして、その予測は的中。崖の下を捜索していたスタッフが、わずかに水が流れる小さな沢を発見します。これで全部のキーワードが見つかりました。(上の画像はそのときのシーン)
しかし、ここでこの一連の流れを振り返り、8月の放送と12月の放送を比べてみると、重要なことがわかります。ヨルゲンが透視したとされるキーワードが、この2つの放送では少し違っているんです。以下で比較してみます。
【8月の放送でのキーワード】
細い道、曲がりくねった山道、階段、宗教的な場所、崖、水、青いトラック、
「so・to」という音
【12月の放送でのキーワード】
細い道、階段、宗教的な場所、崖、青いトラック、「so・to」という音
ご覧のとおり、12月の放送では「曲がりくねった山道」と「水」というキーワードが削られています。
最初のキーワードに関しては、寺の近くでは見つかりましたが、遺体発見現場や、そこまでの道で該当するものがありませんでした。(曲がりくねった山道なんてどこにでもありそうだからヨルゲンはキーワードに含めたと思いますが、現場付近やそこまでの道では残念ながら直線ばっかりだった)
そして次の「水」に関するキーワードは、8月の放送では最後にやっと小さな沢を発見できましたが、上と同じく遺体発見現場付近や、そこまでの場所で、こじつけられそうな川や池はありませんでした。
だから都合が悪いので12月の放送ではカットしたのでしょう。
ただし、本当なら「崖」に関する透視結果もカットしたかったのだと思いますが、これは8月の放送で最重要キーワードとして紹介してますし、大々的に捜索もしてますので、さすがに視聴者も多くは覚えてるでしょうからカットすることはできなかったのだと思われます。
しかしこうやって比べてみますと、上で書いた“透視したキーワードは後で必ず全部当てはまるものが見つかる”というお約束が大体いつも成立するのは、元々曖昧でどこにでもありそうなキーワードであることや、それを多少無理でもこじつけようとする超能力者と番組スタッフ、そして当てはめたりこじつけたりできなければ“編集でカットして放送では紹介しない”という最終的な手段を使っているからなんでしょうね。(ガブリエル・クロフツやローリー・マッコーリーの時もカットされてたことが後でわかりました)
さて8月の番組のほうですが、最新の金属探知機などを使いながら崖を捜索しますが、お約束どおり手がかりひとつ見つかりません。
実はゲイル・セントジョーンも、「ここで間違いない」と断言→大々的に捜索→お約束どおり見つからない、という失敗をやらかしていましたが、ヨルゲンも全く同じ失敗をしてしまったようです。(ただ番組では最後に、「今回の捜索では見つからなかったが、土砂が堆積している下に遺体が埋まっている可能性は残っている」と、「ヨルゲンの透視は完全にハズれたかどうかはわからないよ」といった感じでフォローはしてました)
長くなりましたが、これで私の2006年8月14日に放送されたヨルゲン・グスタフソンの透視内容の紹介&検証は終わりです。
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2007年01月10日
21:37
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11:
Hiroyuki
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山本弘さん、ウィザードさん、お疲れ様でした。
8月の分は私もチェックしていましたが、12月の分は、まだチェックしていませんでした。今出張中なので、帰ってからゆるゆるとチェックしていきたいと思っています。
昨年のアンビリバボーの生まれ変わり特集も気になるところがあるのですが、未だにチェックできません。
・・・がんばります。
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2007年01月11日
16:35
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12:
ウィザード
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>8月の分は私もチェックしていましたが
こちらですね。
http://www.h5.dion.ne.jp/~hirorin/tvchikara49.htm
8月の放送内容が紹介されているのは貴重なことだと思います。(見た人のほとんどは忘れてるでしょうから)
それとHiroyukiさんは12月の放送も録画されているとのことですので、ぜひ見比べてみてください。いろいろと違いがあって興味深いです。
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2007年01月13日
18:59
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13:
海江田
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私も昨年8月の放送を見てみました。
これは、私の推測ですが、ヨルゲンがスウェーデンで透視を行った時点
で、事前に地図を見てさおりさんの居場所を岩洞湖と特定していたのだと
思います。
スウェーデンのテレビ局より事前に情報を入手して、さおりさんの自宅
付近の地図を手に入れ、日本語の辞書も購入していたのでしょう。
スウェーデンでの透視後、スタッフが地図を渡したとき、何の迷いもなく
盛岡近辺を指さします。
これが超能力であれば、来日して現地を歩き回って迷うはずはありません。
地図には「崖」まで掲載していませんから。
キーワードの「日本語で『so-to』という音」ですが、地図を見ると
「外山」という地名が国道455線沿いに広く分布しています。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E141.16.9.1N39.46.27.6&ZM=6
そして、スタッフがヨルゲンに渡した地図に「外山」という文字が、
番組内でも映し出されています。
しかし、何故か「外山高原」という文字を即座に「岩洞湖」という字幕
で消しています。
スタッフは、番組では地図を渡す前に「so-to」というキーワードを
聞いているので、地図を見た時点で気が付くはずです。
少なくとも、「岩洞湖」という字幕を入れた時点で気づくはずです。
おそらく、前もって日本の地図を見ていることを視聴者に悟られない
為だと思います。
ヨルゲンは、来日後、最初に向かったのは岩洞湖でしたから、さおりさん
の居場所を岩洞湖と断定していたのは間違いないでしょう。
しかし、これはウィザードさんのご指摘通り、
「ヨルゲンは『崖』というキーワードを既に挙げており、彼としては、
切り立った断崖絶壁のような場所から飛び込んで自殺できそうな場所が
あるか知りたかったのではないでしょうか。
しかし、実際にこの湖の湖畔を歩いている場面を見て気づくのは、
周囲に崖っぽいのはあるけど、飛び込んで自殺できそうな高さのある
場所は全然無いんですね。」
全く同感です。
結局、ヨルゲンはスウェーデンで「崖からの転落死」と透視したため、
来日して「崖ありき」で歩き回ったということになります。
今回も透視失敗と言えるでしょう。
本物の透視能力者はなかなか見つかりませんね。
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2007年01月14日
11:56
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14:
ウィザード
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>キーワードの「日本語で『so-to』という音」ですが、地図を見ると
>「外山」という地名が国道455線沿いに広く分布しています。
海江田さんのご指摘を見て8月の放送を確認してみましたが、確かに画面に映った地図には「外山」と「外山高原」という地名が書いてありますね。
気になったのでさらに調べてみたところ、さおりさんの自宅から行けそうな湖(ダム、池)は、周囲に大きめのが4つ、小さめのが3つほどありました。
こちら↓の地図の真ん中にある赤い目印が自宅周辺。
http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E141.10.31.7N39.45.16.8&ZM=5&CI=R&OMAP=E141.10.31.7N39.45.16.8&SMAP=E141.10.31.7N39.45.16.8&SP=1&MS=1&KN=0&CTG=&CT=&CW=&u1=%2Fm%2Ecgi%3FMAP%5F%5FE141%2E10%2E31%2E7N39%2E45%2E16%2E8&s1=%B4%E4%BC%EA%B8%A9%C0%B9%B2%AC%BB%D4%BC%FE%CA%D5
この中でヨルゲンが選んだのは地図の右側にある岩洞湖ですが、他の湖や池に対し、この湖と途中にある外山ダムだけが高地にあります。また、岩洞湖は観光地として地元では有名で、ヨルゲンが事前に言っていた「家族で訪れたことがある場所」に当てはまる可能性も高そうです。このことから私の推測ですが、おそらく家族と訪れた可能性や崖からの転落死の可能性も考えて岩洞湖を選んだのかもしれません。
それと、この湖の透視とセットで「so・to」というキーワードを挙げておけば、途中にある「外山」、「外山高原」、「外山ダム」といった場所も透視に含めることができます。(実際、地図で指差したあとに家族に電話で確認するシーンで、岩洞湖の話題に移る前に、「so・to」というキーワードについて心当たりがないか聞いている)
こうやって考えてみると、このキーワードを挙げておくのはかなりお得ですね。岩洞湖も挙げておけば、2つの湖(ダム)を透視に含めますし、国道455線で向かう途中の高地一帯も含めることができます。かなり範囲が広がるんですねー。
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2007年01月15日
00:10
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16:
海江田
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>岩洞湖ですが、他の湖や池に対し、この湖と途中にある外山ダムだけが高地にあります。
なるほど。
「崖」をキーワードにした以上、数ある湖の中で高地の湖を選んだということですね。
ほんとは「so-to」ではなく、「gan」と言いたかったのですが、安全をみて、
外山高原、外山ダムを含めることができる「so-to」と言ったのでしょう。
結局、透視能力は「確率を上げる能力」ということになりますね。
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2007年01月15日
12:36
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17:
Hiroyuki
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ようやくビデオチェックが終了しました。サイトにもアップしましたが、皆さんの書かれているとおり、見事に「崖からの転落死」を隠蔽していますねえ。
こんなに見事に編集されているとは思いませんでした。やりますねえ、TVのチカラ。
そして、8月の透視と比較していて一つ気がついたことがあります。実は、ストックホルムでヨルゲン氏はおそらく自殺を考えていたのでしょうね、「彼女の居場所は、彼女にとって居心地の良い場所だ。家族と行ったところかもしれない」と発言しています。スタッフが電話で心当たりを聞き、岩洞湖は家族で行ったことがあると、お母さんから話を聞いています。そのあと来日していますから、岩洞湖へ行ったのは、そのような理由もあったのでしょう。
まあ、崖探しでもあったのでしょうけど。
http://www.h5.dion.ne.jp/~hirorin/tvchikara52.htm
こんな感じでまとめてみました。
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2007年01月15日
14:59
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18:
ウィザード
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Hiroyukiさん、お疲れ様です。
そういえば、「彼女の居場所は、彼女にとって居心地の良い場所だ。家族と行ったところかもしれない」との発言ですが、少なくとも遺体が発見された林は家族と行ったことがある場所ではなかったみたいですね。番組では何も言ってなかったので。
居心地が良いかどうかは、本人に聞いてみないとわかりませんが、亡くなってしまった人には聞けません。これはよく考えたらハズレにくいですね。
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2007年01月16日
22:25
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19:
Hiroyuki
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ウィザードさん、こんにちは。
いやあ、どうでしょうね。12月雪が降っている中、酒と薬があるにしろ、どう考えても居心地良いとは思えませんけどね。
あと、家族が行ったことのある場所、は、岩洞湖が外れてから一切スルーの方向になっていると思います。その後全くと言っていいほど出てきませんからね。そういうところで、番組サイドに不誠実さを感じるんですけど。
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